ゲームの特徴
かの有名な『ムエルテス諸島』で独自の恐竜パークを運営し、見る者を圧倒する恐竜を生み出そう。生命が新たな道を見つける不確かな世界で「サイエンス」、「エンターテインメント」、「セキュリティー」の3つの分野を発展させよう。生物工学によって作られた恐竜は周囲の環境に応じて考え、感じ、賢く行動する。遺伝子を操作して特有の習性、能力、姿を持つ恐竜を作り出して展示し、世界各地で絶滅した恐竜のDNAを探すための資金を集めよう。高度な管理ツールを用いて恐竜パーク全体を管理したり、現場に向かって地上や上空で起きる問題に直接対応したりできる。島を発展させ、『ジュラシック』シリーズに登場するキャラクターたちが織りなす新たな物語を体験しよう。(公式HPより)
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前述の通りジュラシックワールドを原作とした経営シムゲームである。
プレイヤーはイスラ・マタンセロス、イスラ・ムエルタ、イスラ・タカニョ、イスラ・ペナ、イスラ・ソルナ、イスラ・ヌブラルの6島を巡り、客評価が5つ星になる様 パークを建設・運営することが目的となる。
その為には、多数の恐竜を管理・育成し、「化学(サイエンス)」「エンターテインメント」「セキュリティ」からなる3部門のミッションをこなす必要がある。
とはいえ、真面目にパーク運営をする必要は一切なく、飼育している恐竜をじっくりと鑑賞するのもよし、園内をジープで爆走するもよし、恐竜を放し飼いにして観客がおやつになるのを眺めるのもよしと自由度は結構ある。というかそれに特化した所謂サンドボックスモードが存在する (先述のイスラ・ヌブラル島がそれ)
PC版を除けば、長い間国内版が発売されず、延期に延期を重ねた結果、事前告知なしでひっそりと発売されるという不遇な運命を辿ったゲームでもある(それでも未だに国内向けに配信されていないDLCもあるため、完全にこのゲームが世に出るまではまだまだ時間がかかりそうだが)
登場キャラクター
- イアン・マルコム博士(CV:大塚芳忠)
カオス理論で有名な理屈っぽいオジサン。
事あるごとに当たり前の事を遠回しに喋ってくる。うるさい事このうえないが、ときたまストレートに助言をしてくれる時もある。
- オーウェン・グラディ(CV:小松史法)
ジュラシックワールドの主人公。
忘れたころに登場しては、電気の大切さを説いてくる。でんこちゃんかお前は。
- クレア・ディリング(CV:林真理花)
ジュラシックワールドの元経営者でヒロイン。
登場回数は少ないが、いらんことを変なタイミングで発言したり、恐竜が病気になった際にまくしたてる等、終始やかましい。
- ヘンリー・ウー(CV:近藤浩徳)
マッドサイエンティストなおっさん。
ゲーム内では含みのある発言をするなど、終始つかめない人物として登場するが、DLC「ウー博士の研究」ではようやく本性をあらわにし、プレイヤーのクライアントとなって無理難題を押し付けてくる。
- カボット・フィンチ(CV:ふくまつ進紗)
パークの新しい経営コンサルタント。
ゲーム中で最も話しかけてくる人物だが、その発言は皮肉だったり、寒いジョークだったりでハッキリ言ってうるさい。
- カジャル・ドゥア博士(CV:木下紗華)
化学部門主任。
最初はやたらと突っかかってくるが、しばらくミッションをクリアするとデレ始める。
所謂ツンデレ。
この人の部門を放置すると、恐竜たちに病原菌をばら撒きパンデミックを引き起こす。
所謂ヤンデレ。
- アイザック・クレメント(CV:佐藤せつじ)
エンターテインメント部門主任。
ドリフパーマで、テンションが高めの映画に必ずいるキャラクター。
この人の部門を放置すると、パーク内の電源を全て落としてくる。自分で自分の首を絞めるのか...
