タカ派
たかは
政治思想の分類の一つ。強硬的な政治信条を持ち、場合によっては戦争などの武力行使も辞さない姿勢をとるという考えを持つ人や集団をいう。強硬派ともいう。
概要
強硬的な政治信条を持ち、場合によっては戦争などの武力行使も辞さない姿勢をとるという考えを持つ人や集団をいう。
主に強気な外交や軍事力の強化(核兵器の保有など)などがタカ派の考え方と言われることが多い。
また、経済面でもこの用語が使われることがあり、主に緊縮財政、インフレの抑制、消費税の増税に賛成など、景気の変動に対して強気な考え方が「経済タカ派」と言われることが多い。
類義語として、「強硬派」過激派がある。漢字では「鷹派」と書く。
現代の日本では、「右派・右翼=タカ派」「左派・左翼=ハト派」と関連づけられやすいが、タカ派・ハト派と右派・左派はあくまでも別の概念である。左派でもタカ派な人や集団がいるし、逆に右派でもハト派な人や集団がいる。しかし、現代の日本の実態としてはタカ派文化人や政治家のほとんどが右派であり、左派がタカ派であることはまずない。
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政治家
日本
フィクションにおける扱い
軍事組織やそれに準ずる防衛組織等が登場する作品においてもタカ派と呼ばれる軍人キャラクターがたびたび登場するが、
その強硬かつ過激な言動・思想が原因で、それらの組織に属する主人公サイドにとっては「敵より厄介な味方」というポジションであることが多く、
主人公側と諍いが絶えなかったり、事態を余計に悪化させるトラブルメーカーとなることが多い。
最終的に自身の言動による因果応報な末路を迎える者が多数だが、自身の過ちを認めて改心する場合も少数ある。