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ゲードスの編集履歴

2023-07-19 17:53:24 バージョン

ゲードス

げーどす

ゲードスとは、『ウルトラマンブレーザー』に登場する怪獣で、別名「深海怪獣」。

DATA

別名:深海怪獣
身長:50m
体重:2万t
出身地:七丈島近海→東京湾・先美港沖
デザイン:キセン
スーツアクター:梶川賢司

概要

ウルトラマンブレーザー』第2話「SKaRDを作った男」に登場。

深海怪獣ゲードスSKaRDを作った男

魚のようなを持つ体に加えて赤色に縁取られた白目、首元のなど、「深海怪獣」の別名通り深海魚を思わせる容姿が特徴の水棲怪獣


チョウチンアンコウのように頭頂部から生えた一本の触角は、暗い海中で光って獲物を誘き寄せ、危険が迫ると発光する性質がある他、伸ばして敵へ巻き付けることもできる。

また、下顎にはヒゲのような器官もあり、これはナマズコイのものと同じ触覚器官で、海底に住む魚や甲殻類などの餌を探すために役立っている。

ゲードス

普段は深海に大人しく棲んでいるが、空腹になると浅瀬に上がって魚を喰い荒らし、さらには上陸して街の食糧を根こそぎ喰い尽くすほど食欲旺盛。

江戸時代中期にも出現した事が古い伝記に記録されており、地元の漁師にも「海の魔物」として言い伝えられてきた(船頭の老漁師曰く「人が海への敬いを忘れると現れる」とのこと)。


主な武器は口から吐く高圧水流で、使用時には首のエラ状の器官が青く発光し、ウォーターカッターのようにビルを容易く両断するほどの威力がある(ただ、軌道は直線的なので2回目以降はブレーザーにも避けられつつカウンターを受けている)。

また、頭部の触角を伸ばして相手に巻き付け、強力な電流を流し込むパルス電撃を放つことができる。

自然界ではこれらの能力で狩りをしていたのだろうか…?


上陸時は体温を一定に保つため、背中の排熱口で熱を逃がしている。劇中では未遂に終わったものの、この排熱口を損傷させる事ができれば熱暴走による大きなダメージを与える事ができる可能性が指摘されており、ある意味でゲードス唯一の弱点部位と言える。

また、この事から一般的な魚類と同様、変温動物であると思われる。


泳ぐ速度はかなり速く、時速80ノット。これは1時間で約148km進むスピードで、潜水艦駆逐艦を遥かに上回る驚異的な速度である。


活躍

近年の海洋汚染が影響で出現。

存在が露呈した時点で既に浅瀬の魚を喰い尽くしており、自身も食糧難に陥っていたためか、タンカーや漁船などを襲撃し餌になりそうなもの(漁船の漁獲物やタンカーの積載物など)を喰い荒らしていた。

かまぼこ ぼこぼこゲードス

その後、地球防衛隊が潜水艦や海上艦による総攻撃を仕掛けたものの全て返り討ちで撃沈した上、逆に攻撃された事に怒り狂って先美湾に(地上から遠距離攻撃が行われた事もあり)上陸、かまぼこ工場を襲い、かまぼこを喰い荒らした


それでもなお怒りが収まらず(食事中にも攻撃された事も一因だったらしい)街を蹂躙していたが、ヒルマ・ゲントが変身したウルトラマンブレーザーと交戦。

ブレーザーとゲードス

口から吐く高圧水流と頭の触角でブレーザーを手古摺らせたものの、SKaRDによる援護射撃とブレーザーの手刀で触角を切断され、戦意を喪失。

一目散に海中へ逃げようとするも、釣竿状に変化したスパイラルバレードによって一本釣りで海上に釣り上げられ、最期はそのまま空中でスパイラルバレードに体を貫かれた上に串焼きにされて爆散。


何気にブレーザーのカラータイマーが点滅する事なく倒された初の怪獣となった。


余談

  • デザインを担当したのは、田口清隆監督作の『UNFIX』で大型特殊外来生物ズクジクザクラのデザインを担当したキセン氏。
  • 第2話に完全新規怪獣が登場するのは、(『ウルトラQ』の派生作品を除けば)『ウルトラマンコスモス』に登場したゴルメデ以来22年ぶりである(『ULTRASEVENX』も第2話の相手は新規だったが、怪獣は登場しない)。
  • 深海怪獣」という別名から、おそらく名前の由来は、クジラアザラシなどの「海獣」を意味するギリシャ語ケートス(古希: κῆτος, kētos)」であると思われる。また、「外道」という言葉も掛かっている説もある。
  • ULTRASEVENX」に登場する怪獣「ペジネラ」の声とゲードスの声が似ていると言われている。よく聴くとペジネラの方が若干低くエコーがかかっているのに対し、ゲードスの方は高めでエコーがかかっていない様にきこえる。ウルトラ怪獣で声の流用又は加工して使い回すのはよくある事なので、不思議では無い。
  • ソフビはウルトラ怪獣シリーズで発売。なんと通常サイズにもかかわらず、劇中と同様頭頂部の触角を引き出して伸ばせるギミックが内蔵されている。
  • 第2話に登場した怪獣が海から出現するのは『ウルトラマントリガー』第2話のギマイラ以来である(ただし、あちらは本物のプールからではなくCG)。また、監督の田口清隆氏がプール撮影をするのはこれが初めてである。
  • ゲードスの襲来に振り回される漁師の台詞には、日本の怪獣作品の原点となった映画に登場した、ゲードスと同じく海に潜む怪獣の言い伝えを語る老人へのオマージュと思われるものがある。特に漁船のシーンでは、言い伝えを信じない若者に「またオヤジさんの(怪獣の名前)かよ。そんなのいるわけないって!」と言い返される映画と同じ展開となっている。なお、その怪獣とゲードスの身長・体重は全く同じ数値である。
    • また、この漁師のオヤジさんはなんと俺が行く」と言わんばかりに手製の銛を手にゲードスを一突きしてやらんと単身ゲードスに立ち向かうという、まるで過去作品に登場する逸般人の如く無謀過ぎる行動を取ろうとしてゲントに止められている(結局はゲードスに驚いて気絶したため、未遂に終わったが)。

関連タグ

ウルトラマンブレーザー ウルトラ怪獣 ブレーザー怪獣

水棲怪獣 チョウチンアンコウ 一本釣り


ピーターグビラレイロンスジグラ:別名が同じ「深海怪獣」。この内グビラはゲードスと同様、周辺海域の魚を食い荒らした事がある。また、あちらは串刺しにこそされていない代わりに、(死んではいないが)3枚下ろしにされた事がある。またレイロンスに関しても、第2話ではSKaRD隊員の履歴書の中に名前があったりする。


ハングラーアンゴーラス:チョウチンアンコウがモチーフの怪獣繋がり。


モグルドン地底怪獣だが一本釣りにされた怪獣繋がり。


キングゲスラ4年前のウルトラシリーズの第2話に登場した水棲怪獣。人間の食品工場を襲い、食事を摂った点も共通だが、こちらの好物はチョコレート


ペジネラ:鳴き声がかなり似ており、流用元の可能性がある。


チョンチーランターン:チョウチンアンコウがモチーフで、電気を発する能力を持つモンスター繋がり。


ガノトトス:フォルムや水流ブレスなど共通点がそれなりにある他、ブレーザーに一本釣りされる光景を見て連想した視聴者も多く、トレンド入りまで果たしている。

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