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バーダックの編集履歴

2022-04-21 11:19:54 バージョン

バーダック

ばーだっく

バーダックとは『ドラゴンボール』シリーズの登場人物。主人公・孫悟空の父親。

概要

CV野沢雅子


鳥山明の漫画『ドラゴンボール』シリーズに登場するキャラクター。


惑星ベジータに住む戦闘民族サイヤ人の一人。主人公・孫悟空とその兄・ラディッツの父親。

外見・声色ともに悟空にそっくりだが、悟空とは全く異なるクールかつワイルドな性格。

加えてたった1人で運命に立ち向かい散っていった勇敢な姿も相まって非常に人気が高いキャラクターでもある。


名前の由来は「ゴボウ」の英語読み。


誕生経緯

初登場は1990年に公開されたアニメ『ドラゴンボールZ』のTVSP『たったひとりの最終決戦』。

原作漫画ではこのTVSPが放送される以前にラディッツが父親に言及しているシーンがあり、そこでラディッツは悟空に対して「ひと目でわかったぞカカロットよ。父親にそっくりだ」と発言している。

脚本は同シリーズのTVアニメや劇場版の脚本を務めた小山高生が担当し、バーダックやその仲間達のデザインはアニメーターの中鶴勝祥が行い、そこに原作者・鳥山明の監修、手直しが入っている。


本作はファンの間では非常に人気が高く、当時これを視聴した鳥山明も「僕だったら絶対描かない話。いい意味で違うドラゴンボールを見ている感じがする」とコメントし、その出来に感動した鳥山明はフリーザの回想という形で、2コマだけだが本作の設定を原作に逆輸入している。


連載終了後もバーダックの人気は高くPS2の『ドラゴンボールZ3』が皮切りに多数のゲームに参戦。更に2011年にはAC『ドラゴンボールヒーローズ』とのコラボ企画としてバーダックを主役とした『たったひとりの最終決戦』後のIFストーリー『エピソードオブバーダック』が制作された。


本作には鳥山明も監修・キャラクターデザインとして関わっているが、同年別のインタビューでは「もともと僕は物忘れの激しい方だから、このバーダックという悟空の父親達のキャラデザインを描いた記憶がほとんどない」と語っている。

2014年には漫画版『エピソードオブバーダック』を1つに纏めた冊子が最強ジャンプの付録として付き、その際、同時収録されたインタビューでは「アニメの詳しい内容はよく覚えていませんがよく出来ていた記憶があります」と語っている。


その影響か、同年発売した鳥山明の新作『銀河パトロールジャコ』の単行本に収録されたバーダックを主役としたおまけ漫画『ドラゴンボールマイナス』ではストーリーや衣装や性格など様々な要素が『たったひとりの最終決戦』とは異なっている。こちらは後に『ドラゴンボール超』の劇場版『ブロリー(BROLY)』にてアニメ化された。またとよたろうによる漫画版『ドラゴンボール超生残者グラノラ編』においても、概ねこの『マイナス』以降に再構成された設定に基づくバーダックが登場した。


この様な経緯から現在では「バーダック」というキャラクターの人物像は、TVSP版の「バーダック」像と、『ドラゴンボールマイナス』以降のメディア展開の中で鳥山明が再考した「バーダック」像の2種類が存在している。


その為、以下の項目ではそれらを分けた状態で解説する。


人物

たったひとりの最終決戦 / エピソードオブバーダック

2011.10/17追悼俺が相手になってやる

容姿・性格

髪型や顔立ちなどの容姿は悟空に瓜二つだが、左頬に傷跡がある。

衣装は他のサイヤ人同様にフリーザ軍の戦闘ジャケットを着用しているが、原作には出てこないショルダーがベルトで肩を出している変わったタイプのものを着用している。

性格は他のサイヤ人たちと同様に好戦的で戦闘力至上主義な面が強く、出生当時の戦闘力がわずか「2」のカカロットに対する情は薄く、苛立っていたのもあって毒づいていた。


戦いを共にするチームのメンバーには仲間意識も持ち合わせており、ドドリアの部下に仲間達を殺された際には静かに怒りを見せているが、一方で敵には容赦なくこれまで幾つもの星を侵略してきており、そのドドリアの部下達を上手く殺せた時にも時折笑みを浮かべるなどサイヤ人らしい野蛮な面もある。

