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魔改造の編集履歴

2018-10-25 22:00:50 バージョン

魔改造

まかいぞう

通常の改造と異なり、対象について本来考えられないような無茶苦茶な作り替えをすること。複数の意味がある。 (魔)ふしぎな力をもち。人に害を与えるもの。-がさす。

概要

魔改造とは、通常の改造と異なり、対象について本来考えられないような無茶苦茶な作り替えをすること。

複数の意味がある。

元祖魔改造

「おいどんたち薩摩模型同人会は、スケールモデルにアニメモデルの性能を持たせる秘技を開発したでごわす」

「その名は魔改造たい!」

元祖魔改造 修正版

元々は、漫画『プラモ狂四郎』の作中に登場した言葉。

複数の戦闘機のスケールモデルを変形・合体させ、巨大ロボット「プラモ魔神」を作り出した。

もっとも、変形合体機構に関しては実はインチキ。合体前の模型とプラモ魔神に合体した状態の模型を2つ用意し、対戦中に差し替えていたのだ。

ちなみに、プラモ魔神そのものは雑誌企画で実際に製作されている。

派生

転じて、いろんな意味で無理があったり、常軌を逸した改造という意味合いで使われるようになった。


主な例

人間の趣味・嗜好の範囲の広さ(業の深さ?)がうかがい知れる。


鉄道用語として

財政難やコストをケチる、あるいはもったいないからとことん使いまわす(手抜き型)、および下手するとかつての姿が分からなくなるほど本気を出した(全力投球型)などで普通ではありえない改造を施されちゃった車両のことを指す。もちろんファンからの愛称。

代表的な例として、国鉄時代の583系改造の食パン列車(手抜き型)や旧型国電改造の103系3000番台(全力投球型)、民営化後のJR西日本にはサンパチ君(手抜き型)や415系800番台(全力投球型)、東日本には485系の3000番台やジョイフルトレイン(いずれも全力投球型)など、私鉄では京阪電気鉄道の旧3000系ダブルデッカー車(全力投球型)、阪急電鉄のリニューアル工事(全力投球型)が存在する。

さらに、魔改造以上の改造を施された「魔復元」という1つ上の手法も存在する。

サンパチ電車食パン列車【HD阪急42】京都線の主力【7300系】
クモハ113形3800番台(サンパチ君)419系(食パン電車)阪急7300系

該当車両の例(一種類でも当てはまれば掲載)

キハ141系キハ33キハ08系

キハ41クモハ84123系

419系715系

183系(関西地区)、415系(800番台)

103系105系115系

213系(クハの100番台)

381系485系

113系(3800番台他)、115系

717系(900番台)

785系(300番台)

鉄道ホビートレイン(キハ32)

121系(→JR四国7200系)


関東鉄道キハ751形・キハ753形・キハ755形

京王電鉄8000系

阪急電鉄2800系通勤車化改造車、7000系7300系

京阪電気鉄道旧3000系(ダブルデッカーとなった3805・現富山地方鉄道サハ31)、3代目600形・同700形など大津線の2扉車全般(ただし、3代目600形・同700形は新製扱い)

わたらせ渓谷鐵道わ99形

東武鉄道1800系通勤車化改造車

えちぜん鉄道7000形


迷列車で行こうシリーズ


魔新造

上記の魔改造を再現した状態で新造した鉄道車両。魔改造車に仕様を揃える事で保守面での統一が図れる実用上のメリットがある。

JR西日本207系 モハ207形1500番台:0番台3連を4連に組み替える為にモハ207形1000番台1次車にパンタグラフ撤去等の改造を施した車両だが、魔新造車も存在する。該当車は新造時からドアの窓が複層ガラスになっている2次車に属する。

リニューアルで1次車もドアの窓が複層ガラスに交換される為、リニューアル後はパッと見での判別がつかなくなる。


関連タグ

アレンジ 改造 プラモ狂四郎 フィギュア 混ぜるな危険

悪魔合体 カオス だいたいあってる だいたいあってない だいたいまちがってる

違法改造・・・似て非なるもの。

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