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W

だぶりゅー

アルファベットの23番目。本項ではネットスラングにおける「w」についても説明する。
目次 [非表示]

概要編集

Vを2つ合成することで作られたアルファベット

かつてラテン文字には存在せず、ワ行の発音はVで示していたが、「w」と「v」の発音を区別するゲルマン系の言語に対応するために誕生した。

古代のラテン文字にはUもなく、ウ段の発音もVで示していた。JもなくIを兼用していたため、「JULIUS」(ユリウス)は古代風に表記すると「IVLIVS」になる。

多くの欧州言語では「2つのV」という意味で、英語では(VとUの区別がなかった時代の名残で)「2つのU」(ダブル・ユー→ダブリュー)とされている。ドイツ語では「ヴェー」で、「w」の発音が廃れたため、発音は英語などの「V」に近くなる。


ピクシブ百科事典の記事名は大文字と小文字を区別しないので、下記のWをwに変えても同じ記事に辿り着く。


曖昧さ回避編集

一般編集


商標名編集

  • カワサキから発売されているネオクラシック系大型二輪車「W800」シリーズ。メグロをルーツに持ち、中断時期を含めれば50年以上の歴史を持つ。

実在の人物・団体編集


作品名編集



架空のキャラクター編集


w(ネットスラング)編集

「笑う」をローマ字にした頭文字「W」が由来。


発祥については諸説あるが、伝聞の域を出ない。特に有名なのは1997年のネットゲーム『Diablo』が日本語に対応せず、会話する際、文末に(笑)と添えたいときに「(warai)」をタイプし、さらに手間を省くため、簡略化して「w」1文字で表現するようになり、やがて掲示板などを介して日本全国に広まった、とする説である。


この連続する「W」が草(というか雑草)が生えているように見えることから更に転じて、「」にも「笑う」という意味が加わった。発展・派生して草不可避草生えるといった言い回しをするケースもある。

ネットと笑いの歴史の詳細は「(笑)」を参照。


更に「wwww」と何個か連続させることで笑う(面白い)様を強調することもある。

なお「W」と「草」の使い分け自体は特にないが、動画サイトの仕様によっては連続する「W」の表記のコメントが荒らし系統とみなされて規制される場合がある。

対話する相手によっては非礼にならないよう使用には注意を要する。



Pixiv内でも、「あるあるw」「ねーよw」など、単体でも普通に用いられるタグに付属して笑いを表すタグがいくつか存在する。


他にも、wが単体でタグとして用いられ、何個か連続させることにより笑いを表している。

現在、最長でwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(30個)のタグの入ったイラストが確認されている。



国語辞典に載ったのは2013年末からで、三省堂国語辞典第七版にて、「W(ダブリュー)」の項に語義区分が設けられてネットスラングの笑いの意味が追加された。

デジタル大辞泉に載っているのはもちろん、書籍版でも、三省堂現代新国語辞典大辞林明鏡国語辞典例解新国語辞典には「ダブリュー」の項目または巻末の英語略語一覧の「W」の項目でその意味が載っている。その意味を載せるのは新語の収録に積極的なものが多い。


関連タグ編集

アルファベット

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