戦闘力

下級戦士だが長年に渡って戦い続けており、度重なる激戦で重傷を負いながらもその度に生還しているため、戦闘力は約10000という下級戦士出身としては驚異的な数値に達している。

エリートのナッパが4000、そのナッパを圧倒した当時の悟空の素の戦闘力(=界王拳なし)が8000以上であることを考えれば、かなりの数値である。

活躍

仲間であるトーマセリパパンブーキントテッポの4人と共に惑星カナッサを襲撃。任務を終えるとバーダックは仲間たちと談笑していたが、カナッサ星人の生き残りトオロの不意討ちを受け、気絶してしまう。


トオロの放った「幻の拳」はバーダックに予知能力を与え、彼が死に際に放った「未来の姿を見てせいぜい苦しむがいい」という言葉通り未来を垣間見る事になる。仲間たちに連れられ帰還した後、治療カプセルで治療中、カカロットの鳴き声を起点に惑星ベジータの消滅と彼の成長した姿の予知夢を見て困惑するが、仲間達が自分を置いて先にミート星へ向かったことを知り、医療施設を後にする。出発の前に息子のカカロットを見つけ、再び惑星ベジータが消滅する未来を垣間見るが、彼の戦闘力2という数字に苛立ちその場から立ち去った。


ミート星へ降り立つとそこは既に廃墟となっており、更に仲間たちの変わり果てた姿を見つける。瀕死のトーマからフリーザの裏切りを聞いたバーダックは、彼の白のスカーフを血染めしハチマキとして頭に装着する。そして現れたフリーザ軍の兵士を次々と撃破するが、その途中にも成長したカカロットがナッパと戦う予知夢を見る。予知夢に邪魔されながらも兵士たち全員を倒すが、突如そこにドドリアが現れ、彼のエネルギー波で大ダメージを負う。


何とか生き延びたバーダックは、カカロットが送り込まれた惑星が予知夢で見た惑星と同じものだと知ると、今まで見てきた夢が全て現実になることを悟り、トーマの遺言通り同族にこの事実を知らせフリーザに反旗を翻そうと試みる。しかし他のサイヤ人達にその発言を笑い飛ばされ信じてもらえなかった為、単身で滅びゆく運命に逆らうことを決意する。


フリーザの宇宙船に向かう途中、ナメック星にいた成長したカカロットの姿をまたしても予知夢で見るが、その悟空が突如フリーザの姿に変わり自身を殺害。予知夢から目覚めたバーダックはその運命を変えるべくフリーザの宇宙船へ向けて飛び立つ。そしてそこから出てきた何十何百のフリーザ軍兵士を蹴散らし、遂に姿を現したフリーザと対峙する。


バーダックは運命を変えるべく渾身の巨大エネルギー弾を放つが、フリーザは専用のポットに鎮座したまま指先から更に巨大なエネルギーの球体を放ち、それはバーダックの気弾はおろか、バーダックや兵士達まで吞み込みながら惑星ベジータへ直撃。死の直前バーダックは、最後の予知夢でカカロットがフリーザと対峙する未来を予見すると笑みを浮かべ、カカロットの名前を叫び彼が自身の意思を引き継ぎサイヤ人達の敵を討つ事を願いながら、惑星ベジータと共に散っていった。


Episode of BardockDB :: 超サイヤ人バーダック

『たったひとりの最終決戦』の後のIFストーリー。

もしもフリーザのエネルギー弾に呑み込まれて死んだはずのバーダックが生きていたら?という物語。惑星ベジータ消滅の際に生じた時空の歪みによりバーダックが過去の時代に飛ばされた所から物語は始まる。


