ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:367@毛ガニ
編集内容:マイナスなもの削除

図鑑データ

艦名吹雪
図鑑No11
艦級吹雪型1番艦
艦種駆逐艦
CV上坂すみれ
イラストしばふ
改造吹雪 → 吹雪改(Lv20) → 吹雪改二(Lv70)

艦娘紹介

重武装(12.7cm連装砲3基と61cm3連装魚雷発射管)、そして凌波性に優れた艦娘

特型駆逐艦吹雪型のネームシップとして活躍する。

色々と問題娘ではあるが、名実ともに主力駆逐艦に成長していく。

憧れの先輩は扶桑山城姉妹

先輩たちに近づけるよう、今日も訓練に勤しむ。

初期艦娘選択画面の説明

吹雪(ふぶき)は、正義感の強い元気な艦娘。

真面目すぎて融通が利かない事も。

頑張り屋さんの特型駆逐艦姉妹の一番艦。

「はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!」

概要、準備完了です!

艦隊これくしょん』稼働当初から登場していた駆逐艦娘。 /> トップページを飾り、代表キャラクターとして紹介されている、同作の看板娘の一人である。同時に、プレイヤーが最初に選ぶ事になる初期艦娘(初期艦)」の一人でもある。

このゲームは元々特型駆逐艦の知名度を上げる事が制作動機の一つだったと言われており、「初期艦」選択画面でデフォルト位置にいたり、公式4コマ『吹雪、がんばります!』で主役を務めていたりと、多くのメディアで主人公として扱われている。

実際の特型駆逐艦がどれほどすごい船だったかは、当該記事を参照のこと。一言で言えば革命である。

一方、ゲーム中の吹雪はそうした出自をさほど感じさせない、ひたむきで初々しい新兵といった描かれ方をされており、後継各型式が多数登場している等の事情から、性能的にも際立った特徴は持っていない(ただしアーケード版では島風に次ぐ全艦娘第2位の船速という特徴がある)。

外見面でも、艤装を外せばどこにでもいそうな(やや野暮ったい田舎風の)中学生然とした風貌をしており、「問題娘」という設定すら読み取りにくい、良くも悪くも一般人代表といった存在になっている。

「真面目すぎて融通が利かない」という性格設定は、今では朝潮の特徴として定着してしまった。

そのためプレイヤーの間では、「自分達と一緒に成長する努力の人」として扱われる傾向にあり、この姿勢に惹かれるか否かでファンになるか否かが決まる、内面重視のキャラクターになっていると言える。

プレイ漫画『艦々日和』での扱いはその代表例で、提督である作者の強い思い入れから、初期艦娘として選ばれて以来、一度も第1艦隊を外れることなく旗艦を務め続ける主人公兼相棒として描かれている。

また、後述するアニメ版においても新兵キャラとして描かれ、彼女の成長を中心にストーリーが進められる事となった。

ちなみに建造中は「第三十五号駆逐艦」(ミコ)と呼ばれており、この名称で進水式が行われた。

これは当初「八八艦隊計画」として駆逐艦を大量に建造するする計画があり、名前の「ネタ切れ」予防として固有名詞の付与が見送られていたためで、計画の頓挫によって初めて「吹雪」を名乗る事となったという背景がある。

「第三十四号」にあたる船は睦月型最終艦の「夕月(艦これ未実装)」で、型式に関わらない通し番号であった。また、竣工順では吹雪型の中でも1番ではなく、「第四十三号」こと磯波が先行していたりもする。

お願い!覚えてください!

上記のような状況であった事から、艦これの運営が軌道に乗ってからも長い間、吹雪はいまいち存在感を発揮できないでいた。プレイヤーの間ですら主人公(笑)扱いされる事も珍しくなく、専用のネタさえ作られたほどである(そもそも『艦これ』において、どの艦娘を戦闘に出すかはプレイヤーが自由に決められる。加えて原作ゲームの作中では吹雪に限らず特定の誰かが主役と扱われることは無い。その為、吹雪はあくまでも別のゲームで言うところの電気ネズミ的存在で、実際にはプレイヤーである提督が主人公という解釈も存在する)。 />

吹雪も吹雪で、当初はログイン時の会話から明らかに提督の顔を覚えていなかったので、ある意味お互い様ではあったのだが・・・、

また、吹雪は「ネームシップ補正」として、「運」の数値が同型の姉妹よりも高めに設定されている反面、出現率が低めに設定されているという特徴を持っている、

そのためゲーム開始時に選択すると若干攻略が有利になる一方、選ばなかった場合その後しばらく出会う事さえできず、艦隊に加わる頃にはとっくに主力メンバーが決まってしまっているという状況に陥るプレイヤーも少なくない。

