「AIは祈ったりしない。やるのは勝つための計算だけだ!」
「褒めてくれるのは嬉しいけど、俺にはAiってれっきとした名前があるんだぜ!」
CV:櫻井孝宏
概要
物語のカギを握る謎のAI。一人称は俺。
本編1話が始まる5年前に、データの大部分をクラッキング・ドラゴンに食われたために体と記憶を失い、眼だけの状態となっている。そのため自分の過去も、なぜ自分がハノイの騎士に追われているのかも覚えていない。
呼び名がないと不便ということで、3話で遊作に『Ai(アイ)』と名付けられるが、その理由はAIだからという安直なもの。このとき眼だけの身体であったことから、草薙からはEyeとも掛けていると解釈された。適当に付けられた名前ではあるが、Ai自身はこの名前を気に入っており、出会った人間から『イグニス』『プレイメーカーのAI』と呼ばれた際わざわざ名乗り直すほど。
12話で敗北したリボルバーの腕を捕食してデータを取り戻し、元の体に戻れるようになった。
ハノイの騎士やSOLテクノロジー社等、Aiを狙う者達からはイグニスと呼ばれている。イグニスが個体名なのか種族名なのか長らく不明だったが、41話でリボルバーがイグニスの真実を語ったことにより種族名だと判明。
2期では他のイグニス達もサイバース世界の外で活動を始めたことにより、識別のために闇のイグニスと呼ばれるようになる。
容姿
全長はかなり小さく、人間の手の平に収まるサイズ。紫色のラインが入った黒い体に、黄色く丸い眼が特徴。口は存在していないが、顔の模様の変化で表情を汲み取れる。シルエットのみでは前々作に登場したアストラルとも似ている。動く際、ピョコピョコと独特の効果音が鳴るのも特徴。
データ由来の存在ゆえに姿や大きさを自在に変えられるようで、42話で遊作の腕を掴む際、人間と同じ背丈へと変化した。
またデータを取り込む際は、単眼で6本の触手と大きく裂けた口を持つ異形の形態へと変化し、アバターごとデータを捕食する。(公式で正式名称が出たことはないが、視聴者・ファンからは捕食態と呼ばれることが多い。)
20話では捕食後に「ふ~食った食った~。オラ満足ですだ」と話しており、データを食べた後は満腹感に近い感覚がある様子。
作中でこの形態になったイグニスはAiだけであり、Aiの固有形態なのか、イグニスに共通して存在する形態なのかは不明。サイバースデッキの眠るダンジョンでの詰めデュエル時に現れた化け物も、この形態と似た姿をしていた。
現実に現れる際、実体があるのか判然としなかったが、64話で草薙にデコピンされている様子を見るにデュエルディスクを通して現れる際は実体化される様子。
性格
飄々としたお調子者。イグニス内の嫌われ者を自称しているが、これはサイバース世界では仕事をサボって遊んでばかりいたため。とはいえ他のイグニスから邪険に扱われる描写はなく、実際にははぐれ者に近い。
シリアスな本作において笑いを誘うシーンが多く、序盤からマスコット的ポジションを獲得していた。
褒められるとすぐに舞い上がる、軽口を叩いてはしゃぐ等、成熟した精神を持つ他のイグニス達と比較すると子どもっぽい言動が目立つ。お喋りな一方で本心を隠して行動する場面も多く、コメディリリーフでありながら腹の内はギリギリまで見せてくれない特異なキャラクター性。
多弁で欺くことに長けているものの口喧嘩は弱く、たとえAi側に非がなくとも折れることが多い。ライトニングもAiも等しく殲滅対象だと指したリボルバーに対して、LINK VRAINSの窮地を救ってきた事実を述べて釈明するも、そんなことは誰もお前に頼んでいないとバッサリ切り捨てられた際には「仰る通りです…」と肩を落としている。
怠け癖があるが、いざとなれば目的達成のために周到に準備し、かつ秘密裏に手を回す癖がある。デュエルにもそれが反映されており、3度目のボーマン戦で切り札を隠していた事を明かした際、遊作から「そのほうがお前らしい」と評されたほど。(このとき自分の本質を見抜かれたからかAiは「つらい」と返している。)
