概要
辻褄が合わない事。
由来は「どんな盾でも破る矛」と「どんな矛も通さない盾」を商人が同時に売っていたという物語で、それに疑問を感じた客が「その矛で盾を突いたらどうなるか」と質問したのである。
出典は韓非子。
元々は「古代の聖人による統治は否のつけどころの無いほどすばらしかった!」と主張する儒者に「否のつけどころの無いほどの統治だったはずなのに現在までそれが続いてないとか論理が破綻してるじゃねえか。古代の聖人を悪く言うわけじゃねえけど、それはお前の理想を古代の聖人に押し付けてるだけだろ」という事を上述の逸話で皮肉ったとされている。
近年では矛盾そのものをネタにしたり、一見辻褄が合わなくても別の視点から捉えると割と意味としては通じていたりするなど、派生ネタがちらほら見られる。
また無理やり辻褄を合わせるならば、両者はぶつかり合った末に砕け散ると思われる。
矛盾の例
『稀によくある』
『ロリ巨乳』
『「男女平等は絶対に実現しえない反道徳の妄想」と主張する女性政治家』
『どんな獲物をも必ず仕留める猟犬に追われる誰にも捕まらぬ狐の話』
『魔法(物理)』
『クレタ島の人はみんなうそつきだと言ったクレタ島民』
『システムこそ継承してはいるがタイトルの由来となるゲームは実際には最初の章だけ』
『ジュウレンジャーなのに実際には戦士の数は6人、メカニックをカウントしても7体しかない』
『キュウレンジャーなのに10人目の戦士が登場』それどころか最終的に12人になる。
『ナンバリングだけで15作、関連作品を含めると数えきれないほどある「最後の幻想」』
『有人の無人機』
『私が来たからには、どうか安心なさい。全ての命を救いましょう。全ての命を奪ってでも――私は必ずそうします』
『優しさを失わないでくれ(ry』なお、劇中での必殺技は…及び次々作では…
『無所属の会』政党名ではないが…
『開催地以外で競技を行うオリンピック』(例:東京以外の場所でも行う東京オリンピック)
矛盾をモチーフにしたキャラクター
矛盾へのカウンター
- (影のアーチャーから矛盾の故事を聞かされて)
クー・フーリン「はっ。そいつはどうかねぇ。その話いつも思うんだよな。モノが同じなら、後は使う奴の技量次第じゃないかって。つーかあれだ。武器の性能で負けてんなら、知恵で補うのが人間じゃねぇの?」(FGOfirst_orderより)
関連タグ
ほこ×たて・・・この矛盾を題材にした番組。