概要
この言葉は何か他人に知られると都合の悪い物事、たとえば不祥事、不都合な事実や本質などを秘密のままにするために覆い隠す、伏せるなどの工作を行い凌ごうとする事を示す。
似た単語である『隠匿』との違いは、隠す必要の有無と故意的か否かの要素である。
塗装・施工・化学と言った専門の業種では上記の一般的なものと異なり、意味がそれぞれ異なってくる。
ミステリーでは犯人が証拠やダイイングメッセージを隠蔽する事が多い。
インターネット百科事典・Wiki全般では、上書きによって隠蔽が容易にできるシステムとなっているため、記事の信憑性を大きく落としている原因となっている。
なお、隠蔽のやり方を状況次第で露見することもあり、それによって社会的信用を喪うケースも少なからず存在する。
対策
録音・録画といった証拠の確保も重要となる。バックアップも忘れずに。
探偵などは証拠収集業務も行っている。
いじめや内部告発など、通報先がまともに取り合わないどころか積極的に隠蔽する事例も多いことから、基本的に信用しないスタンスが重要である。いじめの隠蔽は学校や教育委員会などがよくやる。ちなみに弁護士を連れて行くと相手は下手に出ることができなくなる。
冤罪の可能性が皆無で極めて悪質な事例の場合、確実な証拠を添えてSNSやYoutubeなどで大々的に知らしめ、注目の的にしてやるといった手もある。
機密情報の隠蔽
戦後の日本では沖縄返還密約や核持込み密約が発覚している他、特定秘密保護法にて管理される秘密情報なども国家によって隠蔽されている。
また戦前には日露戦争では貴重な戦艦2隻（初瀬・八島）を敵の機雷により同日に失っているが、八島については人的犠牲が無かった事とロシア側が触雷沈没を認識していなかったため、戦力低下を敵に見抜かれないように日本海海戦後まで秘密にされていた。
また、独裁やそれに近い体制をとる国家などは国内で発生している事象や国内に存在する施設などを秘密にすることが多いといわれている。
ただし、この行為を行ったにもかかわらずその物事が明るみに出た場合、その隠蔽工作は通常よりも印象が悪くなるため、注意が必要である。
関連項目
連帯責任：隠蔽体質を生みやすいもの
pixiv関連…通報 アカウント停止 pixiv問題 白紙化 不要記事 nopage 不都合 改竄