目が覚めるとバーダックがいたのは「惑星プラント」という惑星だった。そこで医者のイパナとその息子ベリーの介抱を受け、彼らの口から聞かされた惑星の名前や、メディカルマシーンの液体に似た薬の存在、略奪に現れた宇宙海賊の乗っている船がフリーザ軍の母船に似ていることなどから、いつしか自身のいるその場所が過去の惑星ベジータであることを認識する。


海賊を打ち倒したことでイパナ達から好意的に迎えられるが、馴れ合いを嫌うバーダックは冷たい態度で彼らをあしらい、リハビリのために村から離れた洞窟に移住する。しかし、リハビリ中にベリーが毎日のように食料を送って来た事から徐々に心を開き、当初は見向きもしなかった彼に初めて自分の名前を教えるなど、わずかながら穏やかな心を垣間見せる。

ちなみに、アイデンティティ田島が持ちネタとしている「うっせえ、ぶっ殺すぞ!」はベリーとのやり取りが元ネタであり、

野沢雅子女史による本家本元の「うっせえ(さっさと行かねえと)ぶっ殺すぞ!」を聞く事が出来る。


それからしばらくして、宇宙海賊のボスでフリーザの先祖でもある「チルド」とその一味が組織の面子を汚したバーダックへの報復のため惑星プラントを襲撃。助けを求めるベリーの必死の懇願を受け村に駆けつけたバーダックは、憎きフリーザの面影を持つチルドに憤怒し襲いかかるが、逆にチルドの怒りを買い簡単にねじ伏せられてしまう。


更にチルドは止めに入ったベリーにまで攻撃を加えるが、それによりバーダックは過去に救えなかった仲間たちの記憶をフラッシュバックし、またしても守ることが出来なかった自分の弱さに対する怒りより、超サイヤ人に覚醒した。


これによりこれまでの劣勢を覆しチルドを徹底的に痛めつけ、激昂したチルドはエネルギー弾で惑星プラントごとバーダックを葬ろうとするが、バーダックの放ったエネルギー波がそれを押し返し勝利。チルドは宇宙空間まで吹き飛ばされていき、その後瀕死状態で部下達に回収され「金色に輝くサイヤ人には気をつけろ」という一族への遺言を託し息絶えた。ナレーションではこれが後にフリーザが恐れる超サイヤ人伝説の始まりになったのか、それは定かではないとされている。


戦い終了後バーダックは一人夕日の向こう側に去っていき、その後どうなったのかは不明。

ドラゴンボール-(マイナス) 放たれた運命の子供 / ブロリー(BROLY)/生残者グラノラ編

DB-(マイナス)牛蒡家Bardock & Gine

容姿・性格

髪型や容姿、顔の傷などは『たったひとりの最終決戦』と共通している。

戦闘ジャケットはベジータナッパなど原作に出てきたサイヤ人達と同じウイングタイプのものを着用している。戦闘ジャケットの色は黄土色で、腕には『たったひとりの最終決戦』同様にリストバンドを付けているがこちらの配色は青色になっている。

フリーザ軍盗聴される恐れがあるため、スカウターは常に付けていなかった。


性格はサイヤ人の例に漏れず好戦的だが、冷血で単純な思考の他のサイヤ人に比べ、冷静な判断力と僅かな人間性を持ち合わせている。またサイヤ人にしては珍しく仲間を助ける思いやりを持っており、そのため一部の下級戦士達から強く慕われている。


特に同じチームに所属していた女サイヤ人・ギネの危機を何度も救っており、その過程で2人の間には特別な感情が生まれ、後に結婚する。通常サイヤ人には恋愛や結婚という概念はあまりなく、ベジータ王族以外は血のつながりにこだわりがないとの事だが、バーダックとギネは繁殖目的以外でも絆で結ばれている特殊な例である。


息子であるカカロットの生い先を心配しており、またもう一人の息子ラディッツについても気にかけていた。

このような性格になった理由としては『ドラゴンボールマイナス』では「ギネの甘ったるい病気が移った」、『ブロリー』では「いつも戦いの中にいて気まぐれで何かを救いたくなった」と本人は語っている。


