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佐々木哲平(タイパラ)の編集履歴

2024-03-13 03:50:49 バージョン

佐々木哲平(タイパラ)

ささきてっぺい

日本人の男性名。此処ではタイムパラドクスゴーストライターの主人公について記載する。

「俺はただ…!沢山の人に楽しんでもらいたくて描いてるだけだ!」

概要

タイムパラドクスゴーストライターの主人公。

落雷によってタイムマシンと化した電子レンジによってもたらされた未来のジャンプから、本作のヒロインであるアイノイツキが十年後に連載する漫画である『ホワイトナイト』を盗作する。

作品の批判の九割はこの主人公に要約されていると言っても過言ではなく、盗作だと気付いていないという擁護ができる余地のあった第1話はともかくとして、第2話以降は最終話に至るまで全話に渡って読者から憎まれた、作中最大の嫌われ者。物語の黒幕であった未来ロボットフューチャーくんと並んで物語における諸悪の根源であり、全ての元凶。


読者からついた蔑称は数多く、主なものでは『パク平』『盗平』などがある。普通なら蔑称を公の場で使うことは推奨されない、が、佐々木哲平の場合、作中ではバレてないものの犯罪者である事と日本人には良くある苗字と名前の為、読者の中には現実の同姓同名の人物に迷惑をかけてはいけないというマナー意識から蔑称を使う事を推奨する向きもある。ちなみに、最悪な事に同姓同名のデザイナーが実在する。正直言って、菊瀬編集よりこっちの方にまず実在しない名前をつける配慮が必要だったのでは?


なお、厳密に言えば盗作したからではなく、盗作をことあるごとに自分に都合の良い妄想で正当化する姿が醜かったから嫌われた人物。

哲平はその作中で悪質性の高い独り善がりな物の考え方によって(その人自身されている自覚がないとはいえ)人を傷つけ貶めて罪に溺れ、あまつさえそれを自己憐憫に浸りながら他人の為と責任転嫁してはばからない。

そんな少年漫画の主人公にあるまじき、あまりにも卑怯で醜悪な姿が読者から「これが主人公の姿か」「現代に転生した半天狗」「いや半天狗ですら『この腕が…』であって他人の所為にはしなかった」「頭漫画村」と罵られ、半天狗などと違って作中でそれらの罪が暴かれ裁かれ滅ぼされる事はおろか糾弾される事も無く、ポーズだけの償いになっていない償いと反省になっていない反省ばかりであったために激しく憎まれた。


人物

独り善がりで、全力で努力してはいるけれどそもそも根本的に倫理観や常識面でズレている為にことごとく間違った行動を取る凡才の人非人。

一言で言うなら真面目系クズ

他人をダシにして結局自分が可愛いだけと読者に思われるような行動を取り続けている邪悪である。

この為、読者からは破滅を望まれていたがついに諸々の罪を指摘される事すらなく最終回を迎えた。


漫画家志望であるが、一方で、

・小学校の時に人気作品の模写がウケた原体験から志すようになる

・菊瀬編集に「沢山の人に楽しんでもらいたいと没個性な作品描くよりは超奇抜な設定やエログロ要素などトリッキーさを餌にして一部の読者層釣った方がまだマシ」とアドバイスされた際に「マイナー路線を目指せという事か」「僕が描きたいのはみんなが楽しめるような漫画」と忌避して一蹴する

・十年後のアイノイツキ作『ホワイトナイト』と現在の藍野伊月の『ホワイトナイト』のネームを見比べてわざわざ「面白さは(前者に)及ばない」と評する

・王道作品やジャンプで連載する事に拘る

・読切版『ホワイトナイト』が満場一致で受け入れられた際は「(自分が)日の目を見られる」と喜ぶ

など、「大衆に持て囃される漫画家」への熱意だけは異様に見られるものの、肝心の漫画そのものへの熱意や敬意は見られない。

その作風は某ギャグ漫画風に言うならば「ワンパークのゾフィの超劣化版みたいな奴」。

沢山の人が楽しめる作品を作りたい」だけで自分が読者に伝えたい事や作りたい作品というものが無い哲平は、描く作品も独自の個性や魅力というものが全く無く、4年間担当であった菊瀬編集からは「空っぽ」「なんにも詰まってない」「百万回見た」「形だけ個性的にしても既視感が強ければそれはむしろ没個性」と酷評されるほど。

