基礎データ
概要
太陽のような姿をしたポケモン。名前の由来もそのままsol(太陽)+Rock(岩)。
『ポケットモンスタールビー・サファイア』から登場。当時はルビーバージョンにのみ(後にエメラルドバージョンにも)出現した。
三日月をモチーフにしたルナトーンとは対になっており、あちらはサファイアバージョンでのみ手に入る。
常に空中に浮かんでおり、全く音を立てずに移動する。
表情はなく、常に眠たそうな目をしているが、エスパータイプらしく相手の考えを読み取ることができるらしい。
太陽の分身または宇宙から落ちてきたと言われており、体を強く発光させたり、回転する事で発熱する事が出来る。
また見た目からもわかる通り、太陽光をエネルギーとしており、彼らが本領を発揮できるのは昼間。
野生のものはときどき「たいようのいし」を持っている。体の一部なのだろうか?
ゲームでの特徴
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
70→90 | 95 | 85 | 55 | 65 | 70 |
ルナトーンが特殊型なのに対し、こちらは物理型の種族値。
一致技の「ストーンエッジ」や「しねんのずつき」に加え、太陽モチーフだけあって「オーバーヒート」や「ソーラービーム」といった特殊の大技もいくつか覚えられる。物理アタッカーを牽制できる「おにび」もある。
タイプは、いわタイプ且つエスパータイプ。この組み合わせは現状ルナトーンとソルロックだけである。
特性込みで弱点と耐性ともに6つずつと得手不得手がはっきりしており、弱点がメジャー故に使いどころは難しいものの、「ワンダールーム」や「ステルスロック」などの珍しい設置技や天候技を使ってから高めの攻撃力で「だいばくはつ」したりと、ソルロックだからこそやれることは色々ある。
「にほんばれ」で日差しを強くしてすぐさまだいばくはつで退場し、キマワリなどの晴れ適性があるポケモンを暴れさせる型は「太陽神降臨型」などと呼ばれている。
意外にも素早さが70あるので、素早さを上げるこだわりスカーフでの奇襲も面白い。
第7世代ではHP種族値が+20され90まで上昇した。また、レベルアップ技で「フレアドライブ」を新たに習得した。太陽モチーフだからか(この世代から登場した、同じく太陽モチーフの伝説ポケモンソルガレオも、この技を習得できる)。
また、ポケモンだいすきクラブの特集「ポケモンミステリーファイル」にてソルロックとルナトーンが共に配信された。
ハイナ砂漠のイベントをまだ見ていない人は連れて行って、ある場所にいる親父に見せてみよう。
なお、第7世代では野生のソルロックとルナトーンは出現しなかったりする。サン・ムーンというタイトルなのに……。
もちろん、上述の通りしっかりとした強化が施されイベントも用意されるなど、決してスルーされていたわけではない。
第8世代ではソード限定ポケモンとして登場。ワイルドエリアのネギの近くに落ちている。もとい、ソルロックがいつもいる場所に近くにネギがいつも落ちている場所がある。
太陽を象るポケモンだけあっていかにも晴れや日照りの日にだけ出現しそうだが、実際は吹雪だろうが霧だろうが雷雨だろうがいつでもいる。しかもなぜか同じ場所にソルロック同士で2匹いる。
しかし、ソード・シールドにおいては、プレイヤー的にはソルロックの入手難度や強さがどうのこうのよりも、マックスレイドバトルソロプレイ時に出てくるサポートNPCの手持ちとしての印象が強いかも知れない。
マックスレイドバトルは、難易度が高いものほど「ダメージカット」の仕様により一撃のダメージが強制的に抑えられてしまうため、重要なのはとにかくバリアを削る「攻撃の手数」である。バリアを削るだけなら攻撃が当たりさえすれば何でもいいのだが、サポートNPCのポケモンの中には特に意味のない補助技ばっかり使って攻撃をロクにしないポケモンがいる。ソルロックはその代表例なのだ…。
技4つのうち2つが「コスモパワー」「ロックカット」という積み技で占められているソルロックはホントに攻撃をしない。確率1/2っしょ?とかいうレベルじゃなく本当に積み技しかしない。NPCソルロックがサイコキネシスを撃つ確率は木の実の木をゆすってたべのこしが落ちてくる程ではないが確率が低い。技4つ中1つしか補助技を持っていないはずのイーブイやピッピが明らかに1/4とは思えない確率で補助技を連打するため、ソルロックも恐らく補助技ばかり使うのはただの偏りではないと思われる。