ただやはりサイヤ人であるため「家族」という概念が薄く、今まで家族4人が一同で揃ったことは一度もなく、またどこかに存在しているであろう自身の兄弟についてもよく分っておらず興味すらないらしい。

戦闘力

鳥山明へのインタビュー記事では、サイヤ人は持って生まれた潜在的な戦闘力で階級が決められ、バーダックは下級戦士としては上位にいるが中級戦士にはなれていないとされている。

また今後、再登場するかについては「バーダックはとっくに死んでいるので活躍は過去話でしか見られないでしょう。生き返っても戦闘力が足りないのでちょっと難しい」と語っている。

活躍

仲間のサイヤ人「リーク」と2人でとある惑星の侵略活動を行っている最中、フリーザ軍から召集命令が下されすぐに惑星ベジータへ帰還した。しかし、この召集命令の裏に何かあると感じ取ったバーダックは、フリーザ軍が超サイヤ人の情報を探っていた事を知るとそれを確信する。


そして妻であるギネに相談し、1人用ポッドを使い赤ん坊を辺境の惑星に送り込む『飛ばし子』という手法でカカロットを惑星ベジータから脱出させようと考え、その晩1人用ポッドを盗んでくると行先を地球に指定し、満月を見ないようカカロットに伝えギネと共に出発を見送った。


その後、飛ばされたカカロットを追い銀河パトロールからジャコが地球へと出動し、それから暫く経ってから惑星ベジータはフリーザの手によって消滅させられたのであった。


基本的には『ドラゴンボールマイナス』と内容は変わりないが、一部の台詞や描写が追加、変更されている。

特に大きな追加シーンは『ドラゴンボールマイナス』では描かれてなかったフリーザへの反抗が描かれている点。その内容はたった一人でフリーザ軍に立ち向かい、成層圏にてフリーザ軍兵士に取り囲まれる中、フリーザのエネルギー弾に抵抗するという『たったひとりの最終決戦』を連想させるものであった。


『たったひとりの最終決戦』とは異なり「フリーザが放ったエネルギー弾をバーダックがエネルギー波で押し返そうとする」という図になっている。しかし押し負けてしまいエネルギー弾に呑み込まれ散っていった。


戦闘ジャケットは破損部位が『たったひとりの最終決戦』とほぼ同じであり、バンダナを付けていない点と右肩に残っている肩パッドを除けばパッと見では違いが分からない。

ただ原作での登場シーンは『たったひとりの最終決戦』の時のバンダナを付け肩パッド無しの戦闘服を着用しており、本来このシーンは上記の『たったひとりの最終決戦』を見て気に入り、入れた要素であった為、こうして異なる形となってしまった。


漫画版ドラゴンボール超の続編、かつてサイヤ人によって滅ぼされたシリアル人の生き残りグラノラとの闘いを描いた物語。

シリアル星を襲ったサイヤ人の1人として登場していたが、どうやら彼の活躍はそれだけではなく……?


