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中央西線の編集履歴

2019-11-16 23:40:41 バージョン

中央西線

ちゅうおうさいせん

中央本線のうち、名古屋〜塩尻の区間を指す名称。

路線データ

路線名中央西線
使用線路中央本線
路線延長174.8km
駅数39駅
起終点塩尻駅-名古屋駅
鉄道事業者JR東海
複線区間名古屋駅~十二兼駅、倉本駅~原野駅、奈良井駅~宮ノ越駅、贄川駅~塩尻駅
電化区間全線直流電化(直流1500V)
ラインカラー青色
路線記号CF
開業年月日1900年7月25日
閉塞方式(複線及び単線の)自動閉塞式
最高速度
  • 120km/h区間 塩尻駅~中津川駅
  • 130km/h区間 中津川駅~名古屋駅
運転指令所東海総合指令所(CTC)
運行管理システム名古屋圏運行管理システム (NOA)

概要

中央西線は、中央本線JR東海区間(名古屋-塩尻間)の事である。 但し塩尻近辺以外で、あえて「東線」「西線」と呼び分けることは今日あまりない。

キロポストは現在に至るまで国鉄時代の塩尻旧駅・辰野経由で、東京側基準で振られている。

本来、塩尻→名古屋が下りの方向になるはずであるが、運転上は明治時代の全通より一貫して名古屋→塩尻が下りとして扱われており、列車番号のみならず信号機の標識の上下も塩尻向きが「下」で書かれている。

中津川を境に性格が別れており、名古屋-中津川間は名古屋地区への通勤路線という性格が強く、通勤ラッシュ時には最大10両編成で運転される列車が主体となる。

高蔵寺多治見瑞浪・中津川止まりの列車が設定されている。

この列車区間の設定自体は利用客数の推移に合っているが、設備(構内配線)が地形の制約からそれに合致していないため、災害時かなり足止めされる(多治見・瑞浪など)。


中津川-塩尻間は典型的な山岳ローカル線で、普通列車は313系ワンマン車2両編成で運用され、本数も名古屋-中津川間と比べると極端に少ない。

元々この内田立-塩尻は国鉄時代長野鉄道管理局に属していたが、民営化の少し前、名古屋鉄道管理局(→JR東海本部)に管轄が移された。

塩尻からは、普通列車は篠ノ井線松本駅まで乗り入れている。

早朝では神領車両区から松本までの列車回送を兼ねた、神領発松本行というロングラン列車もある。

また大垣ダッシュほど顕著ではないが、名古屋発の朝1番の下り始発中津川行が短時間で松本行に接続するため、シーズンには席取りで駆ける旅行者が見受けられる。まだ同じホームの左右での接続が救いであろう。


優等列車として、名古屋-長野を結ぶ特急「しなの」が383系により運転されている。

また名古屋地区から南松本貨物ターミナルを結ぶ貨物列車も走っている。


2000年頃から、313系の豪華仕様の8500番台を用いた「セントラルライナー」が名古屋-中津川間で運転されていたが、名古屋-多治見間は座席指定券(有料)が必要になる事や、春日井・勝川に停車しない事など不評極まりなく、2013年のダイヤ改正で廃止されてしまった(但し車両自体は現在も普通・快速列車で運用されており、「乗り得列車」となっている)。


快速は名古屋都心部の利用が増えるにつれ停車駅が増加し、現在通過するのは4駅のみとなっている(かつては金山・鶴舞も通過)。

又、かつては瀬戸線計画の為、勝川駅高蔵寺駅間は複々線の計画が存在していた。


駅一覧

名古屋駅~中津川駅

駅名快速HR多治見HR瑞浪HR中津川乗り換え路線備考
名古屋
  1. 東海道新幹線/東海道本線/関西本線(JR東海)
  2. 名古屋市営地下鉄東山線/桜通線
  3. 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線
  4. 名鉄名古屋本線(名鉄名古屋駅)
  5. 近鉄名古屋線(近鉄名古屋駅)
山王信号場(近傍に東海道線の尾頭橋駅名鉄山王駅所在)東海道線支線・通称名古屋港線(ナゴヤ球場正門前駅が所在)の現在の起点(国鉄時代は名古屋~当信号場が二重戸籍)
金山
  1. 東海道本線(JR東海)
  2. 名鉄名古屋本線
  3. 名古屋市営地下鉄名城線/名港線
鶴舞名古屋市営地下鉄鶴舞線
千種名古屋市営地下鉄東山線
大曽根
  1. 名鉄瀬戸線
  2. 名古屋市営地下鉄名城線
  3. 名古屋ガイドウェイバスゆとりーとライン
新守山
勝川東海交通事業城北線
春日井
神領
高蔵寺愛知環状鉄道
定光寺ここまで愛知県
古虎渓ここから岐阜県
多治見太多線
土岐市
瑞浪
釜戸
武並
恵那明知鉄道
美乃坂本
中津川中央西線(塩尻方面)

中津川駅〜塩尻駅

駅名乗り換え路線備考
中津川中央西線(名古屋方面)
落合川
坂下ここまで岐阜県
田立ここから長野県。複線電化の際大幅に位置変更
南木曽
十二兼ここまで複線区間
野尻
大桑
須原
倉本ここから複線区間
上松
木曽福島ここ以西が中央本線全通前の中央西線
原野
  • 中央本線全通後に新設
  • ここまで複線区間
宮ノ越
  • ここ以東は中央本線全通前の中央東線所属
  • ここから複線区間。
藪原
奈良井ここまで複線区間
木曽平沢
贄川ここから複線区間
日出塩
洗馬
塩尻中央東線/篠ノ井線(JR東日本)

主な運用車両

383系(特急「しなの」)

313系(1000・1100・1300・1500・1600・8500(元「セントラルライナー」車)番台)

211系(5000番台。他にもJR東日本所属の3000番台が中津川-塩尻間に乗り入れる)

EF64(1000番台)

過去の運用車両(JR発足以降)

381系

313系(3000番台)→飯田線に転用

213系(5000番台)→飯田線に転用

113系

115系(JR東日本車)

165系

103系


分岐路線

東海道本線名鉄名古屋本線、地下鉄名城線(金山)

・地下鉄鶴舞線(鶴舞)

・地下鉄東山線(千種)

・名鉄瀬戸線、地下鉄名城線、ゆとりーとライン(大曽根)

・東海交通事業城北線(勝川)

愛知環状鉄道線(高蔵寺)

太多線(多治見)

明知鉄道線(恵那)

中央東線篠ノ井線(塩尻)


関連タグ

JR東海 中央本線

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