曖昧さ回避
- ギリシア神話の英雄「アイアース(Αίας)」のラテン語表記「Ajax」を、英語読みにしたもの。「アヤックス」とも。
- オンタリオ州(カナダ)の都市。
- 「Asynchronous JavaScript+XML」の略。ウェブ・ブラウザ内で非同期通信を行いながらインターフェイスの構築を行うプログラミング手法。
- イギリス海軍の艦船。戦列艦、装甲艦、中央砲塔艦、戦艦、軽巡洋艦、フリゲート、潜水艦、訓練船がある。
- イギリス海軍の軽巡洋艦「エイジャックス」をモデルにしたアズールレーンのキャラクター→エイジャックス(アズールレーン)
- アメリカ陸軍の地対空ミサイル「MIM-3 ナイキ・エイジャックス」。
- MARVELコミックスの登場人物。実写版「デッドプール」ではメインのヴィラン。
- エイジャックはアメコミ「エターナルズ」のキャラクター。
pixivではエイジャックス(アズールレーン)のイラストがほとんどを占めている。
軽巡洋艦「エイジャックス」
イギリス海軍が建造した、リアンダー級軽巡洋艦5番艦。
1933年2月7日起工、1934年3月1日進水、1935年4月12竣工。
1935年、アビシニア危機に際し、イタリアを牽制するため地中海に派遣される。
1939年9月1日、第二次世界大戦が勃発。
12月13日、ラプラタ川河口の沖合いで重巡洋艦「エクセター」、軽巡洋艦「アキリーズ」と共にドイツの装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」と交戦(ラプラタ沖海戦)。
1940年8月、イギリス地中海艦隊に所属。
10月12日未明、シチリア島南東沖でイタリア海軍水雷艇「アリエール」、「アイローネ」を撃沈、駆逐艦「アルティリエーレ」を撃破(パッセロ岬沖海戦)。
11月11日、タラント空襲を支援。
1941年3月27日、マタパン岬沖海戦に参加。
5月21日、ドイツ軍のクレタ島上陸部隊を迎撃するが、空襲を受け損傷。
1942年6月6日、チャタム工廠で修理に入る。
12月31日、アンナバ(アルジェリア)に進出。
1943年1月1日、空襲を受け、機関部に爆弾が命中。
1月7日、ジブラルタルに曳航されて応急修理を受け、2月からノーフォーク海軍工廠(アメリカ)で修理に入る。
12月25日、ポーツマス港に到着。
1944年6月6日、連合国軍のノルマンディー海岸上陸に際し、ゴールド・ビーチを艦砲射撃(ノルマンディー上陸作戦)。
1945年8月15日、日本がポツダム宣言を受諾し、降伏。
1947年7月、ユダヤ人難民を乗せ、イギリスの移民制限を無視してパレスチナ沖へ来た「エクソダス号」を取り押さえ、難民をハンブルグに移送。(映画「栄光への脱出」の元ネタ)
1948年2月、退役。1949年11月に解体処分。
MARVELコミックスの「エイジャックス」
1998年3月発行の、ジョー・ケリー版「デッドプール」#14で初登場。
本名はフランシス・フリーマン。
ミュータントを人為的に作り出す人体実験計画「ウェポンX」の失敗した被験者を集めた実験施設で、ドクター・キルブルーの助手として働く指導医だったが、自分を馬鹿にするウェイド・ウィルソン(のちのデッドプール)を処刑。しかし、これをきっかけに特殊能力を獲得したウェイド・ウィルソンに射殺される。
数年後、フランシス・フリーマンはサイボーグ「エイジャックス」として生まれ変わり、強靱な肉体と予知能力、無痛覚を獲得。復讐に執念を燃やし、デッドプールを執拗に追い回す。
映画ではメインヴィランとして登場。
ウェポンXプログラムを仕切ってる組織のリーダーにして、超人的な反射神経と無痛無感覚の身体を持つミュータント。
難病の治療と称し、リクルーターの男を通じて各地の難病患者を集めて人体実験を施している。実験の狙いは、人工的なミュータントの製造であり、超人奴隷としてオークションで売り飛ばしていた。必要以上に相手をいたぶる事を好み、ウェイドからも「サイコ野郎」と評される程のサディストである。
女性名である本名で呼ばれることを嫌っているが、ウェイドは本名を知った後面白がって呼んでいる。しかし、エイジャックス本人も張り合うかのようにウェイドに度々自分の名前を聞いている。
終盤では元の姿に戻すように迫ったウェイドに対し、「元に戻せると思ったのか」と突きつけ逆上したウェイドによって射殺される。