曖昧さ回避
海外展開全般は⇒「Knights_of_the_Zodiac」を参照。
概要
2019年7月19日にNetflixで配信されたの3D CGアニメ。「ネトフリ星矢」などと呼ばれたりもする。
設定は原作をリメイク予定。
キャラクターデザインは西位輝実であるが、基本的に制作は概ねアメリカ側スタッフ主導で行われている(西位もデザイン以降の作業はノータッチとのことである)。
2023年1月1日には、hulu・U-NEXT・Abema・dアニメストア等で原作十二宮編の前半にあたる第2期『バトル・サンクチュアリ』が日本で配信された。
登場人物
名前:(声優) |
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主な設定、変更点 |
ペガサス星矢(声:森田成一)/SEIYA(セイヤ)(声:ブライソン・バウガス) |
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ドラゴン紫龍(声:櫻井孝宏)/LONG(ロン)(声:ブレイク・シェパード) |
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キグナス氷河(声:三浦祥朗)/MAGNUS(マグナス)(声:パトリック・プール) |
アンドロメダ瞬(声:佐藤聡美)/SHAUN(ショーン)(声:ルーシー・クリスチャン) |
フェニックス一輝(声:小西克幸)/NERO(ネロ)(声:アダム・ギブス) |
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城戸沙織(声:折笠富美子)/SIENNA(シエンナ)(声:エミリー・ニーヴス) |
瞬の性別変更騒動
2018年12月8日にティーザー予告編が公開されたが、その中でアンドロメダ瞬が女性キャラになっていたことが大きな波紋を呼んだ。
ストーリーエディター&ヘッドライターを担当した「Eugene Son」は、アメリカのポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)に合わせた改変と説明している。
この変更については海外のファンを含めて議論となり「優しい性格の瞬を女性化するのはステレオタイプを助長する」と言った意見も見られた。
Eugene Sonはその後もSNS上で作品やこれまで瞬がどういった立ち位置のキャラクターとして受け入れられていたかを理解してない苦し紛れの投稿を連発し世界中から叩かれた挙げ句アカウントを消して逃亡するに至った。
これについて在米の映画ジャーナリスト・猿渡由紀は「変更はポリティカル・コレクトネスによるものだが、背景にあるのはビジネスだ」とずれた指摘をしている。
また日本では、瞬以外の誰が女性キャラに変更されるべきだったかという議論で、瞬の兄であるフェニックス一輝が最有力候補に挙がったりした。
なお、その後ファンの悪い予感は的中し一輝が基本原作通りの性格であることや作品がまだ序盤であるため妹に対して虐待やモラハラをしてるようにしか見えない場面が登場しEugene Sonの行った改変が今後も一輝のキャラクターや作品をねじ曲げて認識され兼ねない事態が続く可能性が確定となってしまった。
その他主な変更点
その一方で、原作の穴を埋めたり後に登場した設定を取り入れるなど面白い設定変更も多く行われている。再編版『聖闘士星矢』としては決してただの駄作と一蹴するには惜しい出来となっており、それ故に瞬の騒動でマイナスの先入観が入ってしまったことが悔やまれる。
なお、一部の設定は実写版の聖闘士星矢_TheBeginningにも用いられている。
- 星華と星矢が別れたタイミングが変わったことで、本当に魔鈴の正体だとしても違和感がないような描写となった。
- なお、瞬の設定変更で散々突っ込まれた仮面の掟がないのに魔鈴は付けているという点に関しては魔鈴が過去を捨てたことを表すものとされており、よりこの描写を裏付ける形となった。
- アテナの存在が人類を滅亡に導くという予言の設定が追加されているが、この予言には『NEXT DIMENSION』で登場した杯座の聖衣が用いられている。
- グラード財団の共同創設者として城戸光政の友人ヴァンダー・グラードが登場。アテナが人類を滅ぼすという予言から沙織の殺害を計画。88星座に選ばれなかった戦士も聖闘士になれるようにと射手座の聖衣を解析して科学の力で聖衣を作り上げたとされている。
- 原作をベースとしているため、氷河の動の拳は「ホーロドニースメルチ」となっており、瞬の師匠もダイダロスとなっている。
- いわゆる青銅二軍が沙織の危機に駆けつけるシーンの相手が雑兵からダンテになっている。
- 教皇の慈悲深い面の描写が増えている。
- 原作で看取っていたカシモドは聖域の雑兵になり、雑兵一人一人にも目を向けているという描写に。
- 幻朧魔皇拳解除後のアイオリアを討伐しにくるミロと、それを止める教皇。