解説
新種族の幻想魔族が登場。
完結したアルバスの落胤のストーリーに続く新規のカードストーリーとして罪宝を巡るストーリーが登場。途中で始まったヴィサス=スタフロストも継続となった。
25周年の時期となる為レアリティに変更があり、プリズマティックシークレットレアはクォーターセンチュリーシークレットレアに切り替わっている。
また、基本パックに過去のアニメ出身カードが封入されるようになった。
主な出来事(加筆歓迎)
1年目(2023年 4月~2024年 3月)
原作強化枠の第一弾は5D's最終戦となるvsZ-ONE戦におけるリミットオーバー・アクセルシンクロ方面の強化。漫画ではなく本編の方の赤き竜やsp-シンクロパニックを再現するカードの登場した。
新種族となる幻想魔族も有翼幻獣キマイラのリメイクカードとなる為、こちらも原作強化枠の一つと言える。
また、夏から篝火など炎属性を強力にサポートするカードが続々と登場し、その一環で初となるOCGとマスターデュエル双方で同時実装となった賜炎の咎姫も登場した。
長編ストーリーテーマは新たな罪宝が登場。実質的には通常弾の2つ目から開始となった。
ヴィサス=スタフロストのストーリーは3弾目に「幾星霜」がエンディングカードとして一応の終了。
年明けからは遊戯王25年目の年となった。
遊戯王カードゲーム25周年を記念し2024年2月3日(土)、2月4日(日)に東京ドームにて開催されたイベント『遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY』では遊戯王カードゲーム25周年特別映像『Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES』が公開され、初の「OCGのキャラクターによるアニメ」として大きな盛り上がりを見せた。
年末箱のQUARTER CENTURY DUELIST BOXは例年のレアコレ枠のような手札誘発や高額カードの再録が目立ち、プレイヤー向けの内容に。
本命のレアコレ枠はQUARTER CENTURY CHRONICLE にside:UNITYとside:PRIDEの2種類が発売。シリアルコード付きの限定トークンが超低確率で封入されており、転売ヤーやコレクターによるボックスの死蔵を防ぐような仕様を施している。中身は200種×2の全てに25thシークレットレアが存在することから流通量(と闇鍋具合)が例年と比べても高く、そのおかげで数ヶ月たった後でも店によっては購入可能になっている。
なお、2月、3月と月を跨いで発売された為、この年度のみデッキビルドパックは1種しか登場しなかった。
2年目(2024年 4月~)
年度最初の原作強化枠はエクゾディア。「千年」通常モンスターのリメイクも兼ねており、どちらかといえばOCG要素の方に寄った内容とも取れる。
別枠としてⅣのギミック・パペットにはテーマカードのみで先攻1ターンキルが可能になる危険な強化カードが追加されて話題となった。
新規のストーリーカード(候補)は新たにデモンスミスが登場。様々なデッキに出張し、高い誘発貫通力から環境にも非常に大きな影響を与えており、日本選手権の入賞者の4人全員がデモンスミスを含んだデッキとなった。
関連カードが軒並み高騰して参入の難しいカードゲームになったかと思いきや、これまでの常識を覆す構築済みデッキのTACTICAL-TRYDECKが登場。灰流うららや増殖するGなどの手札誘発等の汎用カードが複数枚入っており、ストラクチャーデッキのように複数箱購入の必要がなく単品でデッキとして完成されたものが税込1100円というありえない価格帯で発売された事で遊戯王OCGそのものへの参入障壁が大きく下がった。
また、アルバスの落胤のストーリーカードが収録される『CompleteFile-白の物語-』が完全受注生産で販売、ドン・キホーテと遊戯王OCGの限定コラボグッズなど、OCGキャラクターに焦点を当てたものも続々と登場している。
3年目
12期中に強化されたマンガ/アニメテーマ
基本パック
デュエリストパック
ストラクチャーデッキ
コレクターズパック
・TERMINAL WORLD