シリアル人とナメック星人が共存するシリアル星に、彼は数名のサイヤ人たちと襲来。

到着するや否や満月の影響で大猿へと姿を変え、彼らを攻撃。

フリーザ軍の兵士も加わり、抵抗するシリアル人たちや逃げ惑うナメック星人たちを蹂躙する。

バーダックは塔へ登り辺りを見渡すと、遠方へと走るシリアル人の子どもを発見。彼を追いかけ、逃げ込んだ建物の天井を破り中を覗く。

そこにはそのシリアル人の子どもと母親。

満月が破壊され、大猿から元に戻るバーダックは、母親からの狙撃で受けたかすり傷など気に求めず、ただ立ち尽くす。

自身に怯え気を失った息子を必死に守る母親。彼はその親子の姿を、ある人物を重ねていた。


それは、まだ生まれて間もない息子カカロットと、それに寄り添う妻ギネ。




遠征から帰還したバーダックは、出迎えるギネから息子の誕生を聞かされる。

保育器に入っていた息子を見たバーダックは、無垢な赤ん坊に目を奪われる。


純粋な生命に何かを感じる彼は、まだ決まっていなかった彼にカカロットと名をつける。

そして、カカロットに寄り添い愛でるギネを見つめていた。




バーダックは、シリアル人の子どもグラノラを抱え、母親のミューズリとともに街から離れた所に建つ家へ侵入。

そこで、ナメック星人のモナイトに不意打ちを喰らうも、難なく受け止める。戦闘力を変化させる種族に感心を持ちつつ、グラノラ親子を彼に任せ立ち去ろうとする。

すると、その外でサイヤ人たちの進軍を眺めるエレクらヒータ軍を発見。

フリーザ軍と共謀し、シリアル星襲撃を企てた彼らは、フリーザを騙し、不当に利益を得ようしていた。

さらに利用されているサイヤ人を嘲笑する彼ら。怒りの感情を抑えやり過ごそうとするも、目を覚ました少年グラノラは、自分を襲ったサイヤ人であるバーダックを見ると、取り乱し大声をあげてしまう。

モナイトの術により再び眠りにつくも、エレクらはこちらへと向かっている。

バーダックは、咄嗟にモナイトのローブを借り顔を隠す。

そして、今にもモナイトとグラノラ親子を殺そうとしているように装い、エレクらを退けようとする。

しかしエレクは引き下がるどころか、グラノラたちにとどめを指すよう要求してくる。

戸惑うバーダックは、ミューズリから受けた自分の傷を直したモナイトの回復能力のことを思いだし、まだ利用価値があることを述べる。

途端、ミューズリが撃ち抜かれる。撃ったのはエレクが持つ銃。

エレクは、利用価値のあるナメック星人以外は生かしておく理由が無い為、残りを殺すよう告げる。

予想だにしないエレクの行動に反応が遅れたバーダックは、怒りに震え、エレクを攻撃。

ガスによって防がれるが、グラノラたちを連れその場を立ち去る。

その後をガスが追う。


ガスと激戦を繰り広げるバーダック。

ドラゴンボールで惑星ベジータへと帰還させようとするモナイトの助力もはね除け、強者との戦いを楽しむバーダック。それに苛立ち本能を解放し始めるガス。

苦戦を強いられ、尻尾までちぎられ大猿する封じられてしまう。

さらにトドメを指される直前でモナイトに庇われ、2人共々吹き飛ばされる。


しかしバーダックの勢いは止まらない。勝利への覚悟、それ以外の思考を放棄した彼のサイヤ人としての力は、窮地に立たされる度に強くなっていく。

そしてバーダックは、本能を全解放したガスを下したのである。


力尽きたバーダックは、様子を見にやってきたエレクに意味深な言葉を聞いた直後、光線銃で撃ち抜かれ崖から落下。

追撃されるも急所は外しており、駆け付けたモナイトに救出される。


この出来事はバーダックとガスしか知り得ないものであったが、彼のスカウターには一連の事柄が収録されている。


ゲーム作品での扱い

本編での活躍自体は少ない物の人気キャラクターな為多数の作品に出演。『ドラゴンボールマイナス』が出るまでは、悟空の出自も含めてバーダックの性格・設定はアニメ準拠となっている。


必殺技に関しては、原作やアニメでは無名とされていたが、ゲーム版ではそれぞれ名前が付くようになっている。『ライオットジャベリン』(ディンプス開発作品)から始めとし、フリーザに攻撃したエネルギー弾は『ファイナルスピリットキャノン』(スパイク・チュンソフト開発作品)と言う名義になっている。

他にもフリーザ一味に仕掛けた連続攻撃は『ファイナルリベンジャー』(スパイク・チュンソフト開発作品)と言う名義となっている。


『ドラゴンボールマイナス』や『ブロリー』版のバーダックは登場したのが比較的最近ということもあって、今のところ参戦しているのは『スーパードラゴンボールヒーローズ』のみである(「バーダック:BR」名義)。ただし、『ドラゴンボールZENKAIバトル』では、プレイアブルキャラクターのバーダックに、この時のコスチュームを着用させることが可能。


  • 激神フリーザ!!

