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シンケンジャー

しんけんじゃー

『侍戦隊シンケンジャー』の略称。本項では、同作に登場するヒーローチームについて記述する。
目次 [非表示]

「ショドウフォン!」「スシチェンジャー!」

『一筆奏上!』「一貫献上!」


「シンケンレッド、志葉丈瑠!」

「同じくブルー、池波流ノ介!」

「同じくピンク、白石茉子!」

「同じくグリーン、谷千明!」

「同じくイエロー、花織ことは!」

「同じくゴールド、梅盛源太!」


「天下御免の侍戦隊!」

『シンケンジャー、参る!』


曖昧さ回避編集

  1. 2009-2010年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズの第33作目→侍戦隊シンケンジャー
  2. 1に登場する変身ヒーロー、変身ヒロイン達の名称。本項にて説明。

詳細編集

300年以上昔から外道衆と戦ってきた侍の一族・志葉家の当主と、4つの家臣団(池波家白石家谷家花織家)から1人ずつ選ばれた侍4人が変身する、33番目のスーパー戦隊


シンケンジャーは志葉家あってこそであり、志葉家の下にシンケンジャーがある。

そのため、本記事も志葉家の子記事である。


「侍」を冠する戦隊だけあって、それぞれ異なる個人武器を所持してはいるものの基本はメンバー全員が刀による戦闘をメインとしている。また、書いた文字を具現化するモヂカラという特殊能力を使用できるのも特徴の1つ。

その戦闘能力は、陸軍三個師団以上の兵力に相当するとされる。

志葉家=シンケンジャーの活動は日本政府公認であり、ある種の治外法権が認められている。巨大兵器である折神=侍巨人の保有が黙認されているのも、戦い(特に巨大戦)の被害によって志葉家へ損害賠償が請求されるような事態が発生しないのもそのためである。


先述の通り300年の歴史があり、各家の人間はシンケンジャーとなるための修行を修めてきた。

基本的には長子がその役目を負うが、ことはのように、長子が何らかの理由で役割を果たせない場合は、別の血縁者にその役割が回ってくる。


先代シンケンジャーによって外道衆が封印されてからは解散状態になっており、第1話で招集がかかるまで、丈瑠以外は一般人として暮らしていた。


日常編集

第1話で招集されてからは、全員志葉家の屋敷で生活している。刀の訓練やモジカラの稽古など厳格に時間が決められており、不真面目だった頃の千明は「学校かよ!」と呟いている。

生活は基本的に黒子が補助をしてくれており、彼らの食事も黒子が作っている(ちなみに大体和食)。


外見編集

マスクがモヂカラの属性を現す漢字を模しているのが特徴。スーツには着物の合わせを思わせるラインが描かれ、ベルトのバックルに秘伝ディスクを収納し、左腰に帯刀している。

スーパーシンケンジャーになると白い陣羽織、ハイパーシンケンジャーになると赤い陣羽織がスーツに装備される。


名乗り編集

本記事冒頭にあるように、戦士名のあとに本名をフルネームで名乗る。

また、レッドのみ「シンケンレッド」と名乗り、他のメンバーは「同じく(色名)」とする。


当時の戦隊にしてはシンプルで動きが少ない静かなものであり、21世紀の戦隊によくある個人のキャッチフレーズは廃止、2人目以降は「同じく(色名)、(本名)」のみになる。ちなみに2人目から色名のみになる戦隊は『未来戦隊タイムレンジャー』以来、本名を名乗る戦隊は『星獣戦隊ギンガマン』以来となる。

