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双子葉類の編集履歴

2023-06-24 21:46:12 バージョン

双子葉類

そうしようるい

最初に生えてくる葉っぱ(子葉)の枚数が2枚の植物。

概要

被子植物のうち、単子葉類を除く植物。発芽時にその名の通り2枚の(子葉)を出す(少数の例外はあるが)。


単子葉類と比較すると、葉脈は網状脈である、の各部の個数が2または5の倍数となる、は主根と側根に分かれる、維管束が円形に並ぶ中心柱を持つ....などの特徴を持つことが多いが、形態が極めて多様なため当てはまらない例も多く、子葉の数以外の共通点をあげるのが難しい。それもそのはず、進化的には上記の特徴はいずれも被子植物が元々持っていた特徴で、単子葉植物が後から派生したのである。


分子系統解析に基づく現行の分類体系(APG体系)では、単子葉植物が分かれた後に独自に進化したもののみを真正双子葉植物と呼び、モクレンスイレンクスノキなど単子葉類のメイングループから早くに分岐した基部双子葉植物と分けている。


さらに、真正双子葉類の中でもバラ類バラ科マメ科ウリ科アブラナ科など)とキク類キク科キキョウ科セリ科ナス科など)の2群が中核で、これらは真正双子葉植物の中でもとりわけ多様化が著しい。


双子葉類の樹木は「広葉樹」と呼ばれ、樹木の種類の大半を占めている。


おおざっぱな分類

詳しく書くと膨大になるので、マイナーな目や科を省くなど大幅に簡略化しているが、それでもこれだけの多数の分類群が属する。

基部双子葉植物

単子葉類が分岐する前に双子葉類のメイングループと分岐したもの。一般的に花被や雄しべ、心皮の数が多く,発達した花床を持つ)

など

基部真正双子葉類

(真正双子葉類のうち、中核的なグループであるコア真正双子葉類に属さないもの。基部双子葉植物と共通する形質を有し、古い分類では多心皮類として基部双子葉植物とひとまとめにされていた)

など

コア真正双子葉類

(花弁とがく片が分化した花など、双子葉類らしい形質を進化させたグループ。双子葉類の大半を占める)

など

バラ類

など

マメ群(真正バラ類Ⅰとも)


アオイ群(真正バラ類Ⅱとも)

など

キク類

など

シソ類(真正キク類Ⅰとも)

など

キキョウ類(真正キク類Ⅱとも)

など


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