基礎データ
全国図鑑 | No.0072 |
---|---|
ローマ字表記 | Menokurage |
分類 | くらげポケモン |
タイプ | みず/どく |
高さ | 0.9m |
重さ | 45.5kg |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | クリアボディ/ヘドロえき |
隠れ特性 | あめうけざら |
タマゴグループ | すいちゅう3 |
好きなエサ | いきいきイナホ/ころころマメ |
おとしもの | メノクラゲのはり |
地方図鑑
カントー図鑑 | No.072 |
---|---|
ジョウト図鑑(GSC/HGSS) | No.162/No.164 |
ホウエン図鑑(RSE/ORAS) | No.066/No.068 |
シンオウ図鑑 | No.136 |
コーストカロス図鑑 | No.025 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.106/No.129
|
ヨロイ島図鑑 | No.040 |
ヒスイ図鑑 | No.170 |
ブルーベリー図鑑 | No.050 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | メノクラゲ | 目+クラゲ |
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Tentacool | tentacle(触手)+cool(涼しい、冷たい) |
ドイツ語 | Tentacha | Tentakel(触手) |
韓国語 | 왕눈해 | 왕눈(wangnun、非常に大きい目)+해파리(haepari、クラゲ) |
中国語(簡体字) | 玛瑙水母 | 玛瑙(mǎnǎo、メノウ)+水母(shuǐmǔ、クラゲ) |
中国語(繁体字) | 瑪瑙水母 | 瑪瑙(mǎnǎo、メノウ)+水母(shuǐmǔ、クラゲ) |
中国語(香港) | 大眼水母 | 大的(dàde、大きい)+眼(yǎn、目)+水母(shuǐmǔ、クラゲ) |
アラビア語 | تينتاكول | 英語名の音写 |
ヘブライ語 | טנטקול | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | टेंटाकूल | 英語名の音写 |
アイスランド語 | Ofsasvalt | |
ロシア語 | Тентакул | 英語名の音写 |
タイ語 | เมโนคุราเกะ | 日本語名の音写 |
ベトナム語 | Menokurage | 日本語名の音写 |
進化
メノクラゲ→ドククラゲ(Lv.30)
概要
ポケットモンスター 第1世代/初代『赤・緑』から登場している古参のみずポケモン。名前のとおりクラゲがモチーフだが、赤い水晶体のある大きく肥大化した頭部や、長く太めな2本だけの触手と、どこか宇宙生物のような姿をしている。
クラゲだけに泳ぐ力は強くなく、普段は浅瀬や海面付近を波に逆らわずに漂っている。そして近づいてきた獲物に触手に絡ませて身動きを封じ、先端についている毒針で仕留める。
接触したものは何であろうとそうして襲いかかる習性を持つ上、99%が水分で出来た半透明な身体は水中で視認しにくいため、釣り人が間違って釣り上げ刺されてしまったり、海水浴中気づかぬうちに刺されてしまうなどの事故が多い。
水分以外の1%に毒を作る器官が含まれており、刺されたら病院へ急げという図鑑説明から、血清の類や治療法は確立されている模様。
メノクラゲ自身の触手もちぎれることがあるが、時間が経てば生えてくるじこさいせい能力を備えている。
触手の付け根付近に白い目があり、ものを視ているのもそちらだが、頭部の赤い水晶体も目玉であるらしく、そちらは不思議な光のビームを発射するための器官。浴びた太陽光を透き通った体内で屈折させることでエネルギーに変え、空からの襲撃にも応戦できるビーム技として撃ちだしている。
一方、波任せな生態が仇となり、砂浜に打ち上げられ、水分を失い干からびてしまった姿もしばしば発見される。だがその状態でも生きている事が多く、水に浸ければ元に戻るタフなやつであるため、干からびたメノクラゲを見つけたら海に返してあげることがトレーナーのマナー。
名前の由来は恐らく「目のクラゲ」か「瑪瑙+クラゲ」。いずれも頭の水晶体が目でもある事が由来となっている。恐らくモデルはハコクラゲの一種、アンドンクラゲ。
パルデア地方には酷似したノノクラゲというポケモンも生息しているが、こちらはただ似ているだけの無関係な茸類である。