この「空っぽ」で「なんにも詰まってない」ことこそ哲平の特徴であり、才能の欠如も含めて本人が認めている欠点でもある。

一方で、4年の間まったく評価されないにもかかわらず持ち込みを続ける、ボツにされてその日の内に新しい作品のネームを一から完成させるなど、他者からの厳しい評価にめげず自身の夢に向かって邁進する努力と根性はジャンプ主人公らしい…と言えなくもない。

しかし、これも哲平の場合は他人のアドバイスを求めないしされたところで聞き入れようとすらしない独り善がりな、単に承認要求の強さと他者を無自覚に見下し軽んじている事の表れと化している。

なお、同様の独り善がりっぷりと他者軽視の傾向は哲平が登場しない回の藍野伊月にも見られたため、哲平が特別こういうキャラ付けをされているというよりは「その時にメインで動かしているキャラにこういうクズムーヴをさせてしまう」作者に問題があるとする向きもある。



作中での主な行動

基本的に盗作をはじめとする犯罪行為と、その自己正当化や自己憐憫などを行っている。

この作品自体が実質ほぼこの哲平の一人芝居だけで構成されていると言っても過言ではない程。


この中でも明らかに自己保身の為としか思えない行動とその自己正当化、『ホワイトナイト』のファンや黒幕への責任転嫁が特に問題視されている。

特に顕著なのは

・『ホワイトナイト』にあてられたファンレターを読んで「自分には罪の十字架を背負って『ホワイトナイト』を世に出す使命がある」と盗作の継続を決心

・盗作である事実を宗岡編集(新しい担当編集)や本来の作者の藍野伊月などにすらまともに告げず、断罪どころか真実を知る機会すら与えない

・↑の理由が「タイムマシンなんて公表したら世の中がとんでもない事になるだろう」「盗作だと知る事を藍野が望まないとしたら」と独り善がりな妄想によるもの

・藍野の死亡回避条件(『ホワイトナイト』で『ANIMA』に勝つ)を提示されているにもかかわらずのうのうと30連敗し、その後も電話一本で安否確認するだけで彼女の死を知らされるまで回避条件についてまともに考えることすらせず放置

・そのくせいざ藍野が死んだ際には「過労死で死ぬならなぜそうだと言わなかった。なぜ悠長に連載で勝てなどと言った」と黒幕に対して今更過ぎる糾弾を行う

などである。

これらを総合して哲平視点から見ると「本来ならば存在した名作『ホワイトナイト』を消さないために、『ホワイトナイト』を楽しみにしているファンのために代筆する使命と罪の十字架を負って描き続ける。その『ホワイトナイト』で現在のアイノイツキが描く『ANIMA』に勝たねば藍野の命が危うくなると知らされて勝って彼女を救う為に奮闘する」とまあ悲劇のヒーローとなる。

しかしこれはあくまで哲平視点の話であり、第三者から見ると「相手の勘違いなどに甘えて自分で自分をとことん甘やかし、自分に不都合な真実を告げず隠蔽して盗作を続け、甘い汁を吸っておきながら清廉潔白アピール激しい偽善者がまたも盗作を続ける言い訳を手に入れて藍野に更なる尊厳破壊を仕掛ける」ように見えるのが致命的である。

なんなら藍野の命を救おうとするのも、碌な理由付けがされてない事もあって「助けたいのは本来の作者に死なれたら盗作できなくなるからでは」と言われる始末。


また、この自己正当化や自己憐憫以外の行動に整合性や合理性が無い事、しかし哲平の自己満足や保身が目的とすれば説明がつく事も特徴として挙げられる。

具体的には

・「みんなが楽しめるような作品」が描きたいと言いながら、目の前の担当編集一人の心すら動かせない没個性で陳腐な作品ばかり4年にわたって持ち込み続ける

・上記の事と下記の暴挙からキレた菊瀬編集が不当に針の筵の憂き目に遭ったのは哲平が読切版『ホワイトナイト』で評価された事が原因であるのに、盗作の事実を認識した後ですら一切彼のフォローを行わない…どころか最終巻描きおろしでは連続で打ち切り食らった事を指摘されて「相変わらずデリカシー死んでますね。尊敬します」と扱き下ろす始末である。倫理と常識が死んでるお前が言うな