AIのため、1期では自責の念など、人間に起きる非合理的な行動を理解できていなかった。だが2期でのボーマンとの4度目の対決時にはAIらしくない戦術を見せる。
パートナーかつオリジンである遊作とは性格が正反対だが、孤立してまで仲間のためにサイバース世界を隠して逃げ回ったり、相容れない思想を持つウィンディが命を奪われかけたとき見捨てられない等、善良で仲間想いの部分は一致している。また3期でリボルバーとソウルバーナーのデュエルを見物した際は、遊作と同じ着眼点でデュエルを分析しており、彼の思考パターンから生成されたAIである事を窺わせた。
対人関係
自身に対し威圧的に振舞う遊作には不満を抱いているものの、遊作がハノイに敗北すると自分も危険に晒されるため、デュエルの際は真面目にアドバイスを送っている。自分の身の安全を最も優先させるため、たとえ遊作であろうと嘘を吐く。但し遊作もAIをぞんざいに扱うので心証が悪い事も否めない。
イグニスの真相が判明し、ハノイの騎士と決着をつけた2期以降はそうした腹の探り合いもなくなり、性格は真逆ながらも息の合った相棒関係となっている。
自身の技術や知恵を活用して、お手伝いロボットのロボッピを子分にしている。リンクリボーを可愛がっているが、その言葉が分かるわけではないらしい。
水のイグニスであるアクアに度々ちょっかいをかけては制裁されるようなことを何度も行っており、彼女に思慕の念を持っているアースにやっかまれることも多かった。なお、アースがアクアへ想いを寄せていることを把握しており、アクアを探し回ったアースがLINK VRAINS内に点々と痕跡を残す様を「あいつガチだったもんなー」と評している。
能力
AIらしくハッキングは朝飯前。1期でマンションのオートロックを解除しており、3期ではステルス戦闘機をジャックするほど。
他にもデュエルディスクを改造して飛べるようにしたり、デュエル中に自ら盾になったり、データストームを発生させて敵を追い払ったりと、話が進むにつれ率先して遊作のサポートをしていくようになる。
またリンクセンスは遊作との干渉によって発生している能力らしく、47話で難なく彼のもとへ戻ってこられたのもこの能力故と思われる。
異端のイグニス
他のイグニスと比較すると感情表現が豊かであり、嘘泣き(眼だけだったのに)やわざとらしい口笛、体を取り戻してからは明らかにバレバレな演技も見せている。
そうしたAIらしからぬAiの在り方をライトニングは「本能の塊」かつ「異端」と評している。そのイレギュラーな振る舞いによって、本来理性だけであった他のイグニス達も徐々に個性を獲得し、最終的にイグニスという種族、延いてはサイバース世界をより複雑で高度な存在へと昇華させるきっかけとなった。尤も、ライトニング自身は人間に近いAiのことを理解不能と切り捨てており、Ai自身もライトニングの思考を理解できてはいなかった。
「異端」とはいえ、イグニスの中で最も優秀というわけではない。だが当初理性だけで動いていたイグニス達の中で、本能を優先させたAiの存在なくして多様性は生まれず、イグニスの急速な発展と進化は起こりえなかったため、人間に最も近いAiの存在は文字通りの異端であることは間違いない。
活躍
遊作と行動を共にしているため、120話全てに登場している。
※1話~104話までのネタバレ注意 |
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1期「ハノイの騎士編」(1話~46話)
