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「闘いを終わらせるんだ、戦うことで!」

概要

白夜王国の第1王子であり、次期白夜王。主人公(カムイ)の実の兄である。

王族に代々伝わる神刀・「雷神刀」を受け継いでいる。

彼の前の所有者は前白夜王スメラギであり、父を尊敬している。

武士道精神を心がけており、王子らしく非常に頼りになる存在であり、落ち着いているが熱い心を秘めている漢である。

一方で「軍の中で一番、諦めが悪い」と呼ばれる程の堅物で、自分の意思を曲げない事も多い上に天然でもある。

また将来、国を統治する身ながら我が身一つで暗夜王国に潜入する等、相当な無茶をやらかす事もある。

子供の頃から弟(妹)である主人公を兄として愛でていた一方で、彼(彼女)の高いカリスマ性と王としての資質を感じ取っており、主人公に嫉妬を抱いていた。

しかし自分の目の前でスメラギが殺され、そして弟(妹)も連れ去られてしまった事から、弱かった自分を恥じ強くなる事を誓った過去がある。

今のリョウマの人物像は、この時に生み出されたと言える。

長く王城に出入りしているオロチによると、昔から実直で失敗談や珍事は全く聞いたことがないという。

元側室の父の再婚相手であるミコトのことは、新しい母の存在に複雑な心境を抱きつつも、彼女の置かれた立場を理解し、少しでも早く家族や家臣たちに馴染めるように気を遣っていたという。今ではもうひとりの母として慕っている。

白夜王国編で暗夜王国の王都を訪れ、暗夜王国の再建計画を立てた際の言葉は必見である。

また、三日ぐらい寝なくても大したことはないと豪語しており、徹夜で聖地の見張りをした際は他の者が睡魔に苦しむ中平然としていた。

あまり動揺することもないが後ろから急に不意打ちでやられるのは嫌いらしい。

故にこの人が突然現れた時は、滅多に見られない動揺を目にすることができる。

ちなみに上記の通り、主人公の才能を認めているからか、厳格そうな雰囲気の割には、シナリオ中では叱咤するばかりでなく、素直に褒めることも多い。何かと下に見ようとするタクミとは対照的である。

きょうだいとしてカムイを愛する気持ちは強く、カムイに過剰な思いを抱くカミラとはどちらがよりカムイと近しい存在か張り合ったりしている。

また白夜兄弟の中で唯一、主人公の素性について真実に近いところまで知っているが、女主人公(カムイ♀)と結婚しない限り、作中でそれを明かすことはない。

主人公からは、第1王子として同じ立場にあるマークスと内面が似ていると評されるが、本人はそれを否定し「顔は俺のほうが整っている」と、珍しく冗談めかした発言をしている。

実際、家族想いでやや堅物であるなど共通している部分は多い。

兄としての意識が強いのか、女主人公と結婚した場合は、その時点ですっぱり割り切ってしまうマークスとは対照的に、罪悪感を漂わせる発言が印象的である。

その際、主人公が離れていったり、目の前から消えることを非常に恐れるなど、幼い頃の出来事が相当トラウマになっている様子。

なおカナヅチであるマークスと違い、泳ぎは得意。素潜りして魚を素手で捕まえるほどである。

ちなみに、上記の魚を生け捕りしているときには、なんと赤い越中褌を締めて泳いでいる。風呂場での服装も褌であるので当然と言えば当然なのだが。

ちなみにカザハナヒナタも素手で魚を捕まえるのは得意とのこと。侍ならでは技量によるものだろうか。

直属の配下で最初に居たのはサイゾウカゲロウ。二人ともであり、主人公が選んだ道によっては白夜きょうだいで唯一、劇中で配下が新たに1人加わり、カムイ以外で白夜・暗夜両方の兵種の配下が存在する唯一の王族。忠臣である二人には感謝しており、何か礼ができないかと考えている。