- ジョージ・ランバート(CV:間宮康弘)
セキュリティ部門主任。ツルッパゲでガチムチなおっさん。
その割にはグッズショップを作るのが若いころの夢だったとか言ってくる。かわいいなおい。
この人の部門を放置すると、恐竜が飼育されてるフェンスのゲートを全開放してくる。おぞましいなおい。
- レンジャー部隊(CV:岡哲也, 雨谷和砂,有賀由樹子)
空と地。 2つのスペシャリストがパークの有事に活躍してくれる
空はヘリコプターに乗って凶暴化した恐竜を眠らせたり、好きな所へ運搬してくれたりする。一方の地はカントリーミュージックを聞きながら建造物の修理をしたり、恐竜の餌を補充したり、病気を治療してくれる。
飼育可能な恐竜一覧
登場する恐竜の数は、全部で56種類(DLC含む)
恐竜たちが生きていくにはエサや水飲み場はもちろんのこと、土地面積や森林の数、同族・多種の生息数など細かな生活環境に配慮する必要がある
それらの要素が1つでも守られていないと、恐竜はストレスをため始め フェンスを壊して脱走しようとする。どんなにおとなしそうな奴でも脱走する。
いかにして恐竜たちの機嫌を損ねず、飼育していけるかがパーク経営の成功を左右させるといっても過言ではない。(それ以上に人間の管理の方が大変なのは内緒の話だが)
なお下記一覧には、PS4・XBOX oneの国内版では配信されていないDLC専用の恐竜が含まれている為、購入の際は注意 (※印の付いた恐竜が対象。但し日本向けにローカライズはされてるので、海外版ならDL可能である)
・獣脚類
2足歩行で生活する恐竜で、パークの肉食恐竜はハイブリッドを除けばこの種しかいない。
制作費用、人気共に多種多様な種族が顔をそろえており、どれを飼育しようか迷うのは誰もが通る道である。
DLC「デラックスパック」に収録されている恐竜。
ぶっちゃけストルティオミムスの色違いverで、人気もそんなに高くない。ただ管理はしやすい。
ジュラシック孤高の王者。飼育できるのは終盤になってから。
他種の恐竜に情け容赦がなく、目についただけで襲い掛かってくる(ただし小柄な肉食恐竜は見逃す)
ご存知、シリーズの顔役恐竜。
人気は高いが、ちょっと雨風に打たれただけで機嫌を損ねる気難し屋。
余談だが、このゲームは恐竜の皮膚の色を変えるシステムが備わっており、ヴェロキラプトルにも様々な皮膚パターンが用意されているのだが、何故かジュラシックワールドで第2の主役を張ったブルーの皮膚だけない。タイアップ企画なのに何故?
DLC「白亜紀パック」に収録されている恐竜。
全体的にシャープでアホそうな面をしているが、人気と戦闘力はなかなかのモノ(そして気難しさもなかなかのモノ)
スピノサウルスと一緒に飼育すれば、同郷通しの対面が実現する。
ロストワールド小説版ではラスボス、炎の王国ではかませ役だった恐竜。終盤で飼育可能。
自身のDNAを提供したインドミナスレックスはDLCで擬態能力を授かったのに、こいつはもらえなかった。哀れ
シリーズ皆勤賞の恐竜。やはりゲームにも参戦した。
映画では群れで生活している描写が見られたが、このゲームでは仲間を作らずともたった1匹だけでも生活できる。要は適応力が高く、管理がしやすいという事。でも人気はイマイチ。
T-REXよりデカいという売り文句が有名な恐竜。というか顔がデカい。
飼育可能になるのは中盤なのだが、その前にT-REXが解禁となるため影が薄くなりがち。
初登場した「3」でスピノサウルスのウンコを嗅いで逃げ出すという、何しに来たんじゃ的な活躍をした恐竜。
だがこのゲームでは、初期から作れる上に人気もそこそこある + 嵐などの悪天候に遭っても嫌な顔1つしない等、とても扱いやすい恐竜として重宝されがち。
すこすこミムス。DLC「デラックスパック」に収録されている。
基本的にバリオニクスと同じだが、ゲームに実装されたのはコイツが先。 映画より先にゲームでデビューした恐竜その1。
最初から飼育することが出来る。
安い、うまい、人気がないの3拍子を生きる恐竜で、後半からは肉食恐竜のエサと化す。
「3」の看板恐竜。映画と鳴き声が異なっている。
人気とパワーを兼ねそろえた恐竜だが、飼育できるのは終盤になってからである。
DLC「ウー博士の秘密」に収録されている恐竜。
毒を持っていると設定されている恐竜だが、これはPS3のゲーム「ジュラシックパーク」の設定を逆輸入しているため。
映画版ラプトルの元ネタ。
体色と頭にトサカが付いている以外ラプトルと同じ...と言いたいが、こっちの方が我慢強かったり、同種の仲間が多く必用だったりする。