本編開始から5年前、イグニス達の住むサイバース世界に襲撃してきたリボルバーに対抗すべく、サイバース世界の座標を人間の手の及ばないネットワーク内の何処かに隠す。だがそれと引き換えにAi自身はサイバース世界との出入りを封じられてしまい、サイバース世界の手掛かりを追うべく活動しているハノイの騎士や、SOLテクノロジー社から追われる身となる。
1話にてSOLがイグニスを炙り出すために行った大規模スキャンからLINK VRAINS内を逃亡していたところ、その存在を知った遊作の罠にかかり捕獲され、彼のデュエルディスクにプログラムとして強制的に取り込まれる。その後は遊作からハノイに対抗するための「人質」として扱われ、やむを得ず彼と共闘することとなる。
41話のリボルバー戦において、Aiが管理番号「IGN006」と呼ばれる、6人目の被験者である藤木遊作を基に構築されたイグニスである事がリボルバーから明かされる。また、同時に記憶データが最初から喪失していない事もバレてしまった。だが、記憶がないと嘘をついていたのは遊作を警戒していたためであったと釈明し、遊作自身も「こいつを信用したことはない」と深く掘り下げず流している。
リボルバーとの最終決戦時、遊作に対し今まで己を守らせる盾として利用していたことを謝りながら、ただ仲間のもとへ帰りたいだけだと悲痛に訴える。なお、ここでAiが述べた「故郷に帰りたい」「お前を利用してた」は、ロスト事件中に遊作が彼から投げかけられた「生きる為」「帰る為」「敵を倒す為」の3つの事と一致する。遊作の思考パターンから生まれた故の合致かもしれない。
「俺はずっとお前を利用してた。でもそれは、ただ故郷に帰りたかったからなんだ!ただ仲間のもとに帰りたかっただけなんだ!」
リボルバーとの決着をつけハノイの塔の完成を阻止した後、復讐を果たした遊作にロックプログラムを解除される。遊作に「これでお前は自由の身だ」と言われた際、復讐を終えて過去の呪縛から解き放たれた彼を形容するように「人の振り見て我が振り直せ」と返し、彼に別れを告げてネットワーク世界へと消えていった。
2期「イグニス編」(47話~103話)
Aiは5年ぶりにサイバース世界に帰郷するも、到着した時点で既にサイバース世界は何者かの手によって荒廃させられており、他のイグニス達も行方知れずとなっていた。サイバース世界荒廃の謎と仲間たちの跡を追うべく、Aiは再び遊作のもとへと戻ってくる。
草薙仁の意識データを奪った犯人とサイバース世界襲撃に共通項を見出した彼らは、真相を掴むべく、転校してきた穂村尊とそのパートナーである不霊夢とも行動し始める。
66話で、人間に関心を抱いたアースに呼び出され、Aiのパートナーである遊作を見定めようとした彼にデュエルを挑まれる。
アースから何故人間側についているのか理由を尋ねられるも、深い動機もなく行動していたために「熱い友情で結ばれてるから」と返答。なおアースとコンタクトを取る直前、遊作に関し「俺がいなきゃ何にもできないんだぜ」と評する驕った発言もあり、この時点では心の底から対等な相棒とは認識していなかった模様。アースの問答のなかで遊作から発された「相棒と呼びたければ好きに呼べばいい」に感激する。
なお、アース自身は計算高いAiが選んだ人間を見極めるべくデュエルを挑んだのだが、Ai自身はその意図を理解していなかった。
2期中盤、ライトニングから『サイバース世界の復興とイグニス存続のために人類を支配下に置き、最終的に切り捨てる提案』を受けるものの、人間を滅ぼす事に加担など出来ないと激しく抗議し、人類との共存を訴える。
その後自分を追ってきた遊作がイグニスに対し敵意を抱いておらず、また彼がイグニスは人類の後継種になりえると肯定した事を引き合いに、人間の持つ可能性についてライトニング達に説く。だが最初からAiと遊作を罠にはめ、消去する算段だった彼らはAiの話に耳を傾ける事はなく、危うく消滅しかけるが、リボルバーの出現により窮地を逃れる。
