概要
韓国発のターンSRPG『ラストオリジン』に登場する、軍事用バイオロイドおよびAGSを専門とする巨大軍事企業。三安産業、PECSと共に三大バイオロイド企業と呼ばれた。
アメリカのマサチューセッツ州に本社を置き、リーダーは会長のアンヘル・リオボロスだった。
リオボロス家が代々支配している企業だったが、アンヘル・リオボロスはバイオロイドの優位性に目をつけ、ブラックリバーを飛躍的に成長させた。
表面上はあくまで「個人や民間企業向けの製品」としてバイオロイドを製造していた三安やPECSとは異なり、ブラックリバーは民間軍事企業としての顔もあったため、製造・開発したバイオロイドはほぼそのまま自社の戦力として使っている。
シリーズ名はブラックリバーが保有していた部隊の名前でもあり、個々のバイオロイドはその部隊で特定の役割を担う隊員として作られている(役割だけでなく、階級まであらかじめ設定されている)。開発系統とも設計コンセプトとも別の文字通りの「所属」であり、他メーカーのシリーズ名とは若干意味合いが異なる。
能力が似通う事があるが、戦術上の用途に応じて別のシリーズ(部隊)が作られるため、全メーカー中飛び抜けて保有シリーズ数が多い。
また。本社がアメリカなのと積極的なロビー活動により、軍事用バイオロイドはアメリカが最も多く所有していたという。
ゲーム中では人類滅亡前に大量虐殺事件を起こしたといわれる、唯一の男性型バイオロイドもブラックリバー製である。アダム・ジョーンズとエヴァ・ジョーンズの遺伝子を組み合わせて作成された「ケイン」を元にブラックリバーがライセンスなどを購入し、開発されたのが『T-1ゴブリン』である。
オルカに合流後
人類滅亡後からオルカ1号に合流後も、ブラックリバーのバイオロイド達はかつてと同様の部隊にまとまって行動している。
- ドロップによる合流(滅亡前からの生き残り、またはラビアタ・プロトタイプにより復活)
- オルカ内での製造装置による製造
など、加入時期がバラバラでも同じ部隊の上官・部下として違和感なく振る舞えているのは、元々そのように作られているゆえだろう。
チームとしての人間関係がしっかり出来上がっていて動かしやすいせいか、シナリオでの出番も多い。特に主力4部隊(スチールライン、シスターズオブヴァルハラ、アンガー・オブ・ホード、ドゥームブリンガー)は本作のレギュラーと言ってもいい立ち位置なので、部隊ごとのカラーの違いや関係性(特に各隊長の司令官との距離の差や、それに対する隊員の考え方等)を把握すると、よりイベントやメインストーリーを楽しめる。
また、080機関以外の各部隊の暗黙のルールに「司令官(主人公)とは隊長より先に関係を持ってはいけない」というのがある。迅速のカーンに全く焦りのないホードはT-75ウェアウルフが真っ先に関係を持ったが、ヴァルハラでは隊長の鉄血のレオナを差し置いて先に関係を持ってしまった副官のT-8Wヴァルキリーが、一時レオナと不仲になった事があった。(現在は和解している)
シリーズ一覧
スチールライン
C-77レッドフード(支援部隊)
M-5イフリート(支援部隊)
T-50PXシルキー(支援部隊)
GS-130フェニックス(支援部隊)