『ワールドチャンピオンシリーズ』とはあきこ作のポケットモンスター二次創作漫画シリーズ。2013年12月5日からweb連載が開始された。2か月に1作品ペースで連載している模様。
アニメの世界から5年後、サトシが15歳の時間軸で描かれる物語である。
概要
アニメの世界から5年後、サトシ達が15歳の世界の物語。
チャンピオンリーグという世界大会に各地の地方代表として歴代のライバル達が登場し、またヒロインやサブキャラクターなども続々と顔を見せている。
またその裏で邪悪な思惑が暗躍しており、見る者を飽きさせない。
更にバトルもまた迫力と綺麗なタッチで描かれているため、アニポケファンには嬉しい漫画だろう。
ちなみに……サトシがちょっぴり鈍感を卒業しているかも知れない。
アニポケパラレルワールドの補足
※サトシが波導の力やメガリングを獲得している。
※登場人物のポケモンに一部進化した、もしくは新たにゲットしたポケモンがいる。
※アニポケシリーズ最大の敵であったポケモンハンターJが生存している
※場面転換しすぎない為に無理のない人数で物語を動かすとの事。
※ゲームとアニポケの長所を取り入れるが、情報が少ない不確定要素は避ける。
(シナリオ構成に不確定要素の多いサトシゲッコウガの設定を入れる余地がない)
※アニポケ5期XY初期にスタートした設定で連載が始まった為、サトシとアランは初対面設定。(仮にアランのリザードンがかみなりパンチを習得していてもドラゴンクローと同じ近距離攻撃なので結局勝敗は変わらない)
※ロケット団のムコニャらはアニポケ感想のみの登場。(強いイケサトシを目指すなら最早不要の存在)
登場人物紹介
カントー地方・オレンジ諸島
ご存じ主人公。作中ではサトシはしっかり年をとって15歳となっており、一部のポケモンが進化していたり、メガシンカしていたりする。相棒のピカチュウは健在であり、ポケモンのダイレクトアタックに耐える人間離れした耐久力も健在である。
準決勝のヒロシ戦に勝利しカントー代表のトレーナーとしてワールドチャンピオンリーグに出場する。
また波動を操り他人やポケモンとの意思疎通の他、バトルでのサポートにも利用している。
ポケモンの卵の正体も探れる。サトシと波導の波長が似ている人間であれば遠くのパートナーと会話する事もできる。サトシ自身の生命力を削る事でダークライに語りかけたり、生命力を分けたり出来るが、超人なサトシが体力を著しく消耗するので多用はできない。
(アーロンやゲンの波導の力と比べると遥かに未熟であるが、ルカリオなどの波導に関係したポケモンに触れる事で仲間の居場所などをイメージして探る事は位に波導の力を強化する事はできる。)
実は3つの地方のリーグチャンピオンであり、各地の四天王にも勝利しているという成長具合。性格そのものも年を重ねた事で落ち着きを得ており、経験値も豊富で記憶力、洞察力も格段に上がっており、冷静さと激しい情熱を同居させているクールな熱血キャラにもなっている。
でもまだ鈍いだけあって、セレナがシンオウ地方に来た理由をポケモンパフォーマーとしてさらに成長する為にポケモンコンテストを見に来たと思い込んでいた。
サトシの最高のパートナー。スピードや電撃の強さには定評がある。作中では並の一般トレーナーの操るカイリューや野生のダークライ位ならあっさり倒せるほど強くなっており、本編でのか弱さは鳴りを潜めている。
作中では喋る事はないものの、心の声がよく聞こえる。長年連れ添った相棒らしく、サトシとは阿吽の呼吸を見せる。
ニビシティ出身のポケモンドクター。年上のお姉さんに弱いのも、グレッグルに突っ込まれるのも相変わらず。
作中ではサトシのマネージャーのような立ち位置で大会をサポートする。兄貴分としてサトシを陰日向に見守り、時に忠告し、時に励ます。
ハナダシティのジムリーダー。サトシと喧嘩する間柄は変わらない。
サトシの母のお蔭で5年の間に料理下手は解消されている。またサトシの成長を見て距離を感じるも、後に仲直り。
サトシに「今まで見た中で最強のトレーナー」という評価を出す。
サトシ曰く「一番カッコ悪いとこたくさん見せてきた」「自分の原点を知っているから成長を見て欲しい」人。
オーキド研究所で働くポケモンウォッチャー。マサラタウンに里帰りしたサトシを出迎え、カスミやハルカとの関係に悩んでいたサトシを励ます。