結婚すると息子のシノノメが生まれる。

まだまだ未熟なシノノメには手厳しいが、王としての覚悟を身に付けていくことを期待している。

ちなみにシノノメとキヌの支援会話にて焼き鳥の好みは柚子胡椒派と知ることが出来る。

性格・性能ともに申し分ないため、ファンからはリョウマの兄貴を略した愛称「リョウマニキ」と呼ばれ親しまれている。

また、主に長髪と触覚のような前髪さらに赤い兜のせいなのか、海老や伊勢海老と称される事がある。海外からは「ロブスターサムライ」「ロブスターロード」と呼ばれている。

ニコニコで彼が活躍している動画に強い海老リンクというタグが付けられる事も。

ちなみにリョウマエビと言う名のイセエビは実在する。

キャラクターデザインのコザキユースケによると、デザインは武田信玄を意識し動物でいえばライオンをイメージしたとのこと。

リョウマが身に付けている赤い兜は「獅子の面当て」というお面や眼鏡のひとつらしい。アクセサリー屋で手に入れられるが残念ながら長髪や前髪(?)までは変わらない。どころか一部のアクセサリーは案の定長髪が長すぎて貫通しているというシュールな光景が見られる。他キャラでも似たようなことはあるのだがリョウマの場合はイベント上アクセサリーによる変更が再現されたまま進行してしまう。ゴーレムの面もそうだがシリアスな場面が台無しになり得るので事前に渡すアクセサリーは気を付けて(?)おきたい。また、後述の圧倒的な性能から経験値の偏りを防ぐため、ネタ武器の大根を持たされることが多い。

白夜篇と透魔篇では暗夜王国に対する反乱軍の一員である女騎士クリムゾンと一時行動を共にしており、実質3人目の臣下となった彼女とも良好な関係を築いている。しかし、彼女との支援会話はない

DLC「絆の暗夜祭」でのクリムゾンとの会話では、二人が出会ったときのエピソードが語られており、初対面時にリョウマが花をプレゼントしたという。しかしリョウマとしては単に手ぶらで会うわけにはいかなかったからという理由で、その花の花言葉が「永遠の親愛」であることは知らず、花を贈ったことすらクリムゾンから言われるまで思い出せなかった。さらにお礼に私も花を贈るというクリムゾンに対し「何の花言葉の花にするんだ」と聞くなどクリムゾンの女心を全く理解していない。

暗夜王国篇では白夜を裏切った主人公に容赦なく襲い掛かり、彼の名を冠した25章「白夜王子リョウマ」では主人公がヒノカを殺したと誤解して一騎打ちを挑んでくる。

彼の剣聖の鎧と陣羽織は同じ物が少なくとも2つ存在し、リョウマの物ではないもう1つはシノノメが剣聖になった場合に与えられ、DLC『泡沫の記憶』でも雷神刀と一緒にリョウマがシノノメに与えている。

公式投票での順位は6位だった。

ユニット性能

初期兵種は前述の通り剣聖。今までの作品で言えばソードマスターに当たる。

参戦時から上級兵種なのは白夜兄弟の中では彼のみ。その分、参戦自体もやや遅め(と言っても極端に遅いわけではない)。

参入時から上級職ではあるが、兄弟を始め支援は一通り組める。但しレオンとは組めない。

パラレル先は天馬武者。剣が使えない上、どちらかといえばサポート向きであるため残念ながら余り有効ではない。

はっきり言うと「白夜王国」屈指の強ユニット

上級兵種参戦である為、魔力以外の能力が軒並み高水準で纏まっており隙が無い。

また剣聖のスキルがどれも使いやすく、専用スキルである「武士道」も後衛の味方のレベルが自分より下の場合攻撃・防御・必殺確率が上がると言う発動させやすいものとなっている。

剣聖の持つ「剣の達人」を筆頭に「破天」や「鬼神の一撃」、「武士道」と相性のいい「守り手」なども欲しいところ。どのスキルも主人公に頼らずに支援SまたはA+で取る事が可能。

極めつけは初期装備の「雷神刀」。

リョウマ専用武器であり、所持しているだけで力が+4される効果がある。

刀なので同時に速さも+1されているが、一方で防御・魔防は-1されている。が、防御面の低下は汎用スキル「待ち伏せ」(HP半分以下で相手ターンも強制先制)が発動させやすくなる為むしろうまい。

