データ
- 身長:60m(親) 50cm(子・発見時)
- 体重:1万t(親) 3.2kg(子・発見時)
- 別名:巨大怪魚
- 出身地:三浦半島沖
概要
↓子
第34話「ヘンテコリンな魚を釣ったぞ!」に登場。
深海2万m地点に生息する巨大なアンコウの怪獣。ジンベエザメを超える巨体を誇る、M78スペースにおける(おそらく)最大の魚類。親と子がいる。怪獣としてはおとなしい部類に入る。
シグマ電波で仲間とコミュニケーションを取る性質があり、人間1人1人の識別を可能とする程に知能も高い。劇中の子を追って暴れる描写から、魚類には珍しい子育てをする種類であると推測される。
巨大に似合わず遊泳速度も高く、時速100kmの猛スピードで海中を進む。
見た目通りの大食らいで、クジラ一頭を丸ごと平らげてしまう。
また、深海棲だが海上での活動も可能で、劇中では終始海上を泳いで暴れていた。普段の行動圏が深海というだけなのかもしれない。
ちなみに通常の魚類とは異なり、尾びれは水平になっている。本来これは水棲哺乳類に見られる特徴だが、爬虫類から乳房を持つ生物に進化したラゴンが居るのだから、収斂進化の結果と考えればそこまで不自然ではない…はず。
鰭を使った津波攻撃と口から放つ水流波「マーレーウォーター」が戦力。また、イルカのように大きくジャンプして上空の標的に飛びつく事もできる。
劇中では親と子の二個体が登場。
親の頭には海に捨てられた釣糸が無数に絡みついており非常に痛々しい。子の方はは釣り人に釣り上げられ、オサム少年(演:岸田裕)に貰われて彼の家の水槽で飼われていたが、急成長を続け、シグマ電波を放って親と交信し、子の救難信号を受けた親は三浦半島沖に姿を現す。
UGMは親を足止めするべく釣り上げ作戦を敢行したが失敗し、矢的猛の乗るシルバーガルも水流波で撃墜されてしまう。
現れたウルトラマン80とも対峙し、得意のジャンプからのボディプレスで彼を押さえつけるが、最後は子が海に帰された為、子と合流して一緒に深海へと帰っていった。
余談
昭和ウルトラシリーズにおいて海中シーンの特撮を使ったのはこの回が最後であり、『ウルトラマンティガ』のガタノゾーア戦までなかった。
関連タグ
ウルトラマン80 ウルトラ怪獣 アンコウ
アンギラス:海外ではこの名前で呼ばれている。
ファインディング・ニモ:他社の似たようなエピソードの映画。
モキアン:同じくアンコウがモチーフ(ただしこちらはアンキモがモチーフ)。