「運」にしても、「吹雪改」にした段階で他の姉妹と同値に低下してしまうためそこまで大きな優位にはなっておらず、結果的に補正が足枷となってしまってもいたのだ。

吹雪で盛り上がった話題と言えば、「グラフィックのスカートの下側に不自然に白い部分がある」という指摘に対し、生みの親のしばふ氏が直々に「パンツ!パンツです!」と回答した事くらいか・・・おまえは何を言っているんだ

こうした状況は、2014年12月12日のアップデートでログイン時ボイスが追加された事を皮切りに、アニメ主人公への抜擢や改二の実装、更にはクリスマス正月限定ボイスの追加等によって改善が図られてゆく事となる。

ただし、パンツに関してはまるで成長していない。それどころか、アニメ内で度々残念な美少女ぶりを発揮した事などから また新たな方向性のネタが生まれてしまってもいる。

一応、リアルに吹雪が吹き荒れた荒天の冬、艦これ運営のTwitterアイコンが吹雪に差し替わるなど正統派(?)なネタもなくはないのだが、主人公とは一体・・・

知名度を十分に上げて臨んだはずの2015年東京ゲームショウでも、ホームページに掲載された艦これのバナーにて、磯波と取り違えられたらしく、彼女にセンターを奪われていたり

確かに姉妹の中でもよく似た二人ではあるのだが・・・ちなみに、先方は輪をかけて影が薄い上に、より酷い下ネタ持ちでもあったりする。彼女達に幸あれ。

そんな吹雪であるが、真面目に主人公らしいビジュアルが検討されていた事も明らかとなっており、しばふ氏以外のデザイナーにもデザイン案が発注され比較検討が行われていたという。

また、しずまよしのり氏がデザインした案がほぼそのまま島風に流用されたとも語られている。 /> すると、世が世ならあの服装」が量産されてスタイリッシュ痴女集団を形成していた未来があったのかもしれない。そうならなくて良かったのか悪かったのか・・・

「吹雪改」の状態で聞く事ができる時報では、重巡洋艦娘である古鷹および青葉との会話が収録されている。

これは「サボ島沖海戦(別名:エスペランス岬沖海戦)」にて、いわゆる「ワレアオバ」によって吹雪と古鷹が轟沈したという史実に由来する組み合わせであろう。

悲劇的かつ半ば自滅のような最期であったが、今こうして普通に会話できているという事は、当人達の間では折り合いが付いているという事なのだろう(一部の艦娘と同様思い出しきれてないだけの可能性もあるが)。

また、同海戦では古鷹の救援に駆けつけた叢雲も失われている。

こちらは叢雲側の時報で会話の様子が伺える。

公式4コマ13話ではヴェールヌイロシア語で会話していた。これは間違いなくCV上坂すみれ氏のスキルである。

なお、公式4コマの初期の設定は独自的なものが多く、話数が進むごとに変更されたりなかったことにされたり、原作よりの性格に変更されているが、意外にも白雪のトリガーハッピー要素と同様この声優ネタは残されている。

それが判明した188話では純ソ連艦「ガングート」が着任した際に白雪や深雪と共に流暢なロシア語で出迎えたいた。続く189話のクリスマス回でもガングートのためにロシアのクリスマスに合わせた(流石に日付は無理だったが)。

それにしてもヴェールヌイのような史実があるわけでもないのにドイツ語英語フランス語はダメでロシア語は流暢な日本の駆逐艦ってなんなんだろう・・・。

ちなみに氏曰く、街中で急に吹雪になろうとしても、「絶対しどろもどろになって“あっあっあっドゥフ!失礼ドゥフ!ふぶふブフッ吹雪フヒ!”とかになりますよ私…」とのこと。ある意味吹雪らしいといえばらしい。

なお、「憧れ」とされる扶桑山城姉妹は会話がゲームに収録される前に対象が赤城に変化している。最も初期の設定では元々赤城が憧れであったため戻っただけともとらえられるが。因みに扶桑姉妹が憧れとなっていたのは進水日及び除籍日の誕生花にハイビスカス(扶桑花)があったためと考えられている(後に設定が戻った原因が判明するのだがここでは語らないでおく)。

改二、ありがとうございます。もっとがんばりますね♪

2015年1月に実装された改二では、アニメの放送開始記念を兼ねて全艦娘の中でも一際極端な能力変化を起こし、主人公の肩書に恥じない実力を得た。

詳しくは、吹雪改二へGO!!

