よぉ、M16だよ。
ミッションなら私に任せときな!
概要
ドールズフロントラインに登場する戦術人形。
ベトナム戦争で用いられたアメリカ合衆国のライフル『M16A1』がモチーフ。
AR小隊のメンバーの中では、最後に合流する。
銃種 | アサルトライフル(AR) |
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レアリティ | ★★★★(EPOCHAL) |
CV | 山根希美 |
イラストレーター | 海猫络合物 |
民間軍事会社「グリフィン」所属のAR小隊のメンバーで、チームの長姉的な存在。
戦闘経験豊富なベテランで頼りになる一方で、私生活はいい加減で大酒呑みの酔っ払い。
妹であるM4A1を非常に可愛がっており、戦闘中も常に気にかけている。
かつては国家保安局に配属されていたことがあるらしい。
理由は不明だが、顔の傷を修復せずに残している。
(アニメ版『ドールズフロントライン』公式サイト内のキャラクター紹介より)
キャラクター像
外見
腰まであるロングヘアーを三つ編みにしてまとめており、正面から見て前髪左側の一部と左側横髪の一部を黄色に染めている。
隻眼で右目には大きな傷が確認でき、眼帯をしているが眼帯にMGS4の『ソリッドアイ』の様な機能が付いてる可能性がある。
M4A1やM4 SOPMODⅡの様にスカルスカーフは首元に巻かず右手に巻いており、イヤーマフ(MSA Sordin Supreme)を装備している。
黒地の黄色のラインが入った前開きパーカーと黄色のベルクロ付きワイシャツと、もう一枚ワイシャツを着込んでおり、損傷絵ではインナーにランニングシャツを着用している事が分かる。
黒ネクタイを着用し同色のスカートに左足は着崩れたニーハイ、右足にはニーパッドを着用している。
所持銃はモチーフとなったM16A1、アタッチメントは一切着いておらずスタンダードなM16A1を使用している。
もっともM16A1にアタッチメントを取り付けれる場所は殆ど無いが。
ちなみにこのキャラの持ってる銃が、M16A1でないことがなぜか多い。
立ち絵ではM16A1を持っているのだが、SDキャラの銃はM4A1。
また、一部のイベントシーンでは、空軍用初期型M16とM16A4を使用している。
ドルフロアンソロジーにおいては、M203付きのM16A4を使用している。
公式漫画人形之歌では、M16A4にA1のハンドガードを装着したものを使用している。
ただしこれは指摘によって、作者自らが修正を施している。
本国で追加されたEXPOスキンにおいては、M16A2アッパーのA1になっている。
またSDは鉄血M16はA1であったにもかかわらず、M4A1に戻っている。
もう一つの所持品であるガンケースのような物は、現時点での用途は不明だが、後々のストーリーで明らかになってくる。
ネタバレになるため簡単に説明すると『指揮官の認証で発動する相当やばい兵器』。
決して盾として使ってはいけない……と言いたいところだが公式コミックでは案の定盾として使われていた。
この設定は後から作られたもののようで、設定資料集でのイラストレーターのコメントでは、中にはオプションのパーツが入っているただのガンケースということになっていた。
右目がつぶれてるため、左利きの可能性があるが漫画版では両利きと言及されている。
人物像
戦術人形として歴は長く、彼女と合流する際に敵のボスを単身で破壊する程の実力者である。
AR小隊では隊長の座をM4A1に譲っているが、豊富な経験を活かして小隊の切込みや補佐をしている姉御肌。
M4A1からはその経験の豊富さや自身から見て、姉に当たる銃になるため「M16姉さん」と呼ばれている。
実生活では究極の飲ん兵衛、事ある毎に酒を要求してくる。
自身でも趣味はジャックダニエルと公言しているが、ビールにも言及がある程の酒好き。
ちなみにディビジョンコラボにてジャックと思わしきお酒がケーキの様な好感度を上げるアイテムとして追加されたが、名称は「JAKE DANIEL」であった(商標的に仕方ないが。)。
404小隊の416とは、AR小隊以前から関係が有り(国家保安局時代から)、M16A1と416の環境差に羨望と嫉妬からしょっちゅう噛み付かれている。
性能
特殊な性能を持つAR小隊で例にも漏れず独自の性能を持っており、スキルは基本サブマシンガン(SMG)が持つ閃光手榴弾、装備枠にアタッチメント枠が無く代わりに人形装備を二種類、内片方にはショットガン用の防弾ベストを装備可能。
陣形範囲はキーパット基準2389とやや変則的で、陣形効果もSMGに火力上昇10%、回避上昇12%とこちらは控えめ。
AR人形ではあるが体力の多さと上記の装備スロットから、回避と装甲の両立付与によりサブタンクとして活躍出来る。
また後半のレベリングでは十分な装備を揃えて前衛に置き、全ての攻撃を引き付けて周回するという荒業をやってのけるためレベリングの際の盾役を担ってくれる。
しかしながら建造やドロップが無いため編成拡大には代用コアが必須であり、レベリングのタンク役として活躍させるまでに育成するのはやや難度が高い。
