原付萌奈美
げんつきもなみ
概要
地域ローカルなバイク団体「原付 ツーリングクラブ モナミ」のマスコットとして開発されたものの、運営者が当初に想定した以上の注目を集めてしまい、その結果、原付市場の発展に加え、愛知県豊明市を中心とした近郊地域の振興を担う、ご当地萌えキャラとなった。
運営者や協力者には、クリエイターとして知られる佐野榮太郎(プロデューサー)を筆頭に、キャラクターデザイナーの押田秀一、テレビアニメの製作を手がける日向正樹監督、アニメ声優の桐山智花(専属声優)ほか、アニメ、ゲーム業界における多数の著名人達が名を連ねている。
まさに、第一級のクリエイター達が総掛かりで世に送り出した、稀代のキャラクターと言える。
プロフィール
名前 | 原付 萌奈美 |
---|---|
カナ | ゲンツキ モナミ |
性別 | 女性 |
職業 | 高校生 |
誕生日 | 5月1日 |
年齢 | 16歳 |
住所 | 愛知県豊明市 |
好物 | あわゆき |
愛車 | スーパーカブ |
パーソナルカラー | セピア |
公式ページ | http://ads.selfip.com/users/monami/monami_gentsuki.html#top |
管理団体 | 総合情報通信技術研究機関 ADS |
管理部門 | 上記機関 名古屋電算技術室 |
所属団体 | 原付 ツーリングクラブ モナミ事業部 |
事業名 | 原付萌奈美ぷろじぇくと |
運営団体 | 原付萌奈美ぷろじぇくと運営委員会 |
専属声優 | 桐山智花 |
備考 | 萌えキャラ学会(キャラサミ)の正会員 |
原付萌奈美の公式ページには、健全なクローラーを除くBot類のアクセスを拒否(遮断)する仕組みが実装されている。
ゆえに危険性を孕むか、信頼性に欠けるサーチエンジンを用いて「原付萌奈美」を検索すると、非公式なページばかりがヒットするため注意を要する。
これは当該ページを公開するサーバーが、日常的に外部からアタックを受けていることや、同サーバー内にあるページの中で、当該ページのアクセス数が突出して多いことに起因した措置であろう。
原付萌奈美によれば、Googleのクローラーは拒否していないとされる。
反響
キャラクターの公開直後から、公式ウェブサイトのアクセス数が一気に膨れ上がったとされる。
株式会社ハンクルズ(イメキャラブック)が集計する、ご当地キャラクターの人気ランキングでは、登録された翌月から、ご当地ゆるキャラを含む4000以上のキャラクターを抑え、連続で1位を記録。
TINAMI株式会社が運営する、ご当地キャラカタログにおいても、ファンによる様々なイラストや応援コメントが投稿されている。
セレブ
キャラクターの公式設定ではないが、原付萌奈美はファンの間でセレブ扱いされており、現実的にもセレブであることは疑いようがない。
一例をあげれば、中の人のSNSタイムラインや、公式なトランザクションページに掲載された紙幣(米ドル、豪ドル、韓国ウォン、タイバーツほか)の写真などを分析すると、原付萌奈美は北海道から沖縄まで日本全土を始め、散歩気分でタイ、ハワイ、グアム、韓国、オーストラリアほか世界各国を訪問していることが分かる。
ほかにも各国の要人やハリウッド俳優が利用するヒルトンのVIPルームを期間契約したり、高級旅館で天皇陛下御用達の迎賓室に宿泊したり、ハイクラスなホテルの上層階でパーティをする日々。
さらに自宅で食事をすれば蟹づくしや松茸づくし、外食すればリッチな神戸牛のシャトーブリアンや高級中華のフルコースに舌鼓し、一度の食事でポンと5万円を支払っていたり、果ては友人を誘うだけの理由でレストランの貸切宣言をしたり、趣味で電子顕微鏡を購入するなど、常軌を逸したゴージャスな生活ぶりが次々と明るみに出ている。
