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ペダニウムゼットンの編集履歴

2019-05-05 01:26:20 バージョン

ペダニウムゼットン

ぺだにうむぜっとん

ペダニウムゼットンとは、ベリアル融合獣の一体。

概要

キングジョーゼットン怪獣カプセルフュージョンライズしたベリアル融合獣身長65m、体重3万4千t。

ウルトラマンフュージョンファイト!』カプセルユーゴー2弾の予告でその姿が先行公開された。属性は「」。ソフビはウルトラ怪獣DX枠で9月16日に発売された。


キングジョーとゼットンは共にウルトラ戦士が単独で倒せなかった怪獣の代表格であり、「戦ったらどちらが強いか」と議論の対象になるほどの強豪である。まさに最強タッグ。

また、『ウルトラマンマックス』では2匹ともゼットン星人の配下としてマックスと死闘を繰り広げた。

そして『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』最終回ではキングジョーブラックとゼットンの対決が実現している。


特徴

ベリアル融合獣  ペダニウムゼットン大怪獣倉庫(仮)【271,276~279】

ゼットンにキングジョーのパーツが食い込んだサイボーグ化したゼットン」といえる外見が特徴で、角や両腕の爪はカイザーベリアルを思わせる赤く禍々しいものになっている。

ベリアル融合獣共通のベリアルの胸部の意匠(カラータイマー)は首元にある。


ベリアル融合獣の中でも特に高い戦闘力を持つとされ、ソリッドバーニングのジードをも圧倒するパワーを持ち、角から赤い電撃光線を放つ。また、赤いレーザーのような光線や、ゼットンシャッターのようなバリアテレポートも使用できる。

最大の武器は、両腕から放つ火球ペダニウム・メテオ」で、フルパワーで放てば山一つを軽々消し飛ばすこともできる…どころか、あまりに強力すぎて反動が大きく、自分自身もダメージを受けてしまうほどの威力を持つ。


劇中の活躍

第11話「ジードアイデンティティー」、第12話「僕の名前」、第21話「ペガ、家出する」に登場。

新世代シリーズでは恒例となっている中ボスとしての役割を担う。


伏井出ケイリクの目の前で変貌を遂げ、圧倒的な力でジードを追い詰めるも、互いの必殺技のぶつかり合いでは相打ちとなり、ボロボロになりながらもケイはゼロカプセル以外のウルトラカプセルの強奪に成功する。


その後はベリアルの命により、奪ったウルトラカプセル6本をケイが自らの体に撃ち込んで再び出現する。

6本ものカプセルを撃ち込んだ影響でケイは精神に異常をきたしており、フルパワーでペダニウムメテオを放った反動で頭の神経の一部が焼き切れてしまい、自己修復する為に活動を一時停止する行動を見せる等、ほぼ暴走状態に陥っている。


しかし、自我は完全には失われていなかったようで、最後のリトルスターを探して街を壊滅状態寸前へと追い込んでいたが、自分の守るべきものを手に入れマグニフィセントの力を手に入れたジードの前にペダニウムメテオをアレイジングジードバリアで防がれるなどして劣勢となり、最後は『ビッグバスタウェイ』の直撃を受け爆散した。


強奪したウルトラカプセルもペダニウムゼットンが爆発するのと同時に街中に拡散、後日リクたちの手によってすべて回収されて取り戻されてしまい、ケイの計画は大失敗に終わってしまった。


中ボスではあるのだが、初戦はバリアもテレポートも使わずに相打ちという呆気ない結果に終わり、再登場時は暴走状態になってしまった事もあり、キングジョーとゼットンという強豪怪獣の力を宿していながら、その力をフルに活かす事がないまま退場した…かに見えた。