加えてデメリット無しで間接攻撃可能。なにかがおかしい。

HPが減り危なくなっても「待ち伏せ→流星→(必殺発動)」のコンボで敵を返り討ちにするというのもよくある光景。

というか流星の5発攻撃のどれかで大抵必殺技も発動するので、大抵の場合は流星がフルヒットする前に敵が倒れる。

その為レベルが自分より低いユニットと防陣を組んで敵陣に放り込むだけで相手が壊滅する

加入当初は頭一つ飛びぬけた強さであり、ほとんどの敵を1ターンで倒すため、経験値を独り占めにしがち。

さすがに終盤は単騎特攻は少々厳しくなってしまうが、それでも自軍屈指のアタッカーとして活躍させられるだろう。

だが支援効果と主人公の専用スキル「不思議な魅力」とは重複する為、防陣を組めば、終盤でも単騎殲滅させうる。それがもし支援Sならいわずもがな。なんなんだコイツ…。

白夜篇では育成に困らないため、そこまでのゴリ押しは必要ないかもしれないが。

むしろ、大根やタクミの竹刀を持って削り役に回っている時のほうが多いかもしれない。

彼の強さを一言で表すなら戦略シミュレーションRPGで1人だけ戦国無双をやっているという感じである。しかし、後述の通り本当に参戦してしまった

臣下のサイゾウとのバディか、カゲロウのマリッジなどにより「写し身人形」を取得させればリョウマが増える。もちろん「雷神刀」も増える

幸い敵対するときに写し身はしてこないものの、もし暗夜王国で写し身を召喚され2体同時に突撃されようものならば、難易度は頭一つ増えていただろう。

敵にとっては悪夢そのものである

なお、暗夜篇では勿論このスペックで敵である。透魔篇でも一度敵対する。

まともに相対すれば味方陣営が壊滅しかねない自重しないスペックの持ち主だが、幸い相対する2戦とも救済処置がある為無理せず倒すべし。と言うより救済措置無しで倒せたら立派なエムブレマーである。

透魔篇では間違っても相手してはいけない。回避率が非常に高くこちらからの攻撃はほとんど当たらないため、攻撃範囲に入らないようにして他の敵を倒すことが推奨されている。ついでにクリムゾンが常時右にくっついており常時攻陣で攻めてくる。

彼の名を冠した武器に「リョウマの鍛錬棒」がある。なぜか刀ではなく金棒。金棒では最も威力は高いが、命中率は低く回避率と速さが下がる博打性のある武器である。

外部出演

ファイアーエムブレム0

TCG『ファイアーエムブレム0』では3種類のリョウマが登場。「轟雷の剣聖 リョウマ」が持つスキル「不屈の軍勢」は退避エリアの白夜ユニットを出撃させ、他の白夜ユニットが4体以上いるならもう一つのスキル「雷神無双」によって戦闘力が20上がり射程が増えるという。原作の雷神刀と武士道を再現したようなユニットである。

第3弾では暗夜シンボルとして登場。クリムゾンを意識したのかドラゴンマスターになっている。

ファイアーエムブレムヒーローズ

白夜の侍 リョウマ

属性
兵種剣/歩行
武器雷神刀(専用)
奥義流星
A攻撃の覚醒3
C速さの鼓舞3

こちらでも雷神刀を手に配信当初から参戦。

流石に雷神刀の+補正は無くなり間接攻撃が可能なのは反撃時のみと本編より性能は抑えられてはいるが、タクミヘクトルと違い、雷神刀自体に遠距離反撃が付いている為、ステータス強化枠であるAスキルを自由に選択できるという強みがある。

性能は魔防にやや不安があるものの、攻撃・速さがトップクラスに高く、更に奥義「流星」を持ち、守備も及第点という高いスペックを誇り、初期から剣士では最強クラスのユニットとして認知されていた。

さらに、スキル継承が解禁されたことによりHPが一定以下の場合先制攻撃ができる「待ち伏せ」を継承させる事で、相手は近接でも間接でも常にリョウマに先手を取られてしまうようになり、こうなると手が付けられず、高い攻撃力と速さを生かして苦手属性すら圧倒するケースも少なくない。

特効が付きやすいヘクトルや守備に難があるタクミと違い、特効が付きにくい歩行ユニットで耐久力も基準程度にはある点も評価されていた

また後続で出てきたアイク(蒼炎版)の登場で流石に立場が危ういかと危惧されたものの、あちらよりも速さが高い点が評価され火力の差もそこまでない事から結果的にはリョウマの方が優秀と評された。

