メノクラゲ
めのくらげ
基礎データ
全国図鑑 | No.0072 |
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カントー図鑑 | No.072 |
ジョウト図鑑(GSC) | No.162 |
ホウエン図鑑(RSE) | No.066 |
シンオウ図鑑 | No.136 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.164 |
コーストカロス図鑑 | No.025 |
ホウエン図鑑(ORAS) | No.068 |
アローラ図鑑(SM) | No.106 |
メレメレ図鑑(SM) | No.106 |
アーカラ図鑑(SM) | No.083 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.053 |
ポニ図鑑(SM) | No.055 |
アローラ図鑑(USUM) | No.129 |
メレメレ図鑑(USUM) | No.129 |
アーカラ図鑑(USUM) | No.038 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.056 |
ポニ図鑑(USUM) | No.067 |
ヨロイ島図鑑 | No.040 |
ヒスイ図鑑 | No.170 |
ローマ字表記 | Menokurage |
ぶんるい | くらげポケモン |
タイプ | みず/どく |
たかさ | 0.9m |
おもさ | 45.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性1 | クリアボディ:相手に能力を下げられない |
特性2 | ヘドロえき:相手の「すいとる」系の技を受けた場合、相手の回復効果をダメージ効果に変更する |
隠れ特性 | あめうけざら:天候が「あめ」の時、HPが最大の1/16ずつ回復する |
タマゴグループ | すいちゅう3 |
各言語版での名称
英語・フランス語 | Tentacool |
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ドイツ語 | Tentacha |
韓国語 | 왕눈해 |
中国語 | 玛瑙水母 |
概要
初代『赤・緑』から登場している古参のみずポケモン。名前のとおりクラゲがモチーフだが、赤い水晶体のある大きく肥大化した頭部や、長く太めな2本だけの触手と、どこか宇宙生物のような姿をしている。
クラゲだけに泳ぐ力は強くなく、普段は浅瀬や海面付近を波に逆らわずに漂っている。そして近づいてきた獲物に触手に絡ませて身動きを封じ、先端についている毒針で仕留める。接触したものは何であろうとそうして襲いかかる習性を持つ上、99%が水分で出来た半透明な身体は水中で視認しにくいため、釣り人が間違って釣り上げ刺されてしまったり、海水浴中気づかぬうちに刺されてしまうなどの事故が多い。
水分以外の1%に毒を作る器官が含まれており、刺されたら病院へ急げという図鑑説明から、血清の類や治療法は確立されている模様。
メノクラゲ自身の触手もちぎれることがあるが、時間が経てば生えてくるじこさいせい能力を備える。
触手の付け根付近に白い目があり、ものを視ているのもそちらだが、頭部の赤い水晶体も目玉であるらしく、そちらは不思議な光のビームを発射するための器官。浴びた太陽光を透き通った体内で屈折させることでエネルギーに変え、空からの襲撃にも応戦できるビーム技として撃ちだしている。
一方、波任せな生態が仇となり、砂浜に打ち上げられ、水分を失い干からびてしまった姿もしばしば発見される。だがその状態でも生きている事が多く、水に浸ければ元に戻るタフなやつであるため、干からびたメノクラゲを見つけたら海に返してあげることがトレーナーのマナー。
名前の由来は恐らく「目のクラゲ」か「瑪瑙+クラゲ」。いずれも頭の水晶体が目でもある事が由来となっている。恐らくモデルはハコクラゲの一種、アンドンクラゲ。
パルデア地方には酷似したノノクラゲというポケモンも生息しているが、こちらはただ似ているだけの無関係な茸類である。
ゲームでの特徴
『ポケットモンスター』というゲームにおいて、殆どの地方の海でウザイ程登場してくるポケモン。ガラル地方では、ガラル本土ではなくDLC『鎧の孤島』の舞台であるヨロイ島に生息が確認された。
意外に素早いので、先頭が遅いポケモンだと「まきつく」で逃げられなくなったり「ちょうおんぱ」でこんらんさせられたり、どく状態にされたりと散々な目に遭う。とは言え、ウザイ程出現するということは、努力値稼ぎにはうってつけの相手ということでもある。特防努力値を稼ぎたいなら出現場所を調べておいた方がいいだろう(特に、野生ポケモン狩りが一番効率のいい努力値稼ぎ法である第6世代までは)。
メノクラゲがいない地方
- イッシュ地方
- 実は同地方では、なみのりや釣り(エンディング後に解禁)を使うことによって、御三家や準伝説以上の面々を除く過去作のみずタイプのポケモンはほとんどが捕獲可能である。
- 他に確定で出現しないのはハスボー、ウパー、アメタマ、ヘイガニ、意外なところだとコイキングなどがいるが、コイキングはワンダーブリッジで素早さ確定Vのレベル5の個体を500円で購入でき、残る4系統は「ホワイト」であればホワイトフォレストで野生個体が登場する。
- ゆえに、同作で入手手段が過去作転送以外に存在しないみずタイプはメノクラゲを除くとシャワーズとカラナクシ系統くらいしかいない。進化前がみずタイプではないシャワーズやテンガン山の東西で姿を変えるという特異な性質故に採用が難しかったと推定されるカラナクシ系統はともかく、ほぼすべての世代で出ているメノクラゲ系統がいないという点はかなり意外と言っていいだろう。
- 初代では終盤に海で手に入る。レベルの高い個体をツモってふしぎなアメでドククラゲに進化させれば即戦力として期待できる。コイツを捕まえられる頃にはひでんわざの「なみのり」も解禁されているので、技はそれを覚えさせればよいだろう。
- パルデア地方
- メノクラゲと代わりに自身とそっくりなキノコポケモンが生息している。パルデア地方には他にもディグダにそっくりなアナゴポケモンもいるのだが、あちらは元ネタ(?)のディグダも生息している。なぜこちらだけ元ネタが住んでいないのか…?
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 40 | 40 | 35 | ※ | 100 | 70 | 285 |
第2世代から | 40 | 40 | 35 | 50 | 100 | 70 | 335 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのメノクラゲ
〈ゲストなど〉
- 無印19話「メノクラゲドククラゲ」
- 住処を壊されたメノクラゲたちが人間たちに復讐する。また三倍酸の化学反応で通常より大きくなったドククラゲやニャースを操るメノクラゲが登場した。
- AG103話
- 幼いハルカが海で泳いでいた時現れたメノクラゲに「何だこれ~面白いかも~」と触っていたらいつの間にかメノクラゲの大群囲まれて悲鳴を上げた時、母親のミツコがハルカをメノクラゲと間違えてゲットしようとした事が、最初の頃のポケモンが苦手という理由になったという。
その他
無印 | 151話(イメージ)・168話 |
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AG | 191話 |
XY | 39話(回想) |
SM | 31話・42話・86話 |
新無印 | 2話・8話・20話(映像)・44話(冒頭) |
めざポケ | 7話 |
劇場版 | 水の都の護神・裂空の訪問者・波導の勇者・破壊の繭とディアンシー・キミにきめた! |
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 6話:野生で登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 第2章で、イエローが海の底に沈む進化の石を手に入れようとクチバ湾の沖で釣りをしていた際に、大量のメノクラゲが出現している。
余談
- 近年の作品では毒の触手での攻撃方法は刺すだけでなく、噛むという表現も使っている。か、噛む?(関西地方の表現で蚊などに刺された際に使う表現らしい。)