概要
『ラブライブ!』の矢澤にこがネタでいじられている状態を指す。千早いじめやRJいじめに通じる貧乳ネタを筆頭に、貧乏くじ、ぼっち、貧乏(金欠)など多岐にわたる。
貧乳ネタの詳細
矢澤はμ’sの中では二番目の年配にもかかわらず身長154cm・バスト74と小柄で共に最低を記録している。
アニメ一期放映開始時はそれほどでもなく、これだけ小柄でもB74あったため、むしろ別のアイドル作品に登場する72の歌姫をいじめる際の追撃に使われていたという逆転現象が起こっていたほど。
しかし、2013年12月に矢澤のSchool_idol_diary(以下SID)が発売されると状況は一変する。同冊子内にあるエピソードの一つ「ニコニーの秘密測定♡」でなんとバストが3年連続の(72の歌姫よりも1cm小さい)71cmと公表され、3cmサバを読んでいたことが発覚。この事実が貧乳ネタの大きな起点となった。
翌年2014年放送のアニメ2期4話にて、車と車の隙間を通り抜けた矢澤を追うために、東條希も通り抜けようとしたら胸の厚さが干渉して通れないという展開が描かれた(ちなみにワースト2の星空凛もとばっちりを食らった)。さらに同年12月スクフェスで展開された、SIDの件をピックアップしたイベントで、冊子を買ってない層にも知れ渡ったことも貧乳いじりを加速させるきっかけとなってしまった。
さらに増える強豪達
プロジェクトラブライブ!は規模を拡大していき、新キャラも追加されていった。
そんな新プロジェクト内の三年生枠のスリーサイズは驚異(胸囲)的で
- Aqoursは全員がB80以上+身長160以上
- 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の近江彼方、朝香果林、エマ・ヴェルデに至ってはB85以上
- とどめにSaint Snowの鹿角聖良もB85
と、さらに追い討ちをかけるようなバストの暴力であった。
これによりサバを読んでようがなかろうが、全10名いる三年生キャラの中でもただ一人バスト80未満のキャラとなってしまった。これなんて公式いじめ?やめたげてよぉ!
さらに虹ヶ咲は三年生にミア・テイラーが加入したが、14歳だと言うのにB80。しかも、スクスタの2周年キービジュアルでは隣に。なんででしょうね。
一応虹ヶ咲には(バストサイズ的な意味で)仲間もいるにはいるのだが、こちらは矢澤より年下の一年生であり、背も低くウエストも相当細いため、Aqours+虹ヶ咲(+Saint Snow)含めた総勢30人(+2人)中でも依然ワーストの地位を守っている。トップの方は更新されたというのに、この揺るぎなさは頭が下がるばかり。
ラブライブ!スーパースター!!以降はスクールアイドルのスリーサイズは公表(設定)しないとする方針になったため、トップが更新されることがない代わりに、ワーストが更新される可能性も消えたのである。
72の歌姫にしても、(高校生以上で)ワーストが更新されるまでに13年かかったのだが、その可能性すら断たれるとは…ぬわぁんでよぉ!!
ちなみに如月千早と違い、矢澤の中の人の方はどちらかというと大きい部類だったりする。
貧乳ネタの実例
東條希とのツーショット
pixivでは、特にバストが最も大きいB90の東條希と一緒に描かれてるイラストが圧倒的に多い(→のぞにこ)。その差-19cm。
似たような立ち位置のあずちはと違いこちらは同い年というのがますます格差社会の残酷さを際立たせている。
同級生2人と
もう一人の同期・絢瀬絵里もB88という巨乳の持ち主であることから、三年生組が並ぶだけでも軽いにこいじめが成立してしまう(→にこのぞえり)。
ネットのトレンドと
もちろんラブライブ無関係の流行り物でも、千早やRJに次ぐ犠牲者になりやすい。
ん?これまた希と一緒にいるイラストが多い気がするって?気にするな!
その他のネタ
貧乏くじ
プロジェクト初期はそうでもなかったのだが、アニメ版でやたら貧乏くじを引く事が多い扱いをされていた事から、2次創作でも何かと損な役回りを担当させられる羽目になった。
ちなみに2016年の生誕祭でもリアルに災難が降りかかった。
ぼっち
アニメ一期5話・二期4話で希と絵里から明かされたにこの壮絶な過去が元ネタ。
矢澤は音ノ木坂入学後すぐにアイドル研究部を立ち上げ、学校内でアイドルとしてデビュー。
しかしアイドルとしての目標が高すぎたため、一人二人と部活を辞めていき最後は一人になり、プライドが高く意地っ張りな性格も災いしクラス内でも孤立、授業が終わっては一人で部室に行くだけの生活を高坂穂乃果がスクールアイドルの存在を知るまで2年も送っていた。
この事に由来し存在を認めてもらえないにこがクラスで孤立する、といった内容のネタが同人誌ネタにされるほどに広まっていった。有名なのが九郎氏の描く「にこにーぼっち本」シリーズ。
ただしクラスで孤立していたと明確にされているのはアニメ版だけの設定であり、漫画版ではむしろコミュ力が高く誰とも簡単に打ち解けるという真逆の性格で書かれている。
金欠
SIDや漫画版が発祥。
もともと矢澤はアニメ一期10話で真姫の別荘に嫉妬したり、元からいない専属料理人がいるという嘘を吐いた描写から貧乏なのではないかという噂程度のものだったが、後発のSIDや漫画版で妹の「いちごが食べたい」発言に凍りつき何とか誤魔化そうと取り乱すシーンや、本当はUTX学園に行きたかったが学費が足りず断念したという過去描写から半ば公式に。
以降「妹達を養うために円光で稼ぐ」パターンのR-18系同人誌も多く作られるようになった。
虐待
一時期流行した腹パンネタに由来する。R-18タグやグロいイラストが多いので閲覧注意。
最後に
矢澤がひどい扱いを受けてもあまり反発を受けにくいのは、公式の愛ゆえの扱いだという事が明確に見て取れるためであろう。
確かに貧乏くじ的扱いこそ受けやすいものの、その分穂乃果以外で唯一アニメ一期・二期共に主役回をもらっていたり、アニメBD限定楽曲をソロで歌わせてもらえるなど別の面で優遇されている。
上述の貧乳ネタにしても、にこは同じ三年生であるバストサイズ2トップの二人と一緒にいる描写は少なく、むしろ一年生組と行動を共にしている描写が多い事から、千早やRJほど貧乳いじりは陰湿化していない。
また、一期12話に穂乃果とことりの確執でμ’sが空中分解した時、凛と花陽に呼びかけて練習は継続するなどネタ面とシリアス面の線引きが最もしっかりなされているのも彼女である。
これらの扱いはまさに公式の愛と贔屓がなければ有り得ない。これらのいじりが成り立つのは何より公式が愛ゆえでやってるからだという事を心がけておこう。
とは言うものの、やりすぎたらいじめと何ら変わらなくなるので、節度は守りましょう。