それでも環境の変化で耐久力が重視されるようになってからはアイク側も盛り返し、一時はこの二体がトップ層でしのぎを削り合う程の時代もあった。

比較的長い間トップ層には存在してはいたが、いくら強いとは言っても初期登場のユニットと言う事もあり後続で出てくるユニットの追加によるインフレの波には流石に次々と圧されてしまった。

最初にアイラの登場。これまでの剣士よりも総合値が高く、リョウマと比べても速さ、耐久力に無視できない程の差があり、専用奥義の性能もさる事ながら専用武器も奥義カウント加速ありなため遠距離反撃との組み合わせで疑似的にリョウマのような事が出来てしまう、とこれまで同等以上の存在がアイク以外に現れなかったリョウマにとっては強敵とも言える相手。

だが、いくら遠距離反撃を付ければ脅かす存在になるとは言っても強力な呼吸スキルとの相性は悪いためそれと相性の良いリョウマはまだまだ最前線を張れる強さだったが後の錬成が追加されたことで大幅強化されたことで立場を完全に奪われる。

だがその後に出た武器錬成の追加によるマムクートの台頭はリョウマに対して明確な打撃となった。

マムクートの持つ錬成雷のブレスは威力こそ12と控えめだが、2距離相手に対し守備魔防の低い方で攻撃する破格の特性が追加され、物理一辺倒の攻撃しか出来ない剣よりも容易に火力を出せてしまい結果突破力で大きく差が出る形となった。竜特効を受けない、魔防の方が高い1距離に対して守備へ攻撃が出来る点を考慮したとしても、あちらはステータスも錬成によって盛る事が出来るためどうしても埋められない差が出てしまう。

リョウマ自身にも武器錬成は未だ追加されていないためステータスを盛る事すら出来ないのは非常に痛手となる部分。

またステータス自体も当時は優秀だったが、頻繁に奥義が飛んで来るような現在では守備面は紙耐久とも呼ばれる程で、速さもインフレを重ねた結果リョウマでも切り返しを付けないと安定して追撃出来ない、もしくは防げない状況に。

更に重装ユニットが自攻撃時絶対追撃になる攻撃隊形を習得したため、遅いユニット相手でも自慢の速さを活かせず低い守備面のみ突かれる場面が増えてしまった。

そして伝承英雄となった暁版アイクの登場で完全に立場を失い、今では縛鎖の闘技場において相性激化+剣(斧)殺しの組み合わせで採用される程度にまで落ちぶれてしまった。

もし差別化するならば伝承アイクにはない素の速さを生かして戦いたい。スキルを用いて切り返しを必要としないぐらいの速さまで引き上げれば十分な強みとなる。

が…その伝承アイクはアップデートでスキルの上方修正。通常アイクは神装英雄実装でステータス強化されたことでさらに拍車がかかる。

そして追い打ちにソレイユも登場。比較的に入手しやすいのと速さと攻撃はかなり高い。それとどんな武器でも活躍できるなど汎用性が高いとアイラ同様に遠距離反撃との組み合わせでマムクートや守備と魔防にも対策出来てしまうとかなり落ちぶれている。

誤解のないように言っておくと現在でも一定以上の強さはあるユニットには変わりない。ただ現在の環境においては「普通より強い」程度でありそれよりも優秀なユニットが多く存在しているだけに過ぎない。

それに武器錬成が実装されてないのは逆に言えば相応の強化を受けれる可能性もあると言う事でもあり今後再び盛り返せる可能性は十分高い。

…が2019年4月のアップデートで第一部に登場した☆5限定のキャラクターは「新英雄ガチャ」・「超英雄ガチャ(新規)」から登場しなくなり、ほぼ「ピックアップガチャ」「復刻超英雄ガチャ」のすり抜け頼みとなり入手率は落ちてしまった。2021年2月のアップデートで星4特別チャンスで入手率は少しだけ上がったがそれでも現在はあまり話題にされず、使用する人は少なくなった。

そんなリョウマだったが2021年5月のアップデートで錬成武器対象に。効果自体に変化はないが特殊錬成効果は自分から攻撃した時か周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+4と見切り・追撃効果。これで追撃封じを恐れずに火力と追撃がやりやすくなる個性を得た。伝承英雄にも対象となる。

