殿堂入り(デュエル・マスターズ)
でんどういり
※こちらではデュエル・マスターズにおける殿堂入りを解説。それ以外は殿堂入りへ。
Pixivではポケモンに使われる事が多いので、「殿堂入り デュエルマスターズ」と検索した方がいい。
概要
その強さ故に「デュエル・マスターズ」に大きな影響を与えた「切り札」の事。
殿堂入りカードに認定されると、デッキに1枚しか入れる事ができないぞ!(デュエマ公式HP)
殿堂入りとは、TCGデュエル・マスターズにおける「殿堂レギュレーション」への指定、および指定されたカードの事。
他TCGの「制限カード」であり、デッキに投入可能なのは1枚のみ。
殿堂入りしたカードを「殿堂カード」と呼ぶ非公式の通称もあるようだ。
より重い措置として、使用禁止のプレミアム殿堂がある。
公式では名誉ある称号とされるが、要は「その強さ故デッキの自由度が失われる為、大会での使用が制限された」カード達である。
最近では、「禁断」カードの様にシステム上複数投入ができない物を予め公式で指定する特殊パターンや、古く人気の低いカードが最新カードとの組み合わせで活躍した結果、指定されるという「名誉の殿堂入り」を果たすパターンもある。
また、殿堂入りからプレミアム殿堂に格上げされたカードも多い。
殿堂・プレミアム殿堂入りしたカードは調整版カードが出る事も多く、
かつては一度指定されれば二度と緩和は無いと思われていた。
しかし、年月と共にゲーム全体がインフレした事を受け、2015年の9月にボルメテウス・サファイア・ドラゴンがプレミアム殿堂からの格下げで殿堂入り、緩和された。
殿堂入り施行から12年経った2016年2月、殿堂から外されて、制限解除に至ったカードが現れた。
ちなみに、2004年3月15日に殿堂入りに指定された5枚のカードの内、《エメラル》と《ストリーミング・シェイパー》の2枚は、その後19年以上も殿堂入りからプレミアム殿堂入りに格上げされたことも、殿堂から外されて制限解除されたこともないカードになっている。(それ以外は殿堂解除されている)
ちなみに、登場してから殿堂入りするまでの最長記録はメイン画像の腐敗勇騎ドルマークスで、登場してから5891日後、つまり、なんと約16年後に殿堂入りしている。逆に登場してから殿堂入りするまでの最短記録は(ジョークカードや後述するゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードを除くと)絶望神サガであり、174日後に殿堂入りしている。
なお、殿堂入りの中には「プレミアム殿堂コンビ」も存在する。
コンボが強すぎるので、セットでデッキに入れる事を禁じたもの。
「《龍仙ロマネスク》+《母なる大地》」が該当していたが、
ロマネスクの殿堂入り及び母なる大地のプレミアム殿堂入りで解除された。
「殿堂」全体で見て解除もしくは緩和されたのはこのプレミアム殿堂コンビの一組が最初。
また、プレミアム殿堂の亜種として「プレミアム殿堂超次元コンビ」というものも存在。「《爆熱剣 バトライ刃》+《超戦龍覇 モルトNEXT》」が該当していたが、バトライ刃の殿堂入り及びコンビ殿堂の原因だった「閣ループ」がルール改定で不可能になった為解除された。
なお、「プレミアム殿堂コンビ」は、現時点では「《未来王龍 モモキングJO》と《禁断英雄 モモキングダムX》」(2022年8月15日以降)が該当している。
《伝説の禁断ドキンダムX》のようにゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードは当日は登場と同時に殿堂入りに指定されたが、その後のルール変更で「ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードは1セットのみ投入可能」に変更された為、2022年7月1日付けで一斉に殿堂解除された。
殿堂入りカードとその指定年月一覧
2004年
3月15日
《サイバー・ブレイン》(後にプレミアム殿堂入りしたがその後に殿堂入りに緩和、現在は解除された)
《ディープ・オペレーション》 (後に殿堂解除)
《ストリーミング・シェイパー》
《エメラル》
《アストラル・リーフ》(後に殿堂解除)
12月15日
《アクアン》(後にプレミアム殿堂入り、その後に殿堂入りに緩和)
2005年
2006年
3月15日
《ヘル・スラッシュ》(後にプレミアム殿堂入り)
《ロスト・チャージャー》(後にプレミアム殿堂入り)
4月15日