マサラタウンに研究所を構える博士。サトシの手持ちに入らないポケモンはここに預けられている。
ウチキド博士からある切欠でポケモンの卵を入手するが、実はそこから孵ったポケモンは……なんと伝説のポケモンであった。
ポケモン研究者になったかつてのサトシの親友でライバル。
ナナカマド博士の助手としてリッシ湖の調査中にサトシ達と再会する。
サトシにタッグバトルを申し込まれる。
ジョウト地方
ジョウト代表のトレーナー。口癖は「~ってことね」。
サトシとのワールドチャンピオンリーグの準決勝では、メガシンカを習得していなかったにも関わらず、カズナリの立てた戦術でサトシのリズムを完全に狂わせ、一気に6対2まで持ち込むという圧倒的強さを見せつけた。
フルバトルを一切カットされずに描かれたり、番外編で出番が多いなど結構優遇されている。
コトネの相棒のポケモンブリーダー。的確な戦術を組み立ててサトシを後一歩まで追い込む。
コトネとは相思相愛の模様。
ホウエン地方
ホウエンの舞姫と言われるポケモンコーディネーター。「~かも」が口癖。
シンジの特訓に巻き込まれたり、ポケモンハンターJと邂逅して一戦を交えたりと何かと序盤から出番は多い。
物語序盤でシュウに告白される。
サトシにとってハルカは「守りたいと思う存在」。
ハルカの弟。「じゅくがえり」がモチーフの理知的な少年。
姉の彼氏ならどちらかとサトシとシュウを天秤にかけ、サトシを推薦する。
テレビ観戦による応援の為、出番は少ない。
ハルカのライバル的なポジションにいる少年。
冷静な性格だがハルカの事に関してはアマノジャクな面も。序盤でハルカに告白し……。
ホウエン代表のトレーナー。テツヤとマサムネを破ってホウエン代表に選ばれた模様。
しかし、ワールドチャンピオンリーグ予選通過の3日目までカズナリの話を聞くまでサトシ達に存在を気づかれなかった。メガバシャーモの使い手。
シンオウ地方
シンオウ地方のポケモンコーディネーター。「大丈夫」が口癖。
鈍感だったが、セレナの影響でサトシを意識し始める。
サトシとの息は相変わらず抜群でサトシと波導の波長も似ている為、遠くにいてもサトシの声を聞く事ができる。
サトシの「信じている」という言葉とアンノーンの幻影の中でサトシとの「ベストパートナー」という立ち位置を見つける。
ヒカリのポッチャマ
ヒカリを守り続ける為、かわらずのいしを所持して進化拒否している。
サトシやケンゴとの恋は応援していないが、サトシのピカチュウとは仲良しである。
ヒカリの幼馴染で、同じくシンオウ地方のポケモンコーディネーター。
彼女に好意を寄せている。
シンオウ地方のトレーナー。エレキブルを始めとして様々なポケモンを操り、作中では新戦力のポケモンや複数のメガシンカを確認できる。
シンオウ代表のトレーナーであり、現時点でもサトシを互角以上のバトルの末に下せる程の実力者。作中ではタクトを撃破し決勝戦に進出するなど実力を裏打ちしている。
洞察力もあり、サトシの波導の話から対戦者のアイリスのポケモンへの指示と行動の速さで何らかの力を持っていることまで見破り臨機応変に対応するほどである。
性格は相変わらず不愛想。タケシ曰く「サトシの宿命のライバル」、「相手の長所を叩き潰す」バトルスタイル。
強いトレーナーに飢えているナギサジムリーダー。再びサトシと戦う為にナギサシティでサトシ達を出迎えた。ナギサシティ周辺が大会が開かれるスズラン島に近く、何かと事件に巻き込まれやすい為か、意外に出番が多い。
シンオウ地方のチャンピオン。サトシとシンジを特別視している。
トラブル対応時はサトシ、ヒカリ、アイリスらと行動する事も多い。
恐らくサトシが「ワールドチャンピオンシリーズ」で一番最後に戦うと思われる相手でありこの物語の終着点であると思われる。
イッシュ地方
イッシュ代表のドラゴン使い。シューティに勝って代表になったらしく、サトシは大層驚いていた。実はかなり小柄。
トーナメントではサトシ、シンジ、アルミア地方代表と当たり激戦を繰り広げる。
また手持ちの他にアルトマーレのラティアスを繰り出し、メガシンカさせた事もある。
イッシュ地方に帰国しようとしたが、既にポケモンハンターJの目に留まっていた……。
アイリスのサトシとの立ち位置は「サトシのライバル」。
イッシュ地方のポケモンソムリエ。旅を終えてイッシュ地方に帰国している。
