概要
『ツイステッド ワンダーランド』とは、アニプレックス企画・配信及びウォルト・ディズニー・ジャパン協力のスマートフォン向けアプリ。
原案・メインシナリオ・キャラクターデザインは漫画家の枢やな。
正式名称は『ディズニー ツイステッドワンダーランド』で公式略称は『ツイステ』。
2020年3月18日よりサービス開始。
ディズニーヴィランズが題材となっており、彼らとねじれ歪んだ不思議な世界で学園生活を送るアドベンチャーゲーム。本編の合間にコマンドRPGとリズムゲームがあり育成と戦闘はオート可能。
背景グラフィック内に隠れミッキーがいるのが特徴。
登場人物
この学園ではモチーフの作品に登場するヴィランズは英雄視されており、『グレート・セブン』と呼ばれている。
ハーツラビュル寮 〈ふしぎの国のアリス〉
サバナクロー寮 〈ライオンキング〉
オクタヴィネル寮 〈リトルマーメイド〉
スカラビア寮 〈アラジン〉
ポムフィオーレ寮 〈白雪姫〉
イグニハイド寮 〈ヘラクレス〉
ディアソムニア寮 〈眠れる森の美女〉
オンボロ寮
主人公が暮らす寮。一応、寮と呼ばれているがずいぶんと昔に廃寮となった跡地で今はゴーストが住み着いている。他の寮と違い鏡で移動することはない。立地は学園にほど近いらしい。主人公が住む部屋には鏡があるが……。
- ゴースト
オンボロ寮を始めとして学園に住み着くゴースト。オンボロ寮に勝手に住み着いているゴーストたちは最初こそ主人公やグリムを怖がらせたが今では同居人としてそれなりに仲良くやっている様子。この世界での常識などを教えたりマジフトを教えたりしている。オンボロ寮に住んでいる彼ら曰く、九十年前はマジフトの選手だったらしい。学園にも雇われているゴーストがいるらしく学園を暖かくしている火の番をしているゴーストやパンを売るゴーストなどいる。(火の番のゴーストには最近、初孫が生まれたらしいがゴーストからどうやって子供が生まれるかは謎。ただし元人間なのであれば現在生きている子孫がいるとも考えられる)
ナイトレイブンカレッジ関係者
- ディア・クロウリー(CV:宮本充)
学園長。本作のオリジナルキャラクターとも思われる。常に仮面をかぶっている。口癖は「私、優しいので」。主人公の猛獣使い、調教師の才能を見出してグリムと二人一組で生徒として任命し監督生の地位を与える。才能はあるが協調性のない個性豊かな生徒には苦労しているらしい。主人公の生活費、学費、食費を全て援助しているがその代わりに様々な学校の問題を押し付けている。主人公の帰り方を探すといっているが本気で探しているのかは謎。
ゲージが溜まると各授業中に現れ、その間は授業の評価が必ず三ツ星になる。授業中にいるのは質問5回分までで、終わると去っていく。
- デイヴィス・クルーウェル(CV:伊東健人)
教師。錬金術の授業などを教えている。生徒のことを駄犬など犬呼ばわりする。白と黒の髪の毛に白と黒のコートを着ている。元ネタは101匹わんちゃんのヴィラン・クルエラと思われる。
- モーゼズ・トレイン(CV:小山力也)
(イラスト右)
教師。魔法史などを教えている。常に猫のルチウスを連れている様子。厳格だが授業は長くつまらないと言われてしまう。元ネタはおそらくシンデレラのヴィラン・トレメイン夫人。
- アシュトン・バルガス(CV:竹内良太)
体育教師。筋骨隆々であり魔法は筋肉からと断言する。ナルシスト。当人曰く毎日、生卵を飲んで筋肉があるらしい。元ネタは推測するに美女と野獣のヴィラン・ガストン。
- サム(CV:木村昴)
購買の人。褐色肌で骸骨のフェイス、ボディペイントをしている。魔法アイテムから生卵まで販売している。かなりフレンドリーな口調。監督生らを「小鬼ちゃん」と呼ぶ。元ネタはプリンセスと魔法のキスに出てくるヴィラン・Dr.ファシリエと思われる。
用語
- ナイトレイブンカレッジ
魔法士を育成する四年生の学園。グレートセブンをそれぞれモチーフにしている寮を所有している全寮制の男子校。全寮制故なのか職員も見る限りでは女性はなく男性ばかり。また教員も学園長を除きヴィランをモチーフにしている。(確認する限り教員は三人なのだがそれでどうやって授業をやっているのか?)
