ボーイ 気取ってばかり いたってダメだよ
自分にもある 弱さを知れば ほんとのヒーロー
概要
『激走戦隊カーレンジャー』の主題歌の2番の歌詞の一部。
歌詞上は記事名のように『ほんと』とひらがな表記が正しいのだが、SNS等のネット上では『ホント』や『本当』といった漢字やカタカナの表記に替わっている場合もある。
ヒーローとは『力や技に優れた実績ある人物』という意味だけの言葉はない。
自分の中にある弱さ(欠点や短所等)を認めて受け入れる、もしくはそれらを克服して乗り越える心の強さを持つ者を指す言葉でもあるのだ。
創作作品における自分にもある弱さを知った本当のヒーロー・ヒロイン達
他にもご存知の方は名前の五十音順に従って追記をお願いします。
人物名 | 経緯 |
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菓彩あまね | 最初は悪の組織に洗脳され、その尖兵として悪事を働いてところを、主人公達に救われて追加ヒーローとなった。本来は学校でも生徒会長として皆に慕われる程の公明正大な人物だが、後に自分を利用していた幹部への私怨と言う暗い感情に苛まれ、変身出来なくなった際、仲間から『無理に許さなくて良いけれど、その感情に呑まれてはいけない』と諭され、揺るがぬ心の強さを得た。 |
キャプテンガンダム | 終盤で親友が悪の組織の首魁に捕らえられ、彼の声援が無ければ力を発揮できない事実に直面し心が折れかけた際、仲間とかつての宿敵からの叱咤を受け、自らの力で限界以上の力を引き出し仲間たちと共に敵を打ち倒した。 |
桐生ダイゴ | 初登場した時点で強さと悪に立ち向かう正義の心を兼ね備えたヒーローそのものな男だが、本編中盤にて『仲間を失うことに対する恐怖』こそが自分の弱さだと自覚し、それにより強さに磨きがかかった。 |
クレナイ・ガイ | 過去のトラウマで本来の力を使えなくなり、さらにそれが遠因で闇に由来する力を制御できずに暴走、遂にはヒロインをも傷つけてしまい、心が折れかけたが、それでも尚信じてくれたヒロインの励ましで『闇を抱いて、光となる』境地に至り暴走を克服。さらに『己を信じる勇気』を得て本来の力を取り戻した。 |
孤門一輝 | 弱さゆえに様々な過酷な体験への恐怖や苦悩、加えて恋人の死により絶望の淵に立たされたが、それを乗り越えて最後まで戦い抜くことを決意しデュナミストを支え続け、最終話で自らもデュナミストとなって黒幕を打ち倒した。 |
ソラ・ハレワタール | ヒーローを志していたが、そのきっかけをくれた恩人が怪物と化し、動揺して何もできないまま敗北してしまう。一時は助け出す方法を提案した仲間達の事を信じられなくなるほど心が折れてしまったが、そんな自分をも受け入れてくれた仲間の一人の言葉で「挫けるヒーローなんている訳ない」と思いつつも、そんな自分の未熟さを受け入れ復活。仲間達の提案通りに恩人を救い出す事に成功した。 |
孫悟飯 | 父親である主人公に匹敵する潜在能力を持っているが、元来の優しさから強敵を相手にしながらも倒すことを躊躇してしまうが、共闘していた戦士から『正しいことをするためには、戦うことは罪ではない』と諭され、秘められた力を爆発させ、敵を討ち滅ぼし世界を救った。 |
自称特別捜査隊 | 主人公以外の全員は心の中に弱さやコンプレックスなどの負の要素を備えたもう一人の自分を抱えているが、いずれも主人公が『異形の怪物に姿を変えたもう一人の自分』を討ち負かした時にもう一人の自分を認めて受け入れる事で、もう一人の自分(自分の弱さ)が変化して生まれた『主人公と共に困難に立ち向かえる強さ』を獲得した |
ナツキ・スバル | 『無知無能にして無力無謀で図々しい』の人物通り、『弱さ』がかなり目立っており、そのせいで他者との対立を招き、3章では心折れて全てを諦めようとしたが、ある人物の言葉を受けてヒーローになるべく立ち上がった。 |
ポップ | 勇者に憧れて、家出同然に押しかけ弟子になるものの生まれつきの『強敵や困難を目前にする状況に立たされると逃げ出してしまう』という臆病者やヘタレそのものな弱さを抱えていたが、悪徳勇者の仲間から『真の勇気とは打算なきもの、相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃなぁいっ』という教えを説かれたことで、強敵や困難を目前にしても立ち向かえる勇気を得て、魔王軍の重鎮からは『勇者以上に厄介な存在』と言われるほどに成長した。 |
関連動画……もとい該当部分
通常バージョン(1分57秒から) |
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フルアクセルバージョン(35秒から) |
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関連タグ
激走戦隊カーレンジャー 激走戦隊カーレンジャー(楽曲) 歌詞
関連するフレーズ・存在
陣マサト:作中にて戦隊レッドに「『強さ』ってのはな……『弱さを知る事』だ」と本記事を連想させる教えを説いた追加戦士。
誰もが皆ヒーローになれるよ:形だけなら確かに誰でもヒーローとしての体裁は繕えるが、それだけに満足して気取っている様では本物にはなれない。真のヒーローになる為には己の弱さや欠点を受け入れ、乗り越える事が条件だ。然し、哀しい事にそれを実践出来る者はそう多くはない。形だけのヒーローなら誰でもなれるだろうが、誰もが己の弱さを知って真のヒーローになれる訳ではないのだ。
鋼入りのダン:卑劣で最低なヴィランだが、スペックがとても頼りないスタンドを持つが故に『全ては己の弱さを認めた時に始まる(世の中自分というものを良く知るヤツが勝つ)』という信条を持つ。
対義的なフレーズ・存在
英雄って言うのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ:『英雄(ヒーロー)』の外面ばかりにこだわり、自分の弱さ(欠点・短所)を知ろうとしないまま、自分本意な目的だけで英雄(ヒーロー)を志そうとする者に対する警鐘ともいえる皮肉。
悪徳勇者:異世界ものに登場する『上辺だけの強さばかり追い求めて、悪い意味で高いプライド等を理由に自分の弱さ(欠点・短所)を知ることも受け入れたり改善しようともしないニセモノの勇者(ヒーロー)』である定番悪役。
デラックスファイター:上辺だけはヒーローだが、中身はヒーローに相応しくない致命的な弱さを多々抱えており、それらを受け入れることも克服して成長することが微塵もできないニセモノのヒーローである。
チャゴス:こちらも上辺だけは王子と言う地位を持っていながらも、自分の弱さを知っていながらも劇中では克服しようともしなかった王子。ただエンディングではグラビウス王は彼を叩き直すと発言していたのもあるが、今後は成長する可能性もある。そもそも彼のステータス自体見ても更正すれば大物になる可能性もなくはないが。