ご存知、シリーズの顔役。
人気とパワーは原種の中では最高クラスで、誕生させた際には専用のジングルが流れる等、至れり尽くせりな扱いをされている。その代わり制作費用と飼育の難しさはトップクラスなので注意。
ジュラシックパークシリーズ、影の功労者。
今作でも襟巻からの毒吐きは健在で、それなりの再現がされている。またどんな恐竜とも一応共存できる(カモノハシ竜、同サイズの肉食恐竜は除外) なのでとりあえず困ったら作っとけ感がある恐竜である。
炎の王国でようやくデビューした恐竜。
本来は魚食だが、このゲームでは肉を食べる。嵐に遭遇してもあまり文句を言わないなど飼育がしやすい。
DLC「デラックスパック」に収録されている恐竜
ちょっとした事でキレそうな面構えをしているが、意外と気長な性格。
今まで名前だけしか登場していない不遇の恐竜だったが、このゲームでようやく日の目を見た。映画より先にゲームでデビューした恐竜その2。
人気・コスト・飼育のしやすさ共に並だが、各部門のミッションで見る機会が多い。
・竜脚類
別名雷竜と呼ばれる、首と尻尾が長い連中。
飼育するのに費用と土地面積が必要だが、人気が高く寿命も長い為、パークの館骨になってくれる種族が結構多い。
インドミナスレックスに殺されまくった恐竜。
仲間が必要だが、比較的飼いやすく人気もあるため星稼ぎにはうってつけ。
映画本編にひっそりと登場している恐竜。
似たサイズのアパトサウルスと比べると、仲間と森林がそこそこ必要だったりと少し飼いにくいきらいがある。
DLC「白亜紀パック」に収録されている恐竜。
多くの恐竜と共存できるものの、同種は3体までしか許容せず全恐竜で最も広大な土地と森林を求めてくるので、かなり飼育が面倒。
登場する恐竜のなかで最も体長がデカい恐竜。
その為広大な敷地が必要なものの、人気の高さと飼育のしやすさが相まってかなりお世話になる恐竜。
ご存知、雷竜のトップスター
それ故に制作コストがバカ高く、飼育条件も広大な土地面積と森がないといけない等、かなり厄介な性格。
首がメチャクチャ長い中国出身の恐竜。
飼育条件がブラキオサウルスと似ており飼育しづらいが、その姿は圧巻の一言。
・装盾類
所謂、剣竜・鎧竜と呼ばれる恐竜たち。
人気は高めだが、同種の仲間が大量に必要だったり、孤独が好きだったりと飼育が少々面倒。
展示するより、肉食恐竜のいけにえにされるパターンが目立つ種族である。
「3」から最新作まで登場している鎧竜の代表選手
その為かは知らないが、許容頭数が少ない孤高の恐竜(映画ではメチャクチャ多くの種類と共存してたのに...)
名前にスピノサウルスが入ってるが、これでも剣竜の一種。
仲間が必要だが、少なくても多すぎてもダメだというパンチマニアみたいな恐竜。
DLC「デラックスパック」に収録されている恐竜。
名前の由来は小説版ジュラシックパークの作者「マイケル・クリトン」から取られている。
相当気難しく、同種他種共に共存できる数が少ない。
刺々しいスパイクが目立つ剣竜の一種。
仲間が必要、許容個体数が少なめと飼育がめんどくさい恐竜である。
肩にデカいトゲを持つ鎧竜。
許容個体数が全恐竜中最も厳しい。ぶっちゃけ大型肉食恐竜のおやつ。
剣竜の代表選手。
同種の仲間が必要で、他種の許容頭数もやや少なめ。意外にも飼育できるのは終盤になってからである。
中国出身の剣竜。
肩にツノがついてる点はケントロサウルスと同じだが、皮膚が蓮コラみたいになっている。
白亜紀前期に生息していた鎧竜。
シンプルイズベストとでも言うべきな装甲の少なさが輝く、大型肉食恐竜のおやつ2。
ぶっちゃけチュキンゴサウルスと何が違うんだ?と言いたくなる剣竜。
それでも同種族の中では飼育条件がやさしめ。
重戦車並みの装甲を誇る恐竜で、飼育が面倒くさい。
それ以外特筆すべき点はない。
・鳥脚類
別名カモノハシ竜と呼ばれる恐竜たち
人気は低めだがそこそこ安価で作れ、多種多様な恐竜と共存出来るのが魅力(ただし肉食、テメーはダメだ)
DLC「白亜紀パック」に収録されている恐竜。
カモノハシ竜では唯一、肉食恐竜に立ち向かう事が出来る。しかもその戦闘方法はかなりパワフル。
序盤から飼育できる恐竜。
安くてうまくて人気ないを地で行く恐竜だが、新人経営者にパーク運営の厳しさを教えてくれる恐竜でもある。
DLC「ウー博士の秘密」に収録されている恐竜。オヨヨティタンではない。
トサカがすごくカラフルだが、客受けはイマイチ。何故?