ライバル校が存在するが年に一度行われるマジカルシフト大会ではここ百年、負け続けているらしい。
- ロイヤルソードアカデミー
ナイトレイブンカレッジのライバル校。王立の学校。レオナ曰く「キザったらしい優男ばかりのお坊っちゃま学校」。
校舎や制服もかなりキラキラしているらしい。
ナイトレイブンカレッジの中には敵対心を燃やす者も多い。
ハーツラビュル寮のリドルとトレイの幼馴染であるチェーニャが所属している。
- ユニーク魔法
優秀な人物が持つことができる、その人にしか使えない唯一無二の特殊な効果を持った魔法。大抵の会得者は努力をしたことで編み出すが、ごく稀に生まれた頃から持っているという事例も存在する。また優秀な2・3年が会得することが多く、1年の頃から持っていると明言されているのは現状生まれつきか相当真面目で努力家な人物かのどちらかである。
- オーバーブロット
魔法の使い過ぎによって起きる現象。本作最大の謎の一つでもある。
端的に言うと「闇落ちバーサーカー状態」。この状態になると服装などがかわり雰囲気も変わる。さらに後ろには顔が継ぎはぎが目立つインクツボのようになった不気味な化け物が現れる。
「ブロット」というのは魔法を使うと出てくる疲労の物質がたまると起きる現象で、普段通りであれば休息で消えるのでこれ自体に問題はない。しかし大量の魔力を持つものが限度をわきまえずに使うことで、魔法石の許容量を超えてしまうことでオーバーブロットが起きる。もともと魔力量が少なく強力な魔法が使えない一般人はそうなる前に限界を感じて使えなくなるためそうそう起きるはずのないことであるが、極めて優秀または規格外な人物は魔力量も多い上に強力な魔法による反動も大きいため可能性も危険性も大きい。ブロットの蓄積は怒りや悲しみなどの負の感情と比例するため、何かしらの負の感情を抱えてしまっている人物は特に危険。
学園長は魔力を使い切る事による命の危険以上の事態に極めて恐怖しているようだが…?
この状態になった人物を撃破して元に戻した際に謎の黒い石が出てくる。プロローグでのドワーフ炭鉱で遭遇した怪物も同じようなものを残していたが関係性は不明で、毎回グリムが食べてしまう為調査も行われていない。(グリム曰くそれぞれ違う味がするが美味らしい)
- 闇の鏡
学園にある魔法の鏡。この鏡に認められなければ学園に入れてもらえない。生徒を選んだり寮を決めたりいろんな場所につなげたりしている。見た目は白雪姫の女王が持つ鏡そっくり。
世界中の事を把握しているらしく、その上で監督生の故郷が見つけられなかったことに学園長は驚愕していた。
- マジフト
現実世界でいうアメフトのようなスポーツ。
ディスクを魔法で飛ばしながらゴールやリングに入れて点を競う。
サバナクロー寮が特に得意としているが、ここ2年はマレウスが一人で無双してしまう為色々と揉めている。
- ハッピービーンズデー
毎年2月に行われるツイステッドワンダーランドの伝統行事。日本で言う『節分』のようなもの。
『素晴らしい環境から【幸せの谷】と名付けられた場所にはとても美しい歌声で歌い、皆を幸せにする魔法の竪琴があったが、ある日それを羨む怪物が竪琴を盗んだため木々は枯れ果て人々は飢えに苦しむようになってしまった。そんな中とある村人が偶然【ハッピービーン】と呼ばれる魔法の豆を手に入れる。その育てた豆はあっという間に天空まで届き、村人は見事竪琴を奪い返し追いかけてきた怪物を豆の蔦を切り倒すことで退治した』という逸話から農民役、怪物役に分かれて農民役は怪物役に豆をぶつけて厄払いするという行事が生まれた。
しかしかつてナイトレイブンカレッジでこの行事を行った際に怪物役が豆をぶつけられるのに耐えかね農民役に反撃して乱闘騒ぎとなったことから体力育成の一環として両陣営が竪琴を巡って争いあう【ナイトレイブンカレッジ式ハッピービーンズデー】が誕生した。
陣営は公平にくじ引きで決められ、寮長と副寮長は各陣営の能力の偏りを無くすためにそれぞれ別の陣営となる。
農民チームは怪物チームに捕縛されれば失格、怪物チームは農民チームに豆を当てられると失格となる。
魔法の使用は全面的に禁止されている(かつて白熱した試合の結果多くの怪我人が出てしまったらしい)。
試合開始段階で農民チームには豆が10粒、怪物チームには走行速度を補助するブーツが支給される。
フィールドは学園内全てで、スタート地点は各自バラバラに割り振られている。
フィールド内にはそれぞれの陣営が有利になれるサポートアイテムが設置されているが、アイテムを取りに来たところを狙われることもあるので、体力だけでなく頭脳も試される。
試合中の過ごし方は生徒それぞれに任されており、積極的に試合に参加するもよし、試合には参加せずにチームメイトのサポートをするのもよしである。
監督生・寮生がいる作品について
監督生・寮生
本作品の主人公(ユウ)は現時点で性格以外の人物像(性別や姿など)の設定がされていない故に、作品毎に個人の補充した創作部分が多くみられ主人公論争が起こりやすい。
そのため「公式名(ツイステッド ワンダーランド、ツイステ)」ではなくtwst夢を使用することが望ましい。
タグの付け方など、詳しくはtwst夢の記事を参照。
関連イラスト
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スクエアエニックスによる、ディズニーを題材としたゲーム作品。多くのディズニーヴィランズが登場する他、ツイステと出演声優が一部共通している。