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「仮面ライダー!今度こそお前の命を頂ぁーく!!」

「仮面ライダーなど知れたものだ!あいつの心臓を抉り取ってやる!」

CV:沼波輝枝 スーツアクター:岡田勝

登場話数:第29話「電気怪人クラゲダール」

概要

日本海対馬沖出身の電気クラゲ型改造人間。

身長:160㎝、体重:58㎏とかなり小柄。

要人暗殺の目的で電気人間を作るために村の人々を拉致するのが彼の任務。

手のひらから伸びる触手で敵を絡め、5000ボルトから5万ボルトからなる電気ショックを浴びせる[[攻撃を得意とする。本人曰く「俺の電気ショックを浴びた者は1時間は気が付くまい」との事。

弱点は「電気を使い果たしてしまうと脆い」、「火に弱い」の2つ。

活躍

秘密基地のある鷲ヶ崎灯台付近を徘徊し、近づいた村人を電気ショックで気絶させて電気人間の素体を集めていた。しかし、ある日その現場を宇宙狂の少年・川本浩太に見られてしまう。浩太は兄から借りたカメラで鷲ヶ崎灯台を偵察するショッカー戦闘員とクラゲダールを撮影。戦闘員が浩太に気付きカメラを取り上げ引っ叩いた後、電気ショックで浩太を気絶させる。戦闘員が証拠を収めたカメラを拾おうとすると「置いておけ、その方がいいのだ」と拾わないように注意したり、「子供もそのままにしておけ」と一文字隼人を誘き出す為に証拠品を残した上であえて浩太を見逃した

そして案の定一文字が動きだし、川村家に向かい先に向かった滝和也と合流、浩太の案内で鷲ヶ崎灯台付近に向かう。バイクに乗って追撃してきた戦闘員を倒した一文字の目の前に現れ、触手で一文字を崖から転落させた。一文字は仮面ライダー2号に変身しクラゲダールに挑む。戦闘員を呼び出しながら電撃でライダーを弱らせるも滝が棒で殴ってきたため不利となり、「仮面ライダー、また会おうぜ!」と捨て台詞を吐きながら退散した。

アジトに帰った後、ゾル大佐の命令で浩太の母・文江を捕えるベく家の障子を破壊して侵入。文江を捕らえ、ライダーを誘き寄せるために磔にして仕掛けたダイナマイトで処刑しようとするが、滝とライダーが助けたため失敗。戦闘員を率いてライダーを倒そうと襲い掛かる。秘密基地内で死闘の末触手をやられた後、ライダーキックを受けて蒸発する。

余談

  • クラゲダールを演じている声優は蜂女を演じた沼波輝枝さんだが、クラゲダールの性別はなんと。実際、劇中でクラゲダールの一人称が「俺」である。声変わり前の少年を改造素体にしたのだろうか?(あるいは一人称が「俺」な女性か?)「仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE」(DeAGOSTINI刊)では、雌雄同体生物であるクラゲがモチーフであることが影響したとする説が挙げられている。
  • 発電器官を持つクラゲは実在しないが、一部のクラゲには刺されると電撃に似た激痛を催す種類がいる。
  • この回で仮面ライダーはクラゲダールに「電気クラゲの化け物め!お前こそ死ね!!」とヒーローらしからぬ台詞を言い放った(クラゲダールも遭遇時に「一文字隼人、死ね!」と言っていた)。
  • ちなみにこの怪人、新聞には「クラゲ型宇宙人」として掲載されている。
  • 浩太の母親・川本文江を演じたのは声優としても活躍されている上田みゆきさんである。

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