アサルトバレット!
概要
滅亡迅雷.netがゼロワン(ライジングホッパー以外)、バルカン、滅、迅のプログライズキーを仮面ライダー雷のプログライズホルダーに装着させることで通信衛星アークの知能が復活し、そのアークによって製造された新型プログライズキー。
カラーはライトブルー。
本体の外見はシャイニングホッパープログライズキーに類似している。通常のプログライズキーと異なり、オーソライズすると「オーバーライズ」と発声する。
正面から見て左側に「アサルトグリップ」と呼ばれる特殊な装置が備え付けられている。
グリップを装着せずにアサルトウルフに変身すると、どうなるのかは不明。着脱も可能だが、このキーはグリップ込みでの運用を前提として設計されている。
本来は滅亡迅雷.net専用に製造されたが、ゼロワンの妨害によってプログライズキーは不破諫の元に渡り、不破はそれを相変わらずの馬鹿力で解放し、アサルトウルフへの変身を遂げた。
第29話において仮面ライダーバルカン=不破諫の脳内には、滅亡迅雷.netの亡の人工知能チップが仕込まれていることが発覚。
不破がアサルトウルフキーを使えたのは不破が亡=滅亡迅雷.netの一員(のデータを持つ者)である為で、決して力技だけが為せる結果ではなかったことが天津垓の口から語られている。
第31話では刃唯阿/ファイティングジャッカルレイダーとの戦闘中、不破の気付かない内に奪取され、一時的にZAIAの手に渡り、続く第32話では不破の脳内に眠る亡の人格を呼び起こしコントロール出来るように再調整され、ランペイジバルカンに変身しようとした隙を突く形で唯阿によって不破の強制変身に使われた。
その後も亡の人格を呼び起こす為のツールとして使われたが、亡がシンギュラリティに達した事で完全にバルカンの装備となった。
ただ、この時点では完全上位互換のランペイジが登場していたのでためにアサルトウルフを使用する意義は薄く、更に第35話で亡のデータが不破から取り出されたため、変身への使用は不可能になっていると思われる。
実際、それからは一度も使用されないままアサルトウルフのスーツはリカラーされた(奇しくもそちらにも亡が関わっている)。
立体物
DXトイにてラインナップ。劇中同様のギミックが再現されている。一応アサルトグリップを外しても使う事は可能だが、アビリティ名は発声されず、形態名は「ウルフ」としか発声されない(ちなみに必殺技は「マグネティック~」と発声される)。
飛電ゼロワンドライバーで使用すると最初に「There's nothing stronger! Big shot,ready? Fire!」の音声が流れる。
新型コロナウイルス「COVID-19」の影響もあり製造・物流に大きなダメージを受けた結果、品薄・完売・中古ショップやフリマアプリ等でのプレ値転売等が相次いだため、3月10日よりプレミアムバンダイにて受注再販を行っている。
その後、2024年にはシャイニングホッパープログライズキーとセットでSUPER BEST版で再版された。
ガシャポン/食玩プログライズキーシリーズにもラインナップされ、シャイニングアサルトホッパープログライズキーと同様に通常のプログライズキーの形状となっている。
余談
- 不破はこのプログライズキーを入手した際に「ウルフといえば俺のもんだろ」と告げていたが、ゴリライズやパンチングコングの印象が視聴者に強かったためか、このセリフに違和感を抱く者も少なくなかった。
- だがこれはあくまで一部の視聴者のイメージであり、バルカンの基本形態はウルフであり、不破諫という男は「一匹狼」気質である為、彼の言っている事は間違いではない。天津垓も彼の事はあくまで「野良犬」(狼はイヌ科である)と呼んでいるあたり、作中人物にもその認識で通っているとみていいだろう(ある1つの例を除いて…)。
- また、バルカンの強化形態はウルフで統一されており、「不破=ウルフ」である事の裏付けになっていると言っても過言では無いだろう。
- なお、不破がこのキーを奪えたのは偶然(と思われる)なので、奪われなかった場合の本来の使用者は不明。ただ、迅が「返せ!それは僕のだ!!」と言っていることから、迅が滅亡迅雷フォースライザーで使用していた可能性はある。
関連タグ
ダイアウルフゼツメライズキー:リデコ先。
カミワザシェイカー:同じような感じでこちらは主人公のアイテムのデータを敵側がコピーして作ったのを、第3勢力(後に主人公サイドに付くが)に奪取された。
スクラッシュドライバー←アサルトウルフプログライズキー→キングライオン大戦記ワンダーライドブック