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ワスピーターの編集履歴

2014-12-03 03:10:15 バージョン

ワスピーター

わすぴーたー

ワスピーターとは、『ビーストウォーズ』シリーズに登場するキャラクターである。そしてスタッフやファンから歪んだ愛情を注がれ続ける癒しキャラでもある。

概要

CV加藤賢崇

原語版での名前はワスピネーター / ワスピネイター(Waspinator)


に変身するデストロン(Predacons)の空中攻撃兵。

Waspとはスズメバチ系のハチを指す名称だが、劇中での扱いはハエよりも軽い。1人称は「ぼくちゃん」「ぼくちん」(原語版では一人称代わりに自分の名前を告げる)、口癖は語尾に「~ぶーん」。


性格はのんびり屋。の中はお子さまで常にやる気がなく、口調仕草その他もろもろがとてもゆるい。

好戦的だったり野心溢れる奴が多い今作のデストロン陣営では異色な存在であり、何故メガトロンの下にいるのかと思ってしまう。原語版では「契約更新したい」と呟いており、雇用関係である模様。


無印1話で彼がチータスと遭遇・交戦したのが『ビーストウォーズ』の始まりの戦いである。

序盤こそ飛行能力を活用して善戦しているが、次第にやられっぷりが目立つようになり、何度も体がバラバラになるわ、「またやられたぶ~ん」と1話のうちに二回も撃墜されるわ、仲間のデストロンからさえもしばしば出し抜かれて大怪我するわで扱いは悪化の一途を辿っていった。しかしその度にしぶとく復活、やられ役とギャグキャラの地位を確立しており、ブラックウィドーと合わせて『ビーストウォーズ』シリーズを代表するキャラクターとなっている。


OPでは自らのやられキャラとしての扱いに不満を持っているが、めげずに前向きな姿勢を見せており、ゆるいようでいて意外と心は強いようである。

24話のEDでは同じように扱いが悪いライノックスと待遇改善に向けて話し合いをしている。

その成果か、事実上の最終回である25話では待遇が良いと言えるラストになっており、デ軍の初期メンバーで生き残ったのは千葉トロンと彼だけである。


無印21話「不死身のスタースクリーム」では、あのG1スタースクリームの怨念に憑りつかれ、声や口調がとてもワイルドになり、飛行能力も数段スピードアップした。中の人矢尾一樹氏。


メタルス』では終盤にてデストロンに嫌気がさし、脱退を宣言(この際、頭部のデストロンマークがシールであった事も判明した)。

直後にインフェルノクイックストライクにバラバラにされたものの、ビースト戦士が太古の地球を去った後猿人のの座に収まり幸せな生活を手に入れた。


なお、玩具では人間的なデザインの顔に複眼のある「ビーストマスク」を装着する仕様になっているが、アニメでの顔はこのビーストマスク版を元にデザインされているため、人間的な顔にはならない。また、顎の中に顎があるという独特な構造をしている。

また、『メタルス』劇中ではクォンタム・サージを浴びなかったためにメタルス化しなかったが、玩具ではメタルス化したワスピーターが製品化されており、ロボットからハチ、更にはF-22風のジェット戦闘機への三段変形が可能となっている。

セイバートロン星での変形ビークルはジェット戦闘機である。


漫画版メタルス

アニメ版では再生プールに落下したため前述の通りメタルス化を果たせず、メタルスじゃないと不満をこぼしていたが、こちらでは見事メタルス化。デストロンを脱退したアニメ版と違ってずっとメガトロンの傍にいた。

しかし終盤に姿を消し、それきり登場しなくなる。


リミックスでは

事実上の最終回でようやく幸せの生活を手に入れたのに、まだ話が続くことを知りストーリーの構成や設定に文句を言っている。

その後、ダイノボットに笑いの大切さを説かれ、その場で微塵切りにされるという体を張って笑いを取っている。


ランページに「君は広島弁を話しているけど、広島出身なのかね」という意図のややトゲのあるツッコミを広島弁で入れていたが、本当に広島出身であることがわかり意気投合する。(中の人がお互いに広島出身であったことからのネタ)

ものまね合戦ではスポーツ選手のモノマネを2回やったが、微妙なチョイスな上に元の声とあまり変わりなかったため、当然の如くメガトロンにお仕置きされた。

その時のセリフは「あ~やっぱwりやられたっ。」※中の人も少し素で笑ってしまっている。


リターンズでは

ビーストウォーズリターンズ』では、バイクに変身する戦闘型ドローン・スラストとして登場する。原語版での声優はジム・バーンズであったが、日本語版ではワスピーターから引き続き加藤氏が吹き替えており、この為ブラックウィドーシルバーボルトとスラストを取り違えるというギミック(原語版のシルバーボルトとワスピーターは中の人が同じだった)が意味を為さなくなっている。


惑星エネルゴア(太古の地球)での戦いの後もエネルゴアに残り、猿人たちからはのように優遇されながら暮らしていたが、ほんの暇つぶしに猿人にちょっかいを出したために追放され、宇宙空間を泳いでセイバートロンに辿り着くという荒業をやってのけた。その後、メガトロンによって洗脳され、さらにスパークを現在の肉体に転移されてスラストとなった。泳ぎ着くまで明らかに数百万年(下手をすると数千万年以上)が経過しており、作中において最も長生きしたビースト戦士といえよう。


洗脳されてもその性格は相変わらずゆるく、やる気があまり感じられない。そしてやっぱりやられ役である。

口癖は、あいかわらずの「ぶ~ん」に加え「バリバリ」「夜露死苦(ヨロシク)」など。「ぶ~ん」という擬音が虫の羽音ともバイクのエンジン音とも受け取れるあたりが秀逸である。