・未来のジャンプから(この時は盗作という自覚は無いが)盗作し読切版用に書き直した『ホワイトナイト』を持ち込む為なら〆切を過ぎている為に断られていたにもかかわらず警備員を振り切って会議前の集英社に侵入という暴挙に出るほどの行動力を見せる一方で、盗作の停止や関係者への告白と謝罪や藍野伊月の死亡回避に関してはあれこれ言い訳してやらない、とにかく行動に移さない

・『ホワイトナイト』を世に出す使命があると言いながら、自分流にアレンジした『ホワイトナイト』をジャンプに連載させる事で結果的にオリジナルの『ホワイトナイト』を完全に闇に葬っている。また先述の事を行っておきながら、未来のジャンプが届かなくなった際は「俺が話も考えないといけないのか!?」とオリジナルが無い状態での『ホワイトナイト』の継続を一度は不可能と拒絶している。『ホワイトナイト』を世に出す使命()はどうした

・藍野伊月に盗作の事実を告げようと思いながら、「突然雷が落ちてきて電子レンジがタイムマシンになった」と言うだけで肝心の「現在連載されている『ホワイトナイト』は盗作であり、真の作者は間違いなく藍野伊月である」事実を欠片も明かさない

・焼肉店に来ておきながら「(盗作で得た金であるため)自分には肉を食べる資格は無い」と肉は断り、その一方でお通しのキャベツや酒は満喫している。ちなみにキャベツの花言葉は『利益』である

・『ホワイトナイト』で得た利益は藍野に帰す心算と言うが、連載に関わる経費を借金などで賄っておりまた黒幕から当選番号を教えられた宝くじも当然買わなかったためその目途が立たない状態に作中ではなっていた。なお単行本描きおろしで現金が大量に入ったバッグを藍野宅の前に不法投棄しただけで収益の還元すらまともに行っていない事が判明した

・藍野伊月を死なせたくないと言いながら、死亡回避条件(『ホワイトナイト』で『ANIMA』に勝つ)を提示されているにもかかわらずのうのうと30連敗し、その後も電話一本で安否確認するだけで彼女の死を知らされるまで回避条件についてまともに考えることすらせず放置

・「真実を知ったら藍野が筆を折ってしまうかもしれない」という理由で藍野に盗作についての告白と謝罪を行わない事を正当化し、また「『ホワイトナイト』の盗作により藍野の死を回避しているとしたら」と考えているにもかかわらず、『ホワイトナイト』で『ANIMA』に勝つ事を指示された時には30週連続で負けてどう考えても実力では勝てない現状を見せつけられながら「盗作を告白する事で筆を折らせる」という手段を思いつきだにしない

・『ANIMA』に勝てる『ホワイトナイト』を描くため、自分で自分の描いたネームを主観で評価する(「客観視客観視…うん、面白い」)という4年間それをやっては担当編集に全ボツを喰らっていた行為を繰り返した挙句、途中からは自己流『ホワイトナイト』ですらない別の作品を描きだす

など。

この為、本当に自分が不当に得た利益(ジャンプの人気作家という地位や名声、経歴、稼ぎなど)を手放し、謝罪し本来負うべき不利益(盗作者という汚名など)を負う心算が無いと思われた事、そして「俺が自分で話も考えないといけないのか!?」に代表される誰でもない自分の意志で盗作での連載を始めた加害者でありながら他人から盗作を強いられている被害者が如き言動が読者に激しく嫌悪や憎悪される理由の一端となった。


一応「子供の風船を取ってやる」「転倒してアイスを落しそうになっている子供のアイスを基の位置に戻してやる」など無償で他人の為に動く姿が描かれていたり、本来のルートでは就職して働きながらも持ち込みを続けついに独力で読切掲載を獲得していたりもする。ちなみにその作品こそがそのルートの藍野の『ホワイトナイト』の持ち込み&連載の決定打、つまり藍野が死に至る切っ掛けそのものである事が判明した。