《炎槍と水剣の裁》(後にプレミアム殿堂入りしたが、解除された)
2007年
11月15日
《クローン・バイス》
《予言者マリエル》
2008年
4月15日
《魂と記憶の盾》(後に殿堂解除)
《アクア・ハルカス》(後に殿堂解除)
《パシフィック・チャンピオン》(後に殿堂解除)
《インフェルノ・ゲート》(後にプレミアム殿堂入り)
《インフィニティ・ドラゴン》
《超竜バジュラ》
《母なる大地》(後にプレミアム殿堂入り)
《呪紋の化身》(後にプレミアム殿堂入り)
10月15日
《凶星王ダーク・ヒドラ》(後にプレミアム殿堂入りした後に殿堂降格、さらにその後に殿堂解除)
《バジュラズ・ソウル》
2009年
2010年
5月15日
《パラダイス・アロマ》 (後に殿堂解除)
《蒼狼の始祖アマテラス》(後にプレミアム殿堂入り)
《龍仙ロマネスク》 (後に殿堂解除)
《エンペラー・キリコ》(後にプレミアム殿堂入り、その後に殿堂入りに緩和)
《スパイラル・ゲート》 (後に殿堂解除)
2011年
1月15日
《ラッキー・ダーツ》
《転生プログラム》(後にプレミアム殿堂入り)
《ハイドロ・ハリケーン》
《魔光蟲ヴィルジニア卿》(後に殿堂解除)
《龍神ヘヴィ》(後に殿堂解除)
《威牙の幻ハンゾウ》(後に殿堂解除)
《邪神M・ロマノフ》(後にプレミアム殿堂入り、その後に殿堂入りに緩和)
7月23日
《ダンディ・ナスオ》(後にプレミアム殿堂入り)
《斬隠オロチ》
《超次元ドラヴィタ・ホール》(後に殿堂解除)
《王機聖者ミル・アーマ》(後に殿堂解除)
《天雷の導士アヴァラルド公》 (後に殿堂解除)
《再誕の社》
2012年
3月15日
《カラフル・ダンス》
2013年
3月15日
《セブンス・タワー》(後に殿堂解除)
《ミラクルとミステリーの扉》(後にプレミアム殿堂入り、その後に殿堂入りに緩和)
2014年
3月15日
《ガチンコ・ルーレット》(後に殿堂解除)
《ポジトロン・サイン》
《希望の絆 鬼修羅》(後に殿堂解除)
《パーロックのミラクルフィーバー》(後に殿堂解除)
《盗掘人形モールス》
2015年
3月14日
《超次元ホワイトグリーン・ホール》 (後に殿堂解除)
《ミステリー・キューブ》(後に殿堂解除)
9月19日
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》(プレミアム殿堂からの格下げ、さらに後に殿堂解除)
12月15日
《禁断~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》(登場と同時に指定、後に殿堂解除)
2016年
12月16日
《FORBIDDEN STAR~世界最後の日~》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》(登場と同時に指定、後に殿堂解除)
2017年
2018年
3月1日
《裏切りの魔狼月下城》(後にプレミアム殿堂入り)
《超次元ガロウズ・ホール》 (後に殿堂解除)
《破界秘伝ナッシング・ゼロ》(後に殿堂解除)
《真・龍覇 ヘブンズロージア》(後に殿堂解除)
《単騎連射 マグナム》
《音精 ラフルル》(後にプレミアム殿堂入り)
《龍素知新》
7月14日
《次元の霊峰》
《勝利のアパッチ・ウララー》(後に殿堂解除)
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》
《プラチナ・ワルスラS》(後に殿堂解除)
2019年
12月20日
《滅亡の起源零無》/《零龍》(登場と同時に指定、後に殿堂解除)
2020年
12月18日
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》
《爆熱剣 バトライ刃》/《爆熱DX バトライ武神》(後にプレミアム殿堂入り)
《凄惨なる牙 パラノーマル》
《生命と大地と轟破の決断》(後にプレミアム殿堂入り)
《海底鬼面城》
2021年
2022年
7月1日
《超次元バイス・ホール》(プレミアム殿堂コンビからの格下げ、さらに後に殿堂解除)
2024年
DP殿堂
DCGであるデュエプレにもDP殿堂という形で存在する。
が、DCGはアプデによるテキスト変更が可能なため、カードに規制をかける際にはテキスト修正がほとんど。
よってこの措置が施行される際は何かしらの理由によりテキスト修正が難しい場合に限られる。
なので一概にDP殿堂がテキストナーフより重い措置であるとは言えずあくまでナーフの1手段にすぎない。