ジェットストームとは共闘する機会が多く、一方的に「親友」呼ばわりしている。


後半からは配下のドローン兵の一部を小型化させて息子とし、日本人のような名前を付け「パパ~」と呼ばせている。しかし、この息子達もサイバトロン勢に容赦なく破壊されてしまう。


最終話前の決戦ではシリーズで最初に戦ったチータスと一騎打ちを繰り広げ、一時は圧倒したりと結構善戦している。


最終的には生き残り、何故か頭だけスラストの小さなハチの姿になる。その後、ラットルに食って掛かるがデコピンでフッ飛ばされる。途中からサイバトロンになったブラックウィドーを除けば、デストロン唯一の生き残りとなった。


余談

  • さらにその後TFCC限定のアメコミ"Timeless"でワスピーターのボディとスラストのボディが交じり合った「スラスティネーター」へと変貌を遂げている(玩具はダージガンのリデコ)。出身世界は原語版寄りである模様だが、別の分岐時系列の可能性も。
  • ブロック玩具トランスフォーマーシリーズ「クレオ」のWeb漫画にて4話以降上述のスラスティネーターと思しきモブが毎回登場している。
  • IDW版G1のアメコミにも登場。こちらの世界においては失われたメトロフレックスの捜索をブラジオンに命令された。派閥的にはショックウェーブの派閥に属している。
  • 『ジェネレーションズ』シリーズでワスピネーターとして玩具がリメイクされたが、玩具設定にてとうとう「バラバラ芸」が公式設定にされてしまった。こちらのワスピネーターは異世界からやってきたという設定で、現在の主人はバラバラになったワスピネーターの体を組み立ててくれるらしい。(BW本編ではバラバラになったワスピーターを千葉トロンが組み立てる場面が一度だけ描かれたものの、他の場合はスクラップにされたまま自力で這って行ったり、バラバラのまま再生プールに放り込まれるだけの事すらあった)
  • 『クラウド』のBW編にも登場。千葉トロンの命令で珍しくやる気を出したものの、ヘリに変形したロディマスのローター攻撃で切り刻まれてしまった。その際、BW本編でしばしば挙げていた「ああーん、バラバラバラバラ・・・」という悲鳴をそのまま口にしている。

ワスピネーター(アニメイテッド

復讐してやる!!!

CV: ワスプ(左) 野島健児、ワスピネーター(右) 加藤賢崇


トランスフォーマーアニメイテッド』では、原題のワスピネーターという名前で登場。


第36話「悲しき生命体」にて、ショックウェーブにより濡れ衣を着せられたオートボットの戦士・ワスプセンチネルらオートボットからの逃亡中にブラックアラクニアに誘惑され、彼女の研究施設のトランスワープ装置の実験体となる。(余談であるがこのワープ装置は映画ザ・フライ』に登場する装置そっくりであり、ワープ装置で虫と融合するという一連の流れも全く同じである)


そこでと合成されディセプティコンのミュータント・ワスピネーターとなるが、合成による何かしらの副作用と自分を騙したアラクニア、さらに自分のことを疑ったオートボットに対する怒りによって暴走。最後は肉体が大爆発し、動悸や息切れを訴えながらアラクニアと共に死亡したかに思われたが、実際は彼女と共に大昔の地球へとタイムスリップしてしまっていた。


キャラ付けは原語版・日本語版共に上記の『ビーストウォーズ』版に準じており、当然ながら扱いの悪さやバラバラ芸も健在であった。

ワスプの時は野島健児だった声も、ワスピネーターになってからはBWでワスピーターを演じた加藤賢崇が担当しており、当時のファンを喜ばせた。

なお、この回のラストシーンにはどこかで見たようなサイゴリラチーターネズミが登場している。セリフもどこかで聞いたようなセリフが飛び交った。因みにこの回、どこぞのアドリブ全開トランスフォーマーの出演陣が多く出演している回でもある。


Pixivにおいてはワスプ時代のイラストが多い。ワスプの時はバンブルビー、クリフジャンパーと同型のプロトフォームから生まれたという設定になっており、ボディに関して言えばバンブルビーやクリフジャンパーと同型である。


その他

後年の『トランスフォーマープライム』の深夜特番において、エアラクニッドの発言の中で名前だけ登場。

作中においてたびたび「蜘蛛女は昔ヒロインだったのよ!」など前世の記憶を過らせる彼女だが、

特番ではとうとう「見てる?ワスピーター!」「貴方の代わりに“ぶ~ん”って大空を羽ばたくわね!」

…などとハッキリと名指しで呼びかけている。

ちなみに本編でもブラ…エアラクニッドは飛行できるようになった回において、しきりにワスピーターの口癖をまねている。


何気に前世の彼女とワスピーターは、BWでは元チームメイト、TFAでは生みの親(?)だったりと、案外関連のあるキャラであるが、なぜ彼が選ばれたのか、それはよくわからない。


ちなみにプライムにはインセクティコン(虫キャラ枠)がいるぞ!

そして日本語版では中の人がワスピーターと同じ人になったぞ!やったねワスピーター!!


関連イラスト

ワスピーターノミネート

ブーン

関連項目

トランスフォーマー ビーストウォーズ

メガトロン タランス スコルポス テラザウラー ブラックウィドー インフェルノ クイックストライク

ランページ ダイノボット タンカー ジェットストーム ストライカ オブシディアン

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