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Pokemon_Uranium

ぽけもんうらにうむ

「Pokemon Uranium」とは、Involuntary-Twitchによって制作された非公式ゲームである。
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概要編集

公式がやったら罰を喰らいそうな「核」をベースとした、PC専用のファンゲーム。2016年初リリース。

「改造」というが、この作品の凄いところはなんとRPGツクールを用いてゲームシステムを1から作っていることである。それだけに制作にかかった時間は9年。当初は他改造ゲームのような第3世代ROMハック式のスタイルだったが、開発を重ねるうちに第5世代のPC式に進化した。

ところがこのリリース後、任天堂の米国法人Nintendo of Americaの担当弁護士から著作権侵害の警告を繰り返し通達されたらしく、止む無くリリースを中止することになった。これにより、一部のポケモンが未実装で終わっている。



舞台編集

舞台はタンドル地方

大陸の一部である「西タンドル」と諸島からなる「東タンドル」に分かれ、およそ200種類のポケモンが暮らしている。

漁業、林業、農業など沢山の産業が栄え、人々の生活は主に「原子力発電」により支えられている。


環境の維持や、地方に点在する悪を取り締まる「タンドル・レンジャー・ユニオン」が活動している。


登場人物編集

  • ヴィトル/ナタリー/プルート

今作の主人公。


  • バンボー博士

今作のポケモン博士。


  • テオ・カイン

今作のライバル枠にあたる。物語が始まる頃は自己中心的な性格で、バトルは勝つことしか考えていない。主人公とバトルを重ねるたび、バトルの大事なことに気付いていく。


  • ケリン

主人公の父で、タンドル・レンジャー・ユニオンの所長。原子力発電所事故の謎と共に、行方不明になったルシルを追っている。


  • ルシル

主人公の母。原子力発電所の研究員を務めていたが、勤務先で大爆発が発生し生死不明となっている。


  • カメロン・カイン

テオの父。テオも認める凄腕トレーナーだったが、電気技師になるため引退した。ルシルと協働したことがある。


ジムリーダー編集

  • マリア

ノーマルタイプの使い手。

タンドル地方の元チャンピオン。未だに過激ファンが残っているほど人気。


  • ダヴァン

じめんタイプの使い手。

幼少期から洞窟とともに過ごし、洞窟を愛してやまない。


  • カリ

みずタイプの使い手。

ライフガードがまだいなかったとき、一人でビーチに出かけたところ砂に引きずり込まれそうになるが、Brainoarによって助けられる。この経験から、ポケモントレーナー兼ライフガードになることを決意した。


