基礎データ
全国図鑑 | No.0048 |
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ジョウト図鑑 | GSC:No.108 HGSS:No.109 |
パルデア図鑑 | No.256 |
英語名 | Venonat |
ぶんるい | こんちゅうポケモン |
タイプ | むし/どく |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 30.0kg |
とくせい | ふくがん/いろめがね(第4世代から)/にげあし(隠れ特性) |
タマゴグループ | むし |
※ふくがん:わざの命中率が1.3倍になる。また、手持ちの先頭にいると、道具を持った野生のポケモンと会いやすくなる。
※いろめがね:タイプの相性でダメージを軽減される場合、0.5倍を1倍に、0.25倍を0.5倍にする。
※にげあし:必ず野生のポケモンから逃げることができる。
進化
コンパン→モルフォン(Lv.31)
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているポケモン。
名前の由来は恐らく「compound eyes<コンパウンド アイズ>:英語で複眼」
夜行性で、レーダーのような役割をする複眼で小さな虫を捕食する。複眼からはビームを発射することもできる。
身を守るために細く硬い体毛が全身を覆うようになったといわれ、体から毒がにじみ出る。
大きな樹の下に棲み、昼間は眠り夜になると明かりに集まる。またその明りに群がったちいさな虫を捕らえる。
容姿
紫色の体毛で覆われた、丸っこい体型。特徴的な赤い大きな複眼と白い触角を生やしており、小さな手と足がある。
触覚や顔つき、手足の形がバタフリーそっくりであり、本来はバタフリーに進化する筈だったのではないかという都市伝説が存在する(詳細はモルフォンの記事を参照)。
色違いは、複眼の色が水色に変わる。
ゲーム上の特徴
進化前だけあって、ややHPが高いこと以外突出した部分が無いステータス。恐らく単体ではまず使われることが少ないポケモン。
特性はどちらも優秀だが、前述通りのステータスなどであまり期待は出来ない。
「ふくがん」は野生のポケモンからアイテムを集める際に重宝される。
また、戦闘中では「ねむりごな」の命中率が約97%にまで跳ね上がるため、ほぼ確実に相手を眠らせることが可能になる(進化すると「りんぷん」(技の追加効果を無効化する)に変わってしまうので注意)。
それを生かし、あえてコンパンのまま育てて眠り撒き・バトン要員にするという戦法も可能っちゃ可能。
もちろんコンパンを使っている時点で読まれやすいので注意。
旅パにおいては、むしタイプとしては少々進化が遅めだが、上述の通り「ねむりごな」が有用なので捕獲要員として活躍できる。
バタフリーやドクケイルと同じく、真っ先に覚える攻撃技が何故かエスパー技の「ねんりき」なのが印象的。
使用トレーナー
ゲーム版
- キョウ:ジムリーダー(カントー)
- コウジロウ:コンパンマスター
余談:パルデア地方のカラフジムリーダー・ハイダイの財布はコンパンだったりする(彼はみずタイプ使いである)。
アニメ版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- キョウ・アヤ兄妹のコンパン
- 無印32話ではジムリーダー・キョウとその妹のアヤがコンパンを手持ちにしている。
- キョウの方はサトシとのバトルに出してすぐにモルフォンに進化しており、「ねむりごな」でサトシのピジョンを眠らせている。しかし、ヒトカゲとのバトルではロケット団が乱入して中断。後の再戦では使用しなかった。
- 妹のアヤの方はやどりぎのタネをうまく使ったサトシのフシギダネに敗北し、無印176話の再登場でのリベンジでも負けているが、ムサシのアーボックとのバトルでアヤがコンパンの能力を上手く引き出し倒している。
ケンジのコンパン
CV:愛河里花子
オレンジ諸島編のレギュラーキャラであるケンジの初期からの手持ちとして登場。
複眼のレーダーで赤外線カメラのように周囲をサーチでき、これを活かして隠れているポケモンの探索などに役立っていた。
……が、同僚のマリルも聴覚で似たようなサーチが出来てしまうのでお株を奪われがち。
ストライクが加入して以降はバトルの機会も無く、少々地味な立場であった。
新無印147話でケンジが再登場した時にはモルフォンに進化していた。
- コウヘイのコンパン
- 元々はナナカマド博士の研究所のポケモンで、DP・サマースクール編にて使用。ふれあいの際にはコウヘイがコンパンに何やら難しそうな本を読ませていた。後日に行われたバトルではヒカリと対戦し、彼女のベトベターと接戦をくり広げた。
ゴウのコンパン
新無印6話で夜行性であるため木の中にいたところをゴウに見つけられたたが、ストライクと同様に一度モンスターボールを当てられただけでは捕まらなかっため、ヒバニーと戦ってゴウにゲットされた。臆病な性格らしく、ムウマに脅かされた後は気絶して倒れている。
ポケモンフーズが無くなった事件では進化後のモルフォンとは違い、ポケモン同士の喧嘩には加勢していなかった。
- 新無印29話
- めざせポケモンマスター5話
- とある男性のポケモンで登場。最初は虫嫌いのカスミを驚かせていた。その後、迷子になった所をマクノシタとバネブーに出会って倉庫で遊んでいたが、ロケット団がサトシのポケモンを捕まえようとした網が断線していたケーブルに触れた事が原因による火事に巻き込まれる。しかし、サトシのリザードン・フシギダネ・ゼニガメにより助けられた。
その他
無印 | 88話(ピンカン島のピンク個体) |
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AG | 15話・126話・191話 |
DP | 99話・109話 |
新無印 | 233話・70話・115話・118話・122話・136話 |
SP | 遥かなる青い空 サトシ「昼だけどコンパンは」 |
劇場版 | ミュウツーの逆襲・時を超えた遭遇・波導の勇者・キミにきめた!・みんなの物語 |
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 1話:セキエイ学園にて、モブで登場
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
第1章でレッドが参加したサイクルレースの道中にある密林地帯で野生のポケモンとして登場したが、レッドのピカ(ピカチュウ♂)の電撃で蹴散らされた。…以上。
余談
金銀の開発段階では、キョンパンという名前のポケモンが存在していたが、パンダとキョンシーをあわせたような姿である。
なお、このポケモンの正確なモチーフは全くもって不明。
一応、毒蛾ポケモンの進化前かつ毛むくじゃらな外見から漠然と毛虫ではないかと言われてはいるが、あまりに現実の毛虫とは掛け離れた体型をしていることもあり、詳細は謎に包まれている。
実は初代に登場してから次に図鑑に登場するまでがもっとも長かったポケモンである。
カントー図鑑に載って以降、コンパンおよびモルフォンは全く登場しておらず、
パルデア図鑑にてようやく復活というリストラ期間が最長のポケモンであった。
関連イラスト
関連タグ
0047.パラセクト→0048.コンパン→0049.モルフォン