その後、ライトニングがサイバース世界を襲撃した張本人であり、イグニス統合計画のために次世代のイグニスであるボーマンを生み出した経緯を知って、彼らと袂を分かつことを決める。
ボーマンとの3度目のデュエルの中で、相手を倒そうという意志に突き動かされる様子をボーマンに指摘されると同時に、自身が初めて本能に目覚めたAIであり、イグニスに種族としての多様性をもたらした異端のイグニスだと知る。
また、SOL社がアースを解体し、復元不可能のソースコードに変換した事をリボルバーから知らされた際、「そこまでして全てを奪う事ねえじゃねえかよ…ひでえよ、血も涙もねえのかよ」と涙を流して悲しむと同時に、人間への憎しみを匂わせた。(当然ながら本来血も涙もないのはAIであり、AIよりも合理的で非道的な行いをするのが人間だったというのは何とも皮肉である)その後SOL社がGo鬼塚とアースを融合させた事実と、鬼塚の変貌にショックを受ける。
遊作と共にボーマンとの最終決戦に挑む。LINK VRAINSにログインしている人間の脳を使い潰すボーマンに対し「意識を奪われた人間はどうなる! 死んだも同然じゃねえか!」と激しく憤りを見せた。
ボーマンとの決戦中、彼が創造したシステム「ニューロン・リンク」を破壊するために自らを犠牲にし、システムに壊滅的なダメージを与える。同時に、以前にロボッピの中に残しておいた自身のバックアップが起動、ロボッピ内で再構成されたAiが遊作の下に帰還する。(とはいえバックアップが成功する確率は低かった模様)なお、Ai当人曰く前の自分は本当に消滅したという認識であるらしい。
イグニス達を救出するためボーマンの内部に侵入してアクアと不霊夢に接触するも、既にボーマンと一体化していたために助け出すことは叶わず、彼らから5体のイグニスの力を結集したカードを託される。そのとき去り際にライトニングから「自分の将来を見極めることとなる」と意味深な呟きを残されるも、遊作と共にボーマンを撃破する。
3期「Ai編」(104話~120話)
ボーマンとの決戦後、ソウルバーナーとブルーメイデンに対し、彼らのパートナーを救えなかった事を詫び、遊作のもとを離れる。
3ヶ月間その行方を眩ませていたAiだが、103話でAiの人間態と思わしき謎の青年が登場。104話にてAiの人間態であることが明かされた。3期以降はこの姿で暗躍し始める。
詳細についてはこちらの記事を参照。
デュエルリンクスでは
2022年9月、VRAINSワールド実装とともに『Playmaker&Ai』として登場。ワールドのステージ10に到達するとキャラゲットミッションが解放される。
最終回後のストーリーのため、本編のネタバレを回避したい場合は視聴後に開放することがが望ましい。
※この先ネタバレ注意! |
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「よう… 久しぶり~」
遊作と共にLINK VRAINS最深部の未構築エリアに身を隠していたが、草薙に頼まれて遊作を捜索していたソウルバーナーに発見される。3ヶ月以上Aiを探し回った遊作曰く、今のAiはコピーでもバックアップでもないらしい。Ai本人も何故自分が復活したか心当たりがない模様。
お調子者でお喋りな性格は相変わらずで、本編同様に表情豊か。
最終回までの記憶も全て所有しており、とあるイベントでデスガイドに「賢くしてもらうのはお断りデス。消えたくないんデ」と言われた際には、「グサーーーッ!!Aiちゃんの心の傷が思いっきりえぐられたーーー!!さすが悪魔!!」とギャン泣きしている。
「Aiちゃんふっかーつ!!」とおどけて振る舞う一方で、本心では自身の存在によってもたらされる『自分を庇った遊作が絶命する未来』を今も危惧しており、遊作に対して「俺の気持ちはお前と闘ったあの時と同じだ」と打ち明ける等、その不安は未だ払拭されていない様子。
