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ロック・ハワードの編集履歴

2022-08-07 13:23:49 バージョン

ロック・ハワード

ろっくはわーど

ロック・ハワードとは、対戦格闘ゲーム『餓狼 MARK OF THE WOLVES』の主人公である。

「憎しみだけじゃ生きてけねぇ……テリーが教えてくれたのさ」


公式プロフィール

年齢17歳
身長178cm
体重70kg
誕生日6月24日
血液型B型
国籍アメリカ
格闘スタイル古武術+マーシャルアーツ
趣味ツーリング、ベースを弾くこと(一度聴いた曲は完璧にコピー)
特技料理(ファーストフード好きのテリーのために作ってあげていたらプロ級になった)
大切なものテリーに貰った帽子バイク(HONDA)
苦手なもの女性(男性ばかりの中で暮らしてきたため、少しシャイな性格になっている)
好きなものドライバーグローブ
嫌いなものすぐに自慢するヤツ
好きな食べ物ジャンバラヤ(ソーセージが不味いのは×)
好きな音楽ハードロック
得意スポーツバスケットボールストリートバスケット(3on3)
キャッチコピー狼の血統
デビュー作品餓狼 MARK OF THE WOLVES
CV竹本英史(餓狼MOW、CvS2、KOFMIシリーズ、NBC)、内田雄馬(KOFXIV以降)

概要

SNK対戦型格闘ゲーム餓狼伝説』シリーズに登場するキャラクター。

餓狼 MARK OF THE WOLVES』(MOW)の主人公であり、『餓狼伝説』シリーズ最大のラスボスであるギース・ハワードの実の息子

複雑な出自ゆえに思い悩むことが多く、自分が本当に何がしたいのかを見つけるべくテリーと放浪の旅に出る。

その先で自身の出生、そして母親について知るべく10年ぶりに開催された「キング・オブ・ファイターズ」に乗り込むことになる。


ファンからの愛称はロックロッ君など。たまにと冗談半分に呼ばれることも。(詳しくは後述)


生い立ち

7歳のロックは母メアリーと二人、慎ましい生活を送っていた。父親の存在は知っていたが会いたいと思った事はなかった。

(※ロックの母であるメアリーとギースは正式な婚姻関係にはない。)


ある日、メアリーは謎の重病にかかってしまう。とても子供ひとりで見切れるものではなくロックは、ギースに助けを求める事を決心する。

しかし、ギースは懇願を聞き入れずロックを追い返してしまう。

その夜、メアリーは静かに息を引き取った。


以来、母を助けなかった父、ギースを恨んで止まなかった。


テリーとの出会い、ギースの死

テリー・ボガードとは、育ての親と養子という関係にあり、母の死後に預けられた教会から抜け出し、テリーに拾われることになる。(餓狼伝説3)


ロックがテリーの元にやってきてから一年後、テリーは遂にギースとの決着をつける。

テリーに敗れたギースが、自ら死を選んだと聞いても特に悲しいとは思わなかったし、テリーを仇と思ったことはない。だが複雑な心境になっていた。

それは最後の肉親を失ったという感傷だった。

何も考えられなくなったロックは、テリーにストリートファイトを申し込むとテリーは何も言わずに、それを受け入れ、二人は一昼夜戦った。


その後は非常に円満な家族関係を築いている。

冷静に考えてみれば、ギースがテリーにとって父(ジェフ・ボカード)の仇であったように、テリーはロックにとって父の仇ということになる。

もっとも、ロックにとってギースは父というほどの感情を持っているわけではないが。


なお、養父のプライベートが大雑把すぎるため、家事や炊事等々を必然的に習得し、すっかり主夫属性が板に付いてしまっている。


自分に顔を見せず、母や家庭を一切顧みなかった父・ギースを憎む一方、父親譲りの鋭敏な格闘技の才能を受け継いでおり、テリー譲りの「ライジングタックル」を修得するばかりでなく、ギースの「烈風拳」や「レイジングストーム」、さらには「デッドリーレイブ」までをも体得し、ついにはテリーとギースの技を組み合わせた「クラックカウンター」を編み出すという、驚異的な素質を見せている。


