概要
開催前までの動き
21世紀最初のクラシック三冠路線となる第61回皐月賞はアグネスタキオンが危なげなく勝利を収め、三冠間違い無しとまで言われた。
ところが、皐月賞の直後にアグネスタキオンは故障を発生。ダービーどころか、早々と引退に追い込まれてしまった。
圧倒的本命と言われたアグネスタキオンが不在となり、皐月賞2着のダンツフレーム(3番人気)、同3着のジャングルポケット(1番人気)、NHKマイルカップを制してダービーに挑んできたクロフネ(2番人気)、ダービートライアルの青葉賞(この年からGⅡに昇格)を制したルゼル(4番人気)が人気を集めた。
出走馬
枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | カチドキリュウ | 太宰啓介 | 17 |
1 | 2 | ルゼル | 後藤浩輝 | 4 |
2 | 3 | キタサンチャンネル | 高橋亮 | 15 |
2 | 4 | ダービーレグノ | 幸英明 | 12 |
3 | 5 | トラストファイヤー | 柴田善臣 | 13 |
3 | 6 | ダンシングカラー | 江田照男 | 11 |
4 | 7 | テンザンセイザ | 四位洋文 | 5 |
4 | 8 | ダイイチダンヒル | 蛯名正義 | 9 |
5 | 9 | ダンツフレーム | 河内洋 | 3 |
5 | 10 | プレシャスソング | 福永祐一 | 8 |
6 | 11 | シンコウカリド | 田中勝春 | 7 |
6 | 12 | ボーンキング | ケント・デザーモ | 6 |
7 | 13 | ビッグゴールド | 村本善之 | 10 |
7 | 14 | テイエムサウスポー | 和田竜二 | 16 |
7 | 15 | マイネルライツ | 石崎隆之 | 14 |
8 | 16 | スキャンボーイ | 池添謙一 | 18 |
8 | 17 | クロフネ | 武豊 | 2 |
8 | 18 | ジャングルポケット | 角田晃一 | 1 |
レース展開
↑フジテレビ版(実況:三宅正治)
4コーナーをカーブして直線コース!
さぁルゼルが抜け出した!ルゼルが抜け出した!
そしてクロフネが馬場の真ん中を通ってやってくる!
さらに、さらに外からはジャングルポケット!
ジャングルポケット!ジャングルポケット!
クロフネは、クロフネは伸びない!クロフネ伸びない!ジャングルポケット!ダンツフレーム!
インコースからは、インコースからはダンシングカラーも伸びて来ている!
先頭はしかしジャングルだ!ジャングルだ!ジャングルポケット!ダンツフレーム!ダンツフレーム2番手!
そして、その後ろからはボーンキングも伸びて来ている!
勝ったのはジャングルポケット~!
勝ったのはジャングルポケット!2着にダンツフレーム!
マル外開放元年、新時代の扉をこじ開けたのは内国産馬ジャングルポケット!角田晃一、ダービー初制覇!
最後はジャングルポケット、雄々しく馬場の真ん中を抜け出しました!
↑JRA公式版
レース結果
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 着差 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | 8 | 18 | ジャングルポケット | 2分27秒0 | 1 |
2着 | 5 | 9 | ダンツフレーム | 1と1/2 | 3 |
3着 | 3 | 6 | ダンシングカラー | 2と1/2 | 11 |
4着 | 6 | 12 | ボーンキング | クビ | 6 |
5着 | 8 | 17 | クロフネ | 1と1/4 | 2 |
払い戻し
単勝 | 18 | 230円 |
---|---|---|
複勝 | 18 | 120円 |
複勝 | 9 | 170円 |
複勝 | 6 | 910円 |
枠連 | 5-8 | 330円 |
馬連 | 9-18 | 560円 |
ワイド | 9-18 | 280円 |
ワイド | 6-18 | 2,370円 |
ワイド | 6-9 | 3,170円 |
関連項目
2001年クラシック三冠
第68回東京優駿:ジャングルポケット
【前回】第67回東京優駿(2000年) 優勝:アグネスフライト(河内洋)