ワールドリーグに出場するサトシとアイリスを応援する。
ジム稼業とレストラン営業がある為、出番は少ない。
カロス地方
カロス地方のポケモンパフォーマー。実は結構な美少女らしい。
5年の歳月を経たからかショートカットからロングヘアに戻っており、フォッコもマフォクシーに進化しており、サイコキネシスは強力だった。
サトシを思う心はより強くなっており、場面によっては、一人で盛り上がったり、嫉妬したりするなど役割も多い。
カロスリーグではベスト4入りしていた事をシゲルとのタックバトル中にサトシの口から語られた。
また数々のヒロインがサトシとの良好な仲を持っているのに対し、自分にはそれが無いと悩んでいる節もある。
カロス地方、ミアレシティのジムリーダー。礼儀正しい電気ポケモン使い。
今作ではジムに残っており、背景にはシトロイドがいる。メカニックの腕前は健在であり、チャンピオンシップの裏で行われていた闇取引を察知したが、サトシへの忠告があと一歩間に合わなかった。
シトロンの妹でしっかり者。出番が少ない為か、出会いもないので「シルブプレ」は未登場。
カロス代表のトレーナー。相棒はメガリザードンX。
プラターヌ博士の推薦でワールドチャンピオンリーグに参加する。リザードン一体で地方予選リーグを勝ち抜くというかつてのタクトポジションでもある。
冷静沈着な性格で、メガリザードンXを最大限生かすバトルスタイルを取る。同じメガリザードンXを手持ちに持つサトシに同じメガシンカリザードンでの戦いを持ち掛けた。
さっさとカロス地方に帰国した為、ポケモンハンターJのポケモンセンター騒動からは間一髪で免れた。
アランの旅仲間の少女でハリマロンのトレーナー。
サトシを同じメガリザードンXの使い手として注目していた。アランにサトシの事を「お気に入り」と言われると全力で否定した。
その他
冷静沈着な実力者。伝説厨とか言わない。世界から参加した32地方の内の何処の地方代表かは不明だが本作に登場。
サトシがある事情で寝坊した為、他4体の存在は戦闘不能で明かされず準決勝でシンジと激突。熱戦の末、ダークライとラティオスでシンジを追い詰めるが、シンジの最後のポケモンがメガシンカして……。
本名も素性も知れない女性ポケモンハンター。
冷静かつ冷酷な性格であり、アニポケ史上トップレベルの悪人。リッシ湖に沈んだかと思われたが生きていたらしく、日本国内のカントー地方、シンオウ地方で部下と共にハンティング家業を続行している。
ミュウ捕獲作戦では、全力で立ち向かうハルカを軽くあしらい、ラティアス捕獲作戦では、サトシのピカチュウ対策として新戦力のひらいしん持ちのドサイドンを用意し、更にはラティアス強奪の為にメガシンカを使用するなど、その強敵具合は一切色褪せていない。
仕事効率の為、邪魔者をフェリーごと燃やすなど本編でも役に立たない部下ごと抹殺する凶悪ぶりも健在である。利用客との取引を成立し報酬を受け取った後のアフターサービスは請け負わないタイプでもあり、金を払った利用客を撤退の囮として利用するとことん合理的仕事主義なハンター。
そして、準決勝後の夜にポケモンセンターを襲撃し、ベスト4入りであるサトシ、シンジ、タクトの回復中だったポケモンを強奪する。
アルトマーレのラティアス。とある一件からアイリスと旅をする事になる。
カノンの姿に変身してサトシと行動しカスミやセレナを翻弄した。
水の都アルトマーレに住む少女。
カントー地方トキワシティの水の祭典に招かれアルトマーレ企画展でサトシ達と再会。
とある一件からラティアスをアイリスに託す。
またラティアスが変身した姿でも登場するが、当然別人である。
カロス地方四天王。カントー地方トキワシティの水の祭典に招かれたビックゲスト。
ミュウ保護の為、活動していたポケモンレンジャー。
ポケモンハンターJを追っている途中でサトシ達と再会する。
サトシをポケモンレンジャーに入隊させたいと思っている模様。
アルミア地方代表のアキオ
アルミア代表のトレーナー。ワールドリーグシリーズに登場する数少ないオリキャラ。サトシ、シンジ、アイリスのいるワールドチャンピオンリーグ予選Aグループの4人目であり、アルミア地方リーグ優勝者でもあるはずだが、運悪く超激戦区のグループに当たって最強に近いトレーナー達と連戦する羽目になった気の毒なキャラでもある。