SNSへの投稿から垣間見ることができる範囲だけでも、そのブルジョアぶりは止まるところを知らず、ご当地萌えキャラ仲間である「まぬか」からの無茶振りにも臆することなく散財してみせた(まぬかは後に原付萌奈美の姉妹キャラクターとなった)。
プライベートで付き合う相手も各界の名士ばかりであり、原付萌奈美のプロデューサーも単なる著名なクリエイターに留まらない人物。
これについては「原付萌奈美の正体」項で詳しく解説する。
当然ながら金銭感覚も異常と表現しうる領域にあり、一般人の年収にも及ぶ金額を「はした金」と認識しているほどで、高級ブランドとして知られるエルメスの製品さえ、原付萌奈美の前では粗品扱いされる始末。
ゆえにファンの間で原付萌奈美は「ご当地キャラとして産業を振興しなくても、一人で日本経済を回せるのではないか」とまで囁かれている。
一方、本人は普通の(むしろ質素な)生活を送っていると大きな勘違いをしており、見栄をはらず、優雅な日常を鼻にかけることもないため、原付萌奈美=セレブの図式をキャラいじりに利用するファンが多い。
セレブース
原付萌奈美のグッズを取り扱う、総合情報通信技術研究機関 ADSのグッズ販売ブース(以下原付萌奈美ブース)からも、セレブの片鱗が窺える。
多くの場合、ご当地萌えキャラのグッズは、何らかの祭典やイベントの際、催事場に設営された各キャラクターの特設店舗(特設ブース)にて販売される。
そうした特設店舗は通常、現金(日本円)払い以外の決済に対応していないケースが多い。
ところが原付萌奈美ブースは、ご当地萌えキャラの特設店舗でありながら、磁気、ICチップ、非接触といった種類を問わず、各社のクレジットカードや電子マネー、QRコード、バーコードによる決済を受け付けており、さらには日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフランを始めとした世界18通貨での直接的な支払いも可能としている。
QRコードなどによる一部の決済については、決済アプリの併用で対応するブースが少ないながら存在するものの、外貨での支払いを受け付けるには、紙幣の判別のみならず、その真偽を見抜く目が必要となるため、たとえ大手商業施設でも外貨決済サービスの導入には課題が多い。
すなわち外貨決済サービスは本来、店舗担当者が世界各国の現行通貨に触れていない限り、提供が不可能な離れ業と言える。
そのような状況の中、18種もの外貨を受け付ける対応は、セレブが通うラグジュアリーな免税店として知られるDFSギャラリア(円・ドル・ユーロでの支払いを受け付けている)をも凌駕することから、原付萌奈美ブースは「セレブース」とも通称されている。
補足情報として、バレンタインデー近くに開催されたイベントの際には、来客に安価なアルファベットチョコを配布するブースが散見されたが、原付萌奈美ブースだけは、ゴディバの高級チョコレートを進呈していた。
これもセレブースと通称されるに至った理由の一つであろう。
また、原付萌奈美ブースは出展場所が不特定な特設店舗でありながら、ヤマト運輸の「取次店」業務を担っており、他のブースで購入した商品でも発送を受け付けている上、一部の免税店や宅急便センターでしか扱っていない「国際宅急便」の手配さえ可能とされる。
まさにセレブースである。
性格
会話がエスカレートすると名古屋弁と三河弁が混在するとされる。
しかし、ネットで方言を用いる例は少なく、SNSでも標準語での発言が多い。
設定上はアホの子とされるが、設定があるからアホの子を演じているというより、萌えキャラ、ご当地キャラとして飾らない行動に及ぶ例が多く、良い意味で真にアホの子とも言える。
それが、なんとも健気であり、支持される理由の一つともなっている。
【キャラ人気ランキングへの、投票の呼びかけに対する発言の要約】