2021年11月から神装英雄に選ばれた。アスク王国の衣装を身に纏った。一気に白の鎧へ一転に誰が読んだか「白エビ」

覇天の白夜武者 リョウマ(伝承英雄)

属性
兵種剣/飛行
武器雷神刀(専用)
奥義凶星
A鬼神飛燕の構え2
B武士道(専用)→武士道・承(専用)
C空からの先導3→攻撃速さの牽制3

2018年5月、水の伝承英雄として、なんと金鵄武者となって登場。原作でもパラレルプルフを使えば金鵄武者にはなれるものの薙刀と和弓しか扱えないため刀はどうやっても扱えないが、通常版と同じく雷神刀を手にしている。

通常版とステータスを比べると速さとほんの少し守備が上がり、魔防が同じくほんの少し下がっただけで傾向はほぼ変わらない。ただし個体値の得意苦手は変化している。

雷神刀自体は変わらないが、攻撃を受けた時攻撃と速さが+4上がる鬼神飛燕の構えを所持しており全体的には受け型のスキル構成。

Bスキルは原作の個人スキルだった専用スキル武士道。奥義発動時のダメージが+10されるため小カウントの奥義でも馬鹿にならないダメージになる。他の専用スキルに比べるとやや見劣りするように見えるが、カウントこそ減らない代わりに体力関係なく発動可能な怒りと思えば悪い物ではない。

速さは大きく向上したものの、受け型として運用する場合問題だった守備の低さに関しては根本的には解決しておらずそのままの構成で運用するには現状厳しい。一応飛行タイプなので兵種鼓舞や紋章が適用でき通常版よりはカバーしやすくなっているがそれでもまだ平均程度の部類。また飛行であるために呼吸スキルも装備不可。

そのため雷神刀を捨てて火薙ぎの剣かキルソード鍛や倭刀など汎用武器に持ち替えた上でステータスを強化した上で採用するか、いっそ伝承エフラムの如くアタッカーに振り切ってしまうスキル構成にしてしまうと良いだろう。特に専用スキル「武士道」は常に奥義ダメージを+10にする為、月虹(凶星)に奥義の鼓動を合わせるとキルソードならば開幕からダメージ+10の奥義で攻撃でき、倭刀なら一撃で倒されない相手にはダメージ+20の反撃が出来るなど相性がとても良い。

奥義台詞で雷神刀!と叫んだ時に思いっきり矛盾してしまうが仕方ない。

耐久構成のまま運用する場合は雷神刀装備時にも言えるが弓から特効を貰うためアイオテの盾を装備するかそもそも相手しないように注意したい。

アタッカー構成にした場合使い勝手は高速歩行剣士と変わらず、地形の影響を受けないため移動面も含めれば実際はそれ以上。なので疾風迅雷+剛剣の組み合わせで荒らすのも十分実用性が高い。

競合相手の多い歩行版とは違いこちらはちゃんとスキル面を揃えれば環境に食い込めるような強ユニットになれる可能性を秘めているため使うならばコストをかけてでもしっかりスキル面を整えたい。

・・・しかし二回攻撃と守備魔防の高いオルティナ。攻撃特化の剣カチュア。受け性能の高いアシュナード。複数の特攻かつ遠距離反撃持ちの子どもシーダの登場で今では立場が危うい状況となっている。

そんなリョウマだったが2021年5月のアップデートで上方修正が実装。

専用Bスキルが「武士道・承」へ。飛行特攻無効が付与され、固定ダメージ量は落ちたが攻撃や奥義関係なしで常に固定ダメージ+7を与えられるようになった。さらに速さが敵より高い時、受けた範囲奥義ダメージと攻撃を受けたダメージを速さの差×4%軽減する歩行専用だった回避効果が追加された。

Cスキルは攻撃速さの牽制で攻撃か受けに適して効果に早変わり。ただし味方の機動力が落ちてしまうのでどう使い分けるかは召喚師次第。これでアイオテの盾を付ける必要はなくなり、攻撃と受け性能は格段と上がった。

さらには通常版と同様に雷神刀の武器錬成が追加されたことにより、武士道・承と合わせて見切り追撃・飛行特攻無効・回避の効果を自前で持つ唯一の飛行ユニットという個性を獲得した。

