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うしとら(月歌の始まり)

うしとら

妖怪漫画「月歌の始まり」に登場する青年。奇怪な兜を脱ぎ捨てた拳士の素顔。命を護る戦神が如くの生き様を押し通す仁義(バカ)な漢。
目次 [非表示]

やあやあ我こそは

坂東火雷十天衆 第二の刺客にして

世界最強の男 牛郎(ごろう)が息子


うしとら


いざ尋常に仕置代行 仕る!!


概要

小雨大豆妖怪漫画月歌の始まり」に登場する集団:坂東火雷十天衆の一角、拳神(けんしん) 鉄兜黒兜)の正体。


妖怪の国「大鬼太鼓妖怪洞」で勃発した非道な騒動に我慢の限界が来て、禍々しい兜を脱ぎ捨て主人公勢の用心棒として助太刀する。

それまで寡黙だった拳士の素性は、仁義男の生き様をみせる酔狂(バカ)なだった。


人物像

総じて、正体不明の不穏さから正体判明の活躍に差異ある経歴・奮闘をみせる好青年。


兜の拳士

坂東火雷十天衆の1人『拳神・鉄兜』として登場した人物。他の幹部と共にたちと交戦するが、第三勢力の介入が切っ掛けで撤退。

その後、大鬼太鼓妖怪洞にて『第ニ之刺客・黒兜』として再登場。改めてとの一騎打ちに臨む。


表情が一切見えない禍々しい兜で顔を隠し、拳一つで戦う黒装束の寡黙な男。戦うこと以外に興味を示さず、命乞いをする無抵抗な農民を容赦なく皆殺しにする冷酷さを見せていたが…。













































「なんだバカヤロ てめえコノヤロ バカヤロウ」

「その あれだ あの… うるせえいいからぶっとばす!!」


その本性は義理人情に厚く、曲がったことが大嫌いで涙もろい熱血漢。前述した皆殺しの件も、人を人とも思わぬ外道な盗賊を成敗した結果だと判明した。


容姿

不気味な兜から現れた素顔は、端正な顔立ちをした黒髪の青年。右前髪が長い短髪、少し片目隠れになる様相が多い。

衣服は鉄兜(黒兜)の時と変わらず、両腕に手甲があるを基調とした丈長の道着


性格・素性

を脱ぐまでは無口だった時から様変わりして、とても男らしい物言いをする熱血漢。この差異は、彼が顔に出やすい性分で、を被り無用な面倒事を起こさないための措置だった模様。

坂東火雷十天衆」へ所属していたのは「日ノ本一と戦わせてくれるから」と首謀者の仲間になった。強さを求める格闘家らしく、世界最強を志すバカ真面目な理由だった。

しかし、他の幹部たちが内密に進めていた非道な計画の発覚と、それに抗う妖怪洞の住人たちの雄姿を見て離反。


うしとらの活殺術(こころ)は、真っ当に生きてる者が虐げられる様へ同情し、それらを護るために拳を振るう。その姿形が人でなく、だろうがだろうが、一歩的な略奪をされている側の前に立って仁義を全うする健全な正義感、(要約して)「命は姿形でなく生き様に宿る」と語り、白沢たちを護ることを宣言する。


粗野野蛮で要領の悪い無茶苦茶な男だが、その身には真っ直ぐ芯一本のがある人物。概して自他が言う馬鹿な人いい意味で)。

成り行きで邂逅した妖怪の子ども・らくわん土下座をして所属していた集団の非道を詫びるといった漢気をみせた。また気性が低年齢層に近いのか、幼子(らくわん)と純粋単純交流対話友情を築いている。


傍目からはうつけながらも好人物な印象だが、そんな彼にも苦い悔しさに遭う重い過去があり、護ると決めた相手の危機に、もう溢さないと決めた決意から限界を越え、苦難の壁をぶち抜けるほどの必死さになる繊細な一面を秘めている。


度々に「世界最強の男 牛郎(ごろう)が息子」であると己を鼓舞しており、不動の牛郎と呼ばれた父親(おやじ)を、彼から受け継ぎ磨いた「うしとら流」を誇りにしている。


戦闘能力

理屈理論よりも感覚本能で理解する派で、言い換えれば馬鹿と天才は紙一重な実力を発揮する武闘家。

彼の体術「うしとら流」は、護るべきもの / 背負うものがあるほど強くなると自負している。これを有言実行できうる体裁きと身体能力を体得・・・と根性馬鹿の一つ覚えな感じに苦境を突破する勇姿そんな馬鹿な…)は凄まじい。

その馬鹿力は、小型怪獣程もある軍神(ぐんしん)であろうがぶっ飛ばすっ!!


使用技

  • 喰虎枯牛(グランコガランゴ)

相手の攻撃を受け流しつつ必殺の一撃で粉砕する徒手空拳の技。

力の性質・重心の位置・人体の可動域などを十分に理解したうえで、相手の力を利用して最大限の力を得る合理性の極致。本人の出鱈目な身体能力と合わさることで、自身より遥かに巨大な敵が群れを成して迫ろうと、巧みに捌き続けて打ち砕く。


  • 雷震

武道で多用される「震脚」を発展させたような体術。

地面を強く踏み付ける動作に加え、こちらも相手の力を利用して最大限の力を上方の敵へ発散し押し上げる。その威力は、徒手空拳で軍神(ぐんしん)を深く凹ますほど。


余談

うしとら」とは、某妖怪漫画の略称である他、一般的に―

  1. 鬼門の方角で北東を指す艮(うしとら) 。
  2. 八卦 の方角で「艮」を指す「うしとら」。
  3. 十二支の方角で「丑寅」を指す「うしとら」。

と、総じて陰陽道といった吉凶禍福占術へ由縁ある名称。転じて重要な存在≒力強い存在を表す名前として、本作「月歌の始まり」で世界最強の男・牛郎(ごろう)が息子の底知れない活発さを表すような名義と思われるが…?


うしとらのキャラクター性が掘り下げられる章節「大鬼太鼓妖怪洞の騒動」は、主人公であるはずのの出番がとある事情により激減もしてる展開。それに加えて、うしとらが絶妙なタイミングで味方のピンチに駆けつける活躍の数々、誰かのために迷わず体を張る好漢っぷりが合わさり、読者からは「もうお前が主人公だろ」と支持される人気キャラとなった。


関連タグ

九十九の満月 月歌の始まり

坂東火雷十天衆 鉄兜(月歌の始まり) / 黒兜(月歌の始まり)

拳士 武術家 用心棒 仁義

お馬鹿キャラ 愛すべき馬鹿 筋肉馬鹿 馬鹿正直


桃(月歌の始まり) 小紅(月歌の始まり)

大鬼太鼓妖怪洞 白沢(月歌の始まり)


軍神うしとら・・・同一世界系列の物語「九十九の満月」に登場する最強級の軍神(ぐんしん)。本作「月歌の始まり」から約600年後の時代に存在だけ語られる詳細不明の現人神世界最強の男 牛郎(ごろう)が息子 うしとらと同名であり、はたして関係性は…。

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