キュアカナメ
きゅあかなめ
キュアソレイユ/天宮えれなとカナメ・バッカニアの担当声優が同じ安野希世乃であり、いわば中の人繋がりである。
キュアソレイユのデビュー戦の敵が『マクロスF』のシェリル・ノーム役である遠藤綾演じるテンジョウと話題になり、まさにカナメvsシェリルのマクロス新旧歌姫対決が実現したのだった。
そして5月4日にNHKBSプレミアムにて『全マクロス大投票』が放送され、作品部門でマクロスFが、またキャラクター部門ではシェリルがそれぞれ第一位を獲得。そして日が明けて放送された第14話は天宮家メイン回、かつ同話で襲撃してきたのがテンジョウ…。SNS上では「誰だ、シェリル vs. カナメとか言ってんの?」「銀河の歌姫とワルキューレが対峙するプリキュア」「ある意味でクロスオーバー実現か」などのつぶやきが再度見受けられる事態となった。
ワルキューレはヴァールシンドロームに感染した者を鎮静化させるために戦場で歌い踊っているのだが、えれなの場合も変身シーンで歌唱を披露しており、劇場版では暴走した相手を鎮静化させるための歌に参加していたりする。
この他、羽衣ララの語尾が「ルン」である事とマクロスΔの登場人物であるフレイア・ヴィオン・・・と言うより彼女の出身であるウィンダミア王国が「ルン」に纏わる人種であるという共通点を持つ。ついで惑星サマーンとは10代の半ばで大人扱いなのも共通だが、寿命に関しては多分異なると思われる(スタプリ最終回に登場する29歳のララはまだまだ若いが、ウィンダミアでは29歳は老年期の部類に入る)。
そのサマーンはウィンダミアとは別のベクトルでヤバい所だったりする為、そういう意味ではララとフレイアは「自分達の世界観ではない、市井の人々の世界観」を見た事で何かが変わったという共通点もある。
もっと言ってしまえば、マクロスシリーズ自体が宇宙人を扱っている作品でもある。
ワルキューレメンバー中、マクロスΔ放送後で1番乗りかつ歌唱担当兼任初のプリキュアだったりする。
ワルキューレメンバーを演じた声優もいくつかプリキュアシリーズに出演しておりこの内、マクロスΔ放送前のシリーズに美雲・ギンヌメール役の小清水亜美がメンバー初のプリキュア役で出演しており、ついでレギュラーキャラそのものはレイナ・プラウラーを演じた東山奈央がシリーズ12作目に妖精役と現在3名が出演し、残りの二人も脇役で出演経験を持っていたりする。更に言えばカナメと関わりが深いメッサー・イーレフェルト役の内山昂輝も名前ありのキャラクターでシリーズに出演していたりする。
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』でもマクロスΔでミラージュ・ファリーナ・ジーナスを演じた瀬戸麻沙美がプリキュア役で出演。ただし、彼女は歌姫ではない。
何気に歌姫以外からプリキュアが出たのは初と言える。
『デリシャスパーティ♡プリキュア』で主人公であるハヤテ・インメルマンを演じた内田雄馬も主人公の幼なじみ役に起用され、シリーズでは珍しい男性ヒーローとして参戦する。
この結果、ワルキューレは元メンバーを含めなければ中の人全員出演経験があるのとは逆に、Δ小隊のメンバーは追加キャラを含めてもチャック・マスタング役の川田紳司だけが未出演。