名前のみ登場。彼が滅ぼしたカナッサ星を悟空が解放するというイベントがある。

悟空はアニメとは違い、父が行った悪行と最期をカナッサ星人の生き残りから知らされる事となる。


  • ドラゴンボールZ3

メモリーカードに前作である『Z2』のデータがあれば隠しキャラとして使用可能になり、上記の名前のみでの登場と比べれば本人が登場するのはこれで初めてとなる。それ以降からプレイヤーキャラとして登場し、彼を主人公にしたIfシリーズも数多く登場するようになっている。


  • Sparking!NEO

ラディッツのIfストーリー『運命の兄弟編』にて、夢の中に登場。ラディッツも歴戦の勇士である父のことは尊敬していたようだが「悪夢でしかなかった~」と述べられている辺り、厳しい親父だったようだ(或いは、そんな父を持ちながら弱虫だの下級戦士だのと呼ばれることに含むものが有ったか)。しかし、夢の中で活を入れられた事で、彼なりの父としての暖かさを改めて知った様子。


  • 真武道会2

未来世界のあの世に住んでいて、あの世にいる未来悟飯を探しに来た現代悟飯と鉢合わせをする。だがその後に、同じくあの世に住んでいる未来悟空との出会いにより、改めて悟空と悟飯は彼の息子と孫だと言う事に気付き、共に行動する。そして未来悟飯と合流し、抜いたZソードから老界王神を復活させ、未来悟飯を復活させた後、未来魔人ブウを倒すために未来パイクーハンと共に一日だけ復活した。この作品ではまだ変身形態は何もないのだが、潜在能力解放状態の現代悟飯とまともにやり合う事ができるあたり相当の実力を積んでいる模様。


  • タッグバーサス

彼が主人公にしたIfストーリーも存在する。それはもし彼がフリーザに殺されなかったらと言うもしもの世界を舞台に、悟空を探すために地球に侵略した。しかし悟空だけでなく悟飯と出会った事で家族愛に目覚め、孫家の一員として地球に住み着くようになる。しかしそれを見たラディッツは父であるバーダックを見下し、悟飯を誘拐するが、後でピッコロと供に救出する。その後バーダックは『おめえの孫の顔も見せやがれ!』と叱り出すが、ラディッツは『ふふふ…嫌なこった…!』と返答しながらその場へ生かしたまま逃がすと言う、シリアスでありながらどこか明るい親子関係を見せた。


  • レイジングブラスト

フリーザの攻撃を受けて死亡した直後、時空の歪みに巻き込まれて未来へ飛ばされると言うIfストーリーも登場。そこでである成長した悟飯と悟天と冥土の土産として戦い、その後満足したかのようにその場から消え去った。初めて祖父であるバーダックと戦った悟飯と悟天は、改めて彼との戦いを忘れない事を誓った。逆に『バーストリミット』ではクリリンから始め、ベジータや悟空と戦うIfストーリーも存在する。


人気キャラクターな為ゲームオリジナル形態が多数登場。

エピソードオブバーダックとの連動企画として超サイヤ人化し、以降のゲームでも度々変身している。またその後超サイヤ人2にも変身可能になったほか、続編スーパードラゴンボールヒーローズではパラレルワールドの超サイヤ人4に覚醒したバーダックが登場している。


また海外で展開されていた『ドラゴンボールオンライン』から彼の洗脳された姿仮面のサイヤ人も登場。仮面の他、戦闘服もいつものものとは異なっている。

仮面が外れ洗脳が解けた姿はバーダック:ゼノとして扱われている。こちらは仮面のサイヤ人時の戦闘服の他、時の界王神に新調して貰った戦闘服の二種類が存在する。こちらのバーダックは仮面の力により最大で超サイヤ人3にまで変身が可能になった。そしてユニバースミッション10弾では、自身の力で超サイヤ人4に覚醒した。