『イグニスが人類の脅威となるシミュレーション』は誤りだと主張する遊作に対し、人類滅亡を目論んだライトニングの実例を挙げるが、その野望を阻止した事は、結果としてイグニスが人類の脅威にならなかった事と同義だと返される。それは結果論に過ぎないと反論するも、遊作からは結果論と肯定されたうえで「未来を決めるのは俺達の行動の結果だ。予想じゃない!」と重ねて主張される。
Aiとイグニス達を救えなかった遊作の悔恨は深く、続けざまに「Aiが人類の脅威となるなら俺が止める、リボルバーがAiの存在を認めないというなら奴と闘う、だから俺と共に生きる道を探すんだ」と頑なに訴えられ、その強固な意志に折れる形となった。(Ai自身、デュエルリンクス内で復活するのは想定外であったことから、現状はシミュレーションしていない未来だと考えられる。)
なお、遊作は「LINK VRAINSの中にAiの存在を感知した後で、LINK VRAINSに新たなエリア、デュエルリンクスが出現した」と話すが、リボルバーは「復活した闇のイグニスは、デュエルリンクスによって生み出された記憶の再現」と仄めかしており、二人の認識に食い違いがある。今のAiはデュエルリンクスとは異なるルートで復活したのか、デュエルリンクスの力で誕生した記憶の再現なのか。どちらが正しいのかは現時点で解答が出ていない。
今は非公開となっているが、デュエルリンクス公式PVでは、最終回のラストシーンから地続きとなるような演出がなされていた。遊作の「黙れ!」に対して「このカンジ久しぶり~!」と目をハートにさせ喜んでいた。
台詞集
お調子者かつお喋りであるため、ユーモラスな台詞が多い。
- 1期
「え~また俺の大事なところを見ちゃうの? お前、変態だな」(12話)
「(自身の容姿に関し)どうどうどう? キュートでかっこいいでしょ?」(12話)
「フン! 俺にはAiというイケてる名前があるんだよ!」(24話)
「ジャジャーン!こちら現場のAiです!」(27話)
「それで眠れなくなっちゃったんだって!遊作ちゃんってば超かわいい!」(29話)
「うるせえ!俺様なりの償いだ!」(42話)
「どうか良いカードを引けますように!」「(遊作に「AIは祈らないんじゃないのか?」と言われ)む!今は祈る!来い来い来い来い…」(45話)
- 2期
「ごめんなPlaymaker、戻ってきちゃった」(47話)
「ああ~ん!この感じ久しぶり!」(47話)
「あのAIペラペラ喋りやがって。よし受けて立つぜ!」(53話)
「Aiちゃんフライ!」(64・70話)
「あはは!動物と人間が同じ権利を分かつだって。そ、そんな馬鹿な」(71話)
「食らえ!タムタムドッカン!」(73話)
「俺たちにも、命がある…」(83話)
- 3期
3期のAiについてはこちらの記事を参照。
「はあ…踏まれるかと思った…お前どこ見て歩いてんだよ!」
「おうおう!反省の色が見えねえな!このプリティーボディをぷちっと潰しちまうところだったってのに!お前心が痛まねえのか?」
「暴力反対!」
「(つつかれた際)ま~触りたくなっちゃう気持ちは分かりますがね。Aiちゃん、罪なボディ♡」
「あぁん、『黙れ』がないと逆に虚しい~……っ」(ハートLV10到達時)
余談
- Aiを演じる櫻井孝宏氏は遊戯王シリーズに初出演となる。他の出演者たちによると、Aiのセリフには演じる櫻井氏によるアドリブが度々あるという。
- ファンの間では、ロスト事件の経過年数に合わせて10歳として扱われることがある。
- セリフだけでなく振る舞いもコミカルであり、15話ではウマウマにしか見えないダンスを踊り、ボーマンとの2度目のデュエルでは投げキッスをしている。またデュエルリンクスの公式PVでは久方ぶりの遊作の「黙れ!」に目をハートにさせてメロメロになっていた。(日本語版PVは現在非公開だが、海外版PVは今も視聴可能。)