- 私(原付萌奈美)は、他のすごいキャラの皆さんとは比べ物にならないくらい底辺のキャラ
- 呼びかけて得た票で1位になるより、真心のこもった1票をもらって最下位にいるほうが嬉しい
【辛らつに批判されていた、あるキャラを擁護する発言の要約】
- キャラは作者にとっては我が子みたいなもの
- 運営は、コンテンツを作る作業よりも、キャラを育てる活動に力を入れている
- もう少しだけ優しい言葉をかけてあげてほしい
【刑事事件化も憂慮された事象の、加害者に対する被害者としての発言の要約】
- 悪気は無かったのだから許してあげてほしい
- 私は皆様の味方
- ご当地萌えキャラはエンターテイナーであるため、その話題を扱う場も楽しくあってほしい
※詳しくは本ページ内の「ファイズ事件」項を参照されたし。
ご当地キャラの運営者には、キャラクターのイメージを毀損しないよう、火種となり得る発言を避けたり、徹底して保守的な行動を心がける者が多い。
そうした中で、後先を考えず、自ら犠牲になることもいとわず、仲間やファン、周りのキャラを守ろうとする原付萌奈美の誠実な性格に心を打たれた者も少なくない。
倫理観
原付萌奈美は、ご当地キャラでありながら、ご当地の宣伝活動に疑問を投じる時もある。
一例として、豊明市らが、豊明市は「花の街」であると宣言した上で進めている地域振興事業に関し、次のように問題提起している。
【豊明市らの地域振興事業に対する発言の要約】
- 豊明市は花の街とは言えない
- 鉢植や観葉植物などを扱う大規模な市場はあるが、あくまで競り市場であって直売店は併設されておらず、一般人は一切利用できない
- 花のフェスタなど、花に関するイベントが頻繁に開催されているわけでもなく、花に関するテーマパークや博物館も存在しない
事実、原付萌奈美が指摘する通り、豊明市の花卉生産数は県内最下位を争う。
公共の花壇も少ない上、花を取り扱う店舗も移転や閉店が相次ぎ、その数は90年代と比較して10分の1以下にまで減少。
残存する観葉植物店の数を、人口や面積に対する割合で他の市町村と比較しても圧倒的に少ない。
また花の街を標榜する地域は近隣にも複数存在している。
こうした背景を受け、原付萌奈美は次のように発言した。
その一方「一連の事業によって、豊明市が本当の花の街へと変われば嬉しい」とも言及しており、当該事業を応援している様子も窺える。
また桶狭間の戦いにおいて、織田軍が今川軍を撃破したことにちなみ、市のキャッチフレーズに設定されている「大金星(だいきんぼし)のまち」ついても、原付萌奈美は次のように指摘している。
【豊明市のキャッチフレーズに対する発言の要約】
- 勝者が存在すれば必ず敗者も存在する
- 桶狭間の戦いにおいて勝利したのは織田信長であるが、今川義元も歴史に名を残す立派な武将
- 偉大な敗者が存在するからこそ、勝者の名声が高まる
- 大金星のまちとした表現に習えば、豊明市は今川軍が敗北を喫した「大黒星(おおくろぼし)のまち」でもある
- 都合の良い片方だけを持ち上げ、宣伝に利用するのはいかがなものか
過去の日本、特に戦国時代には各地で戦乱が生じ、様々な勝者と敗者が生まれたが、その戦地であることに由来する行事やイベントは開催されても「戦勝」を宣伝に利用している自治体は例が少ない。
その主たる理由は、戦勝の賛美が「戦争の肯定」ひいては「武力による略奪の肯定」に繋がりかねないためである。
桶狭間の戦いにおいては多数の人命が奪われ、織田軍の手によって今川義元も殺害されている。
原付萌奈美が、こうした理由により指摘したかは定かでないが、少なくとも歴史を知り、豊明市を愛する者ならではの思慮から生じた発言であろう点は想像に難くない。
