「偉大なる九本尻尾の帝王アトン様、カー将軍、そしてメギド王子。お休みなさい。いい夢見よ~」
「ダイナマンが怖くて、進化獣が務まるか!おのれ~!俺の恐ろしさ、思い知らせてやる!」
CV:丸山詠二
登場話:第5話「進化獣のこわい夢」
概要
所々に赤や緑や白のまだら模様の入った黒紫の体色を有する。
特殊な「夢枕」で眠ることで人々に悪夢を見せ不眠にさせ、死へと追いやる「バクシンカ悪夢作戦」を展開する。また、夢枕を鼓のように叩くことで侍やガンマンといった5体の幽霊戦士を召喚する。
爆発する鼻提灯を発射する「バクシンカ鼻提灯」が必殺技。
眠る際には何ともかわいらしいピンクのパジャマとナイトキャップを着用する。
活躍
カー将軍「脊椎動物門! 哺乳綱! 奇蹄目! バク科! バク属! ヤマバク種!」
カー将軍の手により生み出され、アジトの洋館にて眠ることで子供達に悪夢を見せ、翌朝カー将軍がユタカ達5人の少年の前に悪夢の中の妖怪達を具現化させて怖がらせる。洋館から聞こえるいびきを不審に思ったダイナマンが突入するや目覚めて逃走し、幽霊戦士を嗾け、作戦を披露するメギド王子と共に撤退する。
その後も寝場所を点々として夜ごと作戦を展開するが、夢が現実のものとなるという点を逆手に取られ、「『自分達が怖くなければダイナマンと戦う夢を見ろ』と書いた挑戦状を送ることでその通りの夢を見させ、自分達の前にバクシンカをおびき出す」というダイナマンの作戦にまんまとしてやられ、夢枕を破壊された挙句、スーパーダイナマイトを受けて敗北する。
直後ビッグバンプログレスで巨大化。ダイナロボに鼻提灯等で攻撃するも、ビートハンマーの連撃に怯み、最期は科学剣・稲妻重力落としを喰らって爆散した。
余談
どうやってバクシンカに挑戦状を送ったんだ、というツッコミはNG。作中ではシッポ兵がバクシンカに大慌てで持参する形で挑戦状が届けられたのだが、バクシンカに渡すようシッポ兵に言いつけてよこしたのだろうか。
バクシンカに呼び出された妖怪の内、ドラキュラを演じたのはダイナレッドのスーツアクターでもある新堀和男。新堀氏は「太陽戦隊サンバルカン」や「超電子バイオマン」でもドラキュラ役を演じた。
この回で弾北斗たちが初めてジャシンカの前でダイナマンだと名乗っており、ダイナマンの正体はジャシンカの知る処となった。
この回から進化獣のビッグバンプログレス時のナレーションがなくなり、進化獣が自分から「ビッグバンプログレス! 超進化獣・○○シンカ!」と言うようになる。
巨大化直後の脚はチョウシンカと同様の脚になっているが、戦闘時はサソリシンカと同様の形状になっている。
関連タグ
科学戦隊ダイナマン 有尾人一族ジャシンカ帝国 夢属性 進化獣 バク 獏
バクキ、夢幻サイマ獣バハムー、悪夢忍者ユメバクー師、獏のエルムガイ夢、妖怪バク、ユメパックン、ネロー・キルナー:平成の獏モチーフの後輩怪人達。