第21話にて、リトルスターをこれ以上取られる訳にはいかないとゾフィーのリトルスターを宿しているグビラの抹殺の為に再登場。

プリミティブを難なくあしらうと、以前敗れたマグニフィセントを上回るロイヤルメガマスターを相手に、前回のギエロン星獣を使って集めた戦闘データを元に対策をとり「スペシウムフラッシャー」「バルカンスパークル」などの光線技をバリアで確実に防ぎ、「スラッガースパーク」はテレポートによる回避を行い(この技だけ回避していたのはゼットンについて「アイスラッガーなら効く」とされていた事と関係があるのかもしれない)、上空からの連続火球攻撃でカラータイマーを点滅させるまでジードを追い詰めた。


しかしリトルスターの力を使ったグビラの援護で身体が痺れてしまい隙ができ、エースカプセルを起動したデータに無い技「バーチカルスパーク」を食らい敗北・爆散した(倒れる時は直立したまま後ろに倒れるキングジョーお馴染みの倒れ方だった)。


この敗北をきっかけにジードに力が及ばないことを実感したケイは、エンペラ星人とダークルギエルのカプセルの奪還に本気で乗り出すことを決意する


本気を出せばロイヤルメガマスターをも圧倒できる力を、(暴走状態だった二戦目はともかく)なぜ初戦から振るわなかったのだろうか……? わざと手加減していたサンダーキラーですら、本気状態ではかなり強かったのに……感情的に振る舞わなければベリアルに見放されることなくリクを倒せたのかもしれない

ただ前話にてケイはギエロン星獣を使ってジードの力量を調査しており、第21話までに彼を倒すための準備や特訓を行っているとも推測出来る。逆に考えれば、本来はジードと全く互角、パワーアップしたところでマグニフィセントには敵わなかったところを本人の努力でロイヤルメガマスターを追い詰めるまでに至ったという、ケイの成長を意味するフュージョンライズなのかもしれない。


ペダニウムゼットン・エボルド

ペダニウムゼットン・エボルド

第23話「ストルムの光」に登場した、背中からストルム器官の光が溢れ出した状態のペダニウムゼットン。名称は『フュージョンファイト』にて使われたもので、本項でも便宜的にこの名称で記述する。

今回の話の中で、伏井出ケイ自身がストルム器官の力によって闘いをするたびに強くなっていたことが判明。つまり、前回ロイヤルメガマスターを圧倒できたのもこの強化故だったようだ。


沖縄を舞台にジードと戦う(※ちなみにウルトラマンシリーズ沖縄本島が舞台になるのは初めてである。キングジョーの名前のモデルになった脚本家・金城哲夫や相方の上原正三は沖縄出身なのに)。

バリアやテレポートを一切使用しなかったが、マグニフィセントのジードクローを使った攻撃を物ともせず圧倒し、さらにケイがエンペラ星人ダークルギエルの怪獣カプセルを体に打ち込んだことによりジードの数倍の大きさ(推定300m以上)まで巨大化する。しかしロイヤルメガマスターの全力を込めたロイヤルエンドを食らい敗北・爆散した。


余談

第11話・12話の監督を任された田口清隆は、この回の融合獣の素体となる怪獣を何にしたいか聞かれた際、ネロンガベロクロンと答えたが流石に却下されたと「特撮は爆発だ! #221 SP」にて述べている。


第23話が放送された3年前には『ウルトラマンギンガS』で偶然にも同族が登場している。


第11話・12話監督の田口清隆の要望により、「キングジョーの装甲を破ってゼットンの要素が出て来る」というコンセプトで描かれた。手足のディテールは、整然としているゼットンの手足を崩すことで異質で歪んだ雰囲気を出すことを意図している。


関連項目

ウルトラマンジード ウルトラ怪獣 ベリアル融合獣

キングジョー ゼットン


ゼッパンドン:中ボスでこそないが、「ゼットンが素材のひとつに名を連ねる」「主役ウルトラマンの大きな成長に関わる」「メインヴィランが一体化」と共通項が多い合体怪獣


ハイパーゼットンデスサイス:再登場後が物凄く強敵と化した共通点を持つ。


バルキー星人 ティガダーク ファイブキング ツルギデマーガ マガオロチ:他の新世代シリーズの中ボス。ツルギデマーガとマガオロチは新たな形態の誕生に関わっていることも共通している。

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