  • シェルドン

はがねタイプの使い手。

信仰力の強いヴィノヴィルタウンでは珍しく科学派で、神話をあり得るものでないと見下している。


  • ティコ

ほのおタイプの使い手。

アマツリーに代々伝わる伝統の踊り子の一人。


  • ロザリンド

エスパータイプの使い手。

女子禁制の劇場に男装して乗り込み、後に女性であることを告白すると観客から大歓声が上がったという快挙をなしている。


  • ヴァエリン

ドラゴンタイプの使い手。

挑戦者に数々の試練を与え、メガシンカに必要な"心"を教える。


  • ヒナタ/カイト

くさタイプあくタイプの使い手で、夫婦。

ジムリーダと同時に、住職である。


悪の組織編集

今回は「~団」とつく悪の組織はない。


  • キュリー

身体全体をハザードスーツで覆っており、正体不明。放射能を浴びたポケモンを使って世界を核に染めようと企んでいる。本作のキーキャラクター。


  • ラークスパー博士

とある人物と共に「プロジェクト92」を進めていた人物。生態系を壊すと警戒されているGarlikidを捕獲していた。

目的達成のためならいかなる手段も躊躇しない非情な性格。


システム編集

ヌクレアタイプ編集

本作のベースにある通り、オリジナルのタイプ"ヌクレア"が追加される。ヌクレアタイプの相性は以下の通り。


  • ヌクレアタイプの技はヌクレアタイプとはがねタイプにいまひとつ、それ以外はばつぐん
  • ヌクレアタイプ以外の技はヌクレアタイプにばつぐん

ダークポケモンに似て、殆どの複合タイプに脅威を与える一方、撃たれ弱いという欠点がある。


ヌクレアタイプを持つポケモンは以下の2つに分けられる。

  • ヌクレアのすがた
    • 平和に暮らしていた普通のポケモンが、過剰な放射能を浴びた結果凶暴化したリージョンフォームと違い、通常の姿から変化している。
    • 凶暴化とはあるが自制心が失われたわけではなく、とある人物の命令でトレーナーらを破壊しようと動いているらしい。
    • ゲットした直後は「ほうしゃのう」状態であり、なつき度に関係なくトレーナーの命令を聞かないことがある。この状態はあるイベントの後で浄化することができる。

また覚えているヌクレア技は「特別な技」として分類されている。ゲット後にヌクレア技を覚えていないポケモンはヌクレア技を覚えられない。

  • 一般のポケモン
    • こちらは元からヌクレアタイプを持っているポケモン。「ほうしゃのう」状態ではなく、レベルアップでヌクレア技を覚えられる。
    • 間違えられやすいが、むし・ヌクレアのGeigeroachは放射能の環境に適応した姿なのでこちらに当たる。イーブイの進化形であるNucleonも進化しただけなので一般である。

新しい形のポケモン編集

今作には公式にはありそうでなかった要素をいくつか採用している。

バトルに独自性を出すため、御三家の進化形はなんと1段階のみ進化前から複合タイプがある

そして本編に毎回登場していたピカチュウは、この地方にはいない

又、第6世代以前にはなかったタイプの組み合わせがいくつか登場している。


既存ポケモンの進化編集

タンドルには他の地方には見られない、新しい進化形を取得している。


メガシンカ編集

今作にはメガシンカが踏襲されている。御三家ポケモンに適用されているほか、公式にはない今作限定のメガストーンが存在する。


GTS編集

従来のGTSと同じく、リクエストによる交換ができる。


ワンダートレード編集

ボックスから任意のポケモンを選ぶと、ネット上の誰かのポケモンと交換できる通信交換。


ランクバトル編集

プレイ人口が少ないと予想される今作では、バーチャルトレーナーによる対戦方式を採用している。オンラインIDの作成とパーティーの決定により、誰かとマッチした場合AIが自動的に対戦相手となってくれる。これにより入れ違いによる対戦の不可能を解決できる。


ふしぎなおくりもの編集

ふしぎなおくりもので特別な姿&特別な技のポケモンが貰える。尚、このシステムについては、公開が中止された以降も続いているので、今後の登場に期待しよう。


オンラインロビー編集

他のプレイヤーと直接やり取りすることができ、交換及びバトルも可能。

現在使用不可能である。


環境について編集

グラフィックは第5世代ベースだが、ポケモン、タイプ及び技のデータは第6世代までを基準としている。第7世代以降の要素は登場しない。


公式からの鳴き声の流用編集

幾つかのポケモンは原作からのSEが流用されている。但し、これは音源が枯渇していたかららしく、オリジナルの鳴き声が完成されたときに入れ替えている。


余談編集

タンドル地方のモチーフはブラジルではないかと考えられる。ただ、開発が進んでいた2013年ブラジルの原子力エネルギーの消費量は世界平均以下である。


世間を騒がせたゲームではあるが、実はこの作品、いくつかの要素で預言をしている

  • サニーゴに追加進化がある(今作では原種がCorsoreefに進化するという設定だが、第8世代になり亜種サニゴーンに進化している)
  • むし・こおり複合の蛾ポケモン(今作でColarva→Frosulo→Frosthraという蛾ポケモンが登場しているが、第8世代でユキハミモスノウというモチーフとタイプが全く同じ系統がある)
  • むし・みず複合の蜘蛛ポケモン(上記と同じく、今作でSponee→Sponareeの系統に全く同じであるシズクモオニシズクモ)

関連タグ編集

改造ポケモン 原子力


公式サイトおよびオンライン

http://uranium.amibu.net/index.html

ダウンロードおよび攻略(プレイは自己責任で!)

https://pokemon-uranium.fandom.com/wiki/Main_Page

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