容姿

目深にかかった金髪に赤みがかった茶色の瞳が印象的な容姿の整った青年。

背中に『』のマークが入った真っ赤なジャンパーに、黒のインナーとズボン、手にはお気に入りのドライバーグローブをはめている。


勝利時に背中から青白い光の翼らしきものが出ることがある。また、「デッドリーレイブ」などのギース譲りの超必殺技で勝負を決めると、右手から翼と同様の焔のようなものが噴出し、ロックがこれを抑え込もうとする演出が発生する。


性格

性格は強気で素直な一方、複雑な出自ゆえに思い悩むことが多い。ビリー・カーンなどギースとの関係者もよく絡んでくるため、気苦労は絶えない。

一見クールに見えるが内側で燻ぶる情熱は熱く、自身に付きまとう宿命の楔に対してしたたかな抵抗を試み続けており、その思いは「どこまでも足掻いてやる……!」の一言に集約されている。

男所帯で育ったため女性に対する免疫は薄く、そうした場面では恥ずかしがり屋な初々しい一面を見せる。

特に露出の激しい不知火舞B・ジェニーに対しては狼狽える事が多い。(ただし舞にはボガード兄弟との関係の都合上、「おば…」と言いかけてたしなめられたりするからある程度耐えられる)

その一方である程度の露出と色気があるブルー・マリーとはテリーを介した関係もあり普通に接する事ができる。


性能

主人公ポジションのキャラにもかかわらず性能はかなり低く、『MOW最弱』と揶揄されることもある。(実際にはもっと厳しいキャラがいるので最弱ではないが)


地を這う飛び道具烈風拳」、無敵対空「ライジングタックル」、突進技の「ハードエッジ」と、いわゆる『格ゲー三種の神器』はそろっているが、どれも割と平凡な性能。加えて通常技に性能があまり良くないものが多く、分かりやすい強みが無い。


超必殺技には優秀な突進技「シャインナックル」があるため、ゲージがある状態では話が別だが、これを使いこなすには結構なテクが必要である。潜在版でも無敵時間短いし。

(もう1つの超必殺技「レイジングストーム」は「使ったら負け」と言われるほど低性能だが……)


こういった性能のため、少なくとも対人戦では、中級者以降になってようやく扱えるようなキャラであるが、性能を引き出せれば結構な強さを発揮する。この絶妙な扱いづらさが玄人に受け、ややマニアックな人気を獲得した。


スピンオフ参戦となった『CvS2』では一転して性能が上がり、グルーヴ(任意選択による戦闘システム)の相性によっては強キャラに食い込む底力を発揮してくれる。


余談ながら、『ネオジオバトルコロシアム(NBC)』と『CvS2』『KOFMI2』ではファン待望の父親ギースとの親子対決を実現させている。何故か他社製のCvS2のほうが先だけど。


その他

ロックはリアルバウト餓狼伝説3作品では硬派な男性キャラが多かった事を踏まえ、美形キャラクターを出そうと誕生したキャラクターである。


初代ロック役の竹本英史は後にKOFラモン役を演じている。

後年竹本氏の話によるとオファーでの採用だったとの事。

また、テリー、キム・カッファン役の橋本さとしとは『トランスフォーマーカーロボット』でも共演しており、父ギース役のコング桑田とも『銀河伝説WEED』で共演していたりする。

あと、餓狼MOWを出典元とするキャラクターを演じるキャストは意外にもテレビ朝日系ニチアサ枠の作品にも出演してるキャストが多く、初代の竹本氏も二代目の内田雄馬氏も互いに同枠への出演経験が複数あるが、内田氏は2022年現時点でスーパー戦隊シリーズへの出演経験が無い。