しかしこれらも「作者が哲平は真面目で熱血な善人だとアピールするためのパフォーマンス」としか見られていないのが現実であり、特に後者二つにいたっては「アイスの位置だけ戻したところで時間が動き出せば子供は転び、結局アイスは落っこちるので、行動力はあるけど何が本当に相手の益に繋がるのか、自分の行動が何をもたらすかという想像力に欠いた結果に繋がらない自己満足な姿をよく描いている」「ロボが哲平に盗作させるのではなく寧ろ殺していれば藍野の死は簡単に回避できたのでは」と皮肉を込めて評されている。


なお一番読者が哲平に期待した行動はただ一つ、『ホワイトナイト』を盗作した事を告白し裁かれる事であったが、ついに最終巻描きおろしですら行われる事なく終わった。


関連人物

  • 夢野カケラギャグマンガ日和
    • 同じ漫画家キャラクターで独善的、周囲からの忠告を聞かない、不人気漫画家という点で共通する所があるものの、あちらの方は編集者たちにも非がある行動を起こしている。
  • 半天狗鬼滅の刃
    • 自己肯定と自己弁護の激しいキャラクター。作中の立ち位置は悪役。特に彼が登場する鬼滅の刃タイパクと入れ替わる様に連載終了したこともあってか、『佐々木哲平の前世』と呼ばれることもある。逆に佐々木哲平を「現代の半天狗」とする投稿も見られる。余談だが、彼の上司でありラスボス格である鬼舞辻無惨「私を倒したらタイパクが始まるぞ!それでもいいのか!?」と叫ぶコラ画像も作られた。
  • パワーチェンソーマン
    • 自己中心的なキャラクター。作中の立ち位置は味方サイドだが、悪魔に人格を支配されている。彼女が車を盗む際のシーンが佐々木が盗作を決めたシーンと余りにも同調している為、彼女の盗難シーンで佐々木が盗作した際の本心を表現したコラ画像が製作された。
  • 連ちゃんパパ
    • 特定のキャラクターではなく大半の登場人物が佐々木哲平と同じ思考で悪事を行っている。また、外道を働く主人公に対して大きな制裁が無いままストーリーが終わる点も共通している。

悪事の原因の大半は妻が勝手に多額の借金を作った上に逃げたせいであり少なからず彼には同情の余地がある。

  • 和泉十七夜マギアレコード
    • こちらも自己肯定と自己弁護の激しいキャラクター。作中の立ち位置は味方サイドかつ善人。しかし言動が(悪気は無いものの)いずれも相手から反感を買うものが多く、から彼女の発言を指摘されても、屁理屈を述べて自分の間違いを一切認めようしない姿勢を持つ。また、作中に登場する外道を働いた人物達に対して大きな制裁が無いままストーリーが終わる点も共通している。
  • よしいうすとクレヨンしんちゃん
    • 哲平と同じく漫画の中に出てくる漫画家のキャラクター。こちらも短気でスケベで大人げない性格で哲平と同じく人間性に問題があり、妻にも編集部にも馬鹿にされたり見下されたり、ファンであるマサオでさえも「人間性は最低」と言われてしまっているが、彼の作品である「少年忍者吹雪丸」自体は人気があり売れっ子の漫画家である(アシスタントの妻の仕事がいい加減な点もある)。
  • フェイスレスからくりサーカス
    • 自分に都合の良いことは善だと本気で信じて悪逆の限りを尽くした男。目的のために長い時間を費やしても挫けない精神力と、綿密で狡猾ながら人生の転換(悪に踏み切る時)は場当たりとも言うべき点が共通するが、振り切っている分、ある意味で哲平を限りなくスケールアップさせた男。
  • ビフ・タネンバック・トゥ・ザ・フューチャーPART 2)
    • シリーズを通しての悪役キャラクター。短気でスケベで大人げない人間性に問題がある性格であり、周囲に対し横暴を働いていた。PART 2において主人公のスキを突く形で主人公側所有のデロリアン(タイムマシン)で勝手に過去へタイムスリップし、ギャンブルスポーツのデータ本である『スポーツ年鑑』を過去のビフに渡してしまう。その結果として(本作の哲平と同じく)知り得た未来を使い利益を独占し、ついには財界人として米国全土を支配する立場まで上り詰めることになる。しかしながら歴史を元に戻そうと現れた主人公側に対し激しく抵抗するも敗北、アメリカを牛耳ていた世界線と同時に消滅した。
  • 和々寺らおん
    • 上記の人物達は何れも創作上の架空キャラだがこちらはまさかの実在する人物、2021年に人気漫画ちいかわをモロに盗作した作品おんねこを執筆、ちいかわの人気に肖り自身も人気者になろうと旧Twitterに投稿するもあまりにも下手過ぎる作画と支離滅裂で説教臭い話から大炎上しネットのオモチャとなった。また哲平同様に出版社に持ち込むも編集からの指摘やアドバイスを全く聞き入れないなど類似点がとにかく多い。性格も自己保身の為に平気で嘘を付ける点や常識から逸脱したズレた感性など共通点が多い。しかし哲平と違いその画力の低さと読解力の無さからちいかわを丸々盗作しておきながらベースとなったちいかわの魅力を欠片も表現出来ず、加えて曲がりなりにも盗作に対して後ろめたさを抱えていた哲平と違いちいかわ以外も盗作しており自責の念がない、寧ろ盗作元の作品を敵視しているなど擁護出来る点が一切なく、色々と問題こそあるが盗作に関しては技術・向き合い方共に哲平の方がまだマシと言える。