例外的に仮面ライダーディケイドとのコラボ回における、ディケイド側のエピソード(見参侍戦隊)での名乗りはレッド以外も「同じく」が「シンケン」となっている。

また特別な名乗り口上としてレッド不在にはブルーから名乗ったり、第三十一幕では、ピンクから名乗り最後にレッドが名乗っている。


メンバー編集

先述の通り300年に渡って代替わりしてきたため、個人名は省略する。

シンケンレッド編集

志葉家の当主が変身する赤の戦士。モヂカラの属性は「火」

いわゆる「リーダーやってるレッド」だが、昭和の先輩方や3代前・2代後の熱血漢とは一線を画し、クールでカリスマ性に溢れている。

シンケンブルー編集

歌舞伎を家業とする池波家の侍が変身する青の戦士。モヂカラの属性は「水」

シンケンピンク編集

女系の一族である白石家の侍が変身するピンクヒロイン。モヂカラの属性は「天」

シンケングリーン編集

4つの家臣団では最も現代的な考えを持つ谷家の侍が変身する緑の戦士。モヂカラの属性は「木」

シンケンイエロー編集

京都で竹細工を家業としている花織家の侍が変身するイエローヒロイン。モヂカラの属性は「土」

シンケンゴールド編集

現代において加入した新メンバー。自ら開発した「電子モヂカラ」という電子メールによるモヂカラを使う。他の5人と異なり、剣術は我流の逆手居合。


共通装備編集

ゴールド以外のメンバーについて扱う。

ショドウフォン編集

変身に使用する、携帯電話型の変身ツール。筆の形に変形させ「一筆奏上!」の声でマスクの文字を空中に書き、文字を回転させてそのモヂカラを纏う事で変身する。変身後も右腰に装備され、折神の巨大化にも使用される。それ以外の機能は普通の携帯電話と同じ。

シンケンジャーの後見人である日下部彦馬も旧式の物を使用している。

シンケンマル編集

左腰に下げた鞘の無い日本刀のような共通武器。鏡のようになった鍔に秘伝ディスクをセットし、回転させる事で必殺技を発動する。折神や侍巨人の操縦桿にもなり、それぞれの個人武器に変形させて使用する事も可能。

秘伝ディスク編集

モヂカラが秘められたアイテム。

共通ディスク編集

普段シンケンマルに鍔としてセットされている黒い秘伝ディスク。シンケンマルを個人武器に変形させる。

盾ディスク編集

シンケンオーの盾と同じ形状の黒い秘伝ディスク。シンケンマルにセットして使用する事で折神や侍巨人の操縦、必殺技の発動を行う。

秘伝ディスクバックル編集

ベルトのバックル部分、秘伝ディスクを収納している。

インロウマル編集

ゴールドが完成させた、全ての折神の力を込めた印籠型のパワーアップツール。使用者を「スーパーシンケンジャー」に変身させ、シンケンマルにセットする事で更に強化された必殺技を発動する。ただしインロウマルは1つしかない為、2人以上の同時使用・変身は不可能。


合体技編集

全て武器に技ディスクをセットして発動する。

五重の太刀編集

5人がシンケンマルの刀身に属性に因んだモヂカラを纏わせ、5つの斬撃を敵に飛ばす。5人が1人ずつ時間差で敵に斬りつける「螺旋の太刀」というパターンもある。レッド以外の4人で使用すると「四重の太刀」「四連斬り」になる。

五輪弾編集

レッドが折神を召喚するディスクをセットした大筒モードの烈火大斬刀から5人の技ディスクを発射する。5枚のディスクは烈火大斬刀にセットしたディスクの折神を模したエネルギー弾に変化し敵を倒す。技名を言う時は技名の頭に使用したディスクの折神の名前が付く。レッドの代わりにゴールドが発動する「烏賊五輪弾」、6人全員で発動する「海老六輪弾」といったパターンも存在する。

天地の舞編集

ピンクが上空から落下、イエローが地上からジャンプして、敵をシンケンマルで上下から同時に斬りつける。

水流百枚おろし編集

ブルーがシンケンマル、ゴールドがサカナマルで敵を連続して斬り裂く。

水流土煙の舞編集

ブルーとイエローがそれぞれのモヂカラを纏ったシンケンマルで敵を同時に斬る。

侍閃光波編集

レッド以外の5人が専用武器から放った攻撃を合体、シンケンジャーのエンブレムを模したエネルギー弾に変化させて敵を攻撃する…が相手が悪すぎた上にそれ以降使用されていない。

シンケンマル・サカナマル六連斬り編集

6人が秘伝ディスクをシンケンマルとサカナマルに装填し、モヂカラが描かれた襖から次々と現れて連続斬りを浴びせる。

真・六重の太刀編集

ハイパーシンケンレッドと5人のスーパーシンケンジャーが斬撃波を放つ。


余談編集

  • 変身するときは基本姿(稽古時にも着用する)であり、黒子によりシンケンジャーのクレスト入りの陣幕やのぼり旗などが設置されて舞台が整ってから変身する。普段着以外の専用の服装から変身するのはタイムレンジャー以来。
  • 玩具としてメンバーのソフビ等が販売される際は商標の都合なのか、作中通りの「シンケン〇〇〇」ではなく、「シンケンジャー〇〇〇」と表記されている。

関連タグ編集

侍戦隊シンケンジャー

侍鬼:シンケンジャーを歪めたデザインとした戦隊怪人。


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Shinkenger

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