2019年11月のアップデートである程度強化済みの状態で加入するため、負担は軽減された。
また前述の通りアタッチメント枠が無く夜戦装備が装備出来ない為、夜戦での運用は不可。
そのため通常戦やレベリングのタンク役としての運用がメインとなる。
夜戦6-4でM16専用装備『特殊戦術機動装甲』を一定確率で獲得可能、レベリングの盾役としての性能と役割によりいっそう磨きがかかった。
その分、需要が増えて過労死寸前に陥ったとか。(だが逆に言えばチームみんなを育ててくれる育ての母と言える。労ってあげよう。)
実銃
冷戦時代に米陸海軍で採用され、その時代の名称は「XM16E1」であり後々改良を加え「M16A1」に改名される、その色から通称「ブラックライフル」と呼ばれる。
注意するべき点は「M16」と「M16A1」とでは多少形状が違う事。
そのため一重に「M16」と言っても派生銃である「M4カービン」と同様に、様々な種類がある点には留意されたい。
余談
・M16のイラストレーターの海猫络合物氏は、小島監督作品の大ファンであり、MGS3のネイキッド・スネークがモチーフになった説が色濃く、本人もそのパロディイラストを投稿しており、後にそのイラストはガイド機能の一つで使われている。
・WA2000や反逆小隊を担当している多元菌氏が目がつぶれていないFSB時代?のショートヘアのM16のイラストを描いてるが、これは菌氏の二次創作であり公式では一切登場しておらず、本編で描かれた過去編でも現在の姿で目がある状態だった。
ショートアニメ
ショートアニメ「癒し篇」のオープニングでは「ドールズフロントライン」の「ロン」で登場。どうやら麻雀もできるらしくドヤ顔をしていた。
第1話ではケーキを巡る大人げない争いに巻き込まれ、416から大量のフォークを投げつけられていたが、負傷することはなかった様子。
ちなみにSOPMODジュニアは鉄血の残骸から作られたのだが、一人だけ明らかにドン引きしていた。
その辺は趣味が合わない様子。
基本、ツッコミ担当…に見えるが、結構な頻度でボケる。
M16A1「結局盾として使うのか!?」
ちなみにショートアニメでのM16A1も銃が安定しないように、キャラデザも安定していない。
一方「狂乱篇」では第5話から登場。
おかしな雰囲気のM4A1とエージェントに仲間たちがおかしな反応を返す中、一人ブチ切れて乱入。
エージェントを一発で画面外に吹っ飛ばした。
M4A1も地面にぶつかり、鼻血を垂らすという女の子にあるまじき姿に(もっとも、当のM4A1自身も鼻提灯を垂らして爆睡したりエージェントに思いっきり吹き出して彼女を目も当てられない姿にしてしまうなど、とても女の子らしい姿を見せていたとは言えないが)…
さらに、日本版にしかない追加スタッフロールでは、M4A1の周りをぐるぐると回転しながら周回し、敵を弾き飛ばすというシュールなアニメが見られる(当のM4A1は完全な無表情)。
第8話では404小隊の居場所がわからず、周りに高いものがないからとジュピターの上へとよじ登り404小隊を驚愕させた(G11以外)。
その後ジュピターから落っこちたらしく、負傷してなぜかM4A1柄の布団を被って寝ていたが、着任してきたRO635にメガホンで叩き起こされている。
癒し篇2でも登場。
M4を捕まえようとする鉄血のスケアクロウとエクスキューショナー、ハンターを一人で撃退した。
1のOP同様に麻雀をしているが相当強くUMP45、UMP9、416を撃沈させている。
『特異点』イベント以降の動向(ネタバレ注意!)
Pixiv内、または検索エンジンでの検索で見つかる彼女。
この姿は「特異点」イベントで日本版にも実装され、鉄血に鞍替えして登場した。
『秩序乱流』イベントでのSOPMODIIの発言では、識別信号も鉄血になっているらしい。
彼女もまたAR-15同様に「傘」に感染した描写があるのだが、どうして髪の毛の色まで変えたのかは謎。
気分の問題なんだろうか。
一応、記憶そのものは消えておらず後述の行動からも、完全に敵対する意図があるわけでもないらしい。
今後のストーリーで、その真相の一端が推察できるかもしれない。
このM16、最初のステージでいきなり出現する為、驚いた指揮官も多かったと思われる。
ちなみにプレイヤー部隊は出撃できるが戦闘に参加することはできないようになっていて、参加できるのはM4A1だけ。
しかも完全な負け戦闘になるよう設定されている。
簡単に言えばイベント観賞用。
ランキングステージなどでも登場し、やる気のないスキル名とは裏腹に殺意に満ちた攻撃が飛んでくる。
なお、M4A1と再会する前に何をしていたのかは『秩序乱流』イベントで明かされていて、行動不能になっていたSOPMODIIを遠隔操作で再起動させ行動可能にし、進むべきポイントの座標を送ってサポートを行っている。
なお、敵に回るのはあくまでもストーリー上の話なので、一時消息不明になるAR-15などと同じくプレイヤーの元から離脱してしまうことはない。
また、鉄血に鞍替えした後のイベントである『秩序乱流』では、M16を出撃させると能力に補正がかかるマップがある。