そして……。


片手から気孔波を放つリベリオントリガー、手に炎を纏って相手を殴るヒートファランクスなどを扱う。また、強化形態が増えると共にファイナルヒートファランクスなどの新技も習得している。そして超サイヤ人4ては、相手に突進し渾身の一撃で殴り飛ばすリベリオンハンマーもある。

さらにはタイムパトロール隊員としての彼は、超サイヤ人3時の必殺技が両手に気の刃を纏い、回転し斬りつけるリベリオンエッジとなり、新調の戦闘服版は強化版のフルチャージリベリオンエッジとなる。

超サイヤ人4ではリベリオントリガーの強化版、ワイルドリベリオントリガーを使用する。


ちなみに他のゲームの大猿バーダックと違い、本作の大猿バーダックは普通に喋ることが可能。


本編クリア後の追加シナリオにて登場。

本作の諸悪・ドミグラの歴史改変がバーダックの時代にも影響が及んでおり、凶悪化されたフリーザ軍を前に孤立していたが、駆けつけたタイムパトローラー(主人公)の助勢もありなんとか苦境を乗り越える。しかし、正史通りフリーザの放ったスーパーノヴァにより惑星ベジータもろとも消滅されようとしていた矢先、突如現れた「ワームホール」に吸い込まれ、別の時代に飛ばされてしまう。


行き着いた先は、原作にて悟空とフリーザの最終決戦が行われている爆発寸前のナメック星であり、そこで同じく別の時代からワームホールで飛ばされてきたブロリーと鉢合わせとなる。カカロット(悟空)を狙うブロリーと激しい攻防を展開するが、伝説の超サイヤ人で尚且つ凶悪化したブロリーに苦戦を強いられる。その後、バーダックのいる時代を突き止めた主人公が共闘しに現れるが、ポルンガの願いによって3人共地球へテレポートする。


地球到着後、突然の出来事に動揺している隙を突かれ、ブロリーの不意打ちを見舞い遠く叩き飛ばされてしまう。しかし偶然にもベジータと出会い、彼にパワーボールを放ってもらい大猿に変身してブロリーに対抗した。なんとかブロリーを倒すが、バーダックも元の姿に戻って気を失ってしまう。その後、駆けつけたトランクス:ゼノにより事態は収集された。


異変解決後は時の界王神たちの話題に上げられており、特に彼女はバーダックを気に入ったような発言をしている。


続編のゼノバース2では、ヒーローズ同様仮面のサイヤ人がオンラインから輸入され登場している。ゲーム冒頭でたった一人の最終決戦が行われている。(ただしバーダックが見た未来が、『復活の「F」』の超サイヤ人ブルーの悟空とゴールデンフリーザになっている)

その後暫くは洗脳されて仮面のサイヤ人として登場していたが、『神と神』のシナリオで仮面が割れて正体が発覚する。その時悟空とも出会っているものの、流石に悟空も(その後のもあって)多少違和感を覚えながらも正体に気づく事はなく、彼の事を気にしている余裕はなかった。

冒頭のフリーザのスーパーノヴァに飲み込まれる直前に、彼を手下にする事を目論んだトワの作り出したワームホールによって助かっていた。

その事実を突き止めた主人公、トランクス:ゼノと戦って洗脳が解かれた後、罠にかかった二人を救出し、力づくでミラを抑え込んで共に異空間に消える。


その後本編には登場しないが、クリア後のイベントで彼のその後を見る事ができる。

異空間に落ちた後、そのまま二度と脱出できない異空間内でミラと戦う。バーダックはトワによって本編より遥かに強化されていたものの、本来ならミラには及ばないはずだったが、ミラとの戦いの中で進化し続け、超サイヤ人から2、ついには3にまで目覚め、ミラを下してしまう。

だが勝負後、ミラが意識を取り戻した時点でバーダックは姿を消している上、その間の歴史が確認できず、その後バーダックがどうなったかは不明。超サイヤ人3の凄まじい力によって異空間が歪み脱出したのか、あるいは急激なパワーアップに耐え切れず消滅してしまったのか……真相は謎のままだった。