不用意な発言に起因してファンを失うキャラクターが少なくない中、原付萌奈美は、その素直さや純粋さによって反対に支持者を増やしており、結果、市のイメージアップにも貢献している。
原付萌奈美の正体
原付萌奈美について解説するならば、高い評価を得た一因となっているプロデューサーについても触れておかねばならない。
概要項でも触れたが、原付萌奈美のプロデューサーは技術者の佐野榮太郎である。
佐野自身がSNSで「中の人」らしき発言を残しているため、プロデューサーの佐野が実質的に原付萌奈美の中身で間違いないであろう。
つまり、佐野を考察すれば原付萌奈美がより深く見えてくる。
まず、佐野は外部の情報ページにもある通り、1990年代に父親が蒸発しており、時期を同じくして火災で実家を全焼している。
実家が職場であったゆえに、この火災によって、住処は無論、職、仕事道具や思い出の品も一切を失ってしまったとされる。
さらに追い討ちをかけるように、2000年以降には重度の記憶喪失を患い、後遺症も残ったため、障害者に認定された。
すなわち、佐野の中には過去の記憶が存在せず、それを思い出すヒントになりそうな写真ほか思い出の品さえ残っていないのである。
まさに佐野にとっては絶望的であり、そこから脱する手段も存在しない深刻な状況であるが、その状況にあっても佐野は諦めず、一歩ずつ確実に、かつ大きな足跡を残してきた。
技術者として、世界的権威から類稀な評価を受けながら、自分に厳しくありたいとNASAの誘いさえ蹴り、一国の首相(安倍晋三元総理ほか)でさえも敬意を払うほどの人物である。
また、佐野には自己の利益より他者の利益を優先した行動が目立つ。
例として、巨額の予算を捻出できなければ倒産せざるを得なかった瀕死の会社を救ったり、困っていた学生達に無償で力を貸すなどが挙げられ、それも1社~2社ではなく、無数の会社へ手を差し伸べてきた。
それに加え、これは本ページの「ファイズ事件」項で解説しているが、自分がこうした状況に置かれながら、原付萌奈美(=佐野)は自分を傷つけた犯罪者さえかばうほどの器量も見せている。
当該事件は数多くのファンが目撃しており、その時点では、犯人をかばった原付萌奈美(=佐野)が、これほどの苦悩を抱え、これほどの活動をしてきた人物であることを誰も知らなかったが、それでも底の知れない懐が高く評価されていた。
それから年月が経ち、これらの事実が判明したことによって「暗い過去を抱え、今なお想像を絶する重圧とも戦い、自分こそ誰かに助けてほしい立場であるにも関わらず、これほど他人に優しくあれるのか」と、さらにファンを驚かせることとなった。
これが、原付萌奈美の正体である。
活動
主にイベントへの出展を通じた地域振興活動を展開。
愛知県外での活動が多く、特に関東圏や関西圏のイベントへは積極的に出展している。
京都で開催されたご当地キャラクターの祭典にて、それまで愛知県内のイベントに出展してこなかった理由を質問された原付萌奈美の運営者は、次のように答えた。
【原付萌奈美の活動に関する運営者の発言の要約】
- ご当地の外から人々を誘引するのが本来の町おこし
- 地域振興という重責を担うキャラクターなればこそ、積極的に外へ出て活動せねばならない
ご当地キャラクターは振興地域で活動するものと思われがちであり、現実的にも振興地域で開催されるイベントにしか現れないキャラクターが大半を占める。
しかしながら十分な知名度を得たキャラクターでない限り、ご当地の中で活動するばかりでは地域の宣伝に繋がらない。
ご当地キャラクターの本分に考えを及ぼせば、これは目から鱗の論理である。
聖地巡礼
原付萌奈美が振興する地域には現状、原付萌奈美のファンへ向けた施設が無く、原付萌奈美ゆかりの何かが設置された場所なども存在しない。
