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イナズマイレブンの編集履歴

2023-09-17 08:03:43 バージョン

イナズマイレブン

いなずまいれぶん

『イナズマイレブン』は、2008年にレベルファイブより発売されたニンテンドーDSの育成型サッカーRPG。及び原作とした漫画やアニメを含むメディアミックスの総称である。ここでは主に円堂時代のイナズマイレブンについて記述する。

概要

ゲームソフトメーカーのレベルファイブが2008年8月に第1作を発売。

タッチペン1本で操作する子供でも簡単に出来る単純性、大量のキャラクターから自分だけのオリジナルチームを育成する、通常のサッカーゲームではありえない荒唐無稽さに比重を置いた内容から人気ソフトとなり、続編もリリースされている。


ゲームと同時にアニメや漫画など様々なメディアで同時展開していくレベルファイブの「クロスメディアプロジェクト」の草分け的存在となった作品である。ゲーム発売に先駆けて月刊コロコロコミックにてタイアップが行われ、『デジモンアドベンチャーVテイマー01』を手がけたやぶのてんやによるコミカライズが2008年6月号から連載された。全10巻。

これとは別に吉祥寺笑版(単行本タイトルは『イナズマイレブンSPECIAL』)という漫画も存在する。


2008年10月からはテレビ東京にてアニメ版も放送開始。当初は日曜朝9時の放送だったが、人気が高かったため、半年後の2009年4月からはゴールデンタイムである水曜19時台に進出。

同時間帯には裏で当時人気絶頂にあった「クイズ!ヘキサゴン」が放送されており、それまでこの枠で放送されていたアニメは視聴率で苦戦していたが、本作はその中でも善戦して固定ファンを掴むことに成功した。

続編の『GO』を含めた2期以降のアニメ作品は新作の先行公開という側面を持っている。


ちなみに無印(FF編)の後半では2で使用された試合BGMが先行して使われた事も(例:「走るイナズマ」(試合BGM)「ピッチの轟き」(ダークエンペラーズ戦BGM)など)。

2期から3期までは「Berryz工房」とタイアップしており、ゲーム版『2』や『3』のEDも担当している。


公式な略称は「イナズマ」。ファンの間では「イナイレ」と呼ばれることも多い。


キャッチコピーは 「これが超次元サッカーだ!」。

このキャッチコピーは6作目となるイナズマイレブンGOギャラクシーのアニメの次回予告でも使われるくらい息の長い言葉となった。


2016年7月には新規展開となる旧作のパラレル編となる新たなシリーズを発表、2018年4月にアニメ版の放送を開始したものの、一部シナリオの不評、諸事情によるゲームの発売延期と開発リセットの繰り返しによりゲーム版が未発売のまま2019年9月末でメディア展開が終了してクロスメディアプロジェクトを事実上破綻させてしまった。 2020年4月にはゲーム新作を一からオリジナルストーリーに作り変えると発表されたため、アレスとオリオンのストーリーでのゲーム作品は事実上消滅してしまった。

しかしながらその人気は未だに衰えておらず、2020年末頃から某有名動画配信者の実況プレイ動画などでTwitterのトレンドに度々載るほど、新作ゲーム発売を待ち望んでいる声は大きくなりつつある。

2022年7月15日にイナズマイレブン公式Twitterにて近日中に情報公開するという内容をツイートにより、「開発はちゃんと続けている。同年7月21日にサブタイトル(英雄たちのグレートロード→英雄たちのヴィクトリーロード)の変更、ストーリーの一部、新ゲームシステムが公開された他、年末には新情報の発表を予定している。


荒唐無稽さの一例に関しては超次元サッカーにて。


登場人物

イナズマイレブンの登場人物一覧を参照。


作品

シリーズ

イナズマイレブン

イナズマイレブン

マンモス中学校(※)の雷門中サッカー部のキャプテン円堂守は悩んでいた。チームはメンバーが足りず廃部寸前。このままでは公式な試合にも出られない。そんな時、雷門中に転校生がやってくる。伝説のストライカー、豪炎寺修也だ。円堂は豪炎寺をチームに誘おうと考える。この2人の出会いが、弱小サッカー部の運命を変える!!!

