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編集者:marumaru
編集内容:悪魔でも未確定情報

基礎データ

全国図鑑No.1011
キタカミ図鑑No.036
分類りんごあめポケモン
タイプくさ/ドラゴン
高さ0.4m
重さ4.4kg
特性かんろなミツ/くいしんぼう/ねんちゃく(隠れ特性)
タマゴグループしょくぶつ/ドラゴン

進化

カジッチュカミッチュ(みついりりんごを使う)→???

概要

初登場はポケモンSVのDLC『ゼロの秘宝碧の仮面』。

新たに発見されたカジッチュ第三の進化形で、アップリュータルップルともまた違う変貌を遂げた。

頭頂に長いクシのようなトサカが生え、リンゴがりんご飴のような真紅のミツに覆われたが、姿は中身含めカジッチュと大きくは変わらない。

そのため、名前や設定が判明するまではカジッチュのリージョンフォームだと思ったユーザーも多かった。

だが実は内部に二匹のカジッチュが同居している状態で、頭を出しているそとッチュと尻尾を出しているなかッチュが助け合い暮らしている。複数のカメテテが集まって進化したガメノデスに近いパターン。

リンゴをコーティングする硬い蜜飴はもちろん体内で作り出したもので、タルップル以上に甘露な香りをふりまき、相手を惑わせるという。

名前の由来は「カジッチュ」+「ミツ」あるいは生息地である「キタカミの里」だろうか。2体1組であることから「過密」説もある。

またモチーフがりんご飴であることから「噛み」+「chewy(噛みごたえがあるという意味の形容詞。キャラメルやキャンディによく使う)」の線も考えられている。

ゲームでの特徴

  • 新特性「かんろなミツ」は場に出た時に相手の回避率ランクを下げる「いかく」に似た特性。ただし、9世代で弱体化されたふとうのけんなどと同様、戦闘中一度しか発動しない制約がある。
  • 専用の新技「みずあめボム」は、相手に当たると「あめまみれ」状態にして3ターンの間素早さを下げ続ける、くさタイプの特殊技である。因みにこの技、色違いのカミッチュで繰り出すと技のエフェクトの色も変化するという小ネタがある。
  • ポケモンSVのDLC「碧の仮面」で登場。キタカミの里の右下にある無人販売所に「みついりりんご」が500円で売られており、これをカジッチュに使う事で進化する。
  • 碧の仮面におけるストーリーでは、スグリの手持ちとして登場する。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
カミッチュ8080110958040485
ポリゴン28580901059560515

合計値はアップリュー&タルップルと同値。配分はタルップルのHPと防御を入れ替え、攻撃と特攻から5ずつ素早さに回したカタチになっている。

数値だけを見ると防御が高い以外はややパッとしないステータスに見えるが、なんとしんかのきせきの適用対象となっており、きせき込みの耐久力はあのポリゴン2に匹敵する

ポリゴン2と比べると合計値は低く、特防には劣るが、防御面は優っている。素早さもかなり低いが、コチラはジャイロボールの威力上昇に繋がるため一概に悪いとは言えない。

専用技のみずあめボムも、自身の素早さ補助というよりは相手に交代を強いたり後続に繋げる技としての活用がメインとなる。

ただ、くさ/ドラゴンという複合タイプは耐性が劣悪であるため、耐久型としてはテラスタルがほぼ必須になるだろう。

また、サブウェポンに乏しい上に火力を補強する特性を持たず、積み技も「せいちょう」くらいしか無いので耐えながら殴るという運用はやや厳しい。

ポリゴン2にはない大きな強みとして、カミッチュは夢特性のねんちゃくを持っているため、輝石ポケモンに致命的な道具の紛失を防ぐことが可能。相手のトリックこだわりスカーフを押し付けられ機能停止する心配が無いのも嬉しいポイント。

ただし、これを逆手に取られたはたきおとすへの弱さには注意。

技も耐久型には必須のじこさいせいはもちろん、相手の起点回避になるドラゴンテール、先制技のふいうちグラススライダー)やギガドレインまとわりつくリフレクターなどの有用なものを多く覚える。

しかし、環境に多いハバタクカミにはドラゴンテールも効かず、逆に起点にされかねないのでみずあめボムで裏に繋ぐしないだろう。

長期戦に有利なやどりぎのタネどくどくも覚えないので、耐久型同士の戦いでは特にジリ貧に陥りやすい面もある。

さらに上述したように耐性面を改善するべくテラスタルをほぼ切ることになるため、ポリゴン2と比べて非常にピーキーな性能をしていることを留意しておく必要がある。

なお、専用特性のかんろなミツはみずあめボムなどの命中不安を補うことが出来るものの、それ以外の恩恵にはやや乏しい。こちらはダブルバトルで味方をサポートする際に真価を発揮すると言えよう。

使用トレーナー

ゲーム版

余談

現状最終進化形のポケモンとされているが、なぜかしんかのきせきが適用されている。

バグか否かは不明だが、これが仕様であるとすればカミッチュにはDLC後編で更に追加進化形が登場する可能性が高いと思われる

DLC後編でスグリが担うであろう役割を考えると、彼の手持ちであるカミッチュが強化される可能性は十分にあると言えるだろう。

その時点で進化出来ないポケモンにしんかのきせきが適用された類例としては、今作HOME解禁前時点でのリングマオドシシや、前作「ソード・シールド」のDLC配信に先駆けて登場したガラルヤドンが挙げられるが、進化先の情報が全くない状態で適用されるのは初の事例。

なお、テラレイドバトルのランクも、アップリューとタルップルが★5であるのに対してカミッチュはそれより1つ下の★4であり、このことからもカミッチュはアップリューやタルップルよりも明確に格下の存在として扱われているらしいことが伺え、このこともさらなる進化先が存在することの根拠の1つとして挙げられている。

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