限定グラフィック、やりました!司令官のおかげです!

2016年9月には「秋祭り法被mode」として、限定グラフィックが描き下ろされている。

他の秋祭り仕様艦娘が全身着替えている中、吹雪だけはセーラー服の代わりに法被を着たのみで現れ、代わりに「改」まで(イラスト右)と「改二」(イラスト左)で二種類の法被を用意しているという斜め上方向の力の入れようが特徴であった。

田舎の町内会の様子を全力で再現したような雰囲気もさることながら、この状態で中破すると太腿付近に非常に大きな白色部分が現れたため、地味にパンツもふんどしに履き替えていたのでは?という疑惑も生まれている。どういうことなの・・・?

2019年2月27日のメンテでは「艦これ」×「三越」コラボ 第五次作戦に合わせて私服modeを見せた。

白玉の青ワンピースに黒ベルト、白ジャケットにリュックサックという出で立ちである。

意外にもゲームで私服を見せたのは今回が初めて。

なお三越と同グループの伊勢丹での商品展開らしい。

中破してもジャケットとリュックが消え顔が煤けるだけで青ワンピースはびくともしない。深海棲艦でも破れない作りのようだ。

詳しくは三越吹雪で。

アニメでも、もっともーっとがんばりますね!

アニメでも主人公として、ほぼ全話にわたってストーリーの中心として描かれた。

絵師毎の絵柄の違いを統一するために大幅に顔立ちが変わっていたり、にもかかわらず私服が妙に垢抜けなかったり、主人公にあるまじき表情を見せたりと、所々ツッコミ所はあったものの、大きな存在感を放っていた事は確かである。

以下に主な見どころを簡潔に記す。ネタバレ注意。

話は吹雪が他の鎮守府より着任してきた所から始まった。航行もままならない彼女を神通が率いる「第三水雷戦隊」が育成してゆく昭和スポ根調の展開が序盤の基本であった。

特に、同僚でありルームメイトでもあった睦月夕立は、「三水戦トリオ」としてアニメの枠組に留まらない新たな交友関係となっている。

第3話の悲劇を挟んで、4話では金剛型姉妹4名および島風と臨時編成の艦隊を組み、スコールの中の戦艦ル級らを攻撃しに行った。その過程で金剛からイケメンにも程がある庇われ方をされたりもしている。

5話からは鎮守府全体の再編によって「第五遊撃部隊」に配属される事となり、金剛・北上大井加賀瑞鶴の5人と新たな艦隊を組んだ。

個々の実力偏重でチームワークが最悪な中、吹雪はなんとかそれをまとめ上げて部隊を勝利へと導いてゆき、最終的にそれが評価される形で部隊の旗艦に就任した。

中盤は、序盤の日常パートで描かれていた「座学が優秀」という設定を実践に結び付けながら、経験値を積むための時間であったと言える。

8話ではトラック島の前進基地にて大和と出会った。そこで大食艦ゆえ海に出られなかった彼女と、前の鎮守府で碌に訓練も積ませてもらえなかった自分自身とが重なり、半ば強引に海へ連れ出そうとしてしまう

ある意味「問題児」設定を回収した形だが、当然秘書艦長門からは怒られ、罰としてドラム缶いっぱいに食料となる貝を詰めるように命じられる。

なお、この過程で

あっさりーしっじみーはっまぐりさーん♪

という迷言が飛び出し、一部で話題となった。

9話では「第五遊撃部隊」解散、旗艦任務解任、前線基地からの帰還命令、夕立の改二化と状況が大幅に変化し、吹雪は一転して焦りを感じ始める。

それに対し、提督

カイニナレ

と、長門経由で伝えた。

続く10話では、再結成された「第三水雷戦隊」の下で、何かに憑りつかれたように無謀な攻勢を続け、睦月に泣きながら叱責された。そして、落ち着きを取り戻した吹雪の口から衝撃の事実が語られる事となる

翌朝、吹雪は赤城に自らの随伴艦になるように頼まれるが、そこに現れた加賀から随伴艦が務まるか否かを確かめたいと、再びスポ根的なしごきを課された。

吹雪は十分な練度に達する事ができたのか、そして随伴艦の仕事を務める事ができたのか・・・物語は波乱の終盤に突入してゆく。

余談

作中、金剛からはブッキーの愛称で呼ばれていた。とあるRPGのキャラやパインのプリキュアではない。

また、9話のカイニナレは、演出が妙にシュールだった上に前回の迷言も相まって「貝になれ」と捉えた視聴者が続出したとか。

関連記事

編集者:367@毛ガニ
編集内容:マイナスなもの削除