「ジオンマーズ浮上!!これより我々は再び 奪われた空を取り戻す!!」
「ジオンマーズ浮上!!これより我々は再び 奪われた空を取り戻す!!」
概要
一年戦争終結後、火星へと落ち延びたジオン残党軍の一派。ジオン独立火星軍との表記もある。
火星に潜伏していた事で「ジオンマーズ」とも自称する。
作中でも存在が疑問視されている『キシリア・ザビの息子』を担ぎ上げたキシリア派の高官たち率いるジオン残党勢力で、いち早く火星に逃げ延びて火星圏を制圧し、アクシズとの協力関係を結ぶ。
デラーズ紛争後に火星にやってきた「レジオン」(初期メンバーはアクシズに合流しなかったデラーズ・フリートの残党)のゲリラ攻撃を受けながらも、圧政の下、アクシズに兵器と人員を提供してその勢力拡大に貢献していたが、グリプス戦役後ティターンズ残党を併合したレジオンとの抗争に敗北。
現在はジオンマーズ高官の一人であり、親衛隊隊長のアウトロー・チェスター率いる地下に潜伏する地上戦力(ティターンズ残党と連携する)と、アクシズ残党軍と共に率いられたチェスターJr.の艦隊に分断されており、何れも一枚岩と言い難い状態にある。
運用するモビルスーツはアクシズから提供された機体やデータを元に独自の改修を加えたザクⅢR型やドムⅢといった機体を主力として運用していた。他にもジャムル・フィンを本来の完成形としての設計とは異なるものの、当初の予定であったビグ・ザムの後継機として完成させたビグ・ザムールや、その脚部を流用し開発したエルメスの後継機ヘリオス、完全新規開発となるリゲルグの後継機ゲルググⅢなど、ティターンズの接収兵器をほぼそのまま運用していたレジオンとは対照的に兵器開発にかなり力を入れていたことが窺える。
0100年代初期には、ネオ・ジオン残党レガシィと同盟関係にあり、地球連邦からは同時期のジオン残党共々『オールズモビル』として扱われている。
「オールズモビル」と呼ばれた者
「輝ける星作戦」にて打倒レジオンを成した後、30年もの長きに渡り火星に潜伏した火星独立ジオン軍は、ジオンの再興を悲願に地球連邦政府の壊滅を目論む残党活動を再開、「オールズモビル戦役」と呼ばれる戦乱を引き起こした。
詳細はオールズモビル軍を参照。