色違い
色違いは体が紫色で、水晶体が緑色になる。
ゲームでの特徴
『ポケットモンスター』というゲームにおいて、殆どの地方の海でウザイ程登場してくるポケモン。ガラル地方では、ガラル本土ではなくDLC『鎧の孤島』の舞台であるヨロイ島に生息が確認された。
意外に素早いので、先頭が遅いポケモンだと「まきつく」で逃げられなくなったり「ちょうおんぱ」でこんらんさせられたり、どく状態にされたりと散々な目に遭う。とは言え、ウザイ程出現するということは、努力値稼ぎにはうってつけの相手ということでもある。特防努力値を稼ぎたいなら出現場所を調べておいた方がいいだろう(特に、野生ポケモン狩りが一番効率のいい努力値稼ぎ法である第6世代までは)。
進化レベルが30である為、レベルの高い個体をツモってふしぎなアメでドククラゲに進化させれば即戦力として期待できる。コイツを捕まえられる頃にはひでんわざの「なみのり」も解禁されているので、技はそれを覚えさせればよいだろう。
水上だけでなく12ばんどうろで貰える「すごいつりざお」でも釣れる。
本作から「ボロのつりざお」でも釣れる様になり、32ばんどうろでボロのつりざおを貰えば序盤でも手持ちにできる。
本作は「なみのり」をよく使う事になる為、あちらこちらに出現する。また、ムロタウンで「ボロのつりざお」が貰えるので同地で釣りしても釣れる。
カントー本土はもちろん、本作で追加されたナナシマでも普通に出現する。
本作では水上移動でエンカウントする。
本作では、タンバシティで「手持ちが1匹かつポケモン預かりシステムにポケモンがいない場合」に男性から何度でもメノクラゲがもらえる。これはアサギシティからタンバシティまでは完全な海路である為、詰み防止対策であると思われる。
イッシュ地方での野生個体は一切登場しない(ポケモンドリームワールドでは登場してたが、既にサービス終了している)。
実は同地方では、なみのりや釣り(エンディング後に解禁)を使うことによって、御三家や準伝説以上の面々を除く過去作のみずタイプのポケモンはほとんどが捕獲可能である。しかしメノクラゲはいない。
他に確定で出現しないのはハスボー、ウパー、アメタマ、ヘイガニ、意外なところだとコイキングなどがいるが、コイキングはワンダーブリッジで素早さ確定Vのレベル5の個体を500円で購入でき、残る4系統は「ホワイト」であればホワイトフォレストで野生個体が登場する。
ゆえに、同作で入手手段が過去作転送以外に存在しないみずタイプはメノクラゲを除くとシャワーズとカラナクシ系統くらいしかいない。進化前がみずタイプではないシャワーズやテンガン山の東西で姿を変えるという特異な性質故に採用が難しかったと推定されるカラナクシ系統はともかく、ほぼすべての世代で出ているメノクラゲ系統がいないという点はかなり意外と言っていいだろう。
8ばんどうろ・12ばんどうろ・コウジンタウン・ショウヨウシティ・シャラシティ・アズール湾の水上に出現する。
リメイク前と同様。
全ての島に出現。アーカラ島のせせらぎの丘でラプラスライド解禁すれば同地で捕獲可能である。
第8世代から
タイトル | 登場 |
---|---|
Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ | ◎ |
ソード・シールド | ◎(DLC) |
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール | ◎ |
LEGENDSアルセウス | ◎ |
スカーレット・バイオレット | ◎(DLC) |
本作も水上に出現する(というか、本作では釣りができない)。
DLC『鎧の孤島』で登場。ヨロイ島の海を散策すればすぐに出会えるだろう。
リメイク前同様に水上に出現するが、地下大洞窟(ちかすいみゃくのくうどう・しつげんのくうどう・かわぎしのくうどう・みずかがみのだいくうどう・そこなしぬまのだいくうどう)にも出現する。
群青の海岸(大魚の隠れ岩・海草の楽園・しまなみ浜)に生息。
図鑑タスク | |
---|---|
捕まえた数 | 軽いサイズを捕まえた数 |
みつからずに捕まえた数 | 倒した数 |
でんきタイプの技で倒した数 | 「あわ」をみた数 |
進化させた数 |
パルデア地方ではメノクラゲと代わりに自身とそっくりなキノコポケモンが生息している。パルデア地方には他にもディグダにそっくりなアナゴポケモンもいるのだが、あちらは元ネタ(?)のディグダも生息している。なぜこちらだけ元ネタが住んでいないのか…?
その後、メノクラゲはDLC『ゼロの秘宝後編・藍の円盤』の舞台・ブルーベリー学園・テラリウムドームのコーストエリアに出現。
なお、ブルーベリー学園は先述の通りメノクラゲが生息していないイッシュ地方のどこかに存在するとされている。(とはいえ、アローラのすがたのポケモン達がいるのでそこから連れてきた可能性も無くはない。)
ドロップできる「メノクラゲのはり」は、わざマシンマシンで「ヘドロウェーブ」のわざマシンを作る為の素材となる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 40 | 40 | 35 | ※ | 100 | 70 | 285 |
第2世代から | 40 | 40 | 35 | 50 | 100 | 70 | 335 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
設定通りビーム技も、「はかいこうせん」は無理だが「オーロラビーム」「れいとうビーム」等を覚えてくれる。
使用トレーナー
アニメ版
番外作品
ポケモンカードゲーム
第3段から登場。たねポケモンであり、水タイプ。雷が弱点であり、抵抗力を持たない。
詳細はこちら(外部リンク)
ポケモンGO
初期から登場。
ノーマルアタックは「あわ」と「どくばり」、スペシャルアタックは「バブルこうせん」 「みずのはどう」 「まきつく」。アメ50個で進化。
その他
スオウのつりばで釣れる。
3作目『ポケモンレンジャー光の軌跡』に海底洞窟に登場。フィールド技は「こわす1」。
- ポケモンスクランブル
- 登場作品:【乱戦!】/【スーパー】/【U】/【みんなの】/【SP】
- ポケモンピンボール ルビー&サファイア
海エリアにおいて、GETモード(ライト2、3個)で出現する。
- ポケモントローゼ
- ひみつそうこ その1
- ミスター・フーのすみか(パターン7、22、39、54)、
- エンドレス・トローゼLv8、26、38、55、73
- トローゼ・フォーエバーLv8、26、38、55、73
- トローゼ・バトル
アニポケ.シリーズ
第1シリーズ・無印
【カントー編】
- 第19話「メノクラゲドククラゲ」
住処を壊されたメノクラゲたちが人間たちに復讐する。また三倍酸の化学反応で通常より大きくなったドククラゲやロケット団のニャースを操るメノクラゲが登場した。
【ジョウト編】
- 本編:151話(イメージ)・168話
- 劇場版:水の都の護神 ラティアスとラティオス
第2シリーズ・アドバンスジェネレーション
【ホウエン編】
- 第103話『イザベ島ポケモンコンテスト! ライバルに気をつけろ!!』
幼いハルカが海で泳いでいた時現れたメノクラゲに「何だこれ~面白いかも~」と触っていたらいつの間にかメノクラゲの大群囲まれて悲鳴を上げた時、母親のミツコがハルカをメノクラゲと間違えてゲットしようとした事が、最初の頃のポケモンが苦手という理由になったという。
- その他
- 劇場版:裂空の訪問者 デオキシス
【バトルフロンティア編】
- 本編:191話
- 劇場版:ミュウと波導の勇者ルカリオ
第3~6シリーズ
- 第5シリーズ・XY
- 本編:39話(回想)
- 劇場版:破壊の繭とディアンシー
第7シリーズ
【新無印】
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのメノクラゲ
第8話で波止場で大群にいた群れの1体をゴウがゲット。当初は強そうな個体を狙っていたが、避けられたため、その隣にいたこの個体にボールが当たり偶然ゲットされた。
ホシガリスが原因によるポケモンフーズが無くなった事件ではタマンタたち共々ポケモンたちの喧嘩に巻き込まれるも、マユルドを助ける為にジュゴンと共に「れいとうビーム」で池を凍らせた。
〈その他〉
- 2話・8話・20話(映像)・44話(冒頭)
- 7話
第8シリーズ
- 6話:野生で登場。
- 51話:『フリード博士のポケモンゼミ』で登場。ノノクラゲと遭遇するが、どちらも驚いていた(参照)。
- 78話:野生で登場。
漫画版
第2章で、イエローが海の底に沈む進化の石を手に入れようとクチバ湾の沖で釣りをしていた際に、大量のメノクラゲが出現している。
余談
近年の作品では毒の触手での攻撃方法は刺すだけでなく、噛むという表現も使っている。か、噛む?(関西地方の表現で蚊などに刺された際に使う表現らしい。)
関連イラスト
関連動画
関連タグ
Ver | 第1世代 赤・青・緑・ピカチュウ ファイアレッド・リーフグリーン Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ |
---|---|
タイプ | みずタイプ どくタイプ 複合タイプ |
進化 | 未進化ポケモン レベル進化 ドククラゲ |
図鑑番号順
0071.ウツボット→0072.メノクラゲ→0073.ドククラゲ
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
その他