このイベントを終えた後はコントン都にも登場するようになり、師匠キャラの一人となる。ちなみにコントン都には息子二人に宿敵のフリーザ、どころか曾孫までいるが、悟空達には会っていないようで、バーダックを師匠にして悟空や悟飯に話しかけるとどんな人物なのかと聞いてくる。


この時の戦いの影響でミラはバーダックやトランクスの想定を超えた強さの理由を多少理解し、その後に行われた主人公、悟空との最終決戦に繋がる事になる。



追記DLCレジェンダリーパック「究極の闘い編」では、たった一人のサイヤ人編に登場する。

そのストーリーでは、歴史改変の影響で本来よりも戦闘力が高くなっており、フリーザ軍の兵士達を簡単に薙ぎ倒していた。

そこへ現れたフューと共闘し、フリーザに挑む。

フューとの連携でフリーザのもとへ辿り着くも、時の界王神の命のもと歴史修正に駆けつけたトランクスに阻まれる。

そしてトランクスたちと激闘を繰り広げるも、そこでトランクスがメカフリーザを切り裂く未来と、たった今フリーザがトランクス諸とも自身と惑星ベジータを貫く未来を見る。

フューの静止を拒み、トランクスの殺される未来を変えた彼はそのまま胸を貫かれ、カカロットとトランクスたちにサイヤ人の未来を託すと、そのまま崩壊する惑星ベジータへ墜ちていった。



正規のストーリーではバーダックは敗北してしまうが、プレイヤーが敗北した際には別の未来を迎える。


フリーザの編み出したスーパーノヴァをフューとともに突き破り、そのままフリーザに突進。しかし、フリーザはそれを読んでおり、最終形態へと変貌。

が、それを予測していたフューによって第一形態へと戻ってしまう。

そして、怯むフリーザの命乞いをかき消す程の渾身の一撃を、金色の光を纏いつつ撃ち放つ。

運命に抗った彼の誇りは、宇宙の帝王を貫き、遂にその未来を変えたのであった。



  • 超究極武闘伝

どういう訳かブロリーと共に旅をしていた。しかも復活して超絶強化されて悟空達をも上回る実力を身に着けた悪人集団(フリーザ、セル、魔人ブウ(純粋)など)よりはるかに強い、ちなみにブロリーと同等と言えるほどに強くなっているらしい。ただし、破壊神ビルスには及ばない。


時間と空間の狭間・第4層で主人公達と出会い、少年時代の悟空との再会を果たす。悟空自身は実の父親である彼の記憶にないが、どこか懐かしいものを感じると喜んでいたため、彼と修行するために仲間に入る。


DLCで使用可能キャラとして追加された。たったひとりの最終決戦及びエピソードオブバーダックでの描写をもとに技が作られており、遠距離の技に乏しいものの優秀な通常技や高速突進技「リベリオンスピア」を持っておりそれらを活かした接近戦に長け、強キャラと評されている。

メテオ超必殺技は超サイヤ人に変身して突進からの連撃を決める「リベンジャーアサルト」。

その余りの優秀さに「親の顔より見たメテオ」と揶揄されている。

ドラマティックフィニッシュも実装されており、フリーザの巨大エネルギー弾に倒される演出、超サイヤ人に覚醒してフリーザを倒すIF演出がある


関連イラスト

51(牛蒡)の日センシティブな作品

51(牛蒡)の日


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 ドラゴンボールマイナス  生残者グラノラ編

フリーザ ドドリア ザーボン ベジータ王

サイヤ人 牛蒡一家

孫悟空カカロット) ラディッツ ギネ

バーダックチーム トーマ セリパ トテッポ パンブーキン

ソリッドステートスカウター トオロ イバナ ベリー

仮面のサイヤ人


関連リンク

【集英社運営・ドラゴンボール公式サイト『ウィークリー☆キャラクター紹介!第8回目は「バーダック」!』】(外部リンク)

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