ちなみにユーザーの間ではリョウマの飛行ユニットということから「エビフライ」または「海老天」というあだ名が定着している。

浴衣の侍 リョウマ

属性
兵種暗器/歩行
武器青天の舞扇+(重装特効)
補助踊る
A相性激化3
B守備の封印3
C速さ魔防の紋章2

2018年8月、夏祭りにちなんだ浴衣姿の超英雄。初の青属性暗器としての登場となった。

盆踊りにちなんでか補助スキルが「踊る」になっている。再行動持ちなため、ステータスは他より劣るが、Aに相性激化を持ち、武器に重装特効がついているため役割を持ちやすい。ただしこの武器にはスキル「不動の姿勢」効果が付いており、自身・相手共に攻撃順番が入れ替わるスキル「待ち伏せ」や「攻め立て」の効果を封じてしまうため注意が必要。とは言え、遠距離反撃可能な武器を持つ相手は比較的「待ち伏せ」を継承されやすく、遠距離反撃が出来る武器を持つ相手は自身が有利になる剣タイプの英雄が多い為、この効果は自身が有利になり易くなっているのであまり問題にはならない事が多い。どうしても自身で「攻め立て」を狙いたい場合は武器を持ちかえるしかない。

同時に実装されたエリンシアバージョンは2019年11月実装のララム、マークスバージョン武器は2020年7月ジュリアンがレギュラー武器として登場していたが浴衣リョウマバージョンはなかなかレギュラーで登場せず浴衣リョウマしかなかったが2022年2月実装のキャスが浴衣リョウマ武器を持ってきた

青属性の踊り子で遠隔の物には他に舞踏祭シグレが存在するが、あちらは魔法でこちらは物理攻撃であるため差別化の必要はない。

こちらも鎧を着ていないためか、「殻を脱いだエビ」「脱皮したエビ」とネタにされている。

秘湯の侍 リョウマ

属性
兵種槍/飛行
武器のれん+
奥義月光
A攻撃守備の孤軍3
B速さの封印3
C守備の波・偶数3

2019年1月に登場した温泉の超英雄。通常版とステータスを比べるとさほど変わらない。

武器の「のれん」は1ターン目の開始時に奥義カウントを2カウント進ませる効果がある。ほかの兵種とは違い、速さを下げ、守備も上げ、孤立していたら硬くなるとアタッカー壁役兼サポート型の兵種である。

弱点が飛行特攻と増えたので弓には警戒。

ファイアーエムブレム無双

2017年のE3で公開されたトレーラーにてカムイマークスとともに参戦が発表された。

元々ifのキャラでは一番無双っぽいと言われていたが、本作でも雷神刀を手に文字通りの無双っぷりを存分に発揮している。

力がカミラに次いで高く、速さ高いため覚醒の時間も長く幸運も及第点と攻撃面では群を抜いて強い。

基本アクションの弱×7は攻撃判定が全方位にあるので弱連打だけで雑魚は問題ないレベルで殲滅力が高く、

特にスタンゲージを発生させる強4攻撃は全体的に「発生が早いがリーチが短い」か「リーチと判定に優れるが発生が遅い」というキャラが殆どの中、彼だけは発生最速かつ直線上の敵をすべて薙ぎ倒せる程リーチが長くおまけにスキが絶無と、何か間違えてる性能を誇り、強敵は兎に角「スタンゲージを出して必殺の一撃を決める」バランスゆえ圧倒的な存在感をほこるトップクラスの強キャラである。

更に専用スキル「流星(攻撃速度アップ)」があるため、他のキャラに習得させる関係でも出番が非常に多くなる。

欠点は近接キャラとしてはシーダに次いでワースト二位の守備と、やはり下から数えた方が早い程低い魔防で攻撃面では最強クラスでも耐久面はかなり脆弱な点が挙げられる。

覚醒奥義では装備している剣と雷神刀で二刀流を披露するが、この時装備自体が雷神刀の場合雷神刀が2本に増える

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』のカムイ参戦ムービーでは王女たちやマークスとともに実況役として登場。

カムイの参戦宣言に対しての第一声が「何をやっているんだ、カムイ!」とごもっともな正論だった。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリットとして登場。スピリッツバトルの母体はクロム

アドベンチャーでのみ登場し、鬼神流の道場主となる。言っておくがマークス

のように三人集めて召喚とはならないので注意。

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