とにかく普通という言葉が似合う恐竜。
映画での扱いも普通。人気も製作コストも普通。解禁されるのも中盤と普通ずくしな恐竜。
頭に一本ヅノを生やしているカモノハシ竜。
だがそれを有効活用する場面はない。 刺し違えるつもりで肉食恐竜に体当たりすればいいのに。
ジュラシックパークシリーズ、影の皆勤賞。
そのくせゲームの販促PVでは、ラプトルに狩られたりと良い扱いをされていない。何故かスピノサウルスと共存できる。
良きお母さんの名前が与えられた恐竜。
そんな彼女も気に食わない事があると脱走するのだから恐ろしい。
尚、名前の割に子供は育てないし作らない。 パークの恐竜はメスばっかりだからしょうがないね。
かなり終盤になってから飼育できる恐竜。
同種の仲間が最低6頭必要と全恐竜中でピカイチと言えるほどのさみしんぼ。
・周飾頭類
角竜と石頭竜と呼ばれる恐竜たち。
人気がそこそこあり、安価で作れるのでパーク経営の序盤はお世話になる事が多い。それ以降は肉食恐竜のおやつと化す。
飼育できる角竜のなかでは一番ツノが短い。それでも肉食恐竜に立ち向かう勇気を持ち合わせている。
それ以外はいたって普通の恐竜。
炎の王国で文字通りおいしいところをいただいた恐竜。
見た目はユニークだが、人気は可もなく不可もなくといったところ。
DLC「デラックスパック」に収録されている恐竜。
ツノがたくさんあるが意外と小さめの角竜で、飼いやすさもそれなり。
炎の王国で大活躍したスティッギー。
仲間が必要で許容頭数も少なめな気難し屋さん。 だから映画でも暴れてたのか。
魔法学校の使者。
ちょっと気に食わない事があると、すぐホグワーツへ帰還しようとするので飼育の際は注意が必要。
序盤で飼育できる恐竜。
人気、制作費用、飼育のしやすさとコスパ3拍子が揃うパークの館骨的存在。
フリルが長細い角竜。
仲間が必要な事以外は、同種の恐竜と変わらない。
石頭竜の代表選手。
仲間が3頭必要なクセして、共存できる恐竜の数が10頭とえらく少ない。
たくましいツノとフリルを併せ持つ恐竜。
角竜にしては珍しく、仲間が必要かつ許容個体数が少ないという飼育の難しさを誇る。
・ハイブリッド恐竜
ウー博士が作り上げた新種の恐竜たち。
作るのに大金が必要かつ、成長にもの凄く時間がかかり、キモキモチワルイ姿の恐竜がほとんどだが、客(とウー博士)からの人気は高く、ハイリスクハイリターンが見込める存在である。
DLC「ウー博士の秘密」に収録されている、アンキロサウルスとディプロドクスを混ぜ合わせて作られたハイブリッド種。
ディプロドクスをベースとした体に、尻尾にシュノサウルスのようなこん棒、背中に鎧竜特有の皮膚、アンキロサウルスの顔がそのまんま付いているというキモかわいい姿をしている。
孤高の恐竜らしく、自身と同類の仲間は認めないが、それ以外には寛大な態度を示す。
ジュラシック・ワールドで傍若無人っぷりを発揮したハイブリッド恐竜。
人気、パワー共にゲーム中の恐竜で文字通りトップメタを誇る一種。カモフラージュ能力もしっかり搭載(但し「ウー博士の秘密」で追加されたコンテンツの為、国内版は今のところ未搭載)
こいつだけ、ヤギや人を食うモーションが独自のものになっている。
炎の王国に登場した新たなるハイブリッド恐竜。
パワー自体はインドミナスレックスと比べれば低めだが、それでも全恐竜中トップ2に入っているので十分高いといえる。残念ながらレーザーポインタは追わない。
DLC「ウー博士の秘密」に収録されている恐竜。
ステゴサウルスとトリケラトプスのDNAを混ぜて作られた想像通りのハイブリッド種。
一応原作に名前だけ出たので、悲願の実装と言えるかもしれない。だが哀しいぐらい寿命が短い。
DLC「ウー博士の秘密」に収録されている恐竜
スピノサウルスとヴェロキラプトルを融合させたハイブリッド種で、スピノサウルスの子供みたいな姿をしている
制作するのにメチャクチャ金が必要で、メチャクチャ寿命が短いというコスパ泣かせの恐竜(一応人気は高いけど)
余談
- 開発元は「Flontier Developments」。レビューサイトでやたら「プラネットコースター」と比較されてるのはこれが原因
- ジュラシックパークシリーズに登場したほとんどの恐竜を網羅しているが、モササウルス、プテラノドン、コンプソグナトゥスといった恐竜(もとい生物)は登場しない。 モササウルス、プテラノドンは生息環境が色々複雑だから仕方ないとして、何故コンピ―は出ないんだ?