ゆえに聖地巡礼は不可能なようにも思われるが、原付萌奈美ぷろじぇくと運営委員会の母体であり、豊明市に所在する、総合情報通信技術研究機関 ADSの本部、名古屋電算技術室を原付萌奈美の自宅とみなし、そこを巡礼するファンが続出している。
しかしながら名古屋電算技術室は名の通り研究室(事務所)であり、本来、聖地巡礼するような場所ではない。
ただし「原付萌奈美ぷろじぇくと運営委員会」の看板が掲げられているため、ファンの間では、その看板を撮影した後、目の前にある「すき家」で牛丼を食べて帰るのが「お約束」となっている。
聖地巡礼したファンの報告によれば、新幹線やローカル線を乗り継いで遠地から赴いたり、巡礼のためだけに沖縄から旅客機まで利用して現地を訪れる熱狂的なファンまで存在し、中には豊明市に到着したものの、名古屋電算技術室の場所が分からず道に迷っていた所を警察官に呼び止められ、職務質問された者さえ居るとされる。
なお、職務質問をした警察官は原付萌奈美を知っており、当該人物をパトカーで名古屋電算技術室まで送り届けたとのことであるため、その事実だけでも巡礼者の多さが推し量れよう。
原付萌奈美は、そうしたファンの行動について何も言及していないが、巡礼の際には先方が事務所である点に考えを巡らせ、不審者に思われないよう配慮されたい。
ファイズ事件
ファイズ事件は、インターネット上に存在する、ご当地萌えキャラのファンが集う電子掲示板において、2019年に、ある投稿者が、総合情報通信技術研究機関 ADS配下にあるサーバーの不正な利用方法を解析し、あまつさえ解析結果と、不正な利用方法の詳細をスレッドへ流出させてしまった事件である。
ただし前述の名称は便宜上のもので、現在までに刑事事件化はされていない。
標的となったサーバーは、原付萌奈美の公式ウェブページを含む様々なウェブサイトを抱えており、日本政府や、あらゆる企業の業務にも供されているため、不正アクセスのみならず、関係各所に甚大な被害を与えてしまう(天文学的規模の業務妨害事件となる)可能性が示唆され、スレッドが炎上した。
その後、原付萌奈美の尽力により、本件は刑事事件化を免れ、解析者(加害者)や加担者の実名も公開されることなく解決に至ったが、解析情報の投稿番号が「555」であったことから、解析者は「ファイズ」氏と呼ばれ、一連の出来事が「ファイズ事件」と通称されるようになった。
当然ながら仮面ライダー555とは無関係である。
ただし結果的に事なきを得たとは言え、どこにも影響が及ばなかった訳ではない。
総合情報通信技術研究機関 ADSの名古屋電算技術室にあるサーバールームは、年間を通して16℃の気温が維持されており、空調制御のために自動ドアほか必要な設備が整えられた、一種の冷蔵庫である。
事態の収拾に先立ち、その中で一晩中、早急な対策に追われた原付萌奈美は翌日、風邪をひいた(その意味では傷害事件でもあった)。
当時、批判が飛び交う当該スレッドに原付萌奈美が投じた次の言葉は、ご当地萌えキャラファンの心得として、後のスレッドにも語り継がれている。
- ご当地萌えキャラはエンターテイナーであるため、その話題を扱う場も楽しくあってほしい
ゆえに現在、当該スレッドにおいて本件は、ご当地萌えキャラファンが引き起こした最悪な黒歴史の一つとして、触れてはならないパンドラの箱的な扱いとなっている一方、時折ネタにされてもいるようである。
関連商品
ステッカー、缶バッジ、キーホルダー等、スタンダードなキャラクターグッズのほか、実在する神社とのコラボレーションで実現した交通安全の「お守り」がある。
このほかにも、2018年の5月で活動開始より1年が経過したことを祝い、日本郵便から「原付萌奈美 生誕一周年記念切手」(イベント専売品)まで発行されている。
関連キャラクター(もなみん一派)
原付萌奈美には複数の姉妹キャラクターが存在する。
