概要
2015年10月4日からテレビ東京系列などで毎週日曜朝8時から放送しているポケモン情報バラエティ。
番組名の「家」は「うち」と読ませている。
略称は『ポケんち』であり、番組の設定上の『家』も『ポケんち』という呼び名で呼んでいる。
前番組『ポケモンゲット☆TV』からは中川翔子とあばれる君のみ続投で、新たに音楽家のヒャダイン、モデルの大谷凜香がレギュラーとして出演。
『週刊ポケモン放送局』から前番組『ポケモンゲット☆TV』までは必ず何らかのポケモンの着ぐるみキャラクターがマスコット的にレギュラー出演していたが、ポケんちではそのような存在はなく人間のみである。
放送時間は60分だった前番組から30分に短縮しており、これは枠拡大前のポケモン☆サンデー以来9年ぶりである。
これにつき、この番組では過去のアニメの再放送はしておらず、『ポケットモンスター アンコール』から続いてきたポケモンのアニメ再放送枠が途絶えることになる。
ほぼ毎回ゲストが登場し、ポケんち内外で何らかのバラエティ企画が行われる。
また、ゲストや視聴者とのポケモンバトルが行われることもある。
前番組『ポケモンゲット☆TV』で好評だったあばれる君の『ポケモン交換旅』の企画もサン・ムーン、ウルトラサン・ウルトラムーン、LET'S GOピカチュウ・LET'S GOイーブイで続けられている。
アニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」では深く関わりあい、準レギュラー共々挿話の端役だけでなくOP、EDにもゲストとして出演を果たしている。
2020年では大幅に部屋が改装され、専用のバトルルームが設置された。これに伴いポケだんちが廃止されたが、代わりにゲストがマンスリーでホームステイする部屋が設置された。
ポケモンのバラエティ番組では最長の6年半に渡り放送されたが、2022年3月に最終回が放送された。
最終回ではおなじみメンバーとして「カイ(超特急)」「高井佳佑(ガーリィレコード)」「都留拓也(ラパルフェ)」が登場した。
後継番組は中川翔子、あばれる君、準レギュラーの松丸亮吾が続投した『ポケモンとどこいく!?』。
ポケモンサンデーの枠拡大から15年半に渡って出演した中川翔子は「顔出し」では本番組が最後の出演であり、次番組では番組キャラクター「コッカー」の声優としての参加になる。
上記のことから、あばれる君のみ本番組レギュラーから唯一の顔出しでの続投となった。
設定
ポケモン好きが集まる家という設定になっている。
レギュラー出演者は入居者ということになる。
メイン画像中段がポケんちメンバー。
この家がマンションなのかアパートなのかといった設定は公式で特に言われていないが、個人の部屋と共用スペースがあることからシェアハウス的なものと思われる。
2018年7月12日にインターネット上で配信された『みんなで見よう「キミにきめた!」生コメンタリー』において、ポケんちでの設定上の中川翔子の部屋が初めて公開された。
入居者
中川翔子
ポケモンバラエティおなじみの人物で、本番組ではポケんちの管理人。絵も対戦もエースバーン級。
ポケだちをたくさん読んで、ポケモンについて語り合うことが好き。
語り始めると止まらなくなってしまう。
運動が苦手なことでよくネタにされるが、ティモンディの「すごいとっくん」でこの問題は改善されている。
あばれる君に過去の自分をいじられることがある。詳しくは下記を参照。
ヒャダイン
ポケんちのブレーン役。バトルの実力も本物であり、「ポケ塾バトル講座」を開いている。
あばれる君からは副業といじられているが、本業は音楽家でありポケんちのテーマソングも作曲している。
無差別級「HIGH」の元ベルト所持者。王者の座を長く持ち続けていたが、2021年4月にJ.Y. Park?(ガーリィレコード高井)に敗北し座を譲渡する形になった。しかし、のちに奪還している。
中川同様運動が苦手で、幼少期にボールを前に投げたが後ろに飛んで言ったことがあるほど。
中川同様あばれる君に過去の自分を変装でいじられることがある。上記の「ヒャダインポーズ」はその名残でありまた本人の象徴ともなっている。詳細は下記を参照。
あばれる君
前番組からの続投。前番組のコーナーレギュラーではなくスタジオレギュラーとなっている。当初はお笑い芸人ならではのネタ扱いやポケモン交換の人という扱いであったが、番組が進むたび本編・ポケカの実力がつくようになり、現在はポケカの公式大会を開催する資格「イベントオーガナイザー」を持つ。
前番組と同じく日本中を周り(1回だけアメリカに行ったことがある)交換だけで図鑑を完成させる「ポケモン交換の旅」の主催者でもある。
- しらべる君
ポケモンにまつわる様々な疑問を「調べたい」と考えたあばれる君が変身した姿。ヒャダインによるテーマソングも作られている。
- 月食ヒャダイン
ウルトラホールからやってきた高校時代のヒャダイン。学ラン+眼鏡をかけた陰キャが特徴であり、「月食ヒャダ陰」とも記される。なお、「月食」が苗字。
ヒャダインポーズは当時の写真で撮っているポーズに由来し、「イン」という言葉が出るたびにこのポーズをとる(語尾が「い」であるときは「イン」になる)。
ポケモンガオーレにも登場。4人のレギュラーメンバーを倒すとバトルが可能。使用するポケモンは日食ネクロズマと月食ネクロズマ。
後に本物も登場した。
- Let's 陽! ヒャダイン
初代ピカチュウのリメイク、LPLEの宣伝で登場した大学時代のヒャダイン。陰キャ時代の高校時代と比べ大学時代の姿は陽の要素が強いことから、陽キャのキャラクターが特徴。ラップ口調で喋る。特に「YO!YO!」は「陽!陽!」と言う。ポジティブさを前出しした「陽パーク」の主催者であり、月食しょこたんに希望を与えた。
大谷凜香
ポケんち加入時は高校生でありポケモン初心者であったが、月日が経つにつれ知識を身に着けるようになり、現在は他メンバーと同等の強さを誇る。空手が特技。番組終了時には二十歳となり成人式での振り袖姿を披露した。中川とは特に仲がいい。
- 月食しょこたん(光を求め始めたしょこたん)
ウルトラホールからやってきた学生時代のしょこたん。当時の写真が反り返っていたポーズであることから「月食しょこ反」ともいう。三つ編みの臙脂色のセーラー服で、好きな話題には早口&ござる口調という当時の中川翔子を完璧に反映したキャラクター。
後に本物も登場した。
準レギュラー
ポケんちに住んでいるわけではないが、出演頻度の高い人たち。
アニポケの楽曲を多く担当した。ポケモンバトルの腕前なども披露している。
ポケモン好きであるが、番組内ではいろいろと不憫扱い。ノーマルタイプとも。
- イチオーカ博士(市岡元気)
ポケモンにまつわる「科学」を実験を通して伝えている博士。登場回は左側の窓から爆発音とともに煙が演出されるのがお約束。
ハイテンションでいろいろなポケだちを連れてくる。ドジョッチやドデカバシ好きとしても知られている。アニポケにもゲスト声優として出演したことがある。
登場するたびにコスプレを披露し、特にコ春や春ミ等(春はカスと読む)の女性キャラクターのモチーフが多い。
アクティビティゲームを多く提案する。ポケんちにも一時期ホームステイした。
- 小池ニャース(小池美由)(ポケモン交換旅での出演)
ポケモン交換旅でのあばれる君の相棒ともいえる。ニャースのコスプレをしている。登場回は雨の日が多いらしい。ガラルニャースの姿も披露した。
- やはしゆり
2018年ポケモンジャパンチャンピオンシップスジュニアカテゴリ1位の神童。最初は視聴者として登場したが、のちにバトルコーナーのHIGHなどにも出演し神童としてバトルしている。愛称はリーリエに似ていたことから「ユリーリエ」。
ポケモン好きでバトルも強い。アニポケではSMにてヌイコグマを演じた。
ポケモン好きで知られ、アニポケの楽曲も数多く担当した。ポケモンバトルの腕前も良い。
アニポケの解説などで呼ばれることが多い。初期のころはポケモンにまつわるクイズを出していた。
- カイ(超特急)
ポケモンバトル実力者で、「青きトリックスター」と呼ばれている。
ポケモンバトルの腕前が良く、神童やはしゆりを番組史上初打ち負かした。後継番組の「ポケモンとどこいく!?」ではメインレギュラーとして出演する。
- 高井佳佑(ガーリィレコード)
バトルの強者として得意のものまねをして登場する。よくやるものまねは十八番である「藤原竜也」や「J.Y. Park」である。
あばれる君はタメ口で話しているが、アニポケの総監督である。アニポケアフレコ企画の際などに登場する。
富安監督とともに登場するアニポケの音響監督である。あばれる君などへの熱血指導がお決まり。
2020年のリニューアルによりバトルルームの実況担当として加入。熱い実況でバトルを盛り上げる。
ポケだんち
しょこたんが作った、ポケんちの近くにあるポケモンが大好きな人が住む団地。
流れ星のちゅうえいが入居者第1号であり管理人。
のちに入居したパンサーの向井慧も管理人となっている。
リニューアルに伴い廃止。
入居者
- 部屋不明:ちゅうえい(管理人)
- 部屋不明:向井慧(管理人)
- ニャスパー棟285号室:にゃんこスター
- ミルタンク棟123号室:今川宇宙
- コダック棟434号室:東京ホテイソン
- デオキシス棟888号室:ゲラゲラ星人
- ハピナス棟103号室:いかちゃん
- アローラダグトリオ棟4000号室:四千頭身
- 部屋不明:アキラ100%
- ニャビー棟4号室:かぎしっぽ
- アローラディグダ棟1450号室:ひょっこりはん
- 部屋不明:ザ・フーパーズ
- 部屋不明:K-SUKE
2018年7月1日の放送で道重さゆみの入居が打診されたが、入居が認められたかどうかは不明。
過去の出演者
- アントニー
アントニーはスタジオ(ポケんち)での出演はなく、すべてコーナーのロケでの出演だった。
突如出演がなくなり、公式サイトからも消えており、公式からのアナウンスがないため、設定上入居しているのか退去しているのかも不明。
挨拶
前番組では「ポケっす」だった挨拶は、この番組では「ポケんちは」になっている。後継番組では「ポケっす」へと再び変更された。
関連タグ
ポケットモンスター(アニポケ) サトシの旅シリーズ ポケモンバラエティ番組一覧
ポケモンゲットTV:前番組
ポケモンとどこいく!?:後番組