似て非になるキャラクター

  • キングワンパンマン
    • 他人の地位と実績を意図せずして盗んでしまった者繋がり。ただし、キングの場合は本人が現れた際には洗いざらいすべての真実を話し、本人に説教されまくるという罰を受け、その上で本人と良好な関係になったという違いがある。
    • また佐々木の様に盗作における勝手な拘りで苦労しているのではなく、地位と名声に見合った命のリスクが降りかかり実績を奪ったことが実質的な罰となっていること、そしてその境遇にめげず本人なりの気骨やコミュスキルでリスクに果敢に立ち向かっていることが最大の違いである
    • メタ的に言えば、キャラクター描写として一番佐々木哲平に近いキャラクターだが、主人公に次ぐほどの人気を得て読者から愛される良キャラクターであり、本来はこういうキャラクターを手本に作れば、主人公として人気が出たと思われる。
  • ()
    • 曽田正人の漫画の主人公。内面に関して自己憐憫の権化やナルシストと評されとこともあり、ある意味で哲平と似たメンタリティを持つ。しかし、昴はその性質を自分の演技に昇華させ、糧とする表現の天才であり、見る者に感動や陶酔をもたらす点で異なる。
  • ミスター・サタンドラゴンボール
    • 主人公達の活躍があまりに現実離れしてたため、功績が自分の手に転がり込んでしまった格闘家。下心があったりときたまヘタレたりすることはあるものの、本質的には弱者や家族を守る気概を持ち合わせた人物。
    • 魔人ブウ編ではレギュラー陣が力づくで倒そうとする中で状況の変化もあったとはいえ彼を諭し悪行をやめさせるという方針を取り、クライマックスでは全人類を説得して純粋ブウを倒すための元気玉を完成させたり力尽き現場で倒れていたベジータを危険を顧みずに担いで避難させるなど事態の打開に多大に貢献した。最初は身の程知らずと呆れはてていたZ戦士たちもブウへの説得を目の当たりにして以降は「自分達に力はかなわないが立派なチャンピオン」と評価を改めている。いわば力ではなく心が強い人。
  • 岸辺露伴ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
    • 売れっ子の漫画家であり、週刊少年ジャンプに連載をもつキャラクター。かなり自己中心的で身勝手な性格と言う点と、タフな精神力と持つという点は共通しているが、漫画に対してただルーチンワークをこなす哲平と違い、「リアリティを追求する」為の好奇心と行動力が強いという点が違う。何よりも、「みんなに読んでもらうため」に作品を作り続けており、「金やちやほやされるためではない」。と言う点が最大の違い。そして、自分にも他人に対しても非常にストイックでかつ義理堅く、反省や学習の心得もある。
  • 石墨超一郎仮面ライダーゼロワン
    • 仮面ライダーゼロワン第5話のゲストキャラクター。表向きには長期連載作品を持つ人気漫画家であり、その作品に対する熱心なファンも多い。しかし、自分自身の手で漫画を描いていたのは過去の話。近年ではもっぱらアシスタントの多数のヒューマギア(作中世界の商用アンドロイド)を奴隷の如く酷使する状態で漫画を描かせており、事実上制作を丸投げし、利益のみ得る状態になってしまっていた。しかしこれには機械との共存に対して自分の仕事に対する自信の無さ、それに起因する割と深刻なスランプに陥っていたいう理由があり、(本作の哲平と違い)元々の良い性格は失われていなかったため、敵勢力の襲撃、及びそれに対する主人公側の活躍を目の当たりにし、それをきっかけとして元の情熱的な性格を取り戻す。その後は自ら使用ヒューマギアの数を最小限まで削減し、彼らとの良い共存関係を図りつつ再び自身の手で漫画を描き始めている。