これらのキャラクターは、リーダーの原付萌奈美を含め、主にネットで「もなみん一派」、「原付萌奈美一派」、「萌奈美一派」などと呼ばれている(この呼称は運営団体公認)。
正式なユニット名が存在するかは不明であるが、メンバーの一人である「まぬか」は自らが所属するチームを「もなみんファミリー」と呼んでいるため、それが正式名称かもしれない。
特定の文化や地域、業種に関わるキャラクターで統一されている訳でも、特定一社が運営しているキャラクターでもなく、それぞれ所属組織、活動地域、運営者、宣伝対象が全て異なる独立したキャラクターであり、後から加入した「まぬか」を除く全員が何かの公式キャラクター(オフィシャル・マスコット)となっている。
運営団体や活動地域、業種も超え、姉妹キャラクター同士がユニットを形成しているケースは珍しい。
百 舞留(ヒャク マイル)
岐阜・大垣の自動二輪団体、100MileClubの公式マスコット。
萌奈美たちの中では最年長者であり、頼れる姉御として慕われる。
通称お姉様、舞留お姉様。
パーソナルカラーはシルバー。
木盛 いぶか(キモリ イブカ)
愛知・豊田に所在するオフィシャル・ソニーショップの公式マスコット。
同店は豊田市で唯一のソニー公式店とされる。
16歳のソニーショップ店員(アルバイト)でソニオタ。
何かにつけて物事をいぶかる癖がある一方、家電製品に関しては豊富な知識を有する。
パーソナルカラーはディープスカイブルー。
木尾 知恵流(キオ チエル)
愛知・豊川のサイクリング団体、ツーリングクラブ チェルキオの公式マスコット。
16歳のロードバイク乗り。
精神年齢に難を持つが、スポーツ万能で博識。
通称チェル、チェリー。
パーソナルカラーはホットピンク。
木尾知恵流の背後関係
運営者は同市内に事務所を構える税理士であり、原付萌奈美のプロデューサーとは幼年期以来の親友。
白金 心(シロガネ ココロ)
神奈川・湯河原の貴金属(宝石)商、Koko Productsの公式マスコット。
17歳の宝石鑑定士見習い。
目的を達成するためなら手段を選ばないコケティッシュなギャルではあるが、その正体は友達想いで誰よりも優しく、宝石のように美しい心を持った少女。
通称ココ、ココロン。
パーソナルカラーはブラック。
まぬか/関東 まなか(マヌカ/カントウ マナカ)
茨城・古河で活動する、ご当地萌えキャラ。
他のキャラクターとは出生が異なり、元々は姉妹キャラクターでなかったが、2022年9月をもって総合情報通信技術研究機関 ADSに籍を移し、正式に萌奈美一派のキャラクターとなった。
まぬかと原付萌奈美の名は、併せて「もなか」と略されることが多い。
二人共ご当地萌えキャラファンの間でツートップ的な扱いを受けており、どちらもヒロインと崇め奉られている。
そのため電撃移籍の発表はファンを驚かせ、大物同士が姉妹キャラクター化した事実を、大銀行同士の合併で日本最大となった金融機関になぞらえ、二人は「ご当地萌えキャラ界の三菱UFJ銀行」と形容された。
またセレブがセレブに加わり、いっそうセレブな姉妹キャラクターとなったため「ご当地萌えキャラ界の叶姉妹」とも呼ばれ、まぬかもセレブースの多様な決済システムに相乗りできるようになったことから、ドラマの「半沢直樹」にあやかり「ご当地萌えキャラ界の伊勢島ホテル」と通称されている。
まぬかについて詳しくは「まぬか」を参照されたい。
二次創作
キャラクターの意図を毀損しなければ自由とされ、R-18作品への利用も認められている。
同人作品やファンアートに商標(キャラクター名など)を用いるような行為にも制限は無い。
これは姉妹キャラクターに対しても同じである。
ただし「まぬか」については個別の規定が存在するため、公式サイトを一読されたい。
別名・表記ゆれ
もなみん/もなか