「ほ~ら、私のかわいいせがれどもよ。餌をやるぞ。ほ~ら、食べろ!食べろ!」
概要
『仮面ライダーX』第20話『おばけ!?謎の蛇人間あらわる‼』に登場する火蜥蜴サラマンダーをモチーフとした最後のGOD神話怪人。
自身の血と人間の血を入れ替えて「蛇人間」へと変えて仲間を増やして行き、最終的に日本を占領する作戦を使命としており、普段はとある墓地にあるGODのアジトを根城に、人間態である不気味な老婆の姿で暗躍している。鳴き声は「ウルルルル~」
能力
自身の血と襲われた人間の血を交換する事で“蛇人間”へと変える事ができる。「蛇人間」に変えられた人間は鋭い牙と爪が生え、怪人の意のままに動く操り人形と化してしまい、怪人が死なない限りその呪縛から逃れる事は決してない。
サラマンダーがモチーフではあるがその特性は何方かといえばメデューサに近く、口から浴びた者を石化させる石化泡や、体を丸めて球状に変化しての体当たり攻撃を主な戦力としている。
鏡等の自身の姿が映る物を弱点としており、自身の姿を視ると途端に苦しみだし弱体化してしまう。なお、この特性は「蛇人間」にも受け継がれている(この特性は蛇型の幻獣バジリスクのものを思わせる)。
アジト内の爬虫類達を使役することもできる。
活動歴
墓地に建設されたGODのアジトの存在を隠すために幽霊が出るという噂を流して人が近づかないように仕組んだ上で、それでも噂の真相を確かめに来る人間に対しては襲い掛かって殺害したり、精神崩壊を誘発させて活かしたり、作戦の手駒とする為に「蛇人間」へと変えていた。
犠牲者の多くは「私のせがれ」と呼んでいるアジト内の爬虫類やサソリの餌にしている。
ある日、そんな噂をものともせずに墓地を訪れ行方不明となった本田青年を探しにやって来た彼の弟を追って事件を調査する神敬介ことXライダーの前に姿を現し襲撃するが、最後は鏡を見て怯んだ隙を突かれて放たれた『Xキック』を受け、緑色の噴煙と共に白骨化・絶命し、「蛇人間」にされた本田青年や他の犠牲者達も無事に救出されるのだった。
関連項目
神話怪人 GOD機関 サラマンダー 蛇 トカゲ 仮面ライダーX
キャッティウス/オカルトス:同じく神話怪人なのに神話モチーフではない怪人。
サラマンダーイマジン:名前は似ているがモチーフは全く別の生物であるライダー怪人。