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「もがけばもがく程、首を締め付けるのだ。どうだ苦しいか、ライダー!」

「この男を血祭りにして、コバルト120を奪い返すのだ!」


CV:八代駿峰恵研(映画)、田中亮一(正義の系譜)

スーツアクター:岡田勝


概要編集

仮面ライダー』第59話「底なし沼の怪人ミミズ男!」に登場。


ビキニ環礁の水爆実験で唯一生きのこったシマミミズを素体にして誕生したミミズ型改造人間で放射能に強い耐性を持っており、その体質を買われてショッカーが開発した従来のコバルト62の10倍の威力を持った「コバルト120」で製作したコバルト爆弾を使って日本の壊滅させる「放射能作戦」の指揮官に任命されている。

鳴き声は「アフアフアフ、アフウウウ」。

ミミズの怪人なので、乾燥には弱い。


戦闘時には一度締められるとライダーでも容易に破壊して脱出するのが難しい「殺人リング」を体から取り出し、対象を絞殺する。


上記の作戦の指揮官以外に柿沼奥の底に建設されたショッカーの水爆実験施設を兼ねたアジトの守衛も担当しているが、何も知らないで釣りに来ていた釣り人をアジトを知られたかもしれないという理由でわざわざ口封じに向かうなど要領の悪い一面があり、その為にライダーたちに自分たちの動向を知られ、さらに作戦を遂行する為に必要な「コバルト120」を輸送中に宝石泥棒たちとぶつかって中身を間違えて持っていく失態を犯すなど間抜けな所が多いが、一度は「殺人リング」を用いてライダーを退けるという戦果を上げている強敵である。


一戦目は「殺人リング」を用いてライダーを退けることに成功するが、再戦時ではどうやって自身が「殺人リング」から脱出したかのかに気づいたライダーが「ライダーパワー」を用いて「殺人リング」から抜け出し、最後は続けざまに放たれた「ライダーキック」を受け爆死した。


再登場編集

映画『仮面ライダー対地獄大使編集

富士山麓に建設されたショッカー大要塞を護る為に再生された再生怪人軍団の一員として登場。

ショッカー大要塞へと向かうライダーの前に立ち塞がるが、最後はふっ飛ばされた再生毒トカゲ男と衝突して爆散する。


派生作品編集

PS2専用ソフト『仮面ライダー 正義の系譜編集

邪眼の手により再生復活を遂げ、ギリザメスと分岐で出現。

仮面ライダーアギトと対決するが倒されてしまった。


新仮面ライダーSPIRITS編集

再生怪人として復活。東京湾海底基地にワープさせられた1号を襲うが逃げられてしまい、陸上部隊と合流して全軍で叩き潰そうとするも暴走したガラガランダに斬り裂かれて殺害される。


すがやみつるによる漫画版編集

地中を掘り進み地割れを起こして1号ライダーを地底に引きずり込み、殺人リングを巻き付けて絞め殺そうとするも『ライダーアントカット』で牙を折られて逆に捕まってしまう。ライダーに踏みつけられ、ショッカーの計画を吐かされそうになってしまったために駆け付けたフクロウ男によって口封じのために処刑されてしまった。


仮面ライダー1971-1973編集

この作品ではなんと戦闘員として登場している。黒い強化服を全身に身にまとっている。

個々の能力は低いが、高い生命力と多数での運用によって敵を苦しめるが仮面ライダーに一瞬で多数がやられた。



余談編集

1986年頃、ホビー情報誌『ホビージャパン』に連載されていたコーナー『行くぞ!怪人軍団』から昭和ライダーのオリジナルエピソード企画『哀しき改造人間』で同名の怪人が登場したが、容姿が全く異なり上半身にミミズが巻き付いて人間の顔がそのまま露出した非常にグロテスクなデザインとなっている。

ちなみに、このミミズ男はショッカーの海外戦略を阻止するため日本を離れた本郷猛がヨーロッパで最初に闘った怪人であり、死神博士に「ライダーを倒せば正常な人間にしてやる」と言われて改造された奇形児という設定だった。

さらに1985年、東映ビデオから発売された『東映怪人怪獣大百科』という企画ビデオ作品の全巻購入特典としてガレージキットが造られたという。


関連項目編集

ショッカー怪人 ショッカー ミミズ 初代ライダー

ワームオルフェノク平成一期第4作におけるミミズ仲間


外部リンク編集

ミミズ男 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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