そんな訳で、マックスレイドバトルにおいては、ランダムで選出されるサポートNPCの中ではソルロックは、上記のイーブイやピッピ、そもそも攻撃技を持たないソーナンスらと同じく、いわゆる「ハズレ」であるというイメージが強いものとなっている。少なくとも全ての技が攻撃技のコイキングよりはハズレである。ソーナンスと違って「ちょうはつ」されても「わるあがき」をしないのがせめてもの救いではあるが。
ちなみにサポートNPCとしてはシールドバージョンでもソルロックが登場し、ルナトーンを使うNPCはいないので、対になっているルナトーンよりは微妙に優遇されている。悪名が高まっただけとも言う。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- フウ(AG)
- ジンダイ(AG)
- レイ(AG100話)
- リリー(XY91~)
- バルザ(光輪の超魔神フーパ)
漫画版
- フウ(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンGO』
- 2018年1月24日、第3世代実装第3弾の1匹として登場。対となるルナトーンとは世界レベルでの対関係になっており、日本を含むユーラシア地域と、アメリカ州およびアフリカ地域の2つに出現区域が分けられている。実装当初は日本でルナトーンが出現していたが、現在(2019年2月)ではソルロックの方が出現している。
- 対になるルナトーンと同様、出現率は低く、もちろん卵からも孵化しない。ただし、夜間にしか出現しなかったルナトーンとは異なり、どういうわけかこいつは夜だろうが昼だろうがお構いなしに出てくる。どういうことなの…。何はともあれ、時間帯を気にせず遭遇できるチャンスがあるのはプレイヤーにとっては喜ばしいことではあるのだが…。
- なお、太陽モチーフなのに晴れの時に出現率が上がるわけではない(「晴れ」の影響を受けるのはくさ・ほのお・じめんのみ)ので注意。
- レイドボス
- アドベンチャーウィークやホウエンウィークなど、特定のイベントにてルナトーン共々レイドボスに選ばれることがある。レベルは★★★。
- 総合CPはおよそ14000と同ランクの中ではそこまで高くはない。ソルロック自身の攻撃力も元々そこまで高くないことから、弱点を突けるタイプ・技構成のポケモンを最大レベルまで強化して投入すればソロでの撃破も十分狙えるのが魅力。
- なお、2018年1月に行われたホウエンウィークではルナトーン・ソルロック揃ってレイドボスとして出現していた(野生出現はソルロックのみだった)。また、初日の出と掛けたのか、その直後に行われた旧正月イベントでも何故か干支モチーフのポケモンたちに混じって出現率が増加していた。
『ポケモン不思議のダンジョン』
知名度が低くあまり話題に挙がることは無いが、探検隊シリーズにおける最終ダンジョン「じげんのとう」、そしてレベル1ダンジョン深層においては非常に危険なポケモン。
プレイヤーの姿を捉えるや否や、高確率で「ロックカット」で3倍速へと加速し、離れていれば直線10マスまで届く「サイコウェーブ」をぶっ放す。
「じげんのとう」には対関係にして体力こそ低いが「さいみんじゅつ」を持つルナトーン、最終鬼畜電脳戦士ポリゴン・ポリゴン2、行動封じの達人ドーミラーが、
レベル1ダンジョンにはルナトーンに加え強敵として名高いレディアンが同席している他、運命の塔においては最深部から降格されたハッサムまでもが加わっており、同ダンジョンにおいて最も危険な階層と認識するプレイヤーもいる。
関連イラスト
関連タグ
メテノ:隕石繋がり
太陽繋がり
ガラルでは
かたくなるしか出来ない仲間
無敵鋼人ダイターン3:『ポケモン不思議のダンジョン』(ポケダン)の『赤・青の救助隊』で同行した時に「日輪の力を借りて、今…必殺の!」というセリフがある。
おそらくはソーラービームの事だと思うが、この元ネタはおそらく主たるプレイヤー層である子供たちにはスパロボでもやってない限り伝わらないことだろう。