天狗
てんぐ
天狗とは、日本の妖怪および神のひとつ。 「あまつきつね」とも。
特徴
- 元は古代中国で凶事の徴とされた流星を示す言葉。天空から尾を引き落下する光を「天の狗(いぬ)」と見たことから「天狗」と呼ばれるようになったとされる。熱海の温泉では伝説として伝わっている。
- 日本では長く突き出た鼻を持ち、団扇をもち一本下駄を履いた赤ら顔の山伏の姿で描かれる。
- 人が踏み入らないような山に生息しているが、川に生息する少数派もいる。(だが都市部・海での生息は確認されていない)
- 土砂崩れや突風を起こしたり人を迷わせていたずらするが、迷子を送り届ける、不思議な力を与えるなど山の神としての側面も持つ。
- そのため日本密教では、山での加護や神通力を願って天狗たちに捧げる真言がある。
- Hugっと!プリキュアではピンチに陥ったプリキュアを救う為の突風を起こすと云う活躍を見せる。翌日こっそりはな達を見送ろうとしていたところをはぐたんが見つけて、おおはしゃぎする。
- そのため日本密教では、山での加護や神通力を願って天狗たちに捧げる真言がある。
- 自分の能力を過信して正しい修行を行わなかった僧侶がなると信じられている。そのため、賢いが傲慢な者が多い。
- 恨みを残して死んだ貴人が、怨霊としての天狗となることも多い。『太平記』では、後醍醐天皇を始めとして非業の死を遂げた南朝方の要人が、北朝方の武士達に取り憑いて観応の擾乱という恐るべき内乱を起こしている。
- 鎌倉時代から室町時代にかけて、天狗の出現報告は特に豊富であった(高谷知佳『怪異の政治社会学』)。
天狗をモチーフとしたキャラクター
スーパー戦隊シリーズ
その他特撮
ゲーム
文学・漫画
- 尾白・尾黒(百鬼夜行抄)
- 刑部秋姫 = 緑峰山太郎坊秋姫 / 榎本瞬 = 緑峰山次郎坊瞬 / 康徳坊 / 烏丸紅葉 = 鞍馬山三十八郎坊紅葉 (町でうわさの天狗の子)
- ヤクザ天狗(ニンジャスレイヤー)
- 翠郎 / 鞍馬 (神様はじめました)
- 天狗(繰繰れ!コックリさん)
- 春華 スギノ(tactics)
- 華月 / 葉月 (八犬伝-東方八犬異聞-)
- 如意ヶ嶽薬師坊 / 弁天 (有頂天家族)
- 天狗花隆(アイシールド21)
- 鞍馬テン丸(ベムベムハンターこてんぐテン丸)
- 黒鴉(ゲゲゲの鬼太郎第5期)
- 黒天狗党(飛べ!イサミ)
- 葉鳥、松葉(かくりよの宿飯)
- 緋扇かるら(ゆらぎ荘の幽奈さん)
- テンジョウ(プリキュア)(スター☆トゥインクルプリキュア)