唯一アニメ放送前に発売日された為、一部キャストはアニメ版と異なる。アニメ版の1~26話に該当する。


(※人数規模が大きい学校のことを指す)


イナズマイレブン2 脅威の侵略者

これが超次元サッカーだ!!

ファイア・ブリザードの2バージョン発売。


フットボールフロンティア」を見事制した雷門イレブン。いつものように練習にはげんでいると、突然雷門中の方から、ものすごい爆音が!あわてて校舎に向かう円堂たちが目にした衝撃的な光景!謎の宇宙人「エイリア学園」が突如学校を襲ったのだ!彼らは一体何者!?彼らの足取りを追いつつ、最強のチームを作るため、イナズマキャラバンに乗って旅に出る!


ゲーム版では1作目から一週間後だったが、アニメ版では全国優勝して中学校に戻った直後に襲撃されている。アニメ版は27~65話まで(66、67話は総集編)。

また、設定の一部やキャストがアニメ版準拠となった(1では隠しキャラであった一ノ瀬がアニメ版でレギュラーとなった為、最初からチームに加入しているなど)。


前作では三回シュートで発動だったコマンドバトルの勝率が上がり、消費TPが下がるバーニングフェーズがLRボタン長押しで発動という仕様に変更。

アニメ版でも導入されていたシュートブロック、ロングシュートの概念も導入された。本作のみ選手の性能を切り替えるキャラチェンジ機能が導入された。

また、女子選手が大量に導入されたのも大きなポイントである。


ファイア・ブリザードのバージョン別で出てくる敵チームが違う。

ファイアはバーン率いるプロミネンス。ブリザードはガゼル率いるダイヤモンドダスト

ファイアでは円堂カノン、ブリザードでは豪炎寺真人が登場。

主題歌がバージョンによって異なるという画期的な要素が導入された。


アニメ版ではOPにブリザード版OPの「つながリーヨ」、ファイア版のED「流星ボーイ」を採用。

ただし、内容でいえば結果として、ブリザード版が優先された(プロミネンスのメンバーはカオス所属者しか登場していない)。


イナズマイレブン3 世界への挑戦!!

仙台青春カップ!

シリーズの集大成的作品で、スパーク・ボンバーの2バージョン発売。

後に劇場版公開に合わせて新システムや新チームなどが追加されたジ・オーガが発売され、3バージョンとなった。

いよいよ日本代表チームが結成される。その名もイナズマジャパン。ついに始まる世界大会「フットボールフロンティア・インターナショナル (FFI)」!各国の強豪が集結、円堂たちの前に立ちはだかる!響木正剛は、日本代表監督に謎の新監督「久遠道也」を指名。円堂守をキャプテンとして、かつて敵として戦った者たちも含め、最強の代表チームが結成され、イナズマジャパンが世界に挑戦する!!

アニメ版では68~127話(最終回)まで該当。

前作同様バージョンごとに出てくる敵が違い、スパークでは天空の使徒、ボンバーでは魔界軍団Z、オーガでは王牙学園/オーガが登場。ただし、オーガの選手のうち、エスカバミストレは劇場版の特典で入手できるパスワードを入力すればスパーク/ボンバーでも使用可能。


本作からシュートチェイン、必殺タクティクスが導入された。通常プレイで入手できない選手は2との通信連動である『2→3スーパーリンク』、1に登場した選手は携帯連動パスワードで仲間にする事が可能。

また、エイリア学園出身選手の消費TPが通常の選手と同様になっている。


「11 for Africa」と題して売り上げ金の一部が南アフリカへの教育支援に使用された。


イナズマイレブン 1・2・3!! 円堂守伝説

ゲーム1からゲーム3ジ・オーガまでのバージョン違いを含めた全6作品を3DSに移植し一本に纏めた3DS用ソフト。

グラフィック向上の他、ゲーム1での円堂の顔グラフィックが2以降のデザインに変更されているなど細かい変更点が含まれている。

発売予定日は2012年11月15日だったが延期、同年12月27日に発売された。

ダウンロード版は2013年5月29日発売。


「イナズマイレブンGO」シリーズ

イナズマイレブン3 世界への挑戦!!から10年後の雷門が舞台となっている。

主人公は円堂守から松風天馬へと交代している。

詳細は『イナズマイレブンGO』にて。


イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

シリーズ最新作。6作目のイナズマイレブンGOギャラクシーが発売されてからおよそ3年ぶりに『LEVEL 5 Vision 2016 -New Heroes-』にて発表された。