「楓」って誰だよ

とりかえいぷりるふーる

ファンの間でよくネタにされるのが、同じSNKの対戦型格闘ゲーム『月華の剣士』の主人公・覚醒状態と、ロックが良く似ていることである。

月華とMOWの絵師は同じTONKO(現せんのあき)であることもネタにされやすい。


当然だが、両者にキャラクターとしての共通点はない。(ちなみに楓の方が先発である)

ちなみに楓の声優はロックとは全く別人。『KOF』のシェン・ウー、サムスピ(旧作)の骸羅や斬紅郎も演じている水津浩志である。


2人は『NBC』で共演を果たしており、よく見ると顔つきなど細かい部分はそこまで似ていない。ただ、ロックもあかりの好みのタイプらしい。


このネタを嫌うファンもおり、そうした話題が出た場合にはあまりしつこくいじるのはマナー違反なので、自重するよう心がけておきたい。


『KOF』には出れないだって…?!

現在では大人気なロックだが、SNKプレイモア最大のお祭りゲームである『KOF』シリーズにはプレイヤーキャラとしては登場しておらず、テリーのデモ等でしか登場できていない。

同じく『MOW』出身のB.ジェニー牙刀グリフォンマスクは登場している。

※パラレルのパラレルにあたる『~MI』には出ている。


これにはある噂が存在し、SNK社内で餓狼スタッフがKOFスタッフに「ロックは『MOW』シリーズの主人公・看板でこれから育て作り上げるキャラクターなので『KOF』には出さないで欲しい」という発言をしたというものである。


真偽については定かではないが、ロックが『KOF』に出ていない最大の理由として挙げられる有力説となっている。


…が、ついに『KOF XIV』にDLC追加キャラとして参戦。最新作『KOFXV』でも、B・ジェニー牙刀と共にDLCチーム『餓狼MOtWチーム』の一員として参戦が決定した。


上述の出場しない理由について、『餓狼』チームは最初に要望があった時点(おそらく『KOF2000』開発時)で「いきなり消費するのは勿体ないから1回目は飛ばして欲しい」と要望しただけだという。その後『餓狼』スタッフはSNK倒産に伴い会社を離れたので何故登場しなかったのか経緯は詳しく知らないらしい(当時のスタッフが残っていない=止める人がいないはずだが、逆にいなくなったことでこの事実がうやむやになって出さないまま通すことになってしまった可能性は考えうる)。


結局ロックの初登場は当時の『餓狼』スタッフが新SNKに戻って開発に参加した『XIV』まで待つこととなった。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではテリーのホームグラウンドである「KOFスタジアム」で背景に現れる事がある。しかも親父であるギースと一緒であるパターンも。


共通点が多いキャラクター

アーデルハイド・バーンシュタイン同じ会社が作ったゲームのキャラクター悪の道まっしぐらな父を持つが本人はかなりまともな人格者、戦闘時に使う技に父親の持ち技がある、と共通点はなにかと多い。


ジェイク・ミューラー

ルーク・スカイウォーカー

ジョルノ・ジョバァーナ

朝倉リク/ウルトラマンジード

いずれも悪の道に走った父がいる主人公達であるが、ロックとは違い離れ離れになった父がどんな所業をしているのかは知らずに育ってきた。

フェザー(グラブル)背格好やキャラとしてのカラーリング、各イラストのポージングなど、ロックとの共通点が多く、イラスト起用に当たってモチーフになっていると思われる。


クッパJr.

大魔王クッパの息子にして既に大王の素質を持つ二世。ロックと大きく違うは悪(?)の道を歩んでいる点である。


アッシュ・リンクス

上記の人物達と異なり悪の道に進んだ身内はいないが、外見・初登場の年齢・KOFXIV以降の声優が同じと共通している点が多い。


関連イラスト

Mark of the Wolfハワードさん家の息子さん

ROCKギース親子スケッチ


関連タグ

餓狼伝説 MOW 次世代 世代交代 下克上

主人公 養子

テリー・ボガード ギース・ハワード カイン・R・ハインライン

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