  • 霊幻新隆モブサイコ100
    • 霊能力を持っていない為主人公がもっている超能力で依頼を解決することもあるものの、根本的に人を騙して自分だけ甘い汁を吸う(さらにはそんな倫理観のない言動を正当化する)性格ではなく、能力が使えないなりに体は張り主人公の悩みや依頼にも真摯に応対して責務を果たしている。イツキの人生を自分の利益の為だけに滅茶苦茶にしている哲平とは違いきちんと”師匠”としての役割を全うしている。
  • 大木大樹Dr.STONE
    • 長い時間の孤独をも耐え切れる強い精神力と、熱血的で馬鹿正直な性格と言う共通点を持つ人物。また、ルーチンワークに強いと言う共通点もある。他にも、ヒロインの為に行動する行動力を持つと言う点も共通。ただし、彼の場合、自分自身が考えることが得意な人間ではなく、自分の得意分野がルーチンワークにあり、難しいことを考えるのは他人に頼れば良い。と言う自分の分を弁えたところがあり、何よりも、早とちることはあっても、他人の話を素直に聞き、他人とのコミュニケーションをきちんと図ると言う能力が備わっているのが哲平との最大の違い。
  • ドラえもんドラえもん
    • タイムマシンで未来に行って人気漫画の最新号を読み続けるあやうし!ライオン仮面と言う話がある。そこでドラえもんは、人気漫画のライオン仮面の最新号を読んだことで、次号のアイディアが出ない作者のフニャ子フニャ夫に頼まれて未来の漫画を読み続けてアイディアをフニャ夫に渡し、最終的にはフニャ夫に頼まれてライオン仮面の続きを描くと言う事態に陥っている。この話においてドラえもんは行動としては哲平と同じく未来の人気漫画を作者に代わって執筆しているが、盗作した末に勝手に漫画の続きを描くことを決めた哲平とは違い、本来の作者から正式に漫画の執筆を依頼されて引き受けていると言う点が最大の違い。
    • そしてタイムパラドックスとは名ばかりのタイパクとは違い、「結局この『ライオン仮面』は誰がいつ考えたストーリーなのか?」というパラドックスがちゃんと発生している。
  • 野比のび太ドラえもん
    • ひみつ道具『未来図書券』を使って未来の漫画雑誌を取り寄せ、その中の特に面白かった新連載『時空パトロール7』を友人を驚かせたいという理由から悪気なく盗作してしまい、その結果実際にタイムパラドックスが発生し『時空パトロール7』が存在しなくなる未来を一度は齎した。ただし哲平と違い、本当に全てを外部の人間に話すなどして連載を止めようと最大限努力し、ドラえもんの力を借りてではあるが実際に盗作を阻止し、本来の作者に対して迷惑をかけた事を真摯に反省している。のび太は欠点も多いが、「他人を尊重する」「自己正当化ばかりせず、己の過ちを正せる」という点で哲平とは雲泥の相違がある。もちろん過ちを指摘して叱ってくれるドラえもんの存在も大きいが、哲平にも菊瀬がいたはずである
    • 上記のことから成人している哲平の倫理観が、彼より遥かに年下の小学生に劣っているという最悪な事実が証明されてしまっている。
    • そしてこちらもタイムパラドックスとは名ばかりのタイパクとは違い、「結局『時空パトロール7』は誰が最初に考えたストーリーなのか?」というパラドックスがちゃんと発生している。
  • 伊藤誠:名前が現実の日本によくある名前。悪いことをしながらも罪悪感がある。ヒロインに対する非道な行いが目立つ。主人公に都合の良い世界で生きている。別ルートでは王道ヒーロー的な人物になる。など、共通点の多い人物。

関連項目

タイパク 盗作 ※主人公です

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