説明
人口は18万人。首都圏への人口流出と高齢化が著しく、人口が急激に減少している。
このため、市街地の商店街やデパート等からテナントが撤退しつつある。
かつてグルメ街道と呼ばれた沼津インターチェンジ付近の店は、ほとんどが閉店し、自動車販売店になっている。
主要か玄関口は、鉄道がJR沼津駅で、東海道本線、御殿場線が乗り入れる。特急サンライズ出雲・瀬戸も止まる。
TOICAが使えるが、東京駅や熱海駅方面のSuicaエリアからは使えないので注意。
他に市内には、東海道本線には片浜駅、原駅、御殿場線には大岡駅がある。
道路は、東名高速道路、新東名高速道路のインターチェンジもある。、
このため、在来線や自動車でも東京から2時間程度で来ることができる。
また、静岡県民のおやつとして定着しているのっぽパンは沼津市で生産されている。
童話の「ねんねんころりよ おころりよ」の歌詞の子守歌は「沼津地方の子守歌」といわれている。
2016年に地元のサッカークラブアスルクラロ沼津がJ3リーグにした。
市内には県内唯一の高等専門学校である、国立沼津工業高等専門学校(沼津高専)を持つ。
観光名所
沼津港
水揚げ量に関しては、静岡県では2位、全国で15~20位の漁獲量がある。港には海鮮が食べれる店が集まる他、冷凍シーラカンスが展示されている沼津深海水族館があるなど観光地化している。
仲見世商店街、新仲見世商店街、上土商店街
駅南口側にある商店街。以前は人も少なく、シャッター通りとなっていたが、最近はラブライブ!サンシャイン!!コラボに力を入れ、店やイベントも増えてきた。
沼津駅・沼津駅前
沼津駅も参照。かつては、東海道本線の重要な要駅であり、現在も蒸気機関車が活躍していた当時のプラットホームが残り大変貴重。
駅南口側は、かつてはデパートが建ち並んでいたがほぼ閉店。現在は、ラブライブ!サンシャイン!!カフェと、吉本興業の劇場が入る沼津ラクーンなどがある。
内浦地区
ラブライブ!サンシャイン!!の舞台になったことでも有名。三の浦観光案内所には世界中からファンがやって来ている。沼津駅からはバスが便利。海が綺麗で、こちらでも新鮮な魚介類が食べられる。温泉旅館も立ち並び、太宰治も宿泊した安田屋旅館は有名。(高海千歌の家でもある。)
伊豆・三津シーパラダイス、あわしまマリンパークと、水族館が至近距離に2つもあることも珍しい。
沼津御用邸記念公園
1893年に大正天皇(当時は皇太子)の御静養先として本邸が建設された。1969年まで御用邸として使用。翌年から沼津市の管理となり、公園として公開されている。
2016年10月には、沼津御用邸記念公園の一部の景観が「旧沼津御用邸苑地」として国名勝指定を受けた。
海水浴場
2019年に環境省から発表された水質調査結果において、最高ランクの「水質が特に良好な水浴場」に選定された7つの海水浴場のうち、3箇所が沼津市内である。(大瀬海水浴場・井田海水浴場・らららサンビーチ)
芹沢光治良記念館
芹沢光治良も参照。沼津市出身の文豪(小説家)であり、生まれ故郷の我入道に記念館が建てられている。ちなみに、ラブライブ!サンシャイン!!の設定は、彼の過去や小説を元ネタにしている。
ラブライブ!サンシャイン!!との関わり
2015年には沼津市内浦地区を舞台にした、ラブライブ!サンシャイン!!で徐々に注目を集め、2016年7月からのアニメ放送開始と共に、静岡県東部を拠点とする各交通機関で(隣の市を走る駿豆線では直前の5月から)ラブライブ仕様のラッピング車両が登場。現在、東海バス、伊豆箱根バス、富士急シティバスが、合計10台のラッピングバスを運行させている他、伊豆箱根タクシーでも9台のタクシーがラブライブ仕様になっている。
沼津市側も町おこしに乗り出し、特に沼津駅周辺はラブライブ色が強まった。
これにより聖地巡礼の定番スポットとなり、県内外から観光客の呼び込みに成功し、経済効果を生み出した。
沼津市と関連する人々、キャラクター
- 津島善子 - 上記のラブライブ!のキャラの一人。東海地方2番目、静岡県初のゲーマーズとして2016年2月、同市内にオープンしたゲーマーズ沼津店が、開店後すぐに「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボ企画「ゲーマーズ沼津店 Aqours看板娘総選挙」を開催。善子が1位となり、堕店長(看板娘)に就任する。その際に「ヌーマーズリトルデーモン店」という愛称も同店につけられた。
- その他Aqoursメンバー - 沼津大使になっている。(※ただし桜内梨子は東京出身)
- 磯村勇斗 - 俳優。代表作は仮面ライダーネクロムなど。沼津大使。
- 杉井ギサブロー - アニメ監督。
- 茶畑るり - のっぽパンとコラボしたのは実はこの方が先。
- 磯野フネ(サザエさん) - 原作では実家がある設定。
- 志摩リン - 作中の伊豆キャンプで大瀬崎を訪問している。
余談
自動車のナンバープレートに沼津ナンバーがある。
かつては県東部一帯が沼津ナンバーの管轄下であり、「西部は浜松ナンバー・中部は静岡ナンバー・東部は沼津ナンバー」という非常に分かりやすい区分けがされていた。
しかし、後に北東部は富士山ナンバー、伊豆半島(三島・熱海含む)が伊豆ナンバーに分割された結果、沼津ナンバーの管轄は非常に狭まってしまい、長い歴史を誇るにも関わらず今ではほぼご当地ナンバーと化している。
関連タグ
静岡県 伊豆・三津シーパラダイス あわしまマリンパーク 富士山 磯野フネ 鰯 鯖
松月(カフェ) 三の浦観光案内所 ラブライブ!サンシャイン!! アスルクラロ沼津
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