シリーズ初の据え置きハード(プレイステーション5/プレイステーション4ニンテンドースイッチ) 、スマートフォン)作品予定。


元々のサブタイトルは「アレスの天秤」で2019年発売予定だったが、諸々の事情で2019年9月27日に開発ブログ「5つ星修練場」にてサブタイトルが「英雄たちのグレートロード」として一新された。発売時期は2021年4月2日時点では2023年を目指していると語られたが、現在は未定となっている。

2022年7月21日にサブタイトルが再び一新された。


元々はアレスの天秤/オリオンの刻印のストーリーをベースとしていたが、2022年7月に完全オリジナルストーリーへ作り直すことを発表。

円堂編、天馬編、明日人編のキャラクターについては別枠の「クロニクルモード」で登場することになる。


新たな舞台は1作目から25年後の長崎県にある南雲原中学。

新入生の笹波雲明は訳あってサッカーと関わりを持とうとしなかったが、かつての先輩である桜咲丈二との再会、サッカー部のない学校ではサッカーに人権が無いということを知った笹波は…。


詳細は『イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロード』にて。


その他のゲーム

イナズマイレブン ストライカーズ

作品初の据え置きハード(Wii)作品。計3作(ストライカーズ、2012エクストリーム、GO2013)。

明確なストーリーは無く、いわゆる「お祭り作品」的な位置づけとなる。

必殺技等がボイス付きになっており、アニメでセリフのなかったキャラクターやアニメ未登場のキャラクターにも新たに声があてがわれている。

詳細は『イナズマイレブンストライカーズ』にて。


イナズマイレブン フューチャー

携帯アプリ「ROID」で配信予定だった作品。

詳細は『イナズマイレブンフューチャー』にて。


イナズマイレブン エブリデイ!!/エブリデイ!!+

2012年にシリーズ5周年キャンペーンで非売品として配信されたシミュレーション作品。3DSダウンロードソフト。円堂と豪炎寺の無印1期のストーリーを共に体験できる内容となっている。

2017年6月13日にエブリデイ!!+としてスマートフォン用アプリとして配信。円堂と豪炎寺に加え、鬼道のストーリーが追加された。


イナズマイレブン SD

スマートフォン用アプリ。無印、GO、アレス/オリオンのキャラクターがSDフィギュアとなって登場するおはじき型の超次元トイ・サッカー。

2019年10月配信予定だったが延期し、同年12月上旬予定となっていた。12月6日からようやくして事前登録が開始されたことで下旬予定の変更の末、2020年1月3日に配信された。


2020年11月30日を以てサービス終了。


詳細は『イナズマイレブンSD』にて。


アニメ

イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印

イナズマイレブン(無印1作目)の続きであるが、無印の物語上ですでに故人だった人物が生存しており、エイリア学園が設立されず、雷門中含む日本全国への襲撃が無かった1年後のパラレルワールドの物語。

主人公は稲森明日人灰崎凌兵野坂悠馬の3人という初の試みとなっている。

「アレスの天秤」はフットボールフロンティア編、「オリオンの刻印」はフットボールフロンティア・インターナショナル編となっている。

詳細は『イナズマイレブンアレスの天秤』、『イナズマイレブンオリオンの刻印』にて。


映画作品

劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来

壁紙

シリーズ初の劇場作品。2010年12月23日に公開された。


時間軸はまだ円堂守率いる雷門中サッカー部のフットボールフロンティアの時の話。

雷門中サッカー部は、フットボールフロンティア決勝戦に進出。

だが、世宇子中との決勝戦に挑む雷門中の前に現れたのは、世宇子ではなく、「王牙(オーガ)学園」と名乗る、未来から送りこまれた戦闘集団だった。

あまりの強さにかなわない雷門イレブン。

そしてピンチの時、円堂カノンが未来から、吹雪ヒロトたちを連れてくる。


舞台版

舞台版イナズマイレブン


主題歌/挿入歌

リーヨ~青春のイナズマイレブン~(ゲーム版『イナズマイレブン』OP)

作詞・作曲:山崎徹/歌:T-Pistonz

記念すべきファーストソング。アニメ版でも時折挿入歌として使用された。


純情青春ラブ(ゲーム版『イナズマイレブン』ED)

作詞:日野晃博/作曲:光田康典/編曲:高橋諭一/歌:twe'lv

日野社長作詞、木野秋メインの画像チョイスによる切なさと爽やかさが同居するラブソング。


立ち上がリーヨ(アニメ版『イナズマイレブン(FF編)』OP)

作詞・作曲:山崎徹/編曲:T-Pistonz&高橋諭一/歌:T-Pistonz

アニメ版のOPはここから始まった。応援歌を思わせる歌い出しから始まる熱い歌詞が特徴。

のちにpugcat'sによって『イナズマイレブンReloaded』用にカバーされた。


青春おでん(アニメ版『イナズマイレブン(FF編)』ED)

詳しくは該当項目にて。


マジで感謝!(アニメ版『イナズマイレブン(脅威の侵略者編)』1stOP)

スゲーッ マジで感謝!!

作詞:山崎徹&弘&KMC/Rap詞:KMC/編曲:菊谷知樹/歌:T-Pistonz+KMC

本シリーズを代表する楽曲の一つ。OP映像では塔子から綱海までの追加メンバーがOPに一斉に登場(リカだけいないのは気にしないように)。

のちに『イナズマオールスターズ×TPKキャラクターソングアルバム「マジで感謝!」』にて収録され、そちらでは円堂守(CV:竹内順子)、染岡竜吾(CV:加瀬康之)、松風天馬(CV:寺崎裕香)、剣城京介(CV:大原崇)、神童拓人(CV:斎賀みつき)がカバーを担当。

ちなみに北海道日本ハムファイターズの今川優馬選手の入場曲にも採用されていたりする。


青春バスガイド(アニメ版『イナズマイレブン(脅威の侵略者編)』1stED)

作詞・作曲:つんく/編曲:大久保薫/歌:Berryz工房

この楽曲以降はBerryz工房担当楽曲が多くなっている。


つながリーヨ(『イナズマイレブン2 脅威の侵略者ブリザード』 OP)

Inazuma-Pistonz+GEJ

作詞:山崎徹&弘/Rap詞:KMC/編曲:鈴木優介/歌:T-Pistonz+KMC

アニメ版脅威の侵略者編の後期OPも兼ねているが、編集が異なる。また、OP映像ではこれまでに登場した必殺技やキャラクターが登場する音ハメ演出がある。

なお、このOPは『スゲーッ マジで感謝!~スーパーファイア~』とは異なり、楽曲名にバージョン名が入っていない。


流星ボーイ(アニメ版『イナズマイレブン(脅威の侵略者編)』2ndED)

流星ガール☆

作詞・作曲:つんく/編曲:ダンス☆マン/歌:Berryz工房

ゲーム版『2』(「ファイア」バージョン)のEDも兼ねている。

アルバム『イナズマイレブンシリーズ5周年記念「本当にありがとう」』では木野秋(CV:折笠富美子)&音無春奈(CV:佐々木日菜子)&雷門夏未(CV:小林沙苗)にてカバーされたバージョン、アルバム『イナズマ爆EDソングス』にはalomによってカバーされたバージョンが収録された。


pixivではED映像のパロディイラストが投稿されている(サビでの豪炎寺たちがそれぞれを象徴する属性のエフェクトを纏った流星をバックに決めポーズを取るシーン)。


スゲーッ マジで感謝!~スーパーファイア~(『イナズマイレブン2 脅威の侵略者ファイア』 OP)

作詞:山崎徹&弘&KMC/Rap詞:KMC/編曲:山崎弘/歌:T-Pistonz+KMC

マジで感謝!のアレンジ版で歌詞も異なる。イナズマイレブン史にとっては初となる替え歌アレンジ版である。


あいつは太陽ボーイ!(『イナズマイレブン2 脅威の侵略者ブリザード』 ED)

作詞:日野晃博/作曲:光田康典/編曲:鈴木俊介/歌:宮原永海

イナズマイレブンお馴染みの『ボーイ』シリーズだが、この楽曲のみBerryz工房の担当ではない。なんと歌唱担当は木暮夕弥役の宮原氏。

1のEDに続き日野社長作詞、切ないバラードで隠れた名曲と名高い。


勝って泣こうゼッ!(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』1stOP)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/編曲:菊谷知樹/ブラスアレンジ:竹上良成/歌:T-Pistonz+KMC

当時は「2010 FIFAワールドカップ」開催年だった事もあってか、サッカーの応援歌の要素が取り入れられている。


雄叫びボーイWAO!(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』1stED)

作詞・作曲:つんく/編曲:オダクラユウ/歌:Berryz工房

タイトル通り、ED映像は野獣が駆け抜ける描写があるなど歌詞と連動しており、円堂たちが謎ビームを発射するシーンもあったりするが、超次元サッカーだから仕方ない。

ゲーム版『3』(スパークバージョン)用にアレンジ版の『雄叫びボーイWAO!(スパークVer.)』も存在する他、アルバム『イナズマ爆EDソングス』にはalomによってカバーされたバージョンが収録された。


なお、OPが楽曲名にバージョン名を冠していない代わりに、こちらの楽曲名にはバージョン名が入っている(『本気ボンバー』も同様)。


GOODキター!(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』2ndOP)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/編曲:菊谷知樹/歌:T-Pistonz+KMC

ゲーム版『3』(スパークバージョン)のOPテーマを兼ねる。

なお、タイトルにバージョン名を冠しておらず、これは後述の『元気になリーヨ!』も同様。


本気ボンバー(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』2ndED)

作詞・作曲:つんく/編曲:板垣祐介/歌:Berryz工房

ED映像では色とりどりに変化するサッカーボールが各シーンに合わせた動きをする演出や音ハメ演出があるのが特徴。

ゲーム版『3』(ボンバーバージョン)のEDテーマを兼ねる。

アルバム「イナズマ爆EDソングス」にはalomによるカバー版が収録。


僕らのゴォール!(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』3rdOP)

【僕らのゴォール!】踊る吹雪くんがあまりにも可愛かったので

作詞・作曲:山崎徹&KMC/^編曲:菊谷知樹/ブラスアレンジ:竹上良成/歌:T-Pistonz+KMC

終盤に登場したキャラクターを中心にOP映像が展開され、これまでの名シーンも使用されている。

ちなみにPVはイナズマジャパン(着ぐるみ)のメンバーが踊るというシュールなものであり、不動だけは踊るのを渋っていたが、最終的に参加するという流れになっている。


シャイニングパワー(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』3rdED)
シャイニング パワー

作詞・作曲:つんく/編曲:鈴木俊介/歌:Berryz工房

ED映像は歴代ヒロイン(塔子とリカを含む)がサッカーボールを蹴っていき、最後は円堂が掻っ攫っていくというもの(ちなみにヒロインのサッカーの腕前がわかる重要な映像だったりする)。

アルバム「イナズマ爆EDソングス」にはalomによるカバー版が収録。


またね…のキセツ(アニメ版『イナズマイレブン(世界への挑戦編)』4thED)

またね・・・のキセツ【トレス】

作詞・作曲:山崎徹、KMC/歌:イナズマオールスターズ

卒業シーズン間近に発表された曲であり、円堂守時代の締めくくりとなった楽曲。

ED映像ではイナズマジャパンだけでなく、これまでに登場したライバルチームの日常風景や裏側が描かれた。

イナズマオールスターズのメンバーは円堂守(CV:竹内順子)、豪炎寺修也(CV:野島裕史)、鬼道有人(CV:吉野裕行)、風丸一郎太(CV:西墻由香)、吹雪士郎(CV:宮野真守)となっている。

アルバム「イナズマ爆EDソングス」にはalomによるカバー版が収録。


元気になリーヨ!(『イナズマイレブン3 世界への挑戦!!ボンバー』 OP)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/編曲:鈴木俊介/歌:T-Pistonz+KMC

劇場版の挿入歌としても使用された。


気合いでハリケーン(『イナズマイレブン3 世界への挑戦!!ジ・オーガ』 OP)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/歌:T-Pistonz+KMC


マジカルフューチャー(『イナズマイレブン3 世界への挑戦!!ジ・オーガ』 ED)

作詞・作曲:つんく/歌:Berryz工房


スーパー立ち上がリーヨ!(『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』挿入歌)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/編曲:菊谷知樹/ブラスアレンジ:竹上良成/歌:T-Pistonz+KMC

立ち上がリーヨのアレンジ替え歌版。KMCのラップ歌詞が加わっているのが特徴。


最強で最高(『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』ED)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/歌:T-Pistonz+KMC

ED映像の構成は劇場版の世界線における『2』以降の物語を映画の撮影という形で覗いていくというもの。

なので、シリアス要素は0であり、カオスが闇鍋大会を始めたり、ジェミニストームのメンバーが抹茶ソフトを食べたりとやりたい放題である。

各エピソードの締めはそのエピソードを代表するキャラクターにおける直筆サインとなっている。


イナズマオールスターズ(円堂守(CV:竹内順子)、豪炎寺修也(CV:野島裕史)、鬼道有人(CV:吉野裕行)、風丸一郎太(CV:西墻由香)、吹雪士郎(CV:宮野真守))がカバーしたバージョンも存在する。


みんなあつまリーヨ!(『イナズマイレブンストライカーズ』OP)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/歌:T-Pistonz+KMC

タイトル通り、OP映像は歴代ライバルが人差し指を合図にいい笑顔で大集合するという流れになっている。


ラストでの大集合シーンで登場するキャラクターのうち、複数のチームに所属した経歴があるキャラクターは各時代の姿が同時に登場している場合とそうでない場合の二種類(※2)のパターンがある。


(※1)、帝国時代とネオジャパン時代の源田雷門時代とユニコーン時代の一之瀬一哉世宇子時代とネオジャパン時代の平良貞が該当。


(※2)ヒートウィーズはカオス時代やジェネシス時代の姿が確認できず、ネオジャパン時代の姿で登場している。


良かったナッ!(『イナズマイレブン1・2・3!!円堂守伝説』OP)

作詞・作曲:山崎徹&KMC/歌:T-Pistonz+KMC

OPは新規映像(しかもアニメ版のキャラデザ準拠)であり、『1』から『3』までのライバルが登場。

バダップが胸に手を当てるなどアニメ版を意識したファンサービスが挟まれており、ラストでは当時展開されていた続編『イナズマイレブンGO』のキャラクターが登場する。


余談

リーヨってなんだ?

レベルファイブが本拠を置く福岡県における「〇〇しようぜ!」という意味の言葉でイナズマイレブンシリーズの主題歌を歌うT-Pistonzを代表するフレーズでもある。

イナズマイレブン1主題歌「リーヨ〜青春のイナズマイレブン〜」にて初めて使用され、アニメ版OP「立ち上がリーヨ」や2期OP「つながリーヨ」で定着した。この他にも「元気になリーヨ!」、「みんなあつまリーヨ!」、「涙ポロリーヨ」「がんばリーヨ!」、「スーパー立ち上がリーヨ!」などなどリーヨの付く曲は他にも沢山ある。あまりにも使い勝手のいい言葉なのでpixivでは「中の人つながリーヨ」という派生タグも作られた。


ちなみにゲームでも得点するとT-Pistonzによるリーヨコールが聞ける。


ゲームとアニメの相違点

ゲームとアニメで描写が違うシーンも多いが、どちらも同じ原作であり、どちらかが偽物であってはならないと言う趣旨である。

だが、前作でいう吹雪アツヤの兄に対する態度がゲームとアニメで真逆なのは、当時原作ゲームのストーリー考案者・日野社長が多忙だったためアニメの脚本に十分目を通せなかった為である。

そのためゲーム発売前だったり2期などのストーリーを鋭意製作中の場合、アニメの脚本に十分目を通せない場合があるので、アニメとゲームで全く違う展開・設定になってたりする場面があるのはこの為である。

とはいえゲームの続編が出るとアニメで出た設定が優先される事が多く、この傾向は同社の妖怪ウォッチでも顕著に現れていた時期がある。

アレスの天秤からは日野社長がアニメの総監督・シリーズ構成・脚本を務め直接目を通したものの、上述の通り不評の上にゲームの完成がままならず、結果としてクロスメディアプロジェクトを破綻させてしまった一因ではないかという声も少なくない。


また、アニメとゲームで仕様の違う必殺技やシステム、アニメから逆輸入された技も存在する。

  • シュート技「ラン・ボール・ラン」がアニメではドリブル技
  • ドリブル技「スーパーアルマジロ」がアニメではブロック技
  • ドリブル技「五里霧中」がゴールずらしを隠すための煙幕
  • シュートチェインできない順番でのシュートチェイン(ぶっとびジャンプからのジャスティスウィング)
    • 尤も、原作ゲーム2のアニメデモに於いても本来ドリブル技であるヒートタックルがブロックに使われたりするなどの例外はあるが。
  • アニメ版FF編初出の技:イナズマ1号落とし、ツインブーストF(締めがオーバーヘッドキックに改変された)、ファイナルトルネード(後のシュートチェイン)、トライペガサス、メガネクラッシュ、ジャンピングサンダー
  • アニメ版FF編初出の必殺タクティクス:えんげつのじん(無論、必殺タクティクスという概念の成立は「3」からである)

漫画版

ストーリーの大まかな流れ自体は原作と同様だが、月刊誌という連載ペース、より低年齢層に向けた作品としてのアレンジが加わっている。

こちらではオリジナルの選手として多摩野五郎ことたまごろうが登場(ゲーム版でもゲスト出演している)。

熱血要素が他のメディアより強く、原作ではマイナー気味だったり、ネタ方面で人気があったキャラクター(サムエル・マヨやチョ・ジョンスなど)が活躍するシーンもある他、『世界への挑戦編』での円堂や佐久間の心情が掘り下げられるなど、この作品の雰囲気を好むファンは多い。

ただ熱血にするだけでなく、少林をはじめとするキャラクターがデフォルメされて描かれる癒しシーンもある。


その人気の高さから、第34回(平成22年度)講談社漫画賞児童部門を受賞し、翌年には第57回小学館漫画賞まで受賞している。

『GO』編でも引き続きやぶの先生が作画を担当した。


メディアミックスという都合上、設定に差異があるのは当たり前の事であるが、本作はゲームやアニメとのギャップが最も激しい作品になっている。それは次の通りである。

  • 実況担当の角馬親子の代わりとして準レギュラーの応援団の2人組(坊主頭と角刈り)(イヤミを言いつつ途中から本心で応援するようになる)が登場する。
  • 染岡の体型がゲームやアニメよりもゴツく、性格は冷静。
  • 風丸が初期部員扱い。
  • 原作ではそこまで悪辣ではないキャラクターが話を分かりやすくする為、悪役っぽい言動をする事がある(アンジェロなど)。逆にエドガーの嫌味な部分が無くなり、代表の誇りを背負って戦う騎士らしさが強調された性格になっているなど好改変されたキャラクターも一定数いる。
  • 宍戸(彼の代替キャラがたまごろうである)・春奈・一之瀬・土門・冬花が登場しない。
    • 夏未も初期は出番が多かったが、途中から出番が激減した。
    • 一応、一之瀬や春奈はやぶの先生が描いたイラスト自体はある。
  • キャラクターがゲームでは自力習得しない技を使う、『ゴッドハンド』の演出が『マジン・ザ・ハンド』に近い、『ダブルトルネード』の片割れが『バックトルネード』ではなく、『ダークトルネード』になっている、『さばきのてっつい』がかかと落としを見舞う技になっているなどの必殺技の設定が異なる。
    • とはいえ、円堂が『グレネードショット』を使うなどのゲーム版の設定を上手く活用したシーンもある。
  • 鬼道が原作以上にニヒルで冷酷なキャラクターになっており(例として『ジャッジスルー』を使うシーンがある)、雷門に加入してからも毒舌を吐く。
  • 月刊誌という都合上、FF本戦の後半戦がダイジェスト形式になり、外伝を除いて『脅威の侵略者編』がなかった事にされた為エイリア学園が実在する学校扱い、『脅威の侵略者編』で登場したキャラクターが『世界への挑戦編』で初対面になっているなど展開が駆け足気味な所がある。

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