概要
1995年4月2日から12月24日にかけてテレビ東京系列局にて日曜朝7時台後半の番組として放送された。全39話。
ジュール・ベルヌの小説『十五少年漂流記』をベースにコナン・ドイルの小説『失われた世界』を融合させた異世界冒険ものである。日本では放送枠確保に難儀し、制作費共同出資企業の本国イタリアで1994年から先行放送された。
実は本作は当初、いわゆる海モモの次番組として1993年に日本テレビ系平日夕方アニメ・特撮枠の水曜夕方5時台前半に放送される予定だったが、日本テレビが夕方アニメの縮小・廃枠を決めた為、放送見送りとなり、先述の通り共同制作元のイタリアで先行放送された後にテレビ東京(ほか)での放送となった。日本テレビの関連企業であるバップが本作の製作に関わったのはそのため。
しかしテレビ東京での放送が内定してからもなかなか枠が決まらなかったようで、実際この作品の前番組は「堺屋太一の明日を語ろう」と言う固い内容のトーク番組、後番組は「ベストマッチテニス」というスポーツ番組であり、いずれもアニメではない。同枠でアニメが定着するのは00年代に入ってからだった。
また、放送回数は当初から全3クールの予定だったため、日テレ放送だった場合、93年1月開始~9月終了だった事になる。
本作の原企画は1983年に立てた「ぼくと恐竜」であったが、サンライズの立てた「銀河漂流バイファム」とコンセプトと内容が重複した為、当時は見送られる事となった。
ストーリー
恐竜が住む異世界に迷い込んだ15人の少年少女たちが、元の世界に戻るため、力をあわせて困難に立ち向かう冒険活劇である。
登場人物
カシラたち
異世界の住人
ボイスサウルス
主題歌
オープニングテーマ
「僕たちのスタート」
作詞・作曲 - CHIAKI / 編曲 - 松浦晃久 / 歌 - 影山ヒロノブ
エンディングテーマ
「Sunday Island」
作詞・作曲 - 梶浦由記 / 